近年、高齢者があふれている高齢化社会で、高齢者の施設は増加傾向にあります。

このような傾向の中で、求人が増えるのが「介護職員」です。

介護福祉士の求人は高齢者施設でたくさん出ています。

ここでは介護福祉士の求人の中で給与面を主にご紹介します。

介護士の給料や年収はどれくらい?

介護士の給与は都市によって様々です。

もちろん大都市となると、給与は高くなり、地方になると給与は比較的低くなります。

介護士にもヘルパー1級2級・介護福祉士・無資格と誰でも介護職員にはなれます。

ここでは主に「介護福祉士」についてご紹介します。

福祉施設の介護福祉士の相場感

福祉施設は主に「社会福祉法人」と「医療法人」があります。

社会福祉法人は介護施設のみで営業している介護施設が主です。

医療法人は病院が母体となり営業している介護施設です。

この法人は、地方自治体や国に所属している所が多く、県や保健所の監査も定期的の行われ頻度も多いです。

その為、職員に対する処遇も一定的に保たれています。

福利厚生や給与面も一定となっており、長く勤務する介護士が多くなっています。

民間企業の介護福祉士の相場感

民間企業は=無認可高齢者施設です。

民間企業は法人化するよりも比較的簡単に開業でき、県や保健所の監査もありますが、法人介護施設と比べると頻度は少なくなります。

法人の介護施設と比べ、一定ではなく、施設ごとに給与に差があります。

その為施設選びの際、民間企業は注意して選ぶ必要があります。

ただし民間企業が皆一定ではない事ではありません。

求人内容を確認した後、面接でも同じ雇用形態や福利厚生について詳しく聞いてみましょう。

パート・アルバイトの介護福祉士の相場感

介護福祉士が皆正社員というわけではありませんよね。

パートタイムやアルバイトの方ももちろんいらっしゃるでしょう。

基本給を基本にする所もありますが、基本的にほとんどは時間給で計算されます。

時給は地方によって様々ですが、介護福祉士の免許を取得している人ですと、だいたい平均900円から1200円が相場になります。

基本給以外のものは?

賞与

賞与は正社員なら、ほとんどの社員がもらえます。

介護施設は5年毎に介護保険制度の見直しがあります。

2000年に介護保険法が出来た当初から比べると、経営者にとってあまり良い改正ではありません。

それは、介護される人にとって良い介護保険でなければならないからです。

その為、介護の施設は増えていますが経営は難しくなっているという事です。

その影響もすくなからず、職員にもあります。

病院や診療所など医療法が適応される所は、比較的パートタイムやアルバイトにも賞与が出たりしますが、介護施設のパートタイムやアルバイトは賞与があっても、雀の涙ほどしかいただけない施設が多いです。

昇給

昇給はそれこそ施設自体で大幅に違いが出ます。

ほとんどの求人内容には昇給の額が記載されていますが、実際に昇給があるのは、勤務年数が5年以上になった場合や、昇給が実際に無い所もあります。

社会福祉法人に所属している施設はきちんと昇給する所ももちろんあります。

民間企業の開業したばかりの施設では1年毎の昇給は難しいでしょう。

しかし、民間企業の良い所は、上場した時に一気に昇給や賞与の額があがるという事です。

これから介護の仕事は必要不可欠な事業です。

これから上場する所も十分に考えられるでしょう。

各種手当(資格手当等)

他の職種と違う所は「介護は24時間体制」だという事です。

昼はもちろん夜にもしっかり職員を在住させておかなければならないという事です。

ここで、通勤手当や休日手当の他に「夜間手当」がつきます。

夜間手当は他の手当と比べ高い額になります。

その為、夜間の専門介護士をする人も多くいらっしゃいます。

また、介護福祉士は、介護をする上で最高の資格とまでは行きませんが良い資格です。

他にもケアマネージャーや看護師でも介護職を行う人はいますが、介護福祉士が最も多くなります。

他にもヘルパー1級、2級。

無資格の人でも介護は出来ますが、介護福祉士の資格を持っていると、月に平均6000円の「資格手当」がつきます。

その分介護についての専門知識は深いですし、実習でも学ぶ事が出来る為、無資格の人に比べ即戦力になります。

給与が高い人は何が違うの?

