全国的に介護福祉士の人材不足が問題となっており、今でも専門学校は入学者が減る一方です。

高齢者は増加傾向にあり、介護の需要は増えています。

この人材不足は深刻な問題となっています。

今、介護の仕事に興味がある方や、これから転職をして介護の仕事をしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

介護の仕事をしたいと考えているけど、自分にできるかどうか不安を感じ踏み出せずにいるかも多いでしょう。

ですから、今回は介護士の仕事をするに当たって、どんな人材が介護職に適しているかをご紹介したいと思います。

皆さんの参考になればと思いますので、不安を感じている方は読んでみてくださいね。

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介護士はどんな仕事?

介護の仕事は、今は多岐にわたりますが、ここでは基本的な介護職の仕事の内容について説明したいと思います。

皆さんが介護と言ってまず連想されるのは、オムツ交換や食事のお世話。

お風呂のお世話ですよね。

そうです!!

それが基本の仕事です。

身体的、精神的に疾患によって日常生活が困難な方に対して、生活を送るための支援をする仕事なのです。

介護士の大まかな仕事内容

仕事内容としては、先ほどもお話しように、オムツ交換や食事のお世話、お風呂のお世話です。

介護の仕事の基本となる、身体介護は介護の仕事をするにあたって一番の仕事です。

毎日の生活をする上で、必要なこの3つが高齢社の方は自分で行えない状況となっているので、それをお手伝いするのです。

これを毎日続けることで、高齢者の方々は、これまでと同じ生活を支援を受けながら続けることができるのです。

仕事上の役割とは?

役割は、高齢者の身体介護と認知症の進行状況の観察や体調の確認を常に行っていきます。

病院とは違って、常に医師や看護師が利用者を観察しているわけではありません。

もちろん自宅ではそうですよね。

家に医師や看護師がいて体調を確認したりはしませんよね。

家族が体調を見て、調子が悪ければ病院へ受診する。

そのように生活をしていますよね。

ですが、家族も生活があります。

仕事をしなくてはなりません。

常に家で認知症の方や身体状況が悪い方を見ていることはできませんよね。

ですから、私たち介護士が利用者のそばで、支援をしながら日常の状態を把握して、コミュニケーションを図って施設での生活を支援するのです。

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介護士の仕事はどんな人に向いている?

