栄養士の悩みって意外と多いんです!

女性ばかりの職場なので、栄養士は出会いがありませんし、「栄養士は楽な仕事でいいよね」なんて皮肉を言われたことがある人もいますよね?

実際は、栄養を考えた献立作成をしたり、実は献立を考えるのは好きだけど、料理が苦手なんて人だっているんです。

栄養士であるが故の悩み事は本当にすごくあります。

そこで今回は、そんな栄養士の悩みで多いことや、その解決法についてご紹介したいと思います。

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まずは「栄養士」の仕事例をチェック

栄養士に多い五つの悩み

それでは栄養士の悩みで多いこととは何でしょうか?

リストアップしてみたので見ていきましょう。

料理上手だと思われている

これは栄養士の皆さんに確実に共感して頂けると思います!

栄養士の職種の中には献立作成が仕事内容になかったり、調理に全く携わらなかったりする職種もあります。

それなのに栄養士=料理上手だという世間のイメージが強いため、どんな料理でも美味しく作れるでしょう?と言われることもあります。

しかし栄養士は料理人ではありません。

美味しさだけを追求した料理を作ることが仕事ではなく、栄養バランスの整った食事を作ることが仕事なのですが、分かってもらえないことも多いです。

食べ物のことは何でもすぐ答えられると思われている

いきなり「この南瓜は何カロリーあるの?」「南瓜を食べたらどんな効果があるの?」「一日どのくらい食べたらいいの?」と質問攻めにあうことがあります。

南瓜の種類と重さ、調理方法と厳密に言えばその方の年齢、身長、体重から一日に必要な栄養素の量を導き出して一日の摂取量を計算…

栄養士だからと言って、その場で何でも答えられるわけがありません。

また、「○○は動脈硬化予防できるんだってね。テレビで言ってたよ」と言われ「へぇ~、そうなんですね」と筆者が答えると、「栄養士なのにそんなことも知らないの?」と言われたこともあります。

確かな情報かも怪しいですし、栄養士だからといって全ての食に関する情報を把握できるわけがないですよね。

このように、食べ物のことを栄養士に訊けば何でもすぐ答えてくれると思われていることが多いです。

男性との出会いが少ない

栄養士を含む厨房職員は、女性が圧倒的に多いです。

言ってしまうと、職場には男性との出会いはほとんどありません。

筆者は高校時代をクラスに男子が数名だけのほぼ女子クラスで3年間過ごし、管理栄養士養成施設に進学した後、栄養士として働き始めました。

管理栄養士養成施設の生徒も9割型女性であるという印象で男性は少なく、交友関係もほぼ女性とでした。

この環境のせいか、筆者は今でも男性とコミュにケーションを取ることがあまり得意ではありません。

男性と話すことに慣れていないので、少しのことでも緊張してしまい、伝えたいことがきちんと伝わっているのか心配になることがあります。

一方、少数派の男性栄養士は仕事の相談がしたくても相手に困ることもあるのではないでしょうか?

職業柄、女性は男性との出会いが少なく、男性は仕事の相談ができる同性の仲間が少ないことが考えられます。

キツい印象を与えるらしい

栄養士は白衣を着ているからなのか、栄養室や厨房でもくもくと作業をしているイメージからなのか周りにキツい印象を与えがちです。

仕事で関わりが密になる方には栄養士はキツい人間ばかりではないと分かってもらえるのですが、「もっと怖い人かと思っていたけどそうでもないんだね。栄養士って怖い人多いのにね」と言われることも多々あります。

