全国的に介護福祉士の人材不足が問題となっており、今でも専門学校は入学者が減る一方です。

高齢者は増加傾向にあり、介護の需要は増えています。

この人材不足は深刻な問題となっています。

今、介護の仕事に興味がある方や、これから転職をして介護の仕事をしたいと考えている方もいるのではないでしょうか。

介護の仕事をしたいと考えているけど、自分にできるかどうか不安を感じ踏み出せずにいるかも多いでしょう。

ですから、今回は介護士の仕事の具体的な仕事内容や、介護士に向いている人・向いていない人、介護士の仕事のメリットなどをご紹介したいと思います。

皆さんの参考になればと思いますので、不安を感じている方は読んでみてくださいね。

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介護士はどんな仕事?

介護の仕事は、今は多岐にわたりますが、ここでは基本的な介護職の仕事の内容について説明したいと思います。

皆さんが介護と言ってまず連想されるのは、オムツ交換や食事のお世話。

お風呂のお世話ですよね。

そうです!!

それが基本の仕事です。

身体的、精神的に疾患によって日常生活が困難な方に対して、生活を送るための支援をする仕事なのです。

介護士の仕事は大きく7個の役割に分けられます

特別養護老人ホーム

世間一般的に「老人ホーム」と言われる施設が特別養護老人ホームです。

介護士の仕事は「食事」「排泄」「入浴」「レクリエーション」など利用者様の生活を支援していくのがメインとなっています。

介護老人保健施設

上の特別養護老人ホームと似ているともいえるのが「介護老人保健施設」。

特別養護老人ホームとの違いは職員体制の違いです。

リハビリを専門に担当している職員「理学療法士」「作業療法士」の方が利用者様のリハビリを日常で行います。

利用者様も「リハビリ」に重点を置いて生活しているというイメージです。

また、看護師の方も多く「医師」が必ず常勤しています。

介護士の仕事としては特別養護老人ホームと大きな変わりはありません。

利用者様の生活を支援していくというのがメインとなります。

ショートステイ

ショートステイは名前の通り「短い泊まり」です。

2泊3日や1泊2日という感じで短い期間施設に入所するというものです。

介護士の仕事としてメインは生活の支援ということで変わりありません。

また、施設にもよりますが自宅への送迎を介護職員が億なう場合もあります。

デイサービス

介護の仕事をしていない人でも聞いたことくらいはあるというのが「デイサービス」。

(原則)施設側の送迎があります。

朝、施設に行き夕方自宅に帰ってくるという一日の流れです。

介護士の仕事としてはこれもメインは同じです。

レクリエーションをする機会が多くなり特別養護老人ホームやショートステイの職員よりもレクリエーションの力が付きます。

また、夜勤が無いというのも特色です。

デイサービスの場合は介護職員が送迎をするところがほとんどだと思います。

認知症専門デイサービス

利用者様が「認知症」の方に限られたデイサービスです。

この認知症専門のデイサービスについては世間的にもあまり認知されておらず、介護士の人でも知らない人がいるくらいです。

介護士の仕事としては基本的に今までの所と同じです。

ですが、上の「デイサービス」とは雰囲気が全然違います。

どちらのデイサービスも経験している私の個人的な意見ですが認知症専門デイサービスの方が精神的な疲れがあります。

前述の「デイサービス」は身体的な疲れがあります。

どちらが楽という話ではありませんが、介護士によって得手不得手が出てくる部分だと思います。

グループホーム

認知症の方が生活する施設のことです。

一見すると普通の家のような施設もあります。

グループホームの特徴は「少人数」ということです。

一人の利用者様に一部屋という完全個室となっており、「施設」というより「家」という雰囲気です。

職員と一緒にご飯を作ったり、掃除をしたりという感じで「特別養護老人ホーム」や「介護老人保健施設」とは全く違った雰囲気の中で生活します。

慌ただしい雰囲気ではないので、認知症の方に合っていると考えられています。

ホームヘルパー

