ルート営業は、一般の営業とは異なり中々求人に出てくることが少ない職種です。

そのため、ルート営業の給与の実情について分からない人も多いでしょう。

給与の実態が不明であると、ルート営業の求人に応募するのに足が引けてしまう人もいるかもしれません。

ルート営業の求人に応募しようとしている人の不安が払拭されるように、不明な部分が多いルート営業の年収の実情を紐解いていきます。

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ルート営業の給料の相場はどのくらい?

一般の営業の給料が会社によってピンキリであることと同様に、ルート営業も一様ではなく、会社によって給料に差があります。

しかし、ルート営業の求人を調査することで、ルート営業の給料相場を割り出すことができます。

正社員で新卒入社した場合

正社員で入社した場合の相場は、月収17万円から20万円程が相場となっています。

年収では、300万円前後が多いです。

他の職種と比較して、高い給料であるとは言えないでしょう。

正社員で転職した場合

正社員で転職で入社した場合の相場は、月収20万円から30万円程となっています。

年収では、400万前後が多いです。

中途入社をした年齢でも大きく変動します。

年収にも響いてくる基本給以外のものは、どうなっているの?

賞与

賞与は、月給1ヵ月分から3ヶ月分という相場になっています。

ルート営業という仕事の賞与相場と言うよりは、入社した会社によって大きく値が変わるものだと言えます。

昇給

昇給は、毎年4月に給料が上がる「定期昇給」の会社が多いでしょう。

しかし、売上や景気の変動によって、会社ごとに昇給額の大小は異なるでしょう。

各種手当

他の職種と同様に、通勤手当、住居手当、残業手当、家族手当などがある会社が多いでしょう。

また、残業手当については、残業代を毎月固定金額で支払う「みなし残業制」を採用している会社も多いでしょう。

これは、営業という外に出て仕事をする職務柄、労働時間が不透明であることから採用をしている会社も多いです。

給与が高い人は何が違うの?

