戦後経済発展を遂げてきた日本ですが、最近は頭打ちでなかなか成長が見込めなくなっています。

そのため、十数年前から企業のグローバル化をテーマに、国内で生産していたものを海外へ委託しコストを抑えて製造率を上げたり海外の製品を日本へ輸入して販売活路を見出したりと、今までにない商品が日本のマーケットを賑わせています。

グローバル化に伴い企業に設置された部署は様々ですが、一番イメージされるのは海外営業ではないでしょうか。

海外営業は文字通り海外の取引先やサプライヤーなどと交渉したり、時には海外へ新規開拓をしたりします。

ただ、海外営業と言っても、どんな仕事なのか細部まではイメージしづらいかと思います。

今回は、海外営業がどういう仕事か、また海外営業の仕事に向いている人・向いていない人の特徴、その後のキャリアについて解説します。

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海外営業はどんな仕事?

海外営業とはどんな仕事かご存知でしょうか。

海外営業とは、国内ではなく海外のマーケットに自社や国産製品を売り込みに行ったり、逆に海外から流行品や定番品などを買い付けたりしています。

会社によっては海外営業ではなく「輸出営業」とか「輸入営業」もしくは「グローバル営業」と呼ばれているところもあります。

違いはさほどありません。

要は、対象とするマーケットが日本だけでなく海外も交えているということです。

主な仕事は、売るもしくは買う、アフターケア、見積もり依頼や製品価格の調整、社内やお客様との打ち合わせ、物流業者やサプライヤー、販売会社などとの納期調整などがあります。

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海外営業の大まかな仕事内容

海外営業と言っても営業部なので、基本的には仕事内容は営業と変わりません。

対海外で営業として売り込み、買い付け、売った後のアフターケア、見積書の作成、納期調整などがあります。

会社によっては、海外営業部や営業部ではなく購買部が買い付けを担当するケースもあります。

マーケットの分析

マーケットの分析は、会社にもよりますがマーケティング部が主に担当しています。

ただしマーケティングはマーケットを調査したり分析したりするだけで、サービスや商品を実際に売るのは営業の仕事です。

そのためここで言うマーケットの分析とは、マーケティング部と一緒にどのような戦略でマーケットへチャレンジするかどうかを考えたり戦略を練ることになります。

販売

販売は文字通り営業の最も大切な仕事である売り込みです。

売り込みと言っても方法は様々です。

国内での営業活動においては、常に新規顧客開拓の営業部ばかりではなくルート営業といった営業活動があります。

海外営業部も同様に、新規顧客を積極的に行う海外営業部もあれば、決まったサプライヤーや取引先だけを中心にケアしていく海外営業部もあります。

買い付け

買い付けは前述の通り会社によっては購買部に分類されますが、輸入営業部という名前で活動している会社もあります。

基本的にはサプライヤーから製品や部品を買い付けて、日本市場もしくは日本の取引先に販売することです。

アフターケア

アフターケアも営業の大切な仕事ですが、売っただけでなく売った後も使い心地や問題点、気付いたことなど何かしら意見や感想、改善点を確認するのも営業の仕事です。

これは国内営業だけでなく海外営業も同じで定期的に海外のお客様とコンタクトを取り現状の確認をする必要があります。

見積書

見積書は営業部である以上、国内・海外関係なく作成や依頼をする必要があります。

お客様の希望価格と自社の販売希望価格の間に立って調整するのも営業部の仕事ですし、これも国内営業だけでなく海外営業もやらなければならない仕事です。

打ち合わせ

海外営業は打ち合わせも定期的にスケジュールされます。

国内だけでなく海外の関連会社、販社や社内の支店などと打ち合わせをしたり、実際にクライアントへ出向きお客様と打ち合わせをします。

納期調整

製品などを輸出・輸入する際には製品の数が多い、納期が短い、大量に送ってコストを下げたい場合など必ず物流会社を使います。

輸出も輸入も実際に海外とのやりとりになりますので国内のようにすぐ製品が来るわけではありません。

そのため、輸送業者へ納期の問い合わせをしたり、取引先やサプライヤーと納期について打ち合わせをしてベストな日を決める必要があります。

この仕事は会社によってはサプライチェーン部もしくはロジスティック部が担当するケースもありますが、サンプルなどのやりとりだとほぼ海外営業が担当しています。

社内レポート作成

社内レポートとは、お客様に訪問したり、マーケットの情報などを得て資料を作り上司への報告や日報、チーム内への情報共有をします。

そのために社内レポートを作成するのも営業の仕事です。

社内会議などで使う場合もありますので、社内レポートを営業が作成する機会は少なくありません。

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海外営業の仕事はどんな人に向いている?向いている人の5個の特徴とは?