今まで紹介してきたものは利用者様が施設に来るものでしたが、ホームヘルパーは文字通り介護士が家(ホーム)に行きます。

ホームヘルパー業務の経験はありませんが、施設で介護するより利用者様のペースに合わせて生活の支援をしていきます。

ホームヘルパーの場合、利用者様によって「入浴の手伝い」とか「買い物の付き添い」など支援することが決まっています。

また、法律的な部分からホームヘルパーがやってはいけないことがあるので注意が必要です。

例えばですが、利用者様の居室の掃除はできますが、家全体の大掃除は出来ないというようなイメージです。

ホームヘルパーの9割は女性です。

男性のホームヘルパーさんもいますが、利用者様から嫌がられるケースが多いようです。

介護士の具体的な仕事内容とは?

具体的な業務

日常生活の支援

食事・排泄・入浴のお世話をします。

利用者様によって介助量は変わりますのでその人にあった介助をする必要があります。

介護士の基本となる業務です。

経験を重ねるとほとんどの利用者様の介助には対応できるので最初出来ないからと焦る必要はありません。

夜勤

あえて、上の日常生活の支援とは別枠で説明していこうと思います。

イメージとして夕食の時間帯付近で出勤し、次の日の朝食後まで働くという感じです。

勤務時間も単純に長いですし、夜を越します。

職員の人数も限りなく少ないという心身にきつい状況で仕事をすることになります。

経験者から話をさせてもらいますと、自分が思っている以上に負担がかかっています。

私は現在、夜勤を初めて4年くらい経過していますが夜勤を終えるといつもヘトヘトです。

基本的に自分の担当しているフロアを一人で担当するという施設が多いと思います。

昼間と違って、一人で対応しないといけません。

コール対応が重なった時などは優先順位を考えてしないといけませんし、多くの利用者様は眠っていますので、ドタバタと走り回ったり大声で話したりするというのもご法度です。

いわゆる「平和な夜勤」と言われるコール対応も少なく事故も何もなかった夜勤だったとしても心身の疲労はかなりのものになります。

これから夜勤を始めるという人は、慣れるまでは夜勤当日と夜勤から帰った後はゆっくりと休みましょう。

個人的には夜勤当日の過ごし方が夜勤を乗り切るのに重要だと思っています。

私は夜勤当日は出勤までは家にこもっています。

出来る限り体力を消費しないようにしています。

担当者会議への出席

あまり一般的なイメージには無いと思われるもので言うと「担当者会議」の出席です。

これは利用者様全員には簡単にいうと「生活の目標」というものがあります。

「担当者会議」とは、介護士だけでなくリハビリスタッフ・調理スタッフ・ケアマネジャー・家族など様々な人が集まる会議で「生活の目標」が決まります。

「生活の目標」を具体的に言うと、〈毎朝自分で髭剃りをする〉〈自分で着替えの用意をする〉〈車椅子で廊下を一往復する〉といったもので利用者様によって内容は様々です。

「担当者会議」はおよそ3か月に一度のペースで定期的に行われます。

毎回、書類作成が行われます。

この書類作成の作業がパソコンが苦手な人にすると厄介なものとなります。

送迎

デイサービス・ショートステイの職員限定になると思います。

利用者様を自宅と施設を車で送迎します。

見落としがちですが、普通免許をもっていることが重要となってくる場面です。

利用者様を車に乗せて送迎するというのは思っている以上に緊張します。

自分の車で事故をしたことが無い人でも送迎中に事故を起こすということは当たり前くらいに思っていた方がよいです。

もし、送迎の仕事をする場面になったらいつも以上に安全運転を意識してほしいと思います。

委員会の仕事

どの施設にも必ず「委員会」というものがあります。

種類は様々で違いがあります。

介護の仕事を始めた1年目から何かの委員会に入ります。

日常の業務以外に任された委員会の仕事をしないといけません。

委員会によって負担度は違いますがいずれにせよ、残業ですることといえばこの「委員会」の仕事といえます。

仕事の流れ

私の経験からある施設の「日勤」の仕事の流れを紹介します。

大まかに書いていくと下記のようになります。

排泄介助(8:30~)