他の職業と同様に、ルート営業も社員によって給料が異なります。

各社員の給料は、どういったところで決定されているのかを紹介していきます。

スキル

営業スキルが高い人は、給料も必然的に高くなります。

ルート営業は、何か資格を持っていると給料が上がるということはありません。

まず何よりも、「目標を達成しているか」という基準で各社員の給料が決定されます。

そのため、営業スキルが高いと売り上げが高く、目標を達成するでしょう。

目標を達成するということは、給料も高くなるのです。

役職

他の職種と同様に、役職に就くことによって給料が上がります。

課長や部長、支店長などの役職に就くことが考えられます。

会社によっては、役職に就くとルート営業は行わなくなる会社もあれば、役職に就いてもそのままルート営業を続ける会社など様々です。

勤続年数

勤続年数によっても給料は上がります。

勤続年数が長いと、勤続年数分だけ定期昇給により給料が上がっていますし、賞与についても勤続年数によって額が変わってくることもあるでしょう。

勤続年数の長さに比例して給料も上がっていくことが多いでしょう。

地域

従事する地域によっては、給料に地域手当が加算される可能性があります。

営業所が様々な地域にある会社だと地域によって忙しさが変わるため、公平性を保つために、忙しい営業所で従事している社員に対して地域手当を加算する会社もあります。

会社が一か所にしかない場合は、この地域手当は加算されないでしょう。

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ルート営業の給料の決まり方

ルート営業の給料の決まり方は、一般の営業とほぼ同様の決まり方であると言えるでしょう。

ただ勤続年数が長ければ大幅に上がっていくということはないでしょう。

では、どういった指標により社員の給料が決定されていくのか、紹介をしていきます。

目標を達成したか

目標を達成したかどうかで給料は大きく変わるでしょう。

目標を達成すると、インセンティブが加算され給料が増額されます。

そのため、目標を達成した社員と達成しなかった社員で、給料は大きく変わることがあります。

この指標は、営業職では一番の給料に関わる指標であり、営業職独自の指標であると言えるでしょう。

しかし、会社によっては目標額を達成したからといって、特に給料に反映されない会社もありますので、注意が必要です。

目標額の何パーセント達成したか

目標額の何パーセントを達成したかによっても、給料の額は変わってきます。

例えば、目標額の100パーセント達成した社員と、目標額の120パーセント達成した社員では、インセンティブの額が変わる会社が多いでしょう。

目標を達成したら終わりではなく、目標達成後もできるだけ売上を伸ばすことで、更なるインセンティブの加算が期待できるのです。

ルート営業で給料をあげるためにやるべき4個のこと

ルート営業という仕事では、一般の営業のようにいきなり売り上げを伸ばすことは難しいです。

一般の営業では、次々に新規の顧客を訪問するため、先月は目標未達成であっても今月は大幅に目標が達成できた、ということもあり得ます。

しかし、ルート営業は既存顧客のみを訪問するという特殊な事情があるため、一般の営業のようにはいきません。

一般の営業のように、見込がなければ次々に新しい顧客に営業をするということはできないのです。

ルート営業で目標達成をして給料を上げるためには、既存顧客と信頼関係を構築することが最重要項目となります。

では、ルート営業で給料を上げるために、既存顧客と信頼関係を構築するためには何をやるべきなのかを紹介していきます。

顧客の所へ何度も足を運ぶ

何度も顧客の所へ足を運んで仲良くなり、信頼関係を築くことが重要です。

できれば、毎日足を運ぶとより良いでしょう。

顧客は、信頼関係がない営業マンからは商品を購入しようとは思いません。

信頼関係があり、営業マンに対して情を抱くことで、初めてその営業マンから商品を購入していただけるのです。

そのためにも、何度も顧客の所へ足を運んで顔を見せて、話をする必要があるのです。

そうすることで、顧客からしてみても自分の会社を大切に思ってくれているのだと感じ、営業マンに対して情が湧くのです。

毎日同じ時間に伺う

毎日同じ時間に伺うことで、顧客とより信頼関係を強めることができます。

顧客からしてみれば、毎日同じ時間に来ることでその営業マンの誠実さを感じますし、安心感や信頼感が生まれます。

何よりも、毎日顧客と営業マンとで情報交換をすることが、より信頼関係を強める要因となります。

「この時間になればあの営業マンと話ができる」と顧客に思ってもらえるようにすることが重要です。

顧客ととにかく会話をする

顧客と会話を重ねることで、より強い信頼関係を築くことができます。

会話の内容は、仕事のことも大事ですが、プライベートの会話も多くするようにすることが重要です。

お互いの趣味や休日の過ごし方、家族のことなどを会話に取り入れることで、お互いの人となりをより知ることができます。

顧客からしてみても、営業マンの人となりを知っている方が情が湧きやすく、より信頼をするようになるのです。

友人との親密度を例に挙げると、お互いの家族や住んでいる場所、近況などを知っている友人と、お互いのプライベートについてあまり知らない友人を比べると、前者の方がより情を持ちやすく、親密度や信頼度が高いと言えるでしょう。

顧客の懐に入る

顧客の懐に入ることで、最大級の信頼関係を築き上げることが可能です。

顧客と信頼関係をある程度築ければ、売り上げは上がっていくでしょう。

しかし、更に一歩踏み込んで顧客の懐に入ると、更に売り上げを伸ばすことが可能となります。

例えば、趣味が一緒であった場合、同じ趣味の話で会話が盛り上がり、信頼関係を築くことが可能です。

更にそこから踏み込んで、釣りが趣味であった場合は「今度一緒に釣りに行きませんか」と誘って一緒に釣りをしたり、ラーメンが好きとあれば「あの店に食べに行きませんか」と誘って一緒に食べたりすることで、更に一歩踏み込んで顧客の懐に入ることができ、遠慮なしの信頼関係を築くことができます。