介護職員の給与の違いは「経験」と「資格」です。

介護の世界では、即戦力と介護をしようと思う気持ちが大切です。

また、経験と自分の気持ちを理解してもらえる会社選びも大切です。

ここでは給与の違いについてご紹介します。

スキル

「介護」とは時間をかけて学ぶものです。

それは「人」を相手にする仕事だからです。

人は様々な性格で人それぞれ育ってきた環境が違います。

スキルとは、介護も経験をしながら人の人生に寄り添える事が出来る経験を積み重ねる事です。

また、現在後期高齢者で介護を受けている人は戦後を経験している人が多いです。

今までの人生で「我慢」をしてきた人達です。

介護をされる上で介護自体に不満があっても我慢して頼まない人も多いです。

そんな要介護者にしてほしい介護に気づくようになるには、それなりの「スキル」が必要です。

役職

「スキル」が身に着けば、新人職員の教育や、大変な業務を任されるようになります。

大変な業務とは、要介護者に対するものだけではなく、書類や企画の仕事もあります。

役職にも会社自体で色々あります。

「部長」や「リーダー」と言う役職が一番なりやすい役職でしょう。

この役職は年単位ではありますが変わる事もあります。

それは、どれだけ要介護者に良い介護をしたかで代わります。

役職につくという事は要介護者とその他に職員に対して気を配り、職員の介護に対する気持ちのモチベーションを上げ、仕事に対しての相談にのるというのも役職につくとしなければいけない仕事です。