栄養士だから怖い人が多いわけがないのですが、気付かない内に、それだけキツい印象を与えているのだと思います。

楽な仕事だと思われている

栄養士が仕事をしているところを実際に見る機会が少ないため、気楽な仕事だと勘違いしている人もいるようです。

筆者も栄養士として働いた初めての職場で「栄養士っていつも楽そうでいいわね」と言われたことを今でも鮮明に覚えています。

栄養士として右も左も分からない中で日々奔走していた時期に言われたので、そんな風に誤解されていることがとても腹立たしく悲しかったです。

厨房職員以外に仕事を振ることも少なく、栄養士以外の職種の方と共同でする仕事もそうないので、「何をしているか不明=気楽な仕事」と思われがちです。

栄養士は日々多忙ですが、目立つことはない縁の下の力持ち。

毎日一生懸命頑張っているのに楽な仕事認定されてしまうなんて、本当に悲しいです。

悩みを解決する七つの方法

ここまで栄養士ならではの悩みをご紹介しました。

この悩みを解決する方法はあるのでしょうか?

筆者が考えた悩みを解決する七つの方法を詳しく見ていきたいと思います!

本気で料理の腕を磨く

栄養士は料理上手だと思われている悩みについてですが、この際本当に料理の腕を磨いてみるのはいかがでしょうか?

料理が上手になることは、栄養士を続ける上でも決してマイナスに働くことはなく、むしろ栄養士としての技量を上げてくれると思います。

私も栄養士として働き始めたばかりの頃は、料理をするのは好きでしたが経験不足から失敗も沢山しました。

周りからは「栄養士でも料理失敗するんだね」なんて言われたこともあります。

ですが筆者はとても負けず嫌いなので、ここは根性で料理の腕を磨きました!

「栄養士なのに」というフレーズを言われたくない一心で頑張りました!

その結果、今があると信じています。

思ったことははっきり伝えましょう。濁すところは濁して!

食べ物のことは何でも訊けば知っていると思われているという悩みに関しては、「後できちんと調べてお伝えしますね!」とはっきり伝えましょう。

その場で正しい答えなのか悩みながらあやふやに答えるよりこの方法で乗り切る方が栄養士としての信用も落とさず、それ以上の答えを求められずに済みます。

また、「○○は病気に効く!」なんてことを得意げに言われても、ひたすら「そうなんですね~」で濁しましょう。

え?何で?!指摘しないの?!なんて思われそうですが「違いますよ、○○ですよ」などと指摘してしまうと、その後の人間関係がギクシャクしてしまうこともあります。

そもそも自信がありそうに栄養士に自分の知識を伝えてくる時点で、栄養士の話に聞く耳を持ってくれない可能性もあります。

世間話と割り切りあまり深く突っ込まない方が周りとの協調性が保てる場合もあります。

栄養指導の場合は仕事ですので正しい方向へと導く必要がありますが、日常の会話の場合は別。

聞き流してしまう方が得策です。

職場以外にも目を向けよう

男性との出会いが少ないという悩みに関しては、職場以外に目を向けて出会いを求めるしかありません。

とは言え、栄養士は多忙な仕事。

職場以外に目を向けると言われても「仕事が忙しくてそんな時間がないよ」という声が聞こえてきそうです。

しかし職場に出会いはないに等しいと思ってください。

ここは多少自分の時間を割いてでも、外に目を向け行動してみましょう。

近年、相席屋という居酒屋が全国各地にあることをご存知ですか?

2名以上で入場でき、なんと女性は時間無制限で料金は無料なのだとか!(男性は滞在時間により料金が発生するそうです)

他にも、町コンなど出会いを求めるイベントが開催されていることも多いですよね。

出会いが欲しい方や興味のある方は是非、行動に移してみて下さいね!

コミュニティサイトを活用する

男性栄養士の仕事の相談相手に困るという悩みに関しては、栄養士のコミュニティサイトを積極的に活用してみてはどうでしょうか?

