誰もが日々利用しているコンビニですが、そんなコンビニの店長の給料の相場はどのくらいなのでしょうか。

さらに、コンビニの店長への転職を考えている方が、より給料を上げるためにやるべき4個のことも紹介します。

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コンビニ店長の仕事内容とは?

コンビニの店長とはどのような仕事をしているのでしょうか。

ここではオーナ―店ではなく、コンビニ本社の正社員が運営する直営店の店長の仕事内容について説明していきます。

売上の管理と責任

最も重要な仕事内容は売上の管理と責任を負うことです。

各店には毎月売上目標が課されています。

売上だけではなく同時に廃棄目標なども定めている場合もあります。

できるだけ仕入れた商品を無駄にすることなく売り切ることで売上を上げるのがコンビニの基本です。

そのための施策の検討や、アルバイトなどへの指示だしを行います。

特に、そのコンビニが住宅街にあるのかオフィス街にあるのかなどによってもその客層が変わってくるため売上をあげるための戦略は変わります。

さらに、オフィス街だったのに急に近くにマンションができたため住宅街の要素も増えたなどの場合は即座にその商品ラインアップを変更するなど常に周辺状況に気を配ることも大切です。

人材採用と育成、管理

コンビニ店長は人材育成も行います。

アルバイトの採用や教育・シフト作成などがあり、大きな店であればあるほどアルバイトの数が増えるためその業務は大変です。

さらに、アルバイトだけでなく、社員がいる場合はその社員に対し、役割分担の指示も行ないます。

大型店であれば、「弁当担当「パン担当」「デザート担当」など各社員やアルバイトに持ち場を与えることで責任感を持たせることもあります。

店長は全体を管理し指揮統括します。

また、アルバイト同士のトラブルなどが起きないように、可能な限り全員とコミュニケーションを取り常に状況を把握していることも大切です。

売り場のレイアウトや商品発注等の管理

売上に大きな影響を与える売り場のレイアウトや発注などの管理も店長の大切な仕事です。

基本的には本部が決めた推奨レイアウトを採用することが多くありますが、逆に売り場のレイアウトを変えたことで売り上げが上がれば本部への報告を行います。

それが全国への水平展開が可能なものであれば次年度以降推奨レイアウトとして採用されることもあります。

また、商品発注の方針を定めたり、新商品の売れ行き度合を予想して発注数を定めることも行います。

コンビニでは商品発注の管理はとても重要でその大まかな方針を決めたり、新商品の発注数量を決めるのもコンビニ店長の大切な仕事です。

コンビニ店長の給料の相場はどのくらい?  

コンビニ店長の給料の相場はどのくらいなのでしょうか。

他の正社員との差はあるのでしょうか。

正社員で新卒入社した場合

正社員で新卒入社すると、多くの場合店舗配属となりますが月給18万円前後であることが多いです。

一般的な企業の新入社員よりも少し少なめか同じくらいといったイメージです。

試験や社内での条件を満たし店長へと昇格した場合であっても基本給があがるのではなく店長手当がつくことで給与に上乗せをされます。

正社員で転職した場合

正社員で転職してきて中途入社する場合の相場は月給20万円前後であることが多いです。

一般的な中途採用の相場よりも、こちらもやはり少し少な目といった印象です。

店長業務を他業界でしていたり、他チェーンでの店長経験があるなどで転職してきていきなり店長を務めることができる場合は、さらに給与が上乗せされることがあります。

そのため、多くは他の小売業界で店長経験がある人や、家が自営業で店舗運営経験がある人が中途採用として入社することが多くあります。

年収にも響いてくる基本給以外のものは、どうなっているの?

賞与

賞与は基本的にその年の会社の業績により変動します。

一般的な企業よりも少し少な目といった印象です。

会社によっては基本給が少ない分賞与を多めに配分することで他業界よりも給与が少ないというギャップを埋めている会社もあります。

また、ある会社は賞与が年3回支給され、1年を通じて他業界の企業と同じくらいになる場合もあります。

昇給

年1回昇給のタイミングが定められていますが、多くの場合は定期昇給ではなくその年の業績や自身の目標達成度合いの評価で決まります。

自分のたてた目標を達成できたかどうかを期末に上長と話し合い、決まった評価に応じて昇給額が決まります。

基本的には店の売上が店長の評価ではありますが、それとは別に自分なりのやってみたいことなどを複数目標に盛り込むことが多くあります。

たとえば「おでんの売上を上げるために、他店舗のモデルとなる売り方を模索し前年比20%の売上アップを目指す」などです。

期首に上司と面談し、目標を定め、期末に振り返りでその目標が達成できたかを確認します。

勤務態度や売り場のクオリティ、人材育成への貢献度なども店長の評価に影響することがあります。

各種手当

基本給や賞与があまり多くはない分、各種手当は多くあります。

店長を務める人がもらえる店長手当が月1万円~2万円程度、夜勤に入れば夜勤手当が時給換算した金額の1.25倍、さらに「衛生管理者」「酒類販売管理者」などの店舗に1名以上有資格者が必要な資格を取得すれば資格手当が月1万円~2万円程度もらえます。

各種資格は、1店舗につき必ず1名以上取得者がいることが義務付けられているので会社でも多くの人間に取得を推奨しています。

勉強が必要なものや試験のあるものはなく、数時間~数日の講習会の受講で取得できるものがほとんどなので、入社したら速めの段階で取得しておくことで手当てがもらえるので推奨します。

給与が高い人は何が違うの?

