国内営業に比べると海外営業は高給なのだろうかとか、海外営業は海外出張をしていて世界を飛び回っているので高給だろうというイメージがある人も多いかもしれません。

海外営業の仕事をしている人の給与事情は気になるところですよね。

海外営業と一口に言っても様々な業務があり、年収も異なります。

全員が高給というわけではありません。

今回は、海外営業の給与事情について紹介していきます。

海外営業をしてみたい人、海外営業に転職を考えている人、海外営業に興味のある人は是非参考にして下さい。

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海外営業の給与相場はどのくらい?

海外営業の給与は、意外と国内営業と変わらずピンキリです。

もちろん給料が高い人もいますが、平均的な給与の人もいます。

ここでは、一般的な平均の年収を新卒や転職別で紹介していきます。

正社員で新卒入社した場合の海外営業の給与相場

海外営業に新卒で入社した場合の年収の平均は432万円です。

意外と一般的な数字に拍子抜けした人も多いかもしれませんが、そこまで他の仕事と給与差があるわけではないことがお分かり頂けたかと思います。

正社員で転職した場合の海外営業の給与相場

海外営業に転職した場合の年収の平均は599万円です。

これはあくまでも平均の年収ですが、転職ともなるとピンキリになります。

実績や経験、スキルによっては、転職した時点でもう少し給与が高い場合もあります。

年収にも響いてくる基本給以外のものは、どうなっているの?

賞与

会社によりますが、夏と冬ボーナスを支給している所と夏か冬だけの所があります。

日系の会社で海外営業として勤める場合は夏と冬のボーナスを貰えることがほとんどですが、外資系の会社で海外営業として勤める場合はどちらか一つもしくは賞与はない会社もあります。

昇給

昇給は、基本的には実績や昇進に応じて変わっていきます。

一年毎に上がる会社もあれば、半年毎に上がる会社もあります。

最近は無条件で上げるのではなく、前年に残した成績や社内評価を元に昇給金額を決めたり、昇給できるかどうかを判断したりしている所も少なくありません。

臨時ボーナス

海外営業も営業なので、会社によっては成績の良かった人に臨時ボーナスを支給しているようです。

特に外資系の会社に多いのは、例えば1年を4期に分けて1期毎に成績が優秀であればいくらか支給すると決めて支給するパターンと、1ヶ月毎の成績に応じて臨時ボーナスを支給するパターンなどがあるようです。

各種手当

手当としては通勤費全額支給・残業手当・扶養手当・住宅補助手当などがありますが、最近は会社によっては住宅補助がない場合もあります。

その場合は予め支給額に加味した金額を上乗せして支給し、その代わり住宅補助を支払わないという方法が多いようです。

また、住宅補助手当があったとしても全額負担というわけではなく、3割〜5割負担が一般的なようです。

給与が高い人は何が違うの?

海外営業の給与は高いと思われています。

海外営業の給与が高いのには、臨時ボーナスや賞与が他に比べて良かったり、昇給する毎に給与のベースが大幅に上がっていくなどのケースが考えられます。

ただ海外営業も国内営業などと変わらず、給与が高くなるどうかについては結果次第ということころが多いようです。

プロスポーツ選手と同じように結果が良ければ昇給も昇進もでき給料が上がっていきますが、成績不振であれば昇進どころか場合によっては降格させられる会社もあります。

ここでは、海外営業の給与が高い人とそうでない人の違いについてもう少し詳しく紹介していきます。

スキル

スキルが高い人は評価も高いので、給与に反映されていきます。

そのため、昇給などで他の人と差が出てきます。

海外営業として求められるスキルは、英語や中国語などの日本語以外の言語能力、違った環境や文化などに柔軟に対応できる順応性や、海外のビジネスのスピードやビジネスチャンスへの判断力など柔軟性がポイントになります。

役職

役職に就くことは給与アップに繋がる早道です。

部長や課長になるだけで、通常の役職のない社員とは基本給もボーナスも変わってきます。

ただ、今までは年功序列が採用されている会社が多かったので、何歳になれば係長のチャンスがあるとか何歳までには課長になれる等のルールがありましたが、今は年功序列を排除し実際の成績や社内評価などを基に昇進させたり、昇進の機会を設けて候補者を挙げ社内面接を行い、昇進する人を決める会社も増えてきました。

勤続年数

勤続年数が長いことで基本給が高くなるので、当然給与の支給額も高いと言えます。

ただ昨今は年功序列制度を廃止している会社も多く、また外資系の海外営業の場合は勤続年数より実績がものを言うため、全ての会社で勤続年数が長いからと言って給与が高いというわけではありません。

地域

給与の高い人の勤務地は東京である傾向が高いようです。

首都であることや日本のマーケットの中心が東京であるため、海外営業は東京勤務が多いのです。

加えて、他都市と比べて東京の物価が高いため、東京勤務の方が他の都市勤務より給料が高くなります。

また、海外に駐在するケースもあります。

この場合、駐在手当が付いたり住居費が会社負担になるケースが多いため、給料が日本で働くより優遇される傾向があります。

更に赴任先がアメリカやヨーロッパ、シンガポールなど日本と変わらない物価の所より、タイやマレーシアなど日本より物価が安い所に行くと生活費が抑えられる分収入が増えます。

学歴

海外営業の場合は、大学や大学院の出身の高学歴者が多いようです。

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海外営業の給料の決まり方

営業成績

海外営業も営業職なので、最終的な評価基準は各自が挙げた営業成績です。

ゴールなどが設定されているケースがほとんどですが、そのゴールに対して進捗が100%を超えたかどうかが給料査定に大きく影響します。

これは社内査定だけでなく、転職する際に営業成績がどうだったか、マーケットシェアをどれだけ拡大したかなど具体的な営業成績としてアピールする材料にもなります。

現在の給与を上げるためにも、転職する際の給与を少しでもアップさせる材料にも、営業成績は重要な指標になると言えるでしょう。

会社への貢献度

会社への貢献度も営業成績同様、営業職の仕事を評価する材料になります。

例えば他部署と組んで今までできなかったサービスや現状サービスの改善に成功したり、新たに会社がリリースした新商品を多く売ったりなど、どれだけ会社に貢献したかが給与を決める上での評価基準になります。

これも営業成績同様、給与アップだけでなく転職する際のアピールポイントとしても使えます。

海外営業で給料を上げるため転職術とは?