出勤する時間帯が朝食後となるので各利用者様の排泄介助をします。

申し送り(9:10~)

その日のリーダーから申し送りがあります。

記録(9:30~)

ここからは早出などで業務内容が分かれます。

日勤は記録業務に入る場合が多いです。

排泄介助(11:00~)

この時間に排泄介助をする利用者様に対して声掛け・誘導・介助をしていきます。

休憩(11:45~)

勤務によって休憩時間は違ってきます。

排泄介助(12:30~)

11時の排泄介助でトイレに行かなかった利用者様に対して声掛け・誘導・介助をしていきます。

曜日によって業務内容が変わります(13:30~)

曜日によって日勤の仕事内容は変わります。

レクリエーションや入浴の準備、シーツ交換などを行います。

排泄介助(14:45~)

日勤帯で最後の一斉に行う排泄介助です。

記録(15:30~)

夕方の記録業務を行います。

一人で行うのではなく、何人かで手分けをして行います。

遅出・夜勤の人の手伝い(16:30~)

記録を終えると残っている雑務を行います。

口腔ケアの用意・ポータブルトイレの用意など遅出や夜勤者の業務が行いやすいように準備を行います。

業務終了(17:00)

委員会などが無ければ、業務終了です

一応の流れは以上のようになります。

その日によって業務の内容・流れは当然変わってきます。

一つの目安として参考程度にしてもらえればと思います。

業務を終えてから記録をするという施設が多いような印象を持っています。

介護士はどういう人と仕事で関わるの?

介護士は仕事でどんな人と仕事で関わるのかを解説していきます。

ケアマネジャー

デイサービスやショートステイなどの在宅での生活が基本となる利用者様の場合は特にケアマネジャーとの関わりが多くなります。

利用者様全員にケアマネジャーがいます。

利用者様と家族の橋渡し役となっていますのでケアマネジャーは介護の仕事において重要な役割を果たしています。

利用者様家族

利用者様家族とは場合によっては利用者様以上に話し合いを重ねることがあります。

家族様との信頼関係は非常に大切になってきます。

リハビリスタッフ(理学療法士・作業療法士)

特に介護老人保健施設での仕事の場合、他の介護施設より「リハビリ」に重点を置いています。

そのため、リハビリスタッフが多く配置されています。

ほぼ毎日リハビリスタッフと顔を合わせることになります、日々の情報交換が重要となってきます。

看護師

看護師も必ず介護施設には配置されています。

介護士がしてはいけない業務を看護師がする場合もあります。

そのあたりの知識も重要となります。

介護士と看護師の情報交換はとても重要となってきます。

介護士の仕事はどんな人に向いている?

