現在、派遣で介護職に就く方が増え、介護専門の派遣会社もたくさん出来てきました。

直接雇用とどう違うのか、介護派遣社員の良い所、良くない所をまとめてみました。

介護派遣はどんな仕事?

派遣会社に登録し、そこから介護施設、事業所を紹介され、介護職として働きます。

雇用契約は派遣会社と結び、給与の支払いや福利厚生も派遣会社に準じます。

介護派遣の大まかな仕事内容

施設系、訪問系、通所系、多種多様な派遣先が用意されており、その派遣先で介護業務を行います。

仕事内容は一般的な求人の介護職とほぼ変わりはありませんが、派遣先に提出するための書類に判子を押してもらったり、それを郵送したりファックスしたりの作業が増える事もあります。

介護派遣社員はこんな人に向いている!

直接雇用と介護派遣社員は仕事内容自体はほとんど変わりがありませんが、以下のような方には派遣で働く方が向いていると思います。

介護派遣社員に向いている人1:自分で希望を上手く伝えられない

働くにあたり、勤務時間や雇用形態、通勤範囲等の希望はあるかと思いますが、それを直接仕事場に伝える事が苦手な方でしたら、間にコーディネーターを介して希望が出せる派遣の方が自分に合った仕事を探す事が出来ます。

介護派遣社員に向いている人2:色々な職場を経験したい

派遣ですと、長期短期に関わらず期間が決められていますので、同じ所で働くよりも色々な職場を経験したい方には派遣の働き方がお勧めです。

介護派遣社員に向いている人3:介護業界の事が良くわからない

介護職には就きたいけれども、職種の違いやどういった施設があるのかわからない方でしたら、希望を聞いて仕事を紹介してくれる派遣会社を選び、そこで斡旋された職場で働く事が一番間違いが無いでしょう。

介護派遣社員はこんな人に向いていない!

では逆に、派遣で働くよりも直接雇用の方が良いのはどのような人でしょうか?簡単にまとめてみました。

介護派遣社員に向いていない人1:その仕事場でしっかりとした役割を持ちたい

派遣社員だからといって仕事内容に差が出る事はないのですが、委員会や何かの係など、派遣社員は担当しないという仕事場が多いです。

頑張った分昇進するという事もありませんので、他の職員と同じ様に役割を持ったり、キャリアアップしたいという方には向きません。

介護派遣社員に向いていない人2:いつまでも長く同じ職場で働きたい

派遣から直接雇用に変わる事も介護業界では珍しくは無いのですが、とはいえ必ずそうなれる補償はありません。

同じ職場で腰を落ち着けて働きたいのであれば、派遣では無い方が良いでしょう。

介護派遣社員に向いていない人3:細かい事務作業ややり取りがわずらわしい人

派遣会社と契約を結びつつ、派遣先で仕事を行う事になりますので、一回の業務が終わる度に判子をもらったり、締め日には勤務実績を派遣会社にファックスを送ったりの作業が生じます。

そういった作業がめんどくさかったり苦手な人は直接雇用の方が楽に仕事が出来ます。

介護派遣社員でよくある募集内容とは?

施設やデイの介護職の募集が多いです。

人員配置が決まっており、退職者が出れば補充をしないと営業ができなくなったり、介護報酬が減算となりますので、直接雇用と同時に派遣にも求人を出す所が多いです。

時給相場

無資格で最低賃金よりやや高め、資格ありで1000円程度、介護福祉士で1200円ほどが相場です。

シフトの入れ具合

フルタイムで働きたい場合、扶養内で働きたい場合、どちらも希望は通ります。

というよりも、出した希望通りの仕事が紹介されるという形です。

直接雇用の場合よりも無理の無い働き方ができる事が多いです。

必要なスキルや資格、経験

サービス提供責任者や相談員等、資格が無いとできない仕事はもちろん別ですが、一般的な介護職員ですと無資格、未経験可のところがほとんどです。

派遣やパートは正社員とどう違う?

では派遣、パート等のいわゆる非正規雇用と、正社員では、何がどのように違うのでしょうか。

仕事の量や責任の度合いは変わる?

いわゆる現場での実務は、正社員もパートも変わりません。

例えば、社員の方がたくさんオムツを替える訳では無いですし、その逆もしかりです。

しかしながら正社員は実務以外も行う事が多く、その分仕事の量や持つ責任は増えていきます。

仕事内容は変わる?

前述しました通り、実務に関しては仕事内容は変わりません。

ただ、正社員の場合は事務仕事が増えたり、送迎業務や委員会活動等の仕事が増えたりしますので、そういう意味では仕事の内容に違いは出て来ます。

それぞれ求められるスキルは?

派遣やパートは無資格可でも、正社員の場合は何らかの資格を持っている者、と募集されている事が多いです。

経験に関してはそう重視される事はありません。

新卒の正社員を採用する所もたくさんあります。

収入面は?

時給で働く派遣やパートより、賞与もある正社員の方が高い場合が多いですが、派遣で時給が高い場合ですと、トータルの年収はほとんど変わらない、もしくは派遣の方が高くなる事もあり得ます。

介護派遣社員になるために他にも知っておきたいこと

直接雇用と差別される事はない

実際に介護派遣でいくつかの職場を体験した経験から言いますと、直接雇用の職員との壁は全くありません。

利用者さんから見たらもちろん正社員もパートも派遣も同じ職員ですし、実際働いている人も派遣だからどうこうという区別をしてくる人は全くいませんでした。

休憩室の利用等も直接雇用の人と同じです。

派遣から直接雇用に変わる人も多い

介護職は人相手の仕事ですので、働いている内に利用者さんに対する愛情を感じたり、良い関係を築けることがとても多いです。

ですので、派遣の雇用契約が切れたからといってその関係を断ち切るのは寂しい、という理由で直接雇用に変更する人が割にいます。

介護派遣の場合は人手不足で採用している施設が多いですので、直接雇用を希望した場合もそれが通りやすいです。

介護派遣社員のやりがいとは?

では最後に、パートでも正社員でも無く、派遣社員として介護職で働く場合のやりがいを述べたいと思います。

介護派遣社員のやりがい1:たくさんの施設で経験を積む事が出来る

希望を出しておけば、契約期間が切れる毎に色んな職場を経験する事が可能です。

直接雇用ですとその都度退職の手続きや面接等を繰り返さなくてはなりませんが、職場が違っても派遣会社との雇用が切れる訳ではありません。

なので、いちいちそういった手続きをする事無く、たくさんの職場を経験する事が出来ます。

介護派遣社員のやりがい2:即戦力として働く事が出来る

もちろん始めは未経験でも、上記のようにいくつかの職場を経験すれば、様々な知識や技術を身に付ける事が出来ます。

働き先によってやり方は様々ですので勉強にもなりますし、逆に前の所ではここはこうしていた、等のアドバイスをする事もできます。

二つ三つ仕事場が変われば、立派に即戦力として通用するようになります。

まとめ

介護派遣の働き方は、たくさんの施設を経験したい方にも、自分に合った職場を探したい方にもぴったりです。

実際働いてみて不満があれば派遣会社に訴える事も出来ますし、嫌だから辞めたいなと思っても、契約期間が切れるまで我慢すれば良いだけですので、退職の意向を伝えなくてはいけない普通の直接雇用よりも気楽に働けます。

現在は色々な介護職がありますので、相談してから選べる派遣の働き方は失敗も少なく、お勧めです。


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