2021年7月9日

今回は、法人営業のやりがいや魅力を紹介していきます。

仕事でやりがいを持つには、自分に合っている仕事かどうかを見極める必要があります。

合わない仕事を毎日こなしていても、やりがいには繋がりません。

そこで今回は法人営業の経験者の意見を基に、向いている人や向いていない人の特徴を見ていきます。

この記事を読んで「自分には法人営業という仕事が向いている!」と感じた人は、今後の転職やキャリアアップの参考にして頂ければ幸いです。

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法人営業はどんな仕事?

法人営業とは、企業向けに営業活動を行い、自社のサービスや商品を販売する仕事です。

法人営業のやりがいとは?

会社を存続、発展させる上で重要な売上、利益を直接的に生み出す花形のポジションです。

高額商材や大きな取引になれば、数億円、数十億円というビジネスに発展することもあります。

営業マンの活躍というのは世の中的にはあまりニュースにはなりませんが、社内でヒーローになりやすいポジションと言えるかもしれません。

ビジネスの最前線で会社を代表して活躍できることが、法人営業のやりがいではないでしょうか。

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法人営業の仕事はどんな人に向いている?

では、法人営業はどんな人が向いているか、何点か紹介します。

マメな人

法人営業で活躍し続ける人の共通点は、とにかくマメであることです。

接点を持った顧客についてしっかり管理し、いつどんな会話をしたのかまでデータ化してすぐに取り出せる営業というのは、売上を上げられる人が多いようです。

またマメな人は、新しい情報が入ったらすぐに顧客に共有したり、自社のサービスを販売する以外の行動を大切にします。

法人営業の場合は高額の取引になることも多いので、まずは信頼関係を築くことが不可欠です。

「この人から購入しても良いかな」といかに思わせるかが勝負どころと言っても良いでしょう。

タフな人

法人営業の中でも新規営業に携わる人に求められるのがタフネスさです。

現状で取引のない会社にアプローチする際には、多くの場合テレアポ=電話営業をしてアポイントを取り付けて初めて顧客企業に訪問する流れとなります。

しかし、訪問し提案をしてもすぐに購入してくれるかどうかは分かりません。

時には、頑張っても売上目標に届かないこともあります。

そんな時にも腐らずに行動し続けることができるタフネスさは、法人営業の仕事をする上で非常に大切になります。

聞き上手な人

営業というと「話上手な人でないと売れないのでは?」と心配する人もいるかもしれません。

結論から言うと、話上手である必要はさほどありません。

話が上手だと顧客との関係性を築く上で役立つかもしれませんが、法人営業の神髄は顧客の課題を把握し効果的な提案でそれを解決することなので、話し上手であることが実は業績に大きな影響を与えるわけではありません。

むしろ、顧客が今何に困っているのか、困っていることが何なのか、何を課題として設定すれば良いのかを一緒に考え提案してくれる営業マンが求められています。

法人営業がコンサルティングセールスと言われる理由はそこにあります。

聞き上手になって、色々と顧客をから話を引き出しましょう。

そうすると、何が課題なのかを掘り下げて考えることができます。

それができるようになれば、顧客も気づかないような課題を指摘して、顧客が本当に喜ぶ提案ができるかもしれません。

法人営業に活かせる経験とは?

前の項目の続きになりますが、法人営業のミッションは顧客の課題解決をすることなので、法人営業の仕事で活かせる経験をいくつか紹介します。

テレアポや営業関連のアルバイト

正社員とは責任の範囲が大きく異なると思いますが、アルバイトで経験しておくだけでも意味があります。

特にテレアポは営業活動の基礎ですし、コミュニケーション力を鍛えるためにも役に立つのでおすすめです。

恋愛経験

意外に思われるかもしれませんが、恋愛経験は非常に役に立ちます。

法人営業で成功する人の多くは、女性からの支持率も高いようです。

ではなぜ恋愛経験が役に立つのか?

それは、相手が何をすれば喜ぶのか?

という経験を重ねることで、常に相手の立場に立った行動ができるようになることに繋がるからです。

サービス業でのアルバイトの経験

サービス業は人のためにサービスを提供することですから、その経験を通じて、他者を常に意識したコミュニケーションが取れるようになります。

共通しているのは、人のために何ができるかを考え続ける仕事である点です。

その後のキャリアについて

法人営業に就いた後のキャリアアップの道は?

本人次第で様々なキャリアアップの道が考えられます。

法人営業の責任者として事業を大きくすることもできますし、もう少し高い目標を持てば経営に参画していくこともできます。

人事採用業務においても営業経験は役立ちます。

他の仕事にもこの経験を活かせる?

正直、法人営業の経験が活かせない仕事はないと言っても良いくらい潰しのきく仕事です。

特に資格があるわけではないので、見潰しがきかない仕事に思えますが、今回の記事で挙げた営業の基礎を一度身につけてしまえば、一生モノのスキルとなります。

逆に法人営業の仕事に向いていない人の特徴は?

向いてない人はどんな人なのかも紹介しておきます。

ムラがある人

マメな人の反対ですね。

ムラがある人は力の入れどころがまちまちなので、顧客の管理が適当になりがちです。

こういうタイプの人でも立ち回りが上手く一時的に売れてしまう人もいますが、多くは長続きしないようです。

ルーティンが苦手な人

日々の基礎行動(テレアポや顧客への細かい連絡)などを疎かにする人、ルーティンを疎かにする人には、あまり向いていないと思います。

法人営業は日々の積み重ねが重要な仕事です。

目標を追いかけることが苦手な人

営業マンのやりがいでもありプレッシャーでもあるのが営業目標です。

いわゆるノルマですね。

このノルマを追いかけることが苦手な人はプレッシャーばかりを感じてしまうことになりますので、向いていません。

法人営業の仕事で転職すると年収は上がる?

これはケースバイケースです。

しかし、個人営業から法人営業に転職した場合や非営業職→法人営業に転職した場合は、最初から年収がアップするケースが多いと言えるかもしれません。

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まとめ

法人営業ではどんな人が活躍できるのかを挙げてきました。

一言で言うと「マメでタフで聞き上手」ということになると思います。

この記事を読んで法人営業の仕事に興味を持たれた人は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。



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