ここからは実際にどのようか人が介護の仕事に向いているかを説明したいと思います。

イメージしやすいように具体的な例も挙げて説明したいと思います。

明るく体力がある人

これは最も大切なことですね。

家族と離れてしまった、これまでの家での生活ができなくなってしまった。

そのことでまずは利用者は気持ちが落ち込んでしまうことがほとんどです。

そんな中で、元気がないスタッフがいては、利用者はさらに気分は落ち込んでしまいます。

明るくハキハキしているスタッフが対応することで、笑顔を引き出すことができ、「ここでの生活も楽しいな」と感じてくださるのです。

そして、体力は必要です。

たくさんの利用者の身体介護をします。

車椅子に乗せる、寝かせるなど力が必要です。

1日歩きっぱなしです。

体力がないと、自分自身も辛いでしょうし、利用者も怪我させてしまうこともあるので体力はあったほうがいいですね。

話すのが好きな人

介護をするにあたって、コミュニケーション能力は重要です。

生活支援ですので、工場のように流れ作業ではないのです。

家族のように日常会話をしながら、支援をしていきます。

ですから、会話の中で、利用者の心情を汲み取ったり、元気づける、励ますなどのことは多くあります。

利用者さんは介護士との会話を楽しみにしてくださっているかも多いのです。

家族や友人と身体的、精神的なことが原因となって離れてしまっている状況では、日常的に私たちが会話を楽しむようか環境が利用者にはありません。

ですから、「聞いてもらいたい」「話したい」といった願望は多くあるでしょう。

話を聞く、話しかけないなどは利用者にとっては、不安を大きくさせてしまうのです。

ですから、話を聞く、話すことが好きな人はコミュニケーション能力も高いでしょう。

話すことが苦手でも大丈夫

人を相手にする仕事ですので、話すことが苦手という部分を気にする人もいるかもしれません。

私自身、あまり話をする方ではありませんが、利用者様相手だとかなり話をすることができます。

こういうタイプならもちろん問題ないです。

誰が相手でも話をするのは苦手だという方もいると思います。

そんな方も大丈夫です。

利用者様には話を聞いてほしいというタイプの人もいます。

こちらから話をしなくても聞いてもらうだけで嬉しそうな人もいますので、心配しなくて大丈夫です。

話をすることに一生懸命になりすぎて肝心な仕事が進んでいないということはいけませんので気を付けましょう。

人の気持ちがわかる

優しさと言っても、具体的にはどんな優しさなのか??と思ってしまう人もいるでしょう。

人の気持ちを考えることができる優しさです。

要介護状態になってしまった利用者は、何もなりたくてなったわけではありません。

疾患によって言葉が出ない、体が動かない、覚えられないと言った状況になってしまっているのです。

なのに、介護をしてる側が、「どうしてこんなこともできないの!?」と言った気持ちではダメなのです。

それは介助にも表れます。

いやいややっていると介助されている側は感じ取ってしまいます。

要介護者も申し訳ないと感じているのです。

そんな気持ちをわかってあげること、自分がされたらどうかを考えることができる人が良いい介護士になることができるでしょう。

自分の気持ちをコントロールできる

利用者は認知症を発症している人も多いです。

ですから、何度も同じことを言う、同じ行動を繰り返すなどの行動があります。

そこで否定してしまっては余計に症状を悪化させてしまうのです。

介護をしている中で、イライラした感情をそのまま利用者にぶつけてしまうのは最もしてはいけないことです。

ですから、自分の気分で態度が変わることはしてはいけません。

自分お気持ちをコントロールできない人では、業務の大変さから、すぐに感情を表に出してしまいます。

ですから、自分で感情のコントロールができることが必要ですね。

待てる人

利用者様というのは基本的に動作が遅いです。

また、話すペース・考える速さも遅い場合がほとんどです。

介護士はそのペースに合わせることが必須となります。

実際に仕事をしていて、同僚の方も「介護は基本的に待つのが仕事だよね」と話をしているのを聞いたことがあります。

適度に手を抜ける人

これは、介護士というか自宅で介護をする人にも言えることです。

介護は「大変なこと」ということは介護をしていない人でも知っていることです。

特に在宅介護は「介護殺人」が起こってしまうほど酷なものです。

様々な原因がありますが、一つとして介護者が一生懸命になりすぎて自分を責めてしまうということがあると思います。

私が介護の仕事一年目の時も、とにかく一生懸命に仕事をしていましたが先輩から「ある程度は楽にやっていかないともたないよ」と言われたことがあります。

そうしないと自分がいっぱいいっぱいになってしまうということでした。

そんな私が、今は後輩に「適当に手を抜いてやったほうが良いよ」とアドバイスしています。

パソコンが使える

これは、パソコンの事なら何でも任せなさい。

というレベルではありません。

「Word」「Excel」「PowerPoint」がそこそこ使えれば良いというレベルです。

介護士は「事務的な仕事」が想像しているよりも多いです。

特に「Word」「Excel」が使えると自分も楽ですし、職場の人からも頼りにされます。

あくまで介護の職場なのでプロ級の腕は必要ありませんが、ある程度出来ると良いです。

逆に介護士の仕事が向いていない人ってどんな人?