介護以外にも仕事自体が多くなり、気配りもしなければならない為、その仕事に似合う会社からの恩恵として「役職手当」が追加されます。

勤続年数

勤続年数が長ければ長い程「昇給」があります。

昇給にも会社自体で違いがあり、基本給が増える会社と賞与が増える会社があります。

これは、社会福祉法人に加入しているか民間の企業の会社かでも違ってきます。

社会福祉法人に加入してる会社は基本給が増える事が多く、民間企業は賞与に差が出てくる事が多いです。

地域

基本給は地域によって大きな差が出ます。

もちろん首都圏は基本給が高くなり、地方に行けば基本給は低くなります。

ただし、首都圏の高齢者施設は要介護者が多い為、1人に対する介護の「濃さ」が違います。

一人に費やす時間は地方の高齢者施設の方が比較的長いです。

その分要介護者は少なくより密な会話や介護が出来る環境が整っています。

企業の規模

企業の規模が大きければ大きいほど、企業の資本金が多くなる為、職員に対する基本給や昇給も額が大きくなりやすいです。

この場合、注意すべき点は、すべての大きい企業が職員に還元しているわけではないという事です。

企業の状態は、実際に勤務してみても分からない事が多いです。

企業の内情を面接で聞く事もほとんど出来ません。

ここで重要なのは、この施設の求人がどのくらいの時間出ているかを見ましょう。

やはり、内情がきちんとしていない企業は人も付いて行きません。

人がついて行かない企業の求人は長い時間掲載でれている事が多いです。

昇給や給与がしっかり記載されているものと同じかどうか確認しましょう。

経験や保有資格に応じて優遇されるケースが多い

経験年数が多いという事はそれだけ要介護者と触れ合ってきたという事です。

その分介護について学んだ事もたくさんあるでしょう。

介護について学んでいるという事は「質の高い介護が期待できる」という事です。

その分、自分に任される介護は困難なものになる事も多いですし、頼りにされる事も多くなるでしょう。

その分会社から「給与」や「手当」の恩恵を受けられるという事になります。

つまり「いくら長い時間介護をしていようが、資格を持っていようが発揮されていなければ意味がない」という事です。

給料を上げるための転職術

介護職は低給与だと感じている人が多いのではないでしょうか。

一律に介護は安いという事ではありません。

新人介護士や就職したての人は低給与となるでしょうが、すべての会社が低給与ではありません。

ここでは、給与面を中心に考えた転職についてご紹介します。

給料UPにつながる資格を取る

給与アップに即繋がるのはやはり「介護福祉士」です。

介護福祉士は国家資格になります。

高齢者施設に最低介護福祉士が○名と言う規定はありませんが、会社にとって介護福祉士が多く在住しているという事は、会社自体のイメージアップに繋がります。

その為、介護福祉士は長く勤務して欲しいと考える企業が多いのです。

長く勤務して欲しい考えを職員に伝えるためにはやはり「給与」が絡んできます。

介護福祉士になれば「資格手当」が加算されます。

良い企業であれば10000円程加算される所もあります。

大企業の介護福祉士として就職

企業の規模が大きい事は総資産が多いという事になります。

やはり開業時にいくらかかっているかで、職員に対する人件費の考えも違ってきます。

また、企業が大きい程長期間の勤務が期待できます。

高齢者施設は高齢化社会だから潰れないということではないのです。

他の職業と同じように倒産する高齢者施設もあります。

企業の規模が大きい事は「倒産する危険が少ない」と言う事になります。

東京や大阪など平均年収の高い地域を選ぶ

平均年収が高いという事は月の基本給が高いという事です。

やはり大都市になると基本給も賞与も昇給も額が高くなります。

地元で働こうという思いがない人ならば、大都市で介護する事も視野にいれると良いでしょう。

大都市の介護施設ではスキルアップのための教育制度も充実している所が多いです。

地方の介護施設に教育制度がない事ではありませんが、大都市の方が施設の数が圧倒的に多い為、教育制度が充実している施設も多くなっています。

経営者として事業所を開業する

経営者には看護師でなくてもなる事は出来ます。

しかしここで取っておかないといけない資格は「ケアマネージャー」です。

介護施設はたくさんの法に守られていますが、介護福祉法を理解していないと開業は難しくなります。

また「経営者」として地方自治体の登録する為にケアマネージャーの資格は必要になります。

経験者が教える、実際に給料がアップしたのはこんなとき

入社して2年経過した時

私が体験した給与アップは「入社して1年半~2年経過した時」でした。

この1年半~2年の間というのは、介護の仕事に耐えられず退職していく人が少なくなってきた時期です。

私が体験した給与アップは基本給が50円程アップしました。

1度給与アップしてからは1年単位で昇給がありましたが、敷地内に他の施設の建設が始まってから昇給がストップしました。

自分が教育する立場になった時

入社4年目で新人介護者の教育を任される事になり、基本給のアップはありませんでしたが、賞与が5000円アップしていました。

特に上司からの告知も無くいきなりアップしていました。

責任が重い事を任されるようになる=自分の介護力が上がっているという事です。

介護力が上がる事は介護の質が上がるという事です。

そして介護力が上がる事は企業のイメージが上がる事に繋がります。

まとめ

介護という仕事は必ずしも「お金」の為にするものではありません。

ほとんどの要介護者はその施設で健康寿命を終えます。

もちろん病院に入院したり、他の施設に転居する人もいるでしょう。

しかし、最後の生活の場になる人が多いのも事実です。

そんな人達の為に自分が何が出来るのか、どうしたら楽しく、その人らしく生活できるのか考えるのが「介護」です。

オムツを変えたり、食事に介助をする事はただの援助に過ぎません。

ですが、仕事もする上でも自分のモチベーションを上げるひとつに給与も大切な事です。

残業も多く、低給与では自分に余裕が出来ず、自分に余裕がないと人には優しく接する事が難しくなります。

介護は大変な仕事ですが、給与の他に要介護者やその家族から感謝されたり、自分が人として成長する事も出来ます。

自分のモチベーションを保ちながら、要介護者に心から接する事が出来る介護者になりましょう。


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