ここからは実際にどのようか人が介護の仕事に向いているかを説明したいと思います。

イメージしやすいように具体的な例も挙げて説明したいと思います。

明るく体力がある人

これは最も大切なことですね。

家族と離れてしまった、これまでの家での生活ができなくなってしまった。

そのことでまずは利用者は気持ちが落ち込んでしまうことがほとんどです。

そんな中で、元気がないスタッフがいては、利用者はさらに気分は落ち込んでしまいます。

明るくハキハキしているスタッフが対応することで、笑顔を引き出すことができ、「ここでの生活も楽しいな」と感じてくださるのです。

そして、体力は必要です。

たくさんの利用者の身体介護をします。

車椅子に乗せる、寝かせるなど力が必要です。

1日歩きっぱなしです。

体力がないと、自分自身も辛いでしょうし、利用者も怪我させてしまうこともあるので体力はあったほうがいいですね。

話すのが好きな人

介護をするにあたって、コミュニケーション能力は重要です。

生活支援ですので、工場のように流れ作業ではないのです。

家族のように日常会話をしながら、支援をしていきます。

ですから、会話の中で、利用者の心情を汲み取ったり、元気づける、励ますなどのことは多くあります。

利用者さんは介護士との会話を楽しみにしてくださっているかも多いのです。

家族や友人と身体的、精神的なことが原因となって離れてしまっている状況では、日常的に私たちが会話を楽しむようか環境が利用者にはありません。

ですから、「聞いてもらいたい」「話したい」といった願望は多くあるでしょう。

話を聞く、話しかけないなどは利用者にとっては、不安を大きくさせてしまうのです。

ですから、話を聞く、話すことが好きな人はコミュニケーション能力も高いでしょう。

人の気持ちがわかる

優しさと言っても、具体的にはどんな優しさなのか??と思ってしまう人もいるでしょう。

人の気持ちを考えることができる優しさです。

要介護状態になってしまった利用者は、何もなりたくてなったわけではありません。

疾患によって言葉が出ない、体が動かない、覚えられないと言った状況になってしまっているのです。

なのに、介護をしてる側が、「どうしてこんなこともできないの!?」と言った気持ちではダメなのです。

それは介助にも表れます。

いやいややっていると介助されている側は感じ取ってしまいます。

要介護者も申し訳ないと感じているのです。

そんな気持ちをわかってあげること、自分がされたらどうかを考えることができる人が良いい介護士になることができるでしょう。

自分の気持ちをコントロールできる

利用者は認知症を発症している人も多いです。

ですから、何度も同じことを言う、同じ行動を繰り返すなどの行動があります。

そこで否定してしまっては余計に症状を悪化させてしまうのです。

介護をしている中で、イライラした感情をそのまま利用者にぶつけてしまうのは最もしてはいけないことです。

ですから、自分の気分で態度が変わることはしてはいけません。

自分お気持ちをコントロールできない人では、業務の大変さから、すぐに感情を表に出してしまいます。

ですから、自分で感情のコントロールができることが必要ですね。

介護士の仕事で活かせる経験

ではこれまで職業で介護に行けせることはあるのでしょうか。

全くの違った職種への転職になるので不安はあるでしょうが、実は活かすことのできる経験はたくさんあるのです。

こちらではそれを紹介したいと思います。

サービス業などをしていた人はおすすめです

サービス業の方は、お客様と関わることが多くありますね。

ですから、マナーや言葉使いがしっかりとできています。

そしてコミュニケーションの能力が高いのです。

そしてサービス精神が旺盛であるため、利用者の話をよく聞いて、喜ばせることができるでしょう。

保育士

保育士さんは子供の行動や日々の様子をよく観察しています。

ですから、対象者が高齢者になっても、日々の生活から変化などにも細かに気づくことができるでしょう。

その観察力を生かして介護士としても大いにスキルを発揮できることでしょう。

介護士で働くメリットとは?

勤務体制になれてしまえば、自由な時間が多く持てる

シフト制の介護士。

なんとなく、決まった定期的な休みがないので大変なイメージがありますが、そうではないのです。

夜勤があれば、次の日は明けで、朝帰ると次の日までは休みなのです。

ですから、週末まで休みがないなでの連続勤務をするよりも1週間の中で、自由となる時間はたくさんあるのです。

資格がなくても働ける

現時点では全く資格がない人でも、働きながら資格取得が可能なのです。

資格を取ろうと思っても働きながらは難しいものってありますよね。

しかし、介護業界は、資格を取るまでに実務経験と知識の取得が同時にでき、働いているので給与も安定しているということですね。

資格を取るまでに、無収入となってしまっては、生活ができないですからね。

自分次第では企業もできる

経験や資格を持つことで、介護のノウハウや経験、資格を活かして個人で事業所を持つこともできるのです。

ケアマネを取得すれば、個人で事業所を設立して自身で運営もできます。

仲間がいれば、施設やデイサービスも夢ではありません。

その後のキャリアについて

この仕事についた後のキャリアアップの道は?

介護福祉士の資格にとどまらずに、経験を積んだら、生活相談員、ケアマネといったキャリアアップは可能です。

そしてさらには管理者や経営者を目指すこともできるでしょう。

他の仕事にもこの経験を活かせる?