ここでは介護士に向いていない人はどんな人なのかを解説していきます。

あくまで個人的な見解ですので参考程度にご覧ください。

せっかちな人

介護士に向いているのはどんな人かの所で「待てる人」と書きましたが、その反対です。

利用者様のしていることを待てない人は向いていません。

介護士のペースに合わせようとすると転倒などの事故につながる恐れがあるだけでなく、利用者様からも反感を受けてしまい仕事がやりづらくなります。

愚痴をこぼしたり、疲れているアピールをする人

利用者様の前で愚痴をこぼしたり、「私今日で6連勤目だよ~」と疲れているアピールする人は向いていないと思います。

介護の仕事に限らず仕事は疲れるものです。

それをアピールして誰が喜ぶでしょうか。

その場の空気を悪くするだけだと思います。

そんな人に介護されたら利用者様も良い気分にはなりません。

利用者様の前ではもちろん、どんなに疲れていてもなるべく見せないようにしましょう。

職場の雰囲気が悪くなります。

介護士の仕事の良いところ

やりがいを感じるポイント

ここでは介護士の仕事でのやりがいを紹介していこうと思います。

給料が低いことで有名な介護士。

それでも続けていられるのは「やりがい」のおかげ。

ぜひ見てほしい内容です。

利用者様から認められる

介護の仕事のやりがいといえば「利用者様からのありがとう」が基本です。

これももちろん「やりがい」なのですが、私は「利用者様から認められる」というのも大きなやりがいとなります。

利用者様の中に認知症の方というのは意外なほどに多いものです。

毎日のように挨拶をしていても覚えてもらえないというのは日常です。

しかし、ずっと丁寧に介助しているといつもと違う反応をする場合があります。

「ありがとう」が「いつもありがとう」に変わるというのが一例です。

家族から感謝される

利用者様は認知症や物忘れなどで、いつも同じような反応だったりするということが多いです。

しかし、家族は別です。

家族から感謝されることも「やりがい」になります。

家族様の中にはいわゆる「クレーマー」と言われる家族様もいらっしゃるのが現実です。

しかし、そんな家族様もこちらの真摯な対応を見てやさしく言葉をかけてくれるなど変化が見られます。

家族様は職員の仕事の様子をよく見ているものです。

そんな家族様から認められるということは体験してみるととても嬉しいことだと実感できると思います。

出来ることが増える

介護士の新人として就職したての頃は、日常の介助に慣れることで精一杯です。

しかし、月日が経つにつれ日常の介助以外の仕事も任せられるようになります。

例えば、デイサービスの職員だと「担当者会議」に出席するようになります。

利用者様の家に行き、その利用者様に携わっている職種が全員集まって、現状や今後の計画について話し合います。

福祉用具の会社の人や、ホームヘルパーなど普段会うことの無い人と話をしたり、普段見ない利用者の話を聞くこともできます。

介護士として一段階ステップアップしたことを実感できるいい機会です。

面白いポイント

これは「やりがい」と似ている部分もありますが「面白いポイント」について「面白い」=「笑い」という視点で紹介していきます。

相性の良い利用者様と出会う

あくまで仕事として割り切って接している部分はあるのですが、やはり「特に相性が良い」利用者様と出会うことがあります。

介護の仕事はストレスがどうしても強くなってしまいます。

利用者様だけでなく同僚(職員)に対してのストレスもあります。

そんな時に、息抜き代わりに「相性が良い」利用者様と話をして一笑いして仕事に戻るということをしています。

利用者様同士の話がおもしろい

利用者様同士の会話を聞いていても面白いと思う部分があります。

認知症が進行していると「何を言っているのか分からない」ということがあります。

これはモソモソと話すので聞こえにくい時もあれば、利用者様が言っていることが支離滅裂で分からないなどいろいろなケースがあります。

しかし、「重度の認知症の利用者様同士の会話が何故か成立する」という現象に立ち会うことが多々あります。

お互いに全く違うことを話しているのに二人とも満足そうに話をして笑顔になっています。

介護士の仕事で大変なこと

3Kといわれ大変なイメージのある介護の仕事ですが私の経験からどんなことが大変なのかを解説していこうと思います。

様々な利用者様(職員)

