2020年8月31日

企画営業で正社員を目指して就活・転職活動をしている方は必見です。

就職や転職を考えている方の中には「企画営業」の求人を多く目にすることから、年収や業務内容について詳しく知りたいと思っている方も多いと思います。

そこで今回は企画営業正社員のよくある募集内容や正社員として求められることについてなど、知っておくべき情報を詳しく解説致します。

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企画営業正社員の仕事内容とは?

企画営業とは、メーカーやイベント会社などクライアントからの要望に応じて商品やサービスを企画・提案・制作し販売・提供する仕事で、営業職と企画職の両方を担当する職種のことです。

一般的に、その2つの仕事は別々の担当者をアサインすることも多くあります。

企画営業は一貫して自分の担当するクライアントの意向を反映させた商品開発やサービスの企画を行うことができること、またクライアントの課題に合いそうな商品やサービスを開発し提案する仕事であることから、やりがいもあり、またメーカーやイベント企業としてもニーズの高まっている職種です。

基本的には正社員での採用となり、アルバイトや契約社員等での募集は多くはないというのか実情です。

企画営業正社員でよくある募集内容とは?

それでは企画営業正社員でよくある募集内容について見ていきましょう。

企画と営業を両方担当するというのはとても大変そうなイメージがありますが、その待遇などはどのようになっているのでしょうか。

年収相場

年収相場は380万円程度~700万円程度と、その経験や職位によりかなり幅があります。

未経験での応募の場合、最初は380万円~450万円程度でのスタートとなることが多いと言えます。

勤務時間や休日、残業

勤務時間は、平日の9時~10時ごろから17時~18時ごろまでが一般的です。

これは、クライアント企業の営業時間に合わせその会社の始業時間を決めているところが多いからだと思われます。

休日は土日祝日に加えお盆休みや年末年始休暇、ゴールデンウィークなどは基本的にクライアントも工場も稼働しないため、比較的しっかりと休みを取ることができます。

しかし、多くの案件を抱える企画営業は残業時間がかなり多くなってしまうのがネックと言えます。

これは、日中はクライアント先を周り、企画作業に集中できるのは就業時間後ということがあるからと考えられます。

福利厚生

福利厚生は一般的な企業と変わりません。

メーカーの場合は社割などが適用される企業もあります。

勤務場所

基本的には本社や支社などのオフィスでの勤務となります。

日中は営業先を回ることや工場の視察などもあり、外出が多いのが特徴です。

正社員として求められるものとは?

正社員として企画営業で働く上で求められるのはどのようなことがあるのでしょうか。

急な変更やトラブルなどにも動じない

企画営業は、クライアントの意向に沿って企画や商品開発・サービス設計を行うため、急にクライアントが「やっぱりこうしたい」「社長が気に入らないと言い出した」ということも充分にあり得ます。

また、工場が生産途中に急な機械の故障や人的ミスで生産が遅れてしまうこともあります。

こういった事態にも動じることなく、予め余裕のあるスケジュールを組んでおき、事前に起きそうなトラブルは想定して行動することが求められます。

斬新なアイディアを思いつく発想力がある

誰もが思いつく発想しかできないのでは、企画としての業務を遂行するには限界があると言えます。

クライアントの課題を解決するためには、時に斬新なアイディアを考え付かなくてはならないこともありますので、発想力は重要です。

工程管理などが得意

クライアントの要望する納期までに、商品やサービスを提供できるように逆算して工程管理を行うことができなくてはなりません。

更に、突発的なトラブルに備え余裕を持ったスケジュールを組んだり、他の案件との工場の稼働状態の確認をして、状況に応じて稼働調整を図るなどの取り組みも必要になります。

必要なスキルとは?

企画営業をする上で必要なスキルには何があるのでしょうか。

数字管理スキル

営業担当として売上予算を与えられますので、売上に繋がる受注や引き合い状況、売上達成率などについては、常に数値管理をすることが求められます。

また、企画担当として商品やサービスなどのコストと共に利益率も厳しく管理する必要があるため、数字への意識はとても重要と言えます。

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企画営業正社員のおすすめ求人の特徴とは?

さて、ここからはたくさんある企画営業正社員の中で、求人を見る際におすすめしたいポイントや特徴について解説していきます。

残業代がみなしではなく残業時間分しっかりと出る

残業がとても多い仕事のため、残業代が「みなしで20時間分」などと一律で定められている場合、残業がそれを上回ったときには残業代が支払われない可能性もあり、モチベーションが低下することにも繋がりかねません。

人事管理がしっかりしていて、残業した分の残業代が出るところを選ぶと良いでしょう。

社内に事務担当や経理担当がいる

企画営業の仕事には、企画と営業だけでなく売上の請求や契約書の作成などこまごまとした業務も発生します。

そのため、社内にそういった細かい事務作業を担当してくれる専任の方がいるととてもスムーズに仕事が捗ります。

そのため、書類仕事に追われることなく企画を考える時間にあてることができます。

得意分野や取扱い商材が明確である

いわゆる「雑貨は何でも作れます!」といった幅広い商材を扱っている企業ですと、可能性も無限にあり、なかなか慣れない内は発想の仕方などに戸惑ってしまうこともあります。

企画営業に初めてチャレンジする場合には「文具メーカー」「サプライズ企画のイベント会社」などある程度分野の決まった会社を選ぶと良いでしょう。

企画営業正社員になるために他にも知っておきたいこと

斬新な発想をアウトプットすることは、才能ではなく努力でも可能です。

新たな商品・サービスの開発には斬新な発想が求められる企画営業ですが、発想力を強化するためには、常に市場動向を確認し何事にも好奇心を持って情報収集をすることを習慣化することで徐々にできるようになります。

「自分にはあまり発想力や斬新さがない……」と悩んでいる方でも、後天的に発想力を鍛えることは充分可能ですので、心配する必要はないと言えます。

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まとめ

企画営業正社員は、クライアントの課題解決など考えることや残業も多く、精神的にも体力的にも大変なことが多くありますが、その分とてもやりがいのある仕事と言えます。

そして、一般的な営業のみ・企画のみといった職種よりも給与などの待遇が若干良いこともメリットです。

興味があれば、未経験でもOKの求人を探しぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。



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