たくさんある求人の中で、最近急増している求人は「有料老人ホーム」です。

高齢化社会の中で高齢者を介護する介護施設は増加傾向にあります。

そんな中で有料老人ホームはどんな仕事があるのか、有料老人ホームに勤務しだしてから「自分が考えていたのと違う」と感じてしまっても大変ですよね。

有料老人ホームの中にもたくさんの職種があります。

介護士はもちろん看護師や調理師や介護事務もいらっしゃいます。

ここでは、有料老人ホームの中での職種の違いと、職種での仕事内容をご紹介します。

有料老人ホームの仕事は大きく4個の役割に分けられる

介護職

介護職はその名前の通り、要介護者の日常生活の介護をする人です。

排泄や入浴や食事の介助を行います。

日常生活の他に、要介護者と一番接する事が出来、要介護者と信頼関係が出来ます。

有料老人ホームの中で一番人数が多い職種となります。

有料老人ホームの介護士求人を探す時は、こちらの記事を参考に!

看護師

有料老人ホームの中の看護師は目に見えない仕事がたくさんあります。

内服の管理や有料老人ホームに入居している要介護者の健康管理が一番の仕事です。

しかし有料老人ホームの中の看護師は人数があまり多くありません。

私は勤務していた有料老人ホームは70人程の要介護者が入居している施設で看護師の数は3人の時がありました。

有料老人ホームにはなかなか看護師の応募が無いのが現状です。

これは病院の看護師にお給料よりも有料老人ホームの看護師のお給料が少ないという事にあります。

事務員

介護事務は、勤務している従業員のお給料を管理する事と入居している要介護者の家族へ、介護請求を行う事が仕事になります。

介護請求は国で定める介護認定の介護額を計算して請求する為、入居されている入居者の介護度を覚えておくことが大切です。

また、介護の認定の更新や施設の入居希望者への見学の対応や、新しい入居者の勧誘も仕事の中に入る施設もあります。

調理員

調理員はたくさんの要介護者の食事を毎食作らなければなりません。

介護職ももちろん大変な事はありますが、調理員は目に見えない努力の職員です。

要介護者はたくさんの食事形態があります。

常食・刻み食・一口大食・ソフト食・トロミ食・ミキサー食とたくさんの食事形態の食事を作る事は大変な事です。

一人一人の形態を覚える必要があり、間違える事はできません。

食事の形態を間違うとそのまま命を落とす事があります。

その為最新の注意を払いながらも、急いで食事を作らなければなりません。

介護職の3個の業務

入浴介助

入居者の入浴の介助は大変な仕事です。

一人一人の出来る事が違ってくるため、その人が出来ない事を介助しなければなりません。

高齢者のほとんどは寒がりです。

長い時間浴槽に入る要介護者もいらっしゃいますが、自分で脱水状態になっている事に気がつかず、そのまま湯あたりをしてしまう要介護者もたくさんいらっしゃいました。

要介護者の要望を全て聞いていては、要介護者の体調を崩す事になりかねません。

また入浴介助は暑い中何時間も介護をしていなければなりません。

その為自分も脱水症にならないように気をつけましょう。

食事介助

要介護者は自分で食事が出来ない人もたくさんいらっしゃいます。

その為介護者は出来た食事を口に運ばなければなりません。

しかし食事を他人から介助されるという事は日常生活にほとんどありません。

食事というのは人それぞれペースがあります。

しかし食事介助を必要としている人全員が自分の意志を伝えられるわけではありません。

時間を気にしてスプーン一杯の食事を早いペースで口に運んでしまうと、喉に詰まらせてしまう事もあります。

オムツ交換・トイレ介助

排泄は人が必ず行う事です。

その介助を避けて通る事は出来ません。