人相手の仕事です。

当然自分の苦手な人も大勢います。

(どんな仕事もそうですが)

利用者様でいうとそれぞれ、生活歴・習慣がちがっていますので考え方も違います。

そんな人が同じ施設に集まって生活しています。

それぞれの利用者様が少しでも気持ちよく生活できるように私たち職員は介助したり気遣い・心配りをしないといけません。

一日の業務を終えると心身ともに疲れてしまっています。

また、職員もそれぞれ介護に対する考え方・熱意に差があります。

そのギャップに耐え切れず辞めていく人もいます。

色々な人と関わる仕事ですので、人間関係で悩む人も多いです。

連続勤務

施設によりますが、他の職員の勤務の関係もあり6連続出勤や夜勤が続くといったような勤務になる場合もあります。

毎日同じ時間に出勤する6連続勤務と夜勤や早出など出勤時間がバラバラな6連続では後者の方が体への負担は大きいです。

女性の職場であるということ

これは男性介護者の視点です。

以前と比べて男性の介護士が増えているとはいえ女性が圧倒的に多いです。

男性職員として重宝される場合もありますが、男性職員が集まると「女性の職場」であることについての悩みを吐露することも多いです。

女性職員の中には男性職員ということだけで「仕事ができない」と決めつけているのではないかというような人もわずかですがいます。

これから介護士を目指そうと考えている男性の皆さん、思っているよりも女性の職場で働くことは大変であると頭に入れておいた方が良いですよ。

3Kといわれ大変なイメージのある介護の仕事ですが私の経験からどんなことが大変なのかを解説していこうと思います。

介護士の仕事で活かせる経験

ではこれまで職業で介護に行けせることはあるのでしょうか。

全くの違った職種への転職になるので不安はあるでしょうが、実は活かすことのできる経験はたくさんあるのです。

こちらではそれを紹介したいと思います。

サービス業などをしていた人はおすすめです

サービス業の方は、お客様と関わることが多くありますね。

ですから、マナーや言葉使いがしっかりとできています。

そしてコミュニケーションの能力が高いのです。

そしてサービス精神が旺盛であるため、利用者の話をよく聞いて、喜ばせることができるでしょう。

保育士

保育士さんは子供の行動や日々の様子をよく観察しています。

ですから、対象者が高齢者になっても、日々の生活から変化などにも細かに気づくことができるでしょう。

その観察力を生かして介護士としても大いにスキルを発揮できることでしょう。

介護士で働くメリットとは?