海外営業をしていて、給与を上げたいけれど今の会社では頭打ちだなと感じて転職する人は少なくありません。

給与アップを目指して転職するには、どういったポイントを押さえたら上手くいくのかは気になるところです。

ここでは、海外営業として転職して今より給与を上げるためにはどうしたら良いかについてポイントを紹介します。

営業結果を残す

勤務している会社で営業結果が好調であれば、アピール材料になります。

転職したいけど思うようにはまだ結果を出せていないのであれば、タイミングを待ったほうが良いかもしれません。

なぜなら、営業結果や実績をしっかり上げておくことで自分に付加価値をつけることができるからです。

これだけの実績を積んだとか、これだけの結果を残したということをアピールできれば、転職先としても自分がどういう人材か、会社に貢献してくれるかどうかをイメージしやすくなります。

外国語

英語を始め外国語の習得、例えばTOEICやHSKなどの資格を保有しておくこともおすすめです。

外国語を一生懸命勉強したとか流暢に話せますと言ったところで、面接の場ではなかなか証明できません。

そのため、TOEIC700点やHSK4級合格などの具体的な資格があれば面接官にも理解してもらいやすいですし、自分の語学力を証明しやすくなります。

柔軟性をアピールする

柔軟性は海外営業をする上では大切な要素の一つです。

日本と海外では文化や習慣が異なります。

ビジネスのスピードも日本とは異なるため、柔軟に対応したり環境に順応する必要があります。

欧米に出張したら時差ぼけなどがありますし、アジアだと習慣の違いなどがあります。

その都度カルチャーショックを受けたり、戸惑っている暇はありません。

郷に入っては郷に従えの精神で柔軟に対応することが大切です。

転職時にも柔軟性や順応性が高いことはアピール材料になります。

これは具体的に説明するのは難しいですが、留学時の経験や駐在経験などがあればどうやってその環境に順応していったか、どうやって柔軟性を発揮したかを説明できれば、転職先での期待値も上がり給与アップにも繋がります。

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経験者が教える、実際に給料がアップしたのはこんな時

実際に海外営業の経験者として、給与が上がったケースを紹介します。

海外営業に興味がある人や海外営業をやってみたい人からすると、どうやって給与が上がったのか気になるところです。

筆者が給料がアップした時は「営業成績が良かった時」と「昇進した時」でした。

どのようにして給与が上がったか、もう少し詳しく話していきます。

営業成績が良かった時

営業成績が良かった時に給料が上がる理由は、会社が営業成績の良い人に対して臨時ボーナスを支給しているからです。

その会社では各月で営業一人一人にゴール…つまりノルマを設定しており、ノルマを達成することで臨時ボーナスが支給されます。

どれくらい貰えるかの目安も視覚化されていて、100%達成で給料にプラス10万円とか120%で給料にプラス20万円といった具合に設定されています。

そのため、実績を上げれば上げるだけ臨時ボーナスが上がり、給与が上がるという仕組みです。

プロ野球選手やプロサッカー選手などと同じで営業成績が試合での結果なので、その結果に応じて貰える金額が変わってくるということです。

筆者の場合は、臨時ボーナスで最高30万円プラスで頂いたことがあります。

昇進した時

海外営業だけでなく様々な仕事で言えることですが、昇進することでベースが上がるので給与もアップします。

ベースアップ率も会社によって異なりますが、筆者が過去に昇進した際の昇給は会社で決められていて、平社員から係長で5%、係長から課長で10%といった具合になっていました。

もちろん採用当初は全員平社員から始まるので、役職が上がれば上がるほど給料のベースが上がっていく仕組みです。

ただ、今までは年功序列を持って何歳になれば昇進の資格があるという会社もありましたが、最近は営業でどれだけ実績を積んだかによって会社が評価をし、それをベースにして昇進の資格があるかどうかを判断されます。

そのため、若くても昇進のチャンスを設けている会社も少なくありません。

筆者の時は、営業成績が1年間100%以上達成していて且つ社内での評価が良以上の場合は、平社員であれば平社員から係長、係長であれば係長から課長に昇進するチャンスが与えられ、社内面談で自分がどれだけ頑張ったか、実績を残したかを証明し、上層部に認められたら昇進できるという少し珍しい仕組みを採用している会社でした。

まとめ

この記事を読んで、海外営業であっても国内営業であってもプロスポーツ選手と同じようなポイントで昇級や昇進していくということを理解していただけたかと思います。

実際に営業職は海外であれ国内であれ、一番評価の重点を置かれるのは成績であり、ノルマを達成しているかどうかです。

営業職に就きたいけどノルマは嫌だからやらない、しかし給与は欲しいという人もいるかもしれませんが、それでは会社が成り立ちません。

また、ノルマを達成して実績を残しておくことで、国内営業から海外営業へ社内転籍する際や転職する際など自分のアピールポイントとして最大限に活かすことができます。

もちろん、海外営業となると柔軟性や順応性、何より言語が大切にもなってきます。

実績プラスαは海外営業として活躍するために必要な要素になるので、その点も留意しましょう。

この記事を読んで海外営業に挑戦してみようと思って頂けたら嬉しく思います。



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