コンビニ店長の中でも、特に給与が高い人は他の人と比べ何が違うのでしょうか。

その違いについてみていきましょう。

いずれも自分のやる気や努力でカバーできるものがほとんどです。

スキル

多くの店長の評価は、その店の売上で決まります。

そのため、前年やその店長が赴任する前に比べ、店の売上を著しく上げたなどの数字ベースの実績がある店長は評価も高く、給与が上がっていきます。

さらに、売上にはその店の接客レベルなども大きな影響を与えるため、アルバイトたちの見本となるべく率先して良い接客の見本を見せる立場でいることも店長にとっては大切です。

役職

正社員の場合は評価制度に基づき、会社内のランクをあげると、同じ店長でも役職が上がることがあります。

多くの企業ではそのランクに基づき基本給の額を定めているため、評価制度の評価軸を理解していることが重要となります。

どんなに自分が店のために良いことだと思って行っていることだとしても、会社全体として、チェーン全体として目指している方向性と異なれば評価を上げることはできません。

会社の方針や目指すべき方向性を理解し、その上で評価制度を理解していることも役職をあげるための大切なことです。

勤続年数

勤続年数による昇給は近年ではほとんどの会社がやっていません。

そのため、勤続年数が長ければより給与があがるといったことはありません。

ただし、経験が長くなればなるほど商品発注のカンや売り上げをあげるためのスキルはあがってきますので、より給与を上げるための自分なりの手法は磨かれてくるかもしれません。

地域

地域による給与の差はありませんが、社宅や家賃手当などが福利厚生である会社の場合は、地域が東京や大阪などの栄えた地域であるほどもらえる金額は上がります。

しかしその分家賃が高いのでそこまでお得ではありません。

また、過疎地よりは人の多く住む地域の方が、小さな施策であっても気づいて反応する人が多く、売上が上がりやすいので、自分の評価を上げるためには有利な可能性もあります。

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コンビニ店長で給料をあげるためにやるべき4個のこと

ここでは、コンビニ店長として給料をあげるためにやるべき4個のことをご紹介します。

転職であれば、前職の実績をアピールし提示される年収をあげる

もしこれから中途採用でコンビニ店長に転職しようと考えている方は、内定をもらう前にできるだけ自分の年収をあげて提示してもらうことを目指しましょう。

前職の実績をアピールし、より自分がその会社で活躍できるという期待値をあげ、提示される年収をあげておくことが重要です。

店に配属後は売上前年比を意識しながら、売り上げをどれだけあげることができるかにこだわる

店長として店に配属された後には、売り上げをあげることにとことんこだわりましょう。

特に前年比で売上の比較をすることが多いので、前年比を意識しながら、1日ごとに比べて前年比を超えることに徹底的にこだわる姿勢が大切です。

スタッフの育成にも力を入れる

自分の店からどれだけ優秀なスタッフを排出できるかも店長の評価につながります。

そこで、正社員の部下であっても、アルバイトであってもより接客スキルや店員としての行動力のあるスタッフとして育成することを心がけましょう。

社内でコンテストがある場合であれば賞を目指すのも手段の一つですし、そうでなくとも応援や異動などで自分が育成したスタッフが他店舗での評価が高ければ、その指導をした自分の評価も自ずとあがることとなります。

他オーナー店の見本となるような優良事例を多数輩出する

特に直営店はオーナー店の見本であることを求められます。

マニュアルや本部推奨の施策をしっかりと行うことはもちろんですが、さらにオーナー店に提案できるような、売り上げを上げるための優良事例を多数輩出することができれば自身の評価が上がります。

場合によっては本部へと異動となりさらに給料を上げることができるチャンスもあります。

コンビニ店長おすすめのポイントは?

コンビニ店長は実質1つの店舗を任される責任の大きい仕事です。

しかも自分が店にいない間や、休みの日でも常に店は営業しているため事件が起きた場合などに呼び出されることもあります。

しかし、それだけ大変な仕事であるコンビニ店長をそれでもおすすめしたい3つのポイントがあります。

自分の店として経営者ように自由な運営ができる

将来自分の店を持ちたい方にはとても良い環境です。

自分が一つの店を任され、経営者としての考え方を学びながら自由に運営をすることができます。

もちろん、本部からの指導やマニュアルなどもありますが、基本的には顧客と触れ合い反応を確かめながら自分の仮説検証の目を養ったりや経験を積むことが可能です。

正社員でのコンビニ店長であれば、自分の出資などは一切せずにお店運営のノウハウを学ぶことができるのは将来店を持ちたいという目標のある方には最適な環境であるといえます。

幅広い年代のアルバイトとのコミュニケーションが得意になる

コンビニのアルバイトには幅広い年代の方が応募をしてきます。

16歳の高校生から60歳のシニア層までさまざまな年齢やバックグラウンドを持った方と一緒に仕事をすることで、どのような年代の方であってもコミュニケーションをとることができるようになります。

また、休憩中などに話すなかで自分とは異なる世代の価値観や話題を知ることができるなど、一般的な会社員よりも世界が広がるのは面白いものです。

発注の最終権限を持つため、自分の仮説と検証を試すことができるのは楽しい

商品の発注は店長が最終的な権限を持ちます。

実際に発注作業を行うのが別の担当者だとしても、その方針や数量の相談などは店長が決めることがほとんどです。

コンビニの商品は決まった動きをすることもあれば、不可解な売れ行きを見せることもあります。

しかし、仮説検証を行うなかで、自分の予想があたったときにはお客様の行動が読めたような気がしてとてもやりがいを感じますし、コンビニ店長の仕事の醍醐味であるともいえます。

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まとめ

コンビニ店長の仕事や給与相場についてイメージを持っていただくことはできたでしょうか。

自分の努力次第では給与や評価を上げることが可能なうえに、1つの店舗の責任者として店を運営するやりがいはなかなか他にはない職業なのではないでしょうか。

興味のある方や、チャレンジしてみたいと思った方はぜひコンビニ店長になることを検討してみてくださいね。


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