営業以外の仕事へ転職するにはどうすれば良いのか?

転職にあたって、営業の経験がどの様に役に立つのか?

そんな疑問に対して、解説させていただきます!

営業職から営業職以外の仕事への転職を考えている方に必要な内容をまとめました。

どんな心構えで転職活動をすれば良いのか、また、おすすめできて人気がある職業をご紹介しますので、この記事を読んで営業以外で稼げる仕事への転職を成功させましょう!

営業以外の仕事に転職するために知っておくべき3個のこと

仕事の本質はどれも同じということを理解しておく

これは転職云々に関係なく、ビジネスマンとして持っておくべき心得の一つです。

営業・エンジニア・販売・事務・現場仕事・経理などなど、世の中には数え切れないほどの仕事や役割、職種がありますが、基本は全て同じです。

達成すべきゴールを目指して、限られた時間の中で向かっていくということです。

どんなスポーツでも、勝利という目的に向かっていくという点でよく似ています。

営業だからエンジニアができないわけでもないし、エンジニアだから営業ができないわけではないというのは是非知っておいたほうが良い事実です。

給料は下がる可能性が高い

一方で、異職種への転職は給与面でのリスクが付きまといます。

営業の経験は10年あるがエンジニア経験はないとします。

雇う側からすれば未経験者です。

当然、今までの社会経験や営業の専門性などは考慮されても良いような気もするところですが、転職したばかりで給与がアップすることは少なく、むしろ一時的には下がることを覚悟したほうが良いでしょう。

ただ、営業以外の経験があってチャレンジすることはメリットになるかもしれません。

営業職よりも勉強が必要な職種は多い

例えば同じ会社の中で配置転換されることをイメージすると分かりやすいですが、経理や財務、またはエンジニアや制作などへの転職を考えるとします。

営業は、資格や専門知識もさほど必要がない仕事かもしれません。

しかし、その他のバックオフィスの仕事は、専門知識や資格があったほうが良いものや明らかに有利になる仕事もあります。

従って、営業職以外の仕事の方が勉強すべき絶対量が多くなると考えたほうが良いでしょう。

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転職を成功させるためには何をすれば良い?

今いる会社に引き止めれるくらいの成果を上げる

これは少し矛盾するかもしれませんが、転職を成功させるための一番の方法は今いる会社で一番になることです。

営業であれば、分かりやすく誰よりも売ることです。

顧客や転職エージェントというのは成果をきちんと見ているケースが多いので、成果を上げていると不思議と声がかかるようになります。

今いる会社で最大限の努力をして成果を上げることが、一番の転職活動です。

転職活動における情報収集の質などは二の次なのです。

異職種へ転職する場合、相当の努力が必要と知っておく

先ほど勉強が必要になると説明した項目と関係しますが、異職種への転職をする場合は今までと仕事内容が変わりますので、相当の勉強が必要になります。

例えば経理や財務などのバックオフィスに転職したいなら、営業をやりながら簿記を勉強するなど準備をしておいたほうが良いでしょう。

転職するにあたっての必要な心構え

今いる会社からは円満退社

これは私自身の経験を踏まえてお話しますが、在籍している会社はなるべく円満に退職しましょう。

惜しまれながら退職するのがベストです。

次の会社に行ってから、どんなことで前の会社と繋がりができるか分かりませんし、取引をすることもあるかもしれません。

仮に仲違いをして退職していたら、いつ自分の悪い噂が立つかも分かりません。

家族との合意形成

特に配偶者との合意形成は不可欠です。

なぜ転職をするのか、この転職に何を求めるのかをまずは自分で考えた上で、パートナーや家族とじっくり相談したほうが良いでしょう。

独りよがりな転職には後々苦しいことが自分に返ってくることも多く、結果家族にも迷惑がかかり、誰も得しない状況になったりもします。

嫁よりも家庭が大切ですから、配偶者にはきちんと相談しておきましょう。

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営業以外の仕事に転職して年収を上げるためにやるべきこととは?

営業時代にマネジメントを経験しておく

今までに営業職以外の仕事をしたことがない人であれば、どんな職種であれ組織の末端からスタートすることになります。

立場に応じて年収が上がる会社も多いので、営業時代にマネジメント経験をしておくと有利でしょう。

マネジメント経験の有無は任せる仕事にも影響するので、大切な要素です。

その職種で会社の一番になる

単純ですがこれが一番の近道です。

会社は分かりやすいところで、一番優秀な人に一番早く管理職としてのチャンスを与えます。

現場経験を積みながら適性を判断されるわけですが、とにかく年収を上げたいということであれば管理職を目指すのが一番の方法でしょう。

エキスパートコースというような専門職向けのキャリアコースを設けている会社もあるので、チェックしてみると良いかもしれません。

営業以外の仕事で転職希望者に人気な職種や業界とその理由

ここでは、人気の職種について触れていきます。

社内SE

社員のパソコンの不具合のチェックやネットワーク環境の構築等、広くITに関する仕事をします。

人気な理由

あまり激務ではなく、大きな会社であれば情報システム部を置いているところが多いようです。

開発部のように新製品を開発したり納期と戦ったりという激しさがないので、バランス良く働きたい人には最適です。

ただし、募集が少なく就くのは難しい仕事です。

人事

新卒採用や中途採用の窓口となるポジションです。

人気な理由

学生向けに自社のプレゼンをしたり面接をしたりと、人と話すのが好きな人にとっては非常にやりがいのある仕事です。

自分の学校に来た人事担当に憧れたことがある人も少なくないのではないでしょうか。

元営業職の人も多いようです。

人を口説くという点で営業と同じですが、売上を上げるわけではないので営業ほどのプレッシャーはないケースが多いようです。

人事=営業と考えている会社では営業と同じ扱いを受けるかもしれませんので、注意が必要でしょう。

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まとめ

営業職での経験は、どんな仕事に転職するにせよ、人とのコミュニケーションを大前提としている点で役立つことでしょう。

しかし、専門職には専門知識や資格が必要になることも多いので、営業からの転職を考える方は、仕事での成果を上げることと勉強を継続することの2点を両立させる必要があります。

一時の感情で転職するのではなく、周到な準備をすること、今している仕事で成果を残すことが大切だと思います。

私がお話したことが皆さんの参考になれば幸いです。




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