海外営業の大まかな仕事が分かって興味を持ったら、次は海外営業にどんな人が向いているのか気になるところです。

ここでは、海外営業として成功している人の共通点から海外営業の仕事に向いている人の特徴を五つ紹介します。

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海外に抵抗がない人

海外営業なので海外が苦手という人にはあまりおすすめできません。

海外へ営業に行くと文化や習慣などがガラッと変わるため、体調を崩したり、ぼったくりに遭ったりなど、日本ではあまり経験しないこともあるかもしれません。

そのようなときに柔軟に対応できる人が、海外営業に向いている人と言えるのではないでしょうか。

コミュニケーション能力が高い人

海外のお客様やサプライヤーは、日本語より更に直球で意見や要望を伝えなければなりません。

そのため、コミュニケーション能力が高くないと難しいと言えます。

母国語でない英語や中国語などでコミュニケーションを取るだけでなく相手の意図をそこから探らないといけないため、コミュニケーション能力が非常に重要となります。

チャレンジ精神が旺盛な人

チャレンジ精神は、海外営業をする上で大切な要素の一つです。

日本とは違い、海外では興味を示さないものの話は聞いてくれません。

そのため、一回だけでなく何度も足を運んだり、説明をしたり、継続して活動していかなければなりません。

チャレンジ精神が旺盛な人は、海外営業に向いています。

好奇心が強い人

海外マーケットは刺激が沢山あります。

そのため、何か新しいものを買い付けしたり販売する際は、日本国内外で常にアンテナを張っていなければなりません。

好奇心がないと新しいものにも興味が向かない、なぜ・どうしての疑問が出ないと活動するのに行き詰まりを感じてしまいがちです。

そのため、好奇心が強い人は海外営業に向いていると言えます。

外国語が得意な人

海外営業は、どうしても日本語以外の言語が必要になります。

稀に韓国、中国、台湾などの隣国の取引先やサプライヤーで日本語ができる人はいますが、基本的には日本語以外の第二言語で交渉、調整や商談をしなければならないため、外国語が得意な人は海外営業に向いています。

逆に海外営業の仕事に向いていない人の特徴は?

海外営業に向いている人の特徴が分かったところで、今度は海外営業に向いていない人の特徴も知りたいところです。

海外営業にチャレンジする前に、自分で向いていないと思うなら修正したい人もいるでしょう。

ここでは向いていない人の特徴をまとめてみましたので、参考にして下さい。

メンタルが弱い人

海外営業は国内営業以上にメンタルのコントロールを必要とします。

日本とは文化も慣習も異なるため、上手くコミュニケーションをとれないと仕事が円滑に進みません。

調整に時間がかかったり思うように仕事が進まなかったりすると仕事に支障が出てくるかもしれません。

メンタルが上手くコントロールできない人は、海外営業は不向きかもしれません。

自発的に行動できない人

受動的に指示を待って行動する日本とは異なり、積極的に動かないと仕事をもらえません。

自分で考えて積極的に行動できない、自発的に行動できない人は海外営業に向いていません。

海外に対して苦手意識がある人

海外営業は必然的に海外との繋がりができるため、海外に対して苦手意識がある人は海外営業に向いていません。

計画性がない人

海外出張して実際にお客様へ提案したり商談したりするにあたり、計画的にどういう提案をするか商談後にどう行動するかが重要となりますので、計画性がない人は海外営業に向いていません。

