コンビニ店長のシフト事情を今回は覗いていきたいと思います。

多くの人が毎日利用するコンビニエンスストアですが、その店長の仕事は謎に包まれていますよね?

ここでは、コンビニ店長のシフトの実態や勤務時間の入り方、バイトのシフトの入れ方の悩みなどを解説します。

24時間年中無休なコンビニ店長の悩みの解決策をお教えしますので必見ですよ!

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コンビ二店長のシフトの実態4つの事実とは?

コンビニは24時間365日営業しています。

そのため、当たり前ですが常に誰かしらが働いています。

コンビニの店長は「今日はアルバイトが足りないからお店を閉めよう」ということもできません。

「常に誰かがお店のシフトに入っている」状態を保たなくてはならず、バイトのシフトの入れ方について悩みは尽きません。

もちろん、自分が週の内にどのくらい勤務時間に入るかも決めなくてはならず、毎週のようにシフトのパズルに悩まされます。

ここではその実態について4つの事実をご紹介します。

店長の1週間のシフトはどのようになっている?

余程特殊な店舗でない限り、一般的なお店では平日の日中の時間帯にお客様が多くお店に訪れます。

そのため、お客様の動向や売れている商品などを観察するために、店の状況を把握しておきたい店長は平日の日中にシフトに入ることが多いです。

一般的なサラリーマンと同じく、月曜日から金曜日までの朝7時〜9時ごろ出勤し、17時~19時ごろまでお店のシフトに入ったり、店長業務を行います。

土日はお休みをとります。

しかし、稀に遊園地や観光施設の近くのお店であったり、夜に賑わう繁華街などにあるお店の場合は平日の昼は暇で、土日や夜の時間帯に繁忙時間があるお店もあります。

その場合は平日に休みを取ったり、出勤時間を繁忙時間帯に合わせたりと変えることもあります。

どの場合も勤務時間は8時間程度、週に2日は休みを取ることができるように調整をしています。

しかし、自分が休みの日であっても店で強盗が入るなどトラブルが発生したり、急にアルバイトが欠勤するなどした場合は呼び出されてしまうことも多くあります。

アルバイトのシフトは店長が決めている?

アルバイトのシフトは、全て店長が決めているのでしょうか。

多くの場合、まずは次月のシフト希望をアルバイト全員に紙に書いて提出してもらいます。

しかし、アルバイトたちは自由にその紙に記入するため「出勤できない日に×をつける」子もいれば、「出勤したい日に○」をつける子もいて、まずはその解読に苦労します。

そしてその後、エクセルなどで作成したシフト表にアルバイトの希望にあてはめシフトの作成を行っていきますが、どうしても人が多すぎる日や足りない日が出てきます。

そうすると、まずは各アルバイトたちに「この日は出てもらえないか」「この日は人が多すぎるから休みにしても良いか」と交渉を行います。

その交渉が上手くいけば良いのですが、上手くいかなかった場合はやむを得ず自分が代わりにシフトに入ることもあります。

急きょアルバイトが欠勤になった場合の悩み

その日になって、急にアルバイトが「今日は学校の授業が長引いたのでいけません」「体調が悪いのでお休みします」と電話をしてくる場合もあります。

その場合は店長は非常に悩むことがあります。

代わりに自分がシフトを埋めることは簡単です。

しかし、それではいつまでたっても自分が犠牲になるばかりで、店にとっては悪循環になってしまいます。

そこで、あまりにも怪しい欠勤理由を連続して述べてくる「サボり癖」のあるアルバイトには話をして、きちんと決められた日には出勤するようお願いをします。

また、自分が代わりにシフトに入るのではなく、その日シフトに入っている他のアルバイトに残業や早出をお願いすることもあります。

それも難しい場合は、近所に住んでいてすぐに駆けつけることのできる別のアルバイトに急きょ出勤をお願いすることもあります。

しかし、扶養内で働く主婦のアルバイトや外国人留学生など、週の出勤時間に制限のあるアルバイトもいます。

そのようなアルバイトに残業や出勤をお願いする場合には、その週の出勤時間制限を超えないか確認しなければならず、そういったことへの配慮にも苦労します。

どうしても人手が足りない場合の緊急措置

それらを駆使してもどうしても人が足りず、自分がシフトの穴を埋めることも難しい場合、「コンビニの派遣」を使用することもあります。

その会社に登録しておけば、どのコンビニチェーンであっても、業務内容を把握した派遣が最短数時間前の依頼であっても、シフトに入ってくれることもあります。

しかし、その時給は派遣会社への手数料も合わせると一般のアルバイトの2倍~3倍近くなることもあり、できれば緊急措置としてあまり使用したくない手段ではあります。

オーナーの冠婚葬祭など、どうしてもの場合によっては、スーパーバイザーに相談すれば本社の社員を応援としてシフトの穴埋めに人員を手配してくれることもあります。

こちらは無料です。

しかし、何度もお願いできるものでもなく、またフランチャイズ店ではなく直営店の場合には使用することができない手段です。

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そんな悩みを上手に乗り切るために

普段からアルバイトとのコミュニケーションをとっておく

普段からアルバイトたちとコミュニケーションをとっておくことで急な欠勤を防ぐことが可能です。

店長と仲が良く、「もう大学の授業はないからゼミだけなんだ」と雑談していたのに「急に授業が長引いて」と嘘をつくことはできないからです。

また、好意を持っている店長に対しては「裏切れないな」という気持ちになります。

できるだけ多くのアルバイトを採用しておく

また、人件費を気にして必要最低限ギリギリのアルバイトの数で店を回そうとしていると、急な欠勤に対応できません。

少し余裕があるくらいの人数であれば、余った人員は清掃をしてもらい店の隅々まで綺麗に保つことができるなど店のクオリティアップにも役に立ちます。

また、急きょ欠勤が出ても「いつもよりはちょっと大変だけど店がまわらないことはない」となんとか対応ができるのです。

急に来なくなるアルバイトも多いので、すでに勤務しているアルバイトの友人が間違いない

また、新しくアルバイトを採用する場合には、すでに勤務しているアルバイトの友人を誘ってもらうのも一つの手です。

アルバイトの中には急に来なくなり、姿を消してしまう者もいます。

しかし、友人がアルバイトで一緒に働いていればそのようなこともなく、また楽しいので長続きしやすいのもポイントです。

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まとめ

24時間365日営業しているコンビニで、常に誰かを勤務させ続けることは想像以上に困難で、店長の悩みは尽きません。

しかし、少しの工夫と緊急措置の方法をいくつか持っていることでその危機は乗り切ることができるのです。

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