今回は、新聞営業の仕事について解説をしていきます。

新聞の営業とはどんな仕事?

新聞の営業は、個人の自宅を1件1件回って、購読の契約を取り付ける仕事になります。

新聞の営業の大まかな仕事内容

仕事内容は、非常にシンプルです。

勤めている新聞店の配達エリアのお客様宅に訪問をして、新聞購読の新規契約を取り付ける仕事です。

また、すでに契約頂いているお客様の更新のお願いに伺うケースもあります。

新聞の営業が向いている人の6個の特徴とは?

人当たりがよい

これはまず、新聞のセールスをやるうえで最低限必要なことです。

保育士を目指す人が子どもが好きというくらい、基本的なことです。

必要条件であり、十分条件ではありません。

新聞の訪問営業は、訪問するエリアは決まっているとはいえ、不特定多数のご自宅へ、直接伺ってセールスをする、いわゆる訪問販売です。

いきなり足を運んで、インターフォンを押して、とにかく中に入れてもらうことから仕事がスタートします。

なので、まずは、お客さんに安心感を持ってもらうことがとても重要です。

家の中に入れてもらった後は、短時間で話を聞いてもらい、契約にこぎつけていく必要があります。

家の中に入れてもらい、会話をするためには、最低限の人当たりの良さがないとまず実現することは不可能です。

初対面の人にも警戒心を持たれないだけのパーソナリティは最低限必要になります。

へこたれない

訪問販売は、基本的にお客様に歓迎されることは、ほぼありません。

とにかく嫌がられます。

休みの日に家でゆっくりしていたら、いきなりインターフォンが鳴って、やってくるわけですから、自分に照らしあわせて考えれば迷惑この上ないですよね。

なので、インターフォンを押して、「〇〇新聞です」といった瞬間に切られるなんてことは日常茶飯事です。

中には、怒ってお説教をしてくるお客様だって少なくありません。

しかし、言葉は悪いですが、そんなことをいちいち気にしていたら、新聞の営業は務まりません。

何を言われても、どれだけ断られても、へこたれずに、次の家に訪問できるかどうかが勝負の分かれ目です。

それができる人が、売れる人です。

天才的にセールスがうまい人でも、普通の営業マンの倍売れるということはなかなかないと思います。

あるとすれば、めげずに営業し続ける気持ちの強さが関係しているといえるでしょう。

負けず嫌い

へこたれないに少し通じる部分がありますが、負けず嫌いであることも大切な要素です。

なかなか契約が取れず、気持ちが折れてしまう日だってときにはあるかもしれません。

それでも、絶対に1件は取ってやる、2件は取ってやるという気持ちが非常に大事です。

訪問営業は監視役がいないのでサボろうと思えばいくらだってサボれます。

負けず嫌いな人、特に昨日までの自分に負けたくない、過去の自分を乗り越えたいという人でないと、なかなかがんばれない仕事であることは間違いないと思います。

お金を稼ぎたいというモチベーションが高い

営業の仕事で成功するためには、必要不可欠な要素です。

これがないと、契約をたくさん取るというモチベーションがそもそも出てきません。

訪問営業は、色々な仕事が世の中にあるなかでも精神的に最も過酷な部類に入ると思います。

長く続けていくためには、お金をたくさん稼ぎたいというモチベーションを持ち続けることが重要です。

仕事は大変だけど、頑張った先にお金を稼いで、これを買いたいんだ。

という強い気持ちがある人の方が成功する可能性はかなり高まります。

数をこなすことが好きな人

これも意外と重要な要素です。

個人宅への訪問営業は、基本的に同じ作業の繰り返しです。

下手をすると、筋トレや野球の素振りみたいに単調な作業の繰り返しになってしまいます。

そういう仕事であっても、着実に数を積み上げていくことをいとわず、行動を重ねていく人に適性がある仕事だといえます。

単調な作業の先に、自らの進歩や成長の実感を持てる人は、新聞の営業をやっても成功する確率は高いと言えるでしょう。

おねだりが得意な人

これは訪問営業に限らず、営業全般に言えることですが、営業職は、おねだりが上手な人のほうが、売れる可能性が高い仕事です。

もう少し踏み込んで言うと、相手の要求を受け入れれつつ、自分の要求も通してもらうことが時には大事です。