顧客の懐に入ることができれば、お互いの信頼関係は最大級となり、売り上げも更に上がることでしょう。

しかし、「親しき中にも礼儀あり」という言葉があるように、羽目を外して無礼な行動をして、顧客の信頼を失わないように注意することが必要です。

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給料をアップさせるための求人の選び方

ルート営業の仕事で、入社して給料をアップさせるためには、自分にとってより良い条件の求人を選択することが重要です。

人によっても「良い条件」変わってくるでしょう。

では、どんな求人を選べば、より給料をアップさせる働き方ができるのかを紹介していきます。

自分の得意な分野や業界の求人

ルート営業は、自分の興味のない業界であっても目標を達成することは不可能なことではありません。

しかし、自分の得意な分野や業界でルート営業を行うと、より売り上げを伸ばして目標達成率を上げることが可能となります。

自分の得意な分野であると、顧客との会話をスムーズに行えます。

例えば、自分が車好きで車関連の分野が得意であるとします。

自家用車の故障や点検などで自動車整備工場やディーラーなどへ行った際、担当者と車談議に華が咲いたという経験をすることもあるでしょう。

このように、車関連の分野や業界が好きで得意なのであれば、車関連のルート営業の求人を選択するのが最適と言えます。

しかし、自分の得意な分野や業界の求人が必ずしもあるとは限りませんので、より自分の得意な分野に近い求人を選択すると良いでしょう。

みなし残業制を採用していない会社の求人

みなし残業制を採用せず、残業をした分だけ残業代をもらえる求人がおすすめです。

ルート営業は一般の営業と同様に、外に出て仕事をします。

外に出て仕事をするため、労働時間の不透明さから、みなし残業制を採用する会社があります。

みなし残業制だと、どんなに残業を多くしても、残業手当は一律の金額となってしまいます。

一般の営業であれば、自分のタイミングで休憩をしたり仮眠をとることもできます。

しかし、ルート営業の場合は、顧客への配送を兼任していたり、毎日決まった時間に顧客の所へ伺ったりと、一般の営業と比べて自分で時間を作ることが難しくなります。

そのため、外に出て全く休憩せずに仕事をしても、仕事量が多くて定時時刻になっても終わらずに残業をすることが多くあります。

このようなケースが続くと、みなし残業制の残業手当よりも、実際に行った残業時間で残業手当をもらえる方がより手当が多くなることがあります。

外に出て休憩を多く取れるのであればまだしも、ルート営業はあまり休憩時間を取ることができないことが多いため、このようなケースが続く場合にはみなし残業制に不満が出ることもあります。

ルート営業でより残業手当を多くもらいたい場合は、みなし残業制を採用していない求人を選択するのが良いでしょう。

経験者が教える、実際に給料がアップしたのはこんなとき

4月の定期昇給

4月の定期昇給で給料がアップします。

しかし、昇給額は3000円でした。

会社によって昇給額は大きく変わるでしょう。

目標達成した月

目標を達成した月は、インセンティブが給料に加算されます。

インセンティブは、目標達成率によっても変動があります。

インセンティブの額は、5万円程が平均額でした。

インセンティブの額も、会社によって大きく変動があるので、求人内容をしっかりと確認することが重要です。

まとめ

ルート営業の年収や給与体系、手当などについてご理解いただけましたでしょうか。

一般の営業と比べてルート営業の求人は少なく、どういった給与体系なのかイマイチ不明であったという人も多かったことでしょう。

また、一般の営業と比べて、ルート営業はそこまで高い給料であるとは言えません。

しかし、既存顧客のみを相手に営業を行うため、顧客と仲良くなれば下手に緊張をすることもなく、慣れ親しんだ友人のような感覚で営業を行うことが可能となります。

そんな、一般の営業とは異なったルート営業の求人にチェレンジをしてみてはいかがでしょうか。


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