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海外営業の仕事で活かせる経験

海外営業をしてみたいと考える方にとって、自分の今までの経験が活かせるかどうか、今までのどんな経験が面接などでアピールができるか気になるところです。

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留学経験・海外生活経験

海外留学や海外での生活の経験は海外営業に活かすことができます。

海外営業なので、当然マーケットは対海外です。

そのため、日本語以外の言語ができたり、海外の文化や習慣に対しての理解があったり、外国に対しての抵抗がないというのは重要な部分です。

海外留学を経験していたり海外生活をしているとこれらの項目に合致するケースが多いので、その経験は役立ちます。

部活動の経験

部活やクラブ活動をしているとチームワークや誰かと一緒に何かをやることができるため、仕事にも繋がっていきます。

海外営業も営業活動をする上では単独行動は多いです。

ただ、対お客様だけでなくアシスタントや請求部署など対社内でも色々と調整をしチームワークで解決したり問題に取り組まなければなりません。

その際に、部活動やクラブ活動で様々な人と一緒にイベントや企画をした経験は、どういう風に活動していくかやどうチームワークを組んでいくかのヒントになるため役に立ち、経験を活かすことができるでしょう。

何かを最後まで一生懸命成し遂げた経験

何か目標を決めて最後までやり遂げた経験は海外営業に役立ちます。

営業は契約したらゴールと思われがちですが、契約してからが大変です。

目標を決めて契約した後、そのお客様とどうやってビジネスを成長させていくか、そのお客様をどうサポートしていくかを考えていなければ営業として成長できません。

そのため、何かを最後までやり遂げた経験は大いに役立つと思います。

海外営業で働くメリットとは?

日本ではできない経験ができる

日本と海外の違いが分かるだけでなく、日本ではできない経験ができるのが海外営業のメリットです。

例えば、日本で商談すると成約までにお客様の社内で稟議・承認が必要になる場合があります。

そのため、担当者から担当者の上司、その後にその上司、更に取締役と決定までの時間が長いこともありますが、海外の場合はその場で即決ということが多いためビジネスのスピードが早いです。

これは日本ではあまりできない経験です。

海外のマーケットに携われる

テレビでよく見る上海やニューヨークのマーケットに携わることができます。

買い付ける仕事なら日本でのヒット商品の立役者になれるチャンスがあったり、逆に日本製品を海外にプロモーションし海外マーケットでの日本製品のヒットを演出できる可能性があります。

外国語を活かすことができる

学生時代や海外生活で身につけた語学を仕事に活かしたいと考える人は少なくないと思います。

海外営業は海外との取引なので、日本語以外の言語を必要としています。

そのため外国語を活かすチャンスは大いにあります。

海外へ出張できる

海外営業は海外に出張できる機会に恵まれています。

アジア、アメリカやヨーロッパ、会社によっては中東やアフリカなど世界の国々へ出張できるチャンスがあります。

ただし旅行ではないので、海外出張と言っても華やかなリゾート地ではなくビジネス街や工業地帯がメインです。

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その後のキャリアについて

この仕事に就いた後のキャリアアップの道は?

海外営業を経験して転職したいと考えた場合、どのような場所に海外営業の経験が活きるか知りたいところです。

社内だと課長や部長などの役職へのステップアップもありますし、他部署への転部、例えばマーケティングや商品開発などへ転部するケースもあります。

社外へ転職の場合、サプライチェーン、マーケティング、ロジスティック、競合他社へ転職するケースがあります。

他のキャリアアップとしては大学講師として貿易の経験を活かして講義したり、海外の取引先の会社へ転職するケースもあります。

他の仕事にもこの経験を活かせる?

海外営業の経験は他の仕事にも活かせます。

国内外のマーケットに携わっていたのでマーケティングの仕事ができますし、消費者の直の声を聞いてきた営業なので商品開発や商品企画の仕事もこなせます。

海外営業や貿易の経験を活かしてセミナーや大学の講義などをこなすことも可能です。

まとめ

海外営業は、国内営業と比べてチャレンジが多いですしハードな仕事です。

その反面経験できることが多く、国内営業とは違った経験ができます。

英語を仕事に活かしたい人や海外へ行きたい人には人気の仕事です。

海外にチャレンジしてみたい人、国内営業を経験したから海外のマーケットも見てみたい人などはぜひチャレンジしてみて下さい。

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