2020年11月13日

ベーカリー求人に興味のある方は必見です。

パンが好きな人や食べることが好きな人にはベーカリー関係の職業は憧れますよね。

駅改札を出てパンの香りがしたり、街中でパンの匂いがするとワクワクしたりお腹が空きますよね。

今回はベーカリーの正社員・バイト求人のよくある募集内容についてや、求人の選び方や注意点、みなさんが気になる疑問についてお話しします。

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ベーカリーのおおまかな仕事内容

おおまかな仕事内容

ベーカリーのお仕事は大きく分けて二つです。

パンを作るお仕事、『製造』とパンを売るお仕事、『販売』の2種類です。

大手製パン会社の傘下にあるお店や有名なお店になると本社や支社勤務として『開発部』『営業部』『経理部』『総務部』などもあります。

ベーカリーにはどんな種類があるの?

ベーカリーはどんな種類があるか知ってますか?お店の種類分けにもよりますが大きく分けると『惣菜パン』、『菓子パン』、『ハード系』と『食パン』になります。

  • 『惣菜パン』:ウインナーロール、カレーパン、コロッケパンなど
  • 『菓子パン』:あんぱん、クリームパン、チョコパンなど
  • 『ハード系』:フランスパン、バタール、バゲットなど
  • 『食パン』:イギリスブレッド、ホテルブレッド、山型食パンなど

ベーカリーの募集でよくある施設や事業形態のパターン

よくある施設

ベーカリーショップは個人経営店とフランチャイズに分かれます。

個人経営店は住宅街や商店街などにお店を出展することが多いです。

フランチャイズはショッピングモールや駅近辺など比較的人通りの多いところに出店する傾向にあります。

事業形態のパターン

事業形態のパターンについても個人経営店とフランチャイズでは異なります。

個人経営店はパン作りを小麦粉の配合から始めてパンを焼き上げていきます。

一方、フランチャイズは、出店場所が人通りの多いところですのでパンの製造回転率をあげないといけません。

そのため、パン作りを小麦粉から作り上げてては間に合いませんので、パン作りの効率化を図るため冷凍生地を使ってるケースが多いです。

お店の作り

ベーカリーといっても最近は従来のベーカリーカフェタイプ、店内で飲食可能なお店と駅中などにあるテイクアウト専門店に分かれます。

テイクアウト専門店は近くの工場かお店で焼き上げたパンをショーケースに入れて販売するタイプです。

ベーカリーの募集でよくある職種

販売のお仕事

ベーカリーの販売は2種類あります。

一つはベーカリーカフェでの販売のお仕事です。

この販売のお仕事はテイクアウトのお客様のパンを袋に詰めたり、レジを打ったりするお仕事とイートインのお客様がオーダーするドリンクを作ることです。

もう一つのベーカリーの販売のお仕事はテイクアウト専門店でレジを打ったり、オーダーされたパンを袋詰めすることです。

製造のお仕事

製造のお仕事はお店にもよるかもしれませんがいくつかのパートに分かれています。

一般的には『成型』『焼成』『品出し』になります。

サンドイッチやサラダを取り扱っているお店だと『サンドイッチ・サラダ製造』がありますし、冷凍生地を使ってるフランチャイズだと『解凍』というパートがあったり、ドーナツやパスタ、ピザなどを扱ってるお店だと『ドーナツ焼成』、『パスタ』や『ピザ』など分かれます。

これもお店によりますが、『パスタ』や『ピザ』は販売担当が兼任するケースもあります。

珍しい職種

滅多にないかもしれませんが、ごくごくたまには製造場所と販売場所が離れているお店の場合、出来上がった製品を運ぶパート、『運搬』というお仕事もあったりします。

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ベーカリーでよくある募集内容とは?