これは、何もお客様を大切にしないという意味ではありません。

新聞を購読することのメリットをきちっと伝わるように説明できれば、お客さんにもメリットがあるので、自信を持って「契約がほしいです」とおねだりをすればよい訳です。

余談ですが、おねだり力をアップさせるいい方法は、男性の場合は、女性をデートに誘う、女性の場合は、男性におごってもらうことでスキルアップを図ることが可能です。

新聞の営業が向いていない人の4個の特徴とは?

人と接するのが苦手な人

人と対面で話をするのが苦手な人は、新聞の営業には向いておりません。

残念ながらつらい話ですが、新聞の営業で個人宅を訪問する中で、歓迎をされることはまずありません。

ほとんどが煙たがられますし、インターフォンの段階で、追い返されることもしばしば。

しかも、新聞の営業の勝負は、お客さんと対面できたところから始まります。

ドアが開いたら、まずは足を入れてしまうという営業手法も本当に現場で使われているものです。

では人と接することが苦手だとしても、落ち込むことはありません。

私自身あまり初対面の人と接するのはもともと得意ではありませんでしたが、新聞の営業をやり始めてから少しずつ克服していきました。

今では、初対面でも緊張することはほぼなくなりましたので、訪問営業を積み重ねて良かったなと感じています。

傷つきやすい人

新聞の営業に向いている人の「へこたれない」という特徴のほとんど反対です。

人から何か言われていちいちへこんだり、傷ついてしまう人は、あまり適性がないかもしれません。

訪問営業の仕事は、数えきれないほど、断られる仕事です。

変な話、断られることが仕事であると言っても過言ではありません。

その昔、保険の世界に凄腕のセールスがいました。

その人は、何人に断られると1人契約を取れるか、データを取っていたそうです。

自らの実力を数値化していたわけです。

ある時、自分は、10人に断られると、1人契約してくれるということが分かりました。

その時を境に、断わられることを嬉しく感じることができるようになったそうです。

一人断られると、一歩契約に近づくという考え方に変えることができたたんですね。

この事例から、考え方1つでどうにでもなるということも学ぶことができます。

成果が上がらなくても平気な人

成果があがらなくてもへっちゃらな人というのは、この仕事には向いていません。

「えっ!そんな人いるの?」という人もいるかもしれません。

私も経験者なので分かりますが、今日は面倒くさいし、あまり訪問せずに時間をやり過ごそうと思ってしまうときもあります。。

そういうときは、ファミレスで読書をしたりして時間を潰していました。

要するにやりたくないからサボっていたわけです。

訪問営業とは一人で行う非常に孤独な仕事です。

サボろうとする自分の気持ちを律しながら仕事をしなければなりません。

実は、自分との戦いなわけです。

なので、苦労の先にある果実よりも目の前の快楽を取ってしまう人=成果が上がらなくても平気な人というのは、適性としては、非常に低いといえます。

成果が上がらなくても平気というのは、なかなか克服できる資質ではありませんので、相当な努力が必要になるかと思います。

頼みごとが苦手な人

これもおねだりがうまい人の逆の資質ですね。

頼み事が苦手な人は、新聞の営業は向いていません。

むしろ、頼み事が苦手な人は、営業職全般で苦労する可能性があります。

今は、コンサルティングセールス全盛の時代ですので、顧客の課題を解決してなんぼです。

お願いなどしなくても、良質な提案やサービスを提供すれば売れるかもしれません。

しかし、それでも、競合の会社がいる中で、意思決定をしていただき自社のサービスを選んでもらう際には、ある程度、おねだりして自分の方へ引き寄せることが大切になります。

さらに、新聞の訪問営業では、ドアを開けてくれたら、そこからの数分が勝負です。

気弱に営業しても、とっとと追い返されるだけですので、いかに新聞を購読しても損をしないか、どうせ取るなら自分から取ってくださいという強い気構えが重要になってくるのです。

新聞の営業の仕事経験は、その後どんな職種・仕事に活かせる?