トイレの介助やオムツの交換は介護を目指す人にとって慣れるまで辛いものだと感じる事でしょう。

しかし、トイレもオムツも人に任せる事は本人の嫌なものです。

しかし、任せざるを得ない状況でから、仕方なく任せているという事を忘れてはいけません。

その為、要介護者の自尊心を尊重するように心がけましょう。

看護師の2個の業務

入居者の体調管理

高齢者施設に入居している要介護者は全員基礎疾患を持っています。

その基礎疾患と違う病院を持っていたり、高齢者施設で新しい病気になる事もあります。

また流行性の病気(感染性胃腸炎やインフルエンザ)にも気をつけないといけません。

基礎疾患を持っている患者さんというのは、基礎疾患だけではなくこういう流行性の疾患が、体力を奪い、命を脅かす事もあります。

内服の管理

基礎疾患があるという事は、内服を継続的に飲んでいるという事になります。

その内服を管理する事が看護師の仕事内容になります。

しかし内服の管理というのは、基礎疾患の内服だけではありません。

臨時的に出た内服や新しい内服を飲んだ後の症状の報告も看護師の仕事に1つになります。

その為内服の内容と、作用と副作用を理解しておく必要があります。

そして人数が多い有料老人ホームとなると、内服の管理も膨大な量になります。

内服の中が間違っていたり、飲ませる相手を間違ったりする事は、ほとんどの施設で起こった事があるでしょう。

その時の対処も看護師が行う事になります。

事務員の2個の業務

職員のお給料の管理

介護事務の仕事の中で私たちに直結してくる所でしょう。

最近はパソコンでお給料を管理している所がほとんどでしょう。

しかし、中規模や小規模の施設では、事務の職員が計算しながら行っている所もあります。

手当の額が間違っていたり、夜勤の回数が間違っていたりする事もあるでしょう。

入居者の介護請求

有料老人ホームは入居料や介護にかかるお金はもちろん必要になります。

介護にかかるお金はその人の介護度によって変わってきます。

介護の上限額があり、その範囲内で介護を提供していかなければなりません。

しかし、裏を返せば上限額さえ超えなければよりよい介護が受けられるという事です。

介護に必要な物品をレンタルしたり、センサーマットを利用したりする事が出来ます。

その介護の請求業務が介護事務の仕事になります。

調理員の2個の業務

たくさんの種類の食事を作る

要介護者にはたくさんの食事形態があります。

それは要介護者の飲み込む力や認知機能によって管理されます。

噛むという事を忘れてしまった要介護者に常食を提供してしまっては、喉にそのまま詰まる事も容易に予測できますよね。

その為「間違える事はできません」調理員は直接要介護者に触れて介助は行いませんが、食事と言う大切な事を介助します。

直接介助しなくてもとても大切な事だという事を忘れてはいけません。

食事伝票の管理

介護度が高い要介護者はなかなか施設の外に出る事はありませんが、自分で歩く事が出来る要介護者は家族と共に外食に出かける事もあります。

その時に外出の為に食事を止める事もあるでしょう。

そんな時に食事の伝票としてどの要介護者がいつ食事を止めたのかを管理する事は、介護の請求に関わってきます。

お金が絡んでくる事なのでしっかり管理し、食事を提供しましょう。

また、要介護者の状態はずっと同じではありません。

介護度が上がったり脳梗塞等で後遺症が残る事も多いです。

食事の形態が変わる事も多いです。

いつからどの要介護者の食事形態が変化するのかも、食事の伝票で管理しましょう。

有料老人ホームの仕事の良いところ

やりがいを感じるポイント

有料老人ホームでも特別養護老人ホームでも「高齢者を介護する事は同じです」高齢者の介護は嫌な事が多いと思ってはいませんか?

