皆さんこんにちは。

今回は食品メーカーの仕事紹介という事で、数ある食品メーカーの仕事の中でも、特に営業部門における仕事内容に対して紹介させていただければと思います。

食品メーカーは、流通業を形成している業界群の中では一番川上に位置し、消費者のニーズを集積しながら商品を企画、開発、製造し、卸売業者や小売業者に出荷している企業のことを指し、営業部門は完成した商品を各取引先に販売することを役割とする仕事になります。

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食品メーカー営業の仕事は大きく3個の役割に分けられる

自社製品の売り込み

自社で企画、開発、製造した商品に対し、その特徴やセールスポイント、希望販売価格などの情報を取引先に紹介し、売り込みを行う仕事です。

同じ食品メーカー内での、子会社から親会社への売り込みを始め、スーパーやコンビニなどの小売業者や、飲食店などに直接出向いて営業活動を行うなど、手段は多岐にわたります。

消費者ニーズの把握

食品製造業は流通業における一番川上に位置する業界ですので、商品を購入する消費者のニーズの把握は、最も消費者と離れている為、困難と言う事ができます。

消費者と近い小売業や飲食業などの担当者と商談し情報収集したり、イベントなどで実際に商品を販売し直接消費者と接することで、マーケットリサーチなどでは得難い、消費者の生の声を収集することも営業部門における役割になります。

取引先との人脈づくり

商品の販売を通じて、取引先との良好な人間関係を築くことも営業の仕事になります。

商談においてはプレゼン内容や、商品単体の魅力の他にも、担当者間の人脈の深さもその成否に大きく左右されます。

常に誠意を持った対応を行い、様々な取引先の担当者と信頼関係を形成しておくことが必要です。

食品メーカー営業の4個の業務

商品の販売前

プレゼンと商談

企画書などを作成し、商品自体のプレゼンを行います。

サンプルを用意して味を紹介したり、小売業との商談の場合は、料理用途の提案をする為に、実際にキッチンで料理を作ったりなど、その商品自体の紹介の他にも、どの様な時に活用することができるか、生活シーンごとの提案も行います。

販売促進の打合せ

商談後、その商品の導入が決まったら、どのタイミングで、どの場所で販売するか、小売業の特売チラシなどにいつ掲載するかなどの販売促進スケジュールを相談し決定していきます。

場合によっては自ら店舗に出向き、陳列などの助言を行うなど、売り方に関しても提案をしていきます。

商品の販売時

販売の補佐

店舗で試食販売を行ったり、声掛け販売を行ったり、イベントなどにサポート要員として参加したりなど、消費者と直接触れ合いながら販売活動の補佐を行います。

消費者と触れ合うことで伝わる、商品に対する感想などの、消費者の生の声の情報も収集します。

商品の販売後

販売実績データの分析

キャンペーン期間中などの販売実績データを分析し、商品が消費者に受け入れられたか、販促の内容はどうだったのかなどの効果測定を行います。

データから問題点と改善点を導き出し、製造企画にフィードバックする事で、次回の販売促進や新商品の開発に活かしていきます。

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小売業との仕事内容の違い

小売業が店舗において非常に多い種類の商品を販売しているのに対して、食品メーカーの営業は時期ごとに一つ、または一カテゴリの商品に絞って営業活動を行うという違いがあります。

商品を絞ることにより、その商品に対して深い知識を見に着け、また、活用用途などを、より多く提案できるようになります。

その様な各メーカーから提案された情報を収集し、店舗においてなるべく多く消費者に伝えていくことが小売業の役割りであり、提案が多ければ多いほど、良い店舗として消費者の支持を得ることができます。

食品メーカー営業の仕事の良いところ

やりがいを感じるポイント

食文化を作っていると実感できる

新たな商品を販売するだけではなく、生活シーンに合わせた使用用途を提案し、それを受け入れていただくことで、消費者の家庭における新たな食文化を作っているという実感を得ることができます。

社会への影響力を実感できる

ヒット商品などはメディアでも大きく取り上げられますし、キャンペーンの規模によっては、テレビCMなどの投入もあり、また店舗で広いスペースを取って販売するなど、一つの商品に対して規模の大きな販売促進が行われることで、社会においてその商品が大きな影響力を与えているという実感を得られることができます。

面白いポイント

商品を通じて多くの人と繋がることができる

食品メーカーの営業は、その商品を販売する為に多くの人と接します。

実際の取引先のバイヤーや店長の他にも、イベント企画の担当者や、実際に店舗販売の際の消費者の方など、多くの人が一つの目標に向かって努力するという一体感を感じ、また消費者からは、その商品の評価について、時には笑顔で感謝を述べていただけます。

商品を通じてその様な多くの人たちと感動を共有し、共に泣いたり笑ったりすることが面白いポイントです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は食品メーカーの営業のお仕事について紹介させていただきました。

食品メーカーの営業は食品製造業の中でも珍しい、商談や販売を通じて社外の多くの人と接する仕事です。

主要取引先である食品小売業の商品の販売サイクルは早く、商品の企画から販売まである程度のスピードを要求され、原価交渉や販売促進企画など、かなりタフな対応を要求されますが、実際に自身が販売した商品を喜んで買っていただく消費者の姿を見たり、あるいは何十年にもわたる大ヒット商品を企画して、日本の食文化を変えるきっかけを作ったりなど、業務を通じて、社会に貢献をしていると感じる機会が多い仕事でもあります。

生活していく上で欠かせない、「食」というカテゴリに対して、商品を通じて新たな食生活を提案し、うまくいけばそれが新たな食文化となる可能性を秘めています。

食べる事に興味があり、自身で社会に何らかの影響を与えたいと考えている方は、是非食品メーカーの営業職に挑戦してみてください!


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