ベーカリーとしてよくある募集内容は店舗での販売や製造が一般的です。

本社勤務などで開発や営業に携わりたくてもまずは店舗運営の経験を積んでからと考える会社が多いのでいきなり本社勤務はあまりありません。

給与相場

正社員:12万〜18万円

アルバイト:時給850円〜950円(都市部の場合)時給650円〜750円(郊外、地方の場合)

派遣社員:7万〜9万円

勤務時間や休日、残業

勤務時間:シフト制になります。

朝番:5:00〜14:00昼番:10:00〜19:00遅番:12:00〜閉店

お店の営業時間などによってはシフトの割り当てや勤務時間は異なります。

休日:月4日

シフトによっては休みが多いところもありますのでこれもお店によります。

残業:お店により異なりますが残業はあります。

特に繁忙期となる秋〜春にかけてはお店が忙しいことが多いので残業が発生するケースが多いです。

福利厚生

正社員としての福利厚生に関してはフランチャイズのような大手に就職すると、健康保険・厚生年金・雇用保険・労災保険、財形貯蓄、企業年金基金、退職金制度、、契約レジャー施設、社宅、独身寮などがあります。

アルバイトの福利厚生は社員割引(2割引き)で製品購入できることです。

勤務場所

勤務場所は店舗か本社ないしは支社です。

求められる人物像

ベーカリースタッフと聞くとどんな人物が求められるでしょうか。

正社員とアルバイトではもちろん求められるものが違いますし、アルバイトでも販売と製造では求められるものが異なります。

どんな人物が求められるかを解説していきます。

正社員の場合

柔軟性

正社員の場合は決まった業務ではなく、臨機応変に対応する必要があります。

製造をやりながらも売り場に注意を払い、場合によっては製造を一時中断して販売にいかなければならない時もありますので柔軟性は必要になります。

人とのふれあいが好き

正社員になるとお客様だけでなく、色んなアルバイトの方や納品業者、本社の人やマネージャーなど色んな人と接します。

そのため、人とのふれいあいが好きな人が向いてるといえます。

協調性

ベーカリーの特に店舗はチームワークです。

正社員の場合はまとめ役をかってでないといけませんし、アルバイトの場合はみんなで連携して仕事をしないと個人プレーだけでは仕事は終わりません。

アルバイトの場合

正確さ

販売であっても、製造であっても正確さは求められます。

販売の場合はドリンクを適量注いで素早く作り、提供しないといけませんしい、製造は決められた時間内でパンを作っていかないといけません。

どちらも正確さが必要となります。

チャレンジ精神

新しく始める、未経験からスタートするとアルバイトも正社員も同じですが覚えることが多いです。

製品名や製品のレシピ、ドリンクなど覚えることがいっぱいのため最初は大変です。

それでも頑張ろうとかやってみようと思えることが大事なのでチャレンジ精神も必要です。

必要なスキルや資格、経験

必要なスキルや資格、経験というと調理師免許やパンに関する資格が必要かと思われがちですが、意外と必要ありません。

個人としてお店を立ち上げるとなると食品衛生責任者や防火責任者という資格が必要になりますがそれは別のお話です。

ベーカリーの雇用形態による違い

正社員とアルバイトでは色々違ってきます。

例えば、勤務時間です。

正社員は最低8時間労働ですが、アルバイトは自分の空いた時間でシフト入りを希望している時間帯になります。

それから大きな違いは福利厚生です。

通常のアルバイトでは保険や年金まではカバーされませんので正社員のみになります。

自分にあったベーカリーの求人の選び方や注意点

実際の求人を見て何をポイントに選べばいいのか迷ってる方に選び方と注意点をお教えします。

【選び方①】雇用形態から探す

働くにあたり、正社員としてしっかりと働きたいのか、アルバイトとして空いた時間を使って働きたいのかを明確にします。

その上で、正社員かアルバイトの応募をチェックします。

【選び方②】職種から探す

正社員の場合はどうしてもオールマイティーに動かないといけないため、製造だけではなく接客販売もこなさなければなりません。

そのため、パン作りだけをしたいという場合はアルバイトがオススメです。

【選び方③】会社の業態から考える

正社員として働きたいのであれば、会社の業態を考える必要はあるかと思います。

ご自身がやりたいことや目標などがある場合は募集している会社のホームページをよくチェックしてみてください。

例えば、ベーカリーカフェでパン作りをするつもりで入社したけど、お店によってはランチタイムにカレーを提供しているためお昼はパン作りよりカレー作りが忙しい、というところもあったりします。