筆者も実際に使用していますが親身になって案を出してくれることが多く、とても助かっています。

経験豊富な栄養士も数多くいらっしゃるため、悩み相談をすると「私もそういった時があったけど、こう乗り越えたの」とアドバイスをくれたり、筆者の中で栄養士としてのモチベーションややる気などを保つ上でなくてはならない存在となっています。

完全無料で使用することができ、相談の他にも求人掲載がしてあったり献立が掲載されていたりと、とても役に立つサイトです。

参考までに紹介します。

エイチエ https://eichie.jp/

笑顔を忘れずに!挨拶はきちんと。

キツい印象を与えるらしいという悩みに関しては、「笑顔を忘れずに!挨拶はきちんと」これに尽きると思います。

栄養士は忙しい職業なので、つい笑顔を忘れがちです。

それに加えて栄養士はマスクをしていることも多く、表情が見えずらいことも多いですよね。

表情が見えずらくとも明るく挨拶をすることで、少なくてもキツい印象を与えることはないかと思います。

筆者が人と接するときは、笑顔と挨拶は忘れないように心がけています。

その甲斐があってか、筆者はキツい印象を与えることは今のところないようです。

むしろ今の職場では妹分のような感じで、皆さんに可愛がってもらってありがたい限りです。

人の印象は、ちょっとしたことで変わります。

「笑顔を忘れずに!挨拶はきちんと。」

キツい印象を与えがちだという方、は是非試してみて下さいね。

他職種と関わりを持つ努力を

楽な仕事だと思われているという悩みに関してですが、実際のところ栄養士は本当に多忙な仕事であると思います。

多忙であるが故に、つい自分のことで精一杯になってしまうのです。

そして多職種との関わりが薄くなって、いつの日からか何となく栄養士が孤立していってしまう。

他職種からすると「献立作成以外、具体的に何の仕事をしているかよく分からないけど何だか聞きづらい」となってしまい、距離が生まれてしまうのです。

少しキツい言い方になってしまいますが、これは栄養士自らがまいた種です。

筆者も新卒で栄養士として働き始めた頃は、自分の仕事で精一杯!

笑顔を絶やさずに頑張ってはみたけれど、頑張りすぎて手術が必要なほど体を壊してしまった時期があります。

そんな時、当時の職場の他職種方が筆者に教えてくれました。

「キツい時はキツいと言いなさい。助けてほしいと言いなさい。振れる仕事は人にお願いしていいのよ」と。

栄養士なんだから栄養士の仕事は全て自分でできないと一人前にはなれない。という思いで頑張っていた筆者にとっては衝撃でした。

そしてその時印刷物に追われていた筆者の代わりに、その方が全部印刷物を片づけてくれました。

膨大な量なので2時間くらいかかったと思います。

それから栄養士の仕事を理解しようとしてくれる人も増えて、雑務を手伝ってくれる人も増えました。

その分、他職種の仕事を理解しようと自分自身も変わりました。

仕事は栄養士でないとできない仕事と分担できる仕事があります。

栄養士には頑張り屋さんが多く、一人で全ての仕事を片付けてしまおうとする人が多い傾向にあると感じます。

ここは持ちつ持たれつで協力するししてもらえる体制を整えることで、少なくとも栄養士が楽をしているという誤解は解けるのではないかと感じます。

初めに知らせておく

栄養士の悩みを総括すると栄養士は誤解を受けやすく、生じた誤解により悩みが発生することが多いように感じています。

例えば、料理上手だと思われているという悩みであれば「栄養価計算は得意だけれど調理は携わることが少なくて勉強中なんです!」と予め伝えておけば相手は「そうなんだね。栄養士だからといってみんなが仕事で調理するわけではないんだね」と分かってくれます。

食べ物のことは何でも訊けば知っていると思われているという悩みであれば「原理は理解できているけれど、さすがに全てを丸暗記はできていないです!」と冗談交じりにでも伝えておけば、相手も「考えてみれば、丸暗記できるわけないよね」と分かってくれます。

誤解が生じる前に自分で言ってしまうことで、少し気持ちが楽になります。

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まとめ

今回は栄養士の悩みで多いこととその解決法についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

栄養士の悩みに共感できた方も多いのではないでしょうか。

悩み多き職業ですが、少しでも悩みを共有し減らすことができればいいなあと感じています。

最後まで読んで頂きありがとうございました。

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