2020年8月26日

助産師の面接でよく聞かれることって何だと思いますか?

どんな助産師になりたいかを面接で聞かれたなんて声もあれば、当たり前に助産師の志望動機を詳しく聞かれたり、様々な質問がありますよね?

助産師の魅力を面接で自分の言葉で上手に伝えるのって難しいですよね。

そこで今回は、助産師面接の質問を3つに絞ってその受け答えのコツについても解説していきたいと思います。

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助産師の仕事内容

助産師の仕事内容に関しては、分娩室のアシスタント業務、診察室のアシスタント、入院患者の世話、点滴や注射などの処置、新生児や妊婦などのケアを行います。

元々看護師という職業であるため、助産師の主な業務としては看護業務となります。

助産師としての特殊作業は、妊婦への指導ですね。

新生児の栄養指導、母乳や逆子などの体操、沐浴指導という感じです。

助産師の採用面接で聞かれる3個のこと

助産師の採用面接で聞かれることに関してですが、問題対処行動、助産師の社会的役割を理解しているか?インターンや研修先で気になる助産師はいたか?などですね。

結構癖のある質問をされることが多いです。

元々看護師として経験を積んでいる方が助産師になっているので、ある程度認識があるかチェックしたいという方もいます。

質問を受けた際、落ち着いて答えるようにしてくださいね。

問題対処行動

医療系において問題が発生した場合、命の危険性が考えられます。

病院のミスとしては患者に被害が及ぶものが多いので、この問題対処行動について聞かれることがあるんですよ。

これに関しては新卒者だと経験がないため難しく、ほとんどは看護師としてある程度働いたからに聞かれると思ってください。

問題対処行動は自分の実例を話し、どういう風に対処し事前に防いだかを言われる形ですね。

自分のミスをさらけ出すということにもなりますが、対処できなかった際でも次回からどうやって行えばよいかを答えるのがベストでしょう。

受け答えのコツ

これって正直な話上手く答えることって難しいですよね。

誰にでも失敗はある訳ですし、どう答えたら良いのか最強に難易度は高いと思います。

ベストな答え方としては嘘は言わないことです。

問題対処行動に関してはとっさの判断が出来る人材か見極めるための質問だと考えてください。

そのため適当に考えた医療事故ですと変なボロが出たり、面接官から突っ込まれたりするので正直に答えましょう。

問題対処行動であるため、どういう風に改善をしたのかが必須となります。

助産師の社会的役割

助産師の社会的役割について質問されることもあります。

これ結構突かれたら痛い質問ですね。

助産師としては働く方にとってはなおさら耳が痛くなってしまうような問いでしょう。

人間は自分の役割を理解しておく必要がありますので、助産師はどのような役割なのか理解しておいてください。

受け答えのコツ

改めて助産師の役割を言えといわれると結構難易度が高いと思いませんか?

単純に出産を手助けするのが仕事というわけではないですからね。

受け答えのコツとしては出産の手助け、妊娠・出産・産後の患者や赤ちゃんに対して健康指導を行う専門家というのがベストかもしれません。

もちろん看護業務としても十分必要なのですが、看護師との違いについても聞かれることもあるので、その違いを答えられるようにして下さいね。

インターンや研修先で気になる助産師はいたか?

これは新卒者に対してですね。

研修先で気になる助産師がいるかどうかを聞かれることがあると思ってください。

何故こんな質問をするのかというと、手本にする人材はいるのか?という風に聞かれるんですよ。

これを聞いて助産師に対するイメージがどういうものか?

また心構えについてチェックすることが可能です。

受け答えのコツ

気になる方や尊敬する人物がいたのであれば、その通りに答えましょう。

どういう人物に憧れを抱いたかによって、この人はそういう助産師として活躍してくれるのかを想定してくれます。

NG受け答えとして絶対やってはいけないことは、厳しかったとか嫌味を言われたということを言ってはいけません。

当事者にしか分からないことでもありますし、何を手本にして頑張っているのかが分からないからです。

これに関しては素直に自分がインターンや研修時代手本になる人物を見つけた人を伝えましょう。

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助産師の採用面接での注意点

助産師の採用面接での注意点に関してですが、外見、女性らしい雰囲気を醸し出すことなどが必須となります。

もちろん面接に答えられるようにすることも大切ではあるのですが、一番重要なのは外見ですね。

外見と言っても清潔感があるか、また荒々しい雰囲気ではない人物は産婦人科にふさわしくないと判断されてしまうこともあります。

顔立ちなどは生まれついたものではあるのですが、清潔感などに関しては自分の気持ち次第です。

外見

医療系や接客業であれば外見は重視されます。

清潔感というのは己の内面を表すためのものなので、場所によっては採用してもらえないこともあると思ってください。

ベースメイク、髪の毛、服装などは気を付けておいた方が良いでしょう。

実際私は医療系に勤めていたのですが、髪の毛ぼさぼさでノーメイクの同僚は看護師長から呼び出しを喰らっていたことがあります。

さすがに綺麗にしろと言いませんが、最低限度の清潔感は保っておきましょう。

何せ女性ばかりの職場なので、結構厳しく評価されてしまいます。

外見は必ずチェックおいてくださいね。

女性らしい雰囲気を醸し出す

産婦人科であるがゆえにどういう人物に看護をされたいか?というのがあります。

出来れば助産師も結婚して子供がいる人物が良いかもしれません。

これに関しては絶対ではないのですが、子供がいる母親ですと気持ちが理解しやくなるため患者も親近感を持ってくれることが多いのです。

反対に女性らしくない人材は、顔立ちがキツイとか物調面であるという感じでしょうか。

自分の顔と言うのは心を反映している鏡という説があります。

しんどい時に態度がキツイ人間に対応してほしいとは誰も思いませんよね。

まとめ

面接では夜勤について聞かれることもありますし、反対に説明を受けるだけのものもあります。

本当に場所によって面接というのは差があるのですが、何を聞かれても答えられるようにしておきましょう。

絶対にやってはいけないのは顔に出したりすることです。

特に看護師や助産師はとっさの判断を求められるので、ちょっとしたことでも観察されていますよ。

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