介護の仕事は最大のサービス業なのかもしれません。

人の話を聞く、汲み取るなどのコミュニケーション能力、危機管理意識などが自然と身についてきます。

介護の仕事をした人は他職種ではうまくできないなどの意見もありますが、それは人間性の問題です。

介護で培った忍耐力やコミュニケーション能力はどこでも通用します。

自分にあった介護士の求人の選び方や注意点

介護の仕事といっても、どこでも同じわけではありません。

ですから、自分の現在の状況にあった施設や事業所を選んで、働くことをおすすめします。

せっかく介護の仕事に向いている人でも働く場所や、環境によってはできないこともあるかもしれませんので、しっかりと自分にあった介護現場を選びましょうね。

【選び方①】雇用形態から探す

雇用形態は大切ですね。

これからバリバリ働きたいのであれば、正社員を選びましょうね。

ボーナスや基本給なども変わってきます。

ヘルパーなどの募集ではパート募集も多いので注意して選びましょうね。

子育てや家庭の事情などで、フルタイムでの勤務が難しいのであれば、パートの募集を探しましょう。

時間や休みの融通が利く場合が多いですよ。

【選び方②】職場の業態から考える

これは最も重要になってきます。

あなたが携わりたい、介護の事業はなんなのかということです。

介護の基本的業務は各事業所でも大きく変わりはないでしょう。

身体介護やコミュニケーションなどの業務が全般になったうえで、それにプラスアルファでの業務が出ます。

そして勤務形態が大きく違ってきます。

入所型の施設では、3交代や4交代の交代制のシフト。

夜勤や早番などがありますね。

また、デイサービスのように日中のみの勤務。

ヘルパーでも早番、遅番がありますね。

ですから、あなたが選ぶ業態によっても、これだけ大きな違いがあります。

そして在宅支援なのか、ターミナルケアなどの最後までお世話をしていくのかでも違ってきますよね。

【選び方③】給与や雇用条件から考える

こちらも生活をする上で重要な要素ですね。

給与や年収など考えて選びましょう。

どのような給与体制なのか、準社員での入社であっても試用期間が終わった後には正社員へ上がることができるかなどが大事ですね。

【選び方④】エリアから考える

独身であれば、地元での就職にこだわらないのであれば、関東などの方が給与はいいですね。

まだまだ東北は介護の仕事での高給与は期待ができないですね。

介護士の仕事はどうやって探す?

介護の仕事は求人にも多くありますね。

職業安定所でも頻繁に更新されているのでチェックしてみてくださいね。

今はネットでも気軽に見ることができます。

そして介護士専用の求人サイトなども参考にはなりますね。

サイトでは注意しなければならないのが、派遣での募集をしている場合があるので、給与面だけ見てしまって派遣であるじょとに気がつかないなどの失敗もあるので注意しましょうね。

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まとめ

今回は介護士の仕事に向いている人についてご紹介させていただきました。

介護の仕事は決して楽な仕事ではありません。

体力的にも負担が大きいのに、給与は安いといったイメージが多いでしょう。

しかし、悪いことばかりではありません。

利用者を一番近くでお世話をすることができます。

一緒に笑ったり、時には泣いたり、利用者に励まされることもたくさんあります。

家族や利用者からの「ありがとう」の言葉に救われます。

そして高齢者ですので、大好きな利用者との別れもあります。

本当に悲しく、自分は何がきちんと介護できたのか?利用者のためになることができたのか?と感じてしまうこともあります。

でも、大好きな利用者の最後の瞬間に立ち会えたことをありがたく感じます。

命の重みを感じて、人の大切さを感じることができるのがこの仕事でもあります。

世間ではあまり良くない印象の介護の仕事に就こうと選択肢に考えている時点であなたはこの仕事に向いているのかもしれません。

人を大切に感じる優しさがない人は介護の仕事に対して興味も持たないでしょうから。

あなたが介護の仕事をしたいと考えているのであれば、今日紹介したい内容を参考にして介護の仕事をして見ることもいいと思います。

実際に自分で体験して、そこから自分の介護観が芽生えはずです。

まずは一歩を踏み出してください。


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