営業職

これは、どんな業種のどんなサービスであれ、営業職なら必ず活かせる経験です。

多くの営業職は、良い提案をして終わりではなく、しっかりお客さんと契約をして、売上を作らないといけません。

しかも多くの人が苦手とするのは、契約を迫る最後のクロージングのお仕事。

新聞の営業はそれこそ、いかに早くクロージングをするかという仕事なので、どんな営業職で働くにしても活かしていくことが可能です。

また、どんな営業職でも一定数の数をこなすことは必要になります。

その際に、新聞営業で培った、どんどん新規に訪問する経験が役に立ってきます。

接客業全般

訪問営業の仕事をしていると、初対面の人とのコミュニケーションが苦ではなくなります。

そうすると、対人関係でもどんどん自信を持って振舞えるようになります。

はじめて会う人であっても、自信を持ってコミュニケーションが取れれば、接客のお仕事をするうえで、とても有利になります。

接客業の中でも、来店型で営業するスタッフの人は、最初の第一声で、ほぼ勝負は決まってしまいます。

最初の一言で失敗すれば、そそくさとお客さんは去っていきますし、最初の一言が、お客様に刺さる一言であれば、一気に会話が盛り上げり、買ってくれる可能性も高くなります。

繰り返しになりますが、新聞の営業はドアを空けてもらってからの数分、下手したら数十秒で、営業をし、警戒心を解いてもらう必要があります。

どんな効果的な一言をぶつけるか瞬発力を鍛えられるわけです。

その力は、一期一会の接客業においても十分活かすことが可能です。

債権回収業務

多くの人はあまり就きたくない仕事かもしれませんが、新聞の営業経験をすると、債権回収の業務にあたる場合でも活かすことができます。

債権回収の業務とは、要するに料金の支払いが対応しているお客様に対して、支払いを督促することです。

非常に気を遣う、大変な仕事ですよね。

でも、新聞営業を通じて訪問販売に慣れておくと、物おじせずに滞納者ともコミュニケーションを取れる可能性が高くなります。

人材紹介のコンサルタント

多くの人は人材紹介のコンサルタントと聞くと、キャリアの相談に乗ってくれる人というイメージが強いかもしれません。

しかし、実態は、明確な数字目標を持った、営業マンたちです。

新聞の訪問営業をやっていると、本当に色々なタイプの人に出会います。

どんなことを言えば、喜ぶのか、心を開くのかということも学ぶことができますので、様々な求職者を相手にする、人材紹介のコンサルタントでもスキルを活かすことが可能です。

訪問営業を通じて、人間観察の訓練を積めると意識するとより自分の力を高める機会に変えることができます。

まとめ

いかがだったでしょうか。

新聞の営業に対するイメージは変わりましたか?

もしかすると、今まで以上に厳しいイメージを持ったかもしれません。

絶対にやりたくないと感じた人も少なくないかもしれません。

それでも、新聞の営業を通じて、身につけることができるスキルは、営業職の本質的な部分であり、強い人の特徴である交渉力やタフネスを磨くことができます。

これからAIの時代に入り、様々な業務が自動化されたとしても、人間が人間を説得して口説くという仕事に関しては、機械に代替される可能性はまだ低いと思われます。

そういう意味では、新聞の営業を通じて身につけられるスキルは、これからの時代にもっと希少価値が高くなる可能性を秘めているのです。

男性がいまだに多い仕事にはなると思いますが、訪問営業を通じて対人折衝能力がアップすれば、プライベート(特に恋愛)においても、異性に対して自信を持った対応ができるようになるかもしれませんよ。

そう考えると、きつい仕事ではありますが、考えようによっては、メリットのたくさんある仕事ということもできますね。


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