レストランへ転職したい方は参考までにぜひ最後までご覧ください。

これから飲食業界のレストラン勤務に初めて挑戦する方や、すでに働いていて別のレストランに転職したいと考えている方々へ向けて、転職に関する注意点をいくつかご紹介していきたいと思います。

また、良い転職先の条件やその理由についても解説していきます。

この記事を読んで、転職を成功させるためにやるべき行動を知っておきましょう。

レストランの転職で注意したほうが良い3個のこと

給与や役職はリセットされる

今まで働いてきた実績を見られますが、あなたの実力までは慮ってはくれません。

そうしたときに給与や役職などはリセットされる傾向にありますので、ご注意ください。

ただし、引き抜きやヘッドハンティングのような形で話を持ちかけてくれている場合はこの限りではありません。

転職回数が多すぎるのはマイナス印象

転職回数が多いというのはどこの業界でもマイナス印象ですが、飲食業界だと特にそれが顕著です。

ある意味転職しやすい業界ですので「堪え性がない」「自己主張が強い」といったイメージを持たれてしまい、「すぐまた辞めるかもしれないから採用を見送りたい」と思われる可能性が高いので注意が必要ですね。

自分のスキルを明確にできるものを用意しておく

飲食業界では経験年数が本人の能力を計る判断の基準になります。

しかしそれ以上に、努力してきた結果が認められないのも悔しいところです。

そういったときには具体的な実績を提示するのも一つの手です。

料理人であれば今まで創意工夫を込めた料理の写真でも良いですし、接客スタッフであれば取得した資格などを提示することによって相手に安心感を与える要素にもなります。

年代別の注意点

入社したばかりの場合

転職を考えるのは、やはり入社してすぐの頃にまず思いますよね。

どんな業界にしろ入社2年目くらいまではキツいところ、そこで転職を決意するのも悪くはありませんがグッと堪えて3年は働いてみましょう。

そうすると逆に後々の転職活動に職歴として残りますから、履歴書上の人間性などを上げる効果も高まります。

20代後半の場合

一番難しい転職時期だと思いますので、細心の注意が必要ですよね。

ここで選ぶ転職先によって、働き盛りでキャリアを積み重ねていく30代の運命が決まってきます。

できれば大きな飲食企業のレストラン事業部などに転職したいところだと思います。

30代の場合

ある程度の経験値がありますので、自分を安売りせずにしっかりとした評価を貰えるところを選びましょう。

料理人であればそろそろ料理長といったところでしょうから、そうした役職に就けてもらえるような環境を探すのが大事かと思います。

ホールスタッフが転職する場合は、マネージャーか店長代理あたりの役職は欲しいところですね。

40代以上の場合

年齢的にもこの先の転職は考えられないでしょうから、しっかりとした福利厚生があり休日が取れるようなところを探したいですね。

レストランと言っても本社での勤務もありえますから、そうしたレストラン事業部がしっかりとしている企業への転職をおすすめします。

転職を成功させるためには何をすれば良い?

転職理由を明確にしよう

前職のお店からなぜ離れることになったのか、そうした理由をハッキリと答えられるようにしておきましょう。

当たり前ですが、「給料が安かったから」だけではダメです。

「○○な働きをして売り上げをこれだけ上げたのにも関わらず昇給がされなかった」などの理由が好ましいかと思います。

きちんと情報収集しよう

次に就職や転職を考えている企業の情報は必ず確認しましょう。

最悪転職してもそのレストランが1年以内に閉店する可能性だってあるわけですからね。

レストランの転職で年収を上げるためにやるべきこととは?

上の役職にチャレンジできる職場を選ぶ

ホールスタッフであれば、店長やマネージャーなどを任せてもらえるような職場を選びたいところですね。

料理人であれば、今よりも上のポジションを任せてくれる条件を最初に提示してくれるところが良いと思います。

また、「現料理長が独立を考え始めたから数年後には料理長の座も夢ではないよ」というところも多数ありますので、業界での情報収集も必須です。

実績や資格を基に交渉する

自分の今までの実績や資格はデータ化してすぐに見せれるようにしておきましょう。

広告媒体を自分で考えたデザインで行ったら売り上げが上がった、などはポイントが高い部分ですね。

レストランで狙い目な会社やお店とその理由

ここでは転職におすすめなレストランや飲食企業をご紹介していこうと思います。

かなり具体的な例を挙げていきますので、ぜひホームページなどをチェックしてみてください。

外食事業の運営プロデュース・デザインを手がける「株式会社ミュープランニング」

レストラン業態の店舗も数多く抱えていて、異動はあるものの、ほぼ都内のみですので大手企業に比べて単身赴任や転勤の心配がありません。

また、そういった環境の割に給料など待遇面は安定しています。

休日も店舗の都合にもよりますがしっかりと規定通り取れますし、福利厚生も万全です。

もともと国内飲料メーカー大手のサントリー傘下の会社でしたが、数年前に前社長が逝去し、社内のMBO(企業買収)により現在の社長が運営することとなりました。

以前からホワイトな企業でしたが、サントリーの看板が取れたことによって自身の実績を強く評価してもらえる企業体質へと進化しています。

都内の主要な街にはほぼ店舗がありますので、ある程度勤務地の希望も通ります。(ただし数年の間で勤務地変更の可能性もあり)

ホールスタッフ、キッチンスタッフ共に学歴がほぼ不問ですので、就職・転職の狙い目な企業と言えるでしょう。

本社勤務へとステップアップも可能なので長期にわたって働ける会社だと思いますし、実際に勤務年数の長い実務スタッフは数多くいます。

まとめ

レストラン業態におけるおすすめの転職方法や、気をつけたいポイントなどをご紹介してきました。

ある程度具体的に提示してきたのですが、これは全て実際の飲食業界を15年以上経験してきた筆者の体験を基にしていますので間違いはないかと思います。

ぜひこれらを参考に、失敗しない転職活動に役立ててもらえればと思います。




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