もちろん日常生活で他人の排泄物を交換したり、食事の介助をする事は滅多にない事でしょう。

しかしどんな仕事も「慣れ」がきます。

営業職やウェイトレスも始めは皆な初心者です。

介護は大変ですが逆にやりがいも多くあります。

ここでは私の体験や先輩の介護士や看護師から話して頂いた事から「有料老人ホームの仕事のやりがい」についてご紹介します。

要介護者と深い信頼関係が出来る

入居している要介護者は家族と離れて暮らしています。

その暮らしも他人と同じ所にいて他人から自分の体の世話を頼んで暮らしています。

自分に置き換えて考えてもあまりリラックスできる状況ではないでしょう。

その為、普段接する事の多い介護者に助けを求める事が多いです。

自分の考えている事を理解して欲しいと考える要介護者は多いです。

介護の仕事をしていると、要介護者の心に触れる事が出来ます。

もちろん要介護者の思いを叶えることができれば良いのですが、なかな施設の中では叶える事はできません。

しかし、しっかり要介護者の話しを聞く事で、信頼関係を築く事は出来ます。

自分の話しを親身に聞いてくれる人がいるというだけで自分の居場所が出来たように感じると話した言があります。

介護の仕事が忙しい言が多いですが、自分時間を割いてでも要介護者の心の支えになって行きましょう。

看護の基礎知識が身に付く

有料老人ホームのほとんどは「医師が不在」です。

医師がいない状況要介護者の体の状態を管理していかなければなりません。

これは簡単に見えて難しいものです。

内服の管理から病気の症状の管理や緊急の時は救急隊員との申し送りも行います。

しかし、自分に知識が無いと、病気の管理や内服の副作用の観察も出来ないのです。

病院やクリニックのように患者さんをしっかり見て随時医師に報告する事はできません。

自分の判断で病院に受診するのか、救急車に乗せるのかまで判断しなければならない所もあります。

またほとんどの介護者は救急隊員との看護的な会話はできません。

当然ですが、看護師の方がより専門的な会話ができます。

もちろんそのために有料騒人ホームに雇われています。

そのため救急隊員との会話はできるだけ看護師で行うことになっているのです。

また救急車のに乗せる前に「かかりつけ医との連携」必要になる有料法人ホームもあります。

それは有料老人ホームのかかりつけ医が在住している病院に入院施設がある場合です。

入院施設がある病院の医師がかかりつけ医であるならば、日ごろの状態を観察している医師が入院時も観察しやすいという利点があります。

そのため、緊急時の場合かかりつけ医に連絡し、入院やもしくは詳しい検査を行ってほしいことを伝えた後に、救急車で病院にお連れするということができます。

病院についてからも看護師は要介護者の介助を行うためにほとんどの場合は病院にそのままいることがあります。

家族の到着があればいいですが、キーパーソンの家族が遠くにいる場合は入院に手続きも優良老人ホームの看護師が行うこともあります。

入院になるかならないかわからないときでもその要介護者の詳しい情報が入ったノートやファイルをしっかり持っていきましょう。

このような一般の病院では行わないような知識が有料老人ホームでは看護業務として身につきます。

病院では医師に報告すればとんとん拍子に検査や点滴が行われますが、有料老人ホームではいくつかの段階があるのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

有料老人ホームの様々な職種の仕事内容について簡単にご紹介してきましたが、有料老人ホームに入居しているよう介護者はたくさんの人に守られています。

看護師や介護士や調理員や介護事務もすべての人が「入居者のため」に働いています。

しれは当たり前のようで当たり前ではありません。

利益を出すためだけに有料老人ホームを建てる経営者もいるでしょう。

しかし人の命を預かっているということまで忘れてしまってはいけません。

利益を出すために経営しているような有料老人ホームは人が集まってこないですし、入居者もどんどん入れ替わってしまうでしょう。

たくさんの有料老人ホームの求人があふれている近年では、有料老人ホーム自体の見極めが大切になってきます。

介護者の言葉遣いや、食事介助のやり方や入浴時の声かけがどのように行われているのかを事前に知ることは一番の情報になるでしょう。

また、見学の際に要介護者が「笑っているか」が大切な情報になります、自分のしたいことができず、介護者から嫌な扱いをされているようでは要介護者はまったく笑わないでしょう。

職員同士の雰囲気を見るのは見学だけでは難しいですが、要介護者が笑っているかどうかは、すぐにでも見ることができます。

職員同士が会話し、要介護者が笑ってすごしているような有料老人ホームに就職し良い介護ができるようになっていきましょう。


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