【選び方④】給与や雇用条件から考える

給料や雇用条件はベーカリーカフェだと他の仕事に比べてそこまで高いものは望めません。

初任給も12万〜18万円くらいですので保険や年金、税金を引くと手元に残るお金はそこまで多くはないです。

【選び方⑤】エリアから考える

エリア選びは重要です。

特にアルバイトの場合は、学校帰りや自宅からの通勤時間などを考える必要があるので重要です。

もちろん、お店もエリアによっては特性があります。

都市部のお店はやはり朝の通勤通学時間帯、ランチタイム、3時のおやつの時間、夜の帰宅時間が忙しいですし、郊外になると平日より土日が忙しくなります。

土日を中心に働くのであれば郊外のお店がいいかもしれません。

【選び方⑥】好きなブランドから考える

ベーカリーにもブランドはあります。

アンデルセン、神戸屋、ドンク、ヴィドフランス、サンマルクなど好きなお店があるならチャレンジしてみてもいいと思います。

これらのお店は正社員も募集しているのですが、いきなり正社員は難しいという方でもアルバイトから始めて社員になる方法もあります。

ベーカリーについてよくある疑問

ここからはベーカリーについてよくある疑問をまとめて回答してみましたのでご参照下さい。

未経験でも応募できる?

ほとんどのお店では未経験でももちろん応募は可能です。

正社員、派遣社員、アルバイトの募集があるの?

お店によるかもしれませんが多くのお店では正社員かアルバイトの募集が多く、派遣社員の応募は少ないのが現状です。

雇用形態によって給与体系はどう違う?

正社員(初任給)とアルバイトでは給与体系はもちろん異なります。

正社員は福利厚生の一環で保険や年金を会社が保証してますがアルバイトは保証されてません。

残業って多いの?

シーズンにもよりますが秋から春にかけては繁忙期になることが多いので残業が発生する可能性は高いです。

シフトの自由度ってどうなの?

シフトの自由度は基本的に認められてます。

ただ、シフトの時間帯も人数に制限があるので同じ時間帯に何人もいる場合は希望する時間で勤務できない場合もあります。

資格って必要なの?

資格は特に必要ではありません。

ただ、調理師などあったら役に立つ資格はあります。

パン作りは難しい?

お店によりますが、小麦粉から作り上げる場合はとても難しいです。

水や小麦粉の配合だったり、その日の気温や湿度に応じて色々と調整しないといけませんし、焼き上がりの時間を計算して作業しないとお客様が来店してる時にパンを出せなくなります。

ただ、未経験者にオススメなのは冷凍生地を扱ってパンを作ってるお店です。

冷凍生地は解凍後、成型をして具材を加えるので小麦粉から作り上げるよりは比較的作りやすいです。

余ったパンは持ち帰りできる?

これは正直お店次第です。

従業員割引を設定しているお店の場合は余ったパンの持ち帰りを禁止しているところが多いです。

アルバイトから正社員になれる?

なれます。

正社員になりたい場合は、そのお店にいる店長にその旨を伝えたらオッケーなのですが、お店によっては社員登用試験を用意しているところもありますし、個人経営店の場合は、店長=オーナーということもあるのでオーナーの判断次第になることもあります。

ベーカリーの仕事のやりがいはコレ!

接客販売

ベーカリーのお仕事は作ることも楽しいですが、接客販売も楽しいです。

お客様から直に美味しかったとかまた来たいと言われるのは接客販売しているスタッフになりますのでお客様の直の声を聞くとやる気につながります。

製造

ベーカリーの醍醐味はやはり製造です。

最初は難しいのでうまく作れませんし、色々と失敗はしますが、慣れてくると思うような形にパンを作れたり、一生懸命作ったパンが焼き上がる瞬間を眺めるとやる気につながります。

店長

ベーカリーだけではないかもしれませんが、店長のお仕事もやりがいがあります。

それは正社員の部下やアルバイトの成長を見たり、お店の売り上げが上がることです。

まとめ

ベーカリーのお仕事って意外と色々ありますよね。

基本的には販売か製造なのですがお店の特性、客層、立地条件によっては細かく分担されてることもあります。

アルバイトや正社員で応募してみようという方はぜひこれを参考にしてチャレンジして下さい。

以上、ベーカリー求人でよくある募集内容・職種や正社員・バイトなどの違い、気になる疑問について解説しました。

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