勤務体制になれてしまえば、自由な時間が多く持てる

シフト制の介護士。

なんとなく、決まった定期的な休みがないので大変なイメージがありますが、そうではないのです。

夜勤があれば、次の日は明けで、朝帰ると次の日までは休みなのです。

ですから、週末まで休みがないなでの連続勤務をするよりも1週間の中で、自由となる時間はたくさんあるのです。

資格がなくても働ける

現時点では全く資格がない人でも、働きながら資格取得が可能なのです。

資格を取ろうと思っても働きながらは難しいものってありますよね。

しかし、介護業界は、資格を取るまでに実務経験と知識の取得が同時にでき、働いているので給与も安定しているということですね。

資格を取るまでに、無収入となってしまっては、生活ができないですからね。

自分次第では起業もできる

経験や資格を持つことで、介護のノウハウや経験、資格を活かして個人で事業所を持つこともできるのです。

ケアマネを取得すれば、個人で事業所を設立して自身で運営もできます。

仲間がいれば、施設やデイサービスも夢ではありません。

仕事がなくならない

これからますます高齢者の数が増えていく日本において介護の仕事がなくなることは無いとみて良いでしょう。

介護施設が倒産しないという認識では痛い目にあうこともありますが、介護の仕事という観点でいうと大丈夫でしょう。

やりがいが得られやすい

介護の仕事の良い面としてよく言われるのが「やりがいがある」ということです。

これは本当です。

しかもやりがいを感じやすいというのが良いところでもあると思います。

日常的に利用者様から「ありがとう」などの言葉をかけられるのでこれについては慣れてしまいます。

ですが、利用者様の家族から言われる「ありがとう」「頼りにしているよ」という言葉はかなりの力があると思います。

介護施設に自分の家族を預けに来る家族は「家では看られないから」と施設に救いの手を差し伸べているケースが少なくありません。

利用者様の為に働くのはもちろんなのですが、私は家族の力にもなっているという自覚をもって日々仕事をしています。

その後のキャリアについて

この仕事についた後のキャリアアップの道は?

介護福祉士の資格にとどまらずに、経験を積んだら、生活相談員、ケアマネといったキャリアアップは可能です。

そしてさらには管理者や経営者を目指すこともできるでしょう。

他の仕事にもこの経験を活かせる?

介護の仕事は最大のサービス業なのかもしれません。

人の話を聞く、汲み取るなどのコミュニケーション能力、危機管理意識などが自然と身についてきます。

介護の仕事をした人は他職種ではうまくできないなどの意見もありますが、それは人間性の問題です。

介護で培った忍耐力やコミュニケーション能力はどこでも通用します。

自分にあった介護士の求人の選び方や注意点

介護の仕事といっても、どこでも同じわけではありません。

ですから、自分の現在の状況にあった施設や事業所を選んで、働くことをおすすめします。

せっかく介護の仕事に向いている人でも働く場所や、環境によってはできないこともあるかもしれませんので、しっかりと自分にあった介護現場を選びましょうね。

【選び方①】雇用形態から探す

雇用形態は大切ですね。

これからバリバリ働きたいのであれば、正社員を選びましょうね。

ボーナスや基本給なども変わってきます。

ヘルパーなどの募集ではパート募集も多いので注意して選びましょうね。

子育てや家庭の事情などで、フルタイムでの勤務が難しいのであれば、パートの募集を探しましょう。

時間や休みの融通が利く場合が多いですよ。

【選び方②】職場の業態から考える

これは最も重要になってきます。

あなたが携わりたい、介護の事業はなんなのかということです。

介護の基本的業務は各事業所でも大きく変わりはないでしょう。

身体介護やコミュニケーションなどの業務が全般になったうえで、それにプラスアルファでの業務が出ます。

そして勤務形態が大きく違ってきます。

入所型の施設では、3交代や4交代の交代制のシフト。

夜勤や早番などがありますね。

また、デイサービスのように日中のみの勤務。

ヘルパーでも早番、遅番がありますね。

ですから、あなたが選ぶ業態によっても、これだけ大きな違いがあります。

そして在宅支援なのか、ターミナルケアなどの最後までお世話をしていくのかでも違ってきますよね。

【選び方③】給与や雇用条件から考える

こちらも生活をする上で重要な要素ですね。

給与や年収など考えて選びましょう。

どのような給与体制なのか、準社員での入社であっても試用期間が終わった後には正社員へ上がることができるかなどが大事ですね。

【選び方④】エリアから考える

独身であれば、地元での就職にこだわらないのであれば、関東などの方が給与はいいですね。

まだまだ東北は介護の仕事での高給与は期待ができないですね。

介護士の仕事はどうやって探す?

介護の仕事は求人にも多くありますね。

職業安定所でも頻繁に更新されているのでチェックしてみてくださいね。

今はネットでも気軽に見ることができます。

そして介護士専用の求人サイトなども参考にはなりますね。

サイトでは注意しなければならないのが、派遣での募集をしている場合があるので、給与面だけ見てしまって派遣であるじょとに気がつかないなどの失敗もあるので注意しましょうね。

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介護士の将来性は?

今後の介護業界について説明していこうと思います。

介護士の給料が上がる?

給料が低いと言われ続けている介護の仕事。

しかし、介護士にとってうれしいニュースが飛び込んできました。

それは「勤続10年を超える介護福祉士には月額8万円の賃上げを実施」というものでした。

2019年10月から実施となる予定だそうです。

今までも、処遇改善について様々なものがありましたが実際は職員の給料ではなく施設の補填に使われるなど職員側からすると実感に乏しい人も多いと思います。

今回のニュースについても確実に行われるのかもまだ未定です。

仮に決定したとしても最終的には施設側に判断が任せられるのではないかと思います。

さらに、介護福祉士の資格を有して10年以上勤務している人はかなり少ないと思われます。

ですが、月額8万円のUPの可能性が出てきているという明るいニュースでもあります。

8万円上がって、他の産業と同じくらいの給料になるということで、改めて介護の給料の少なさを実感してしまいましたが、希望をもって今後仕事に取り組んでいける内容だと思います。

まとめ

今回は介護士の仕事内容や、介護士に向いている人向いていない人などご紹介させていただきました。

介護の仕事は決して楽な仕事ではありません。

体力的にも負担が大きいのに、給与は安いといったイメージが多いでしょう。

しかし、悪いことばかりではありません。

利用者を一番近くでお世話をすることができます。

一緒に笑ったり、時には泣いたり、利用者に励まされることもたくさんあります。

家族や利用者からの「ありがとう」の言葉に救われます。

そして高齢者ですので、大好きな利用者との別れもあります。

本当に悲しく、自分は何がきちんと介護できたのか?利用者のためになることができたのか?と感じてしまうこともあります。

でも、大好きな利用者の最後の瞬間に立ち会えたことをありがたく感じます。

命の重みを感じて、人の大切さを感じることができるのがこの仕事でもあります。

世間ではあまり良くない印象の介護の仕事に就こうと選択肢に考えている時点であなたはこの仕事に向いているのかもしれません。

人を大切に感じる優しさがない人は介護の仕事に対して興味も持たないでしょうから。

あなたが介護の仕事をしたいと考えているのであれば、今日紹介したい内容を参考にして介護の仕事をして見ることもいいと思います。

実際に自分で体験して、そこから自分の介護観が芽生えはずです。

まずは一歩を踏み出してください。




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介護士は、安月給として世間に知られています。その理由から敬遠される事も少なくありません。私自身たくさんの介護職を経験してきました。正職員、パート、派遣、そしてその時の職種や施設形態、年収をご説明します。また、それらの経験から得た転職術もお伝えできればと思います。私はこんな介護職の経験をしてきました簡単に経歴をご説明させて頂きますと22歳~25歳:介護老人保健施設の介護士(正職員)25歳~26歳:特別養護老人ホームの介護士(フルタイムパート)27歳~30歳:デイサービスの介護士(フルタイムパート・派遣社員)30歳~32歳:グループホームのケアマネージャー(派遣社員)有料老人ホームのケアマネージャ

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介護の仕事は近年多くの求人で溢れています。しかし介護士として就職する人もいれば、転職して今の施設を離れる人もいるでしょう。介護も現場では転職や介護自体を辞めてしまう人も多くいらっしゃいます。ここでは、介護士として働いていて、転職を考えている人を対象に、どのような事に注意しながら転職をするべきなのか。また転職を成功させる為に必要な事を私の体験をもとにいくつかご紹介します。介護士の転職で注意したほうが良い3個のこと自分の介護理念と合う職場を探す介護士として働く事を決めた時「自分の理想とする介護士像」というものがあるはずです。介護自体のスキルアップをしたいと思っている人や、介護の能力よりも、介護は必