体力勝負の仕事としてイメージされている引っ越し業界。

給与水準などはどの程度なのでしょうか?

時給や給与の相場を中心に、給料を上げるためにやるべき3個のことも紹介していきます。

引っ越しの仕事の給料相場はどのくらい?

引っ越しの仕事の給料相場は、地域や会社、年齢などによっても異なりますが、大まかな相場観としては300万円~520万円くらいの水準です。

正社員で新卒入社した場合

正社員で新卒入社した場合、大手の引っ越し会社で21万円前後の給与水準です。

一般的な新卒給与水準と言えます。

大手以外の引っ越し会社や、地方の引っ越し会社だと16万円~19万円程の水準で設定されていることが多いです。

大学院卒で引っ越し会社に入社する方自体少ないのですが、大学院で勉強した知識を求められることが仕事上殆どありませんので、大卒でも院卒でも給与設定が変わらないという引っ越し会社が殆どです。

正社員で転職した場合

未経験の方が、大手の引っ越し会社に正社員として転職した場合の給与水準は420万円~450万円程の水準です。

同じ引っ越し業界内での経験者の転職の場合、500万円超の給与水準が設定されることもあります。

しかし、この水準は業界上位の大手引っ越し会社での水準であり、地方の引っ越し会社や、業界順位が下位の会社だと350万円~400万円程の水準になります。

パート・アルバイト

パート・アルバイトの時給設定は900円~1,200円、引っ越し業界繁忙期の2月、3月などは時給1,000円~1,600円の求人が多くなります。

また、繁忙期には日給制の求人も多くなり、一日9,000円~1万3,000円程の求人が一般的な同場です。

業界全体で人手不足が深刻な状況であり、パート・アルバイトに対する時給は上昇傾向が続いています。

引っ越しの仕事で給料をあげるためにやるべき3個のこと

引っ越しの仕事で給料をあげるためにやるべきことを3個紹介します。

トラックの運転ができること

大型のトラックが運転できるに越したことはないですが、普通免許でも運転できる4トントラックの運転ができるようになることが、まずは給料を上げるためにやるべきことです。

トラックの運転ができると通常の給与にプラスしてドライバー手当がつく為、トラックの運転ができない人との給与には差があり、年収ベースにすると数十万円~100万円超の差が生じます。

引っ越し業界で働き、給料を上げたい方はまずはトラックの運転をできるようにすることです。

班長・リーダーになること

引っ越しの経験値がある程度になり、問題のないお客様対応ができる方は作業現場の班長・リーダーとしての役割を任されます。

ドライバーも兼務しているケースが多いです。

まずは現場作業の長である、班長・リーダーの役割を任されるようになりましょう。

この役割を任せてもらえないようだと継続的に給与をあげていくこと自体が難しいという引っ越し会社も多いです。

管理職になること

引っ越し会社により異なりますが、大手の引っ越し会社では管理職になると大幅に給与が引き上がります。

但し責任も大きくなり、労働時間は長くなることが多いです。

クレーム対応などの難易度が高い仕事も多くなります。

管理職になるのは、引っ越し作業員を経験し、その後営業マンとして著しく高い実績を上げた方が主な対象であり、狭き門であることが多いです。

しかしながら、作業員としてずっと働いても年収600万円超の給与水準は現実的に不可能となっている引っ越し会社が殆どで、年収600万円超を目指すのであれば、管理職をめざすべきです。

給料をアップさせるための求人の選び方

引っ越し業界の仕事をする上で、少しでも給料の高い仕事を見つけるコツをお伝えします。

給与相場が今よりも高いところを探そう

引っ越し業界は慢性的人手不足です。

一年を通じて求人がたくさんある業界です。

今の給与水準より高い求人を探すことはそれ程難しくないはずです。

しかし、求人で記載されている年収や月収は様々な手当を込みとなっていたり、●時間の残業を行った場合など、いくつかの条件設定がされている目安給与であることが多い為、純粋な基本給で比較を行うのがベストです。

求人の表面的な情報だけでは判断がつかないことも多い為、難しいかもしれませんが、可能であれば、そのあたりの条件などを確認した上で面接の申入れができるとより安心できます。

賞与や昇給制度をチェック

賞与や定期昇給制度の有無は必ず確認しましょう。

大手の引っ越し会社は殆ど賞与支給がありますが、地方の中小引っ越し会社だと賞与に関する記載がない求人もたくさんあります。

賞与・昇給に関して明記がなければ必ず確認するようにしましょう。

残業代はちゃんと出る?

残業代については、実質殆どつかない引っ越し会社や、見なし残業制と言って、ある程度の残業を行うことが前提の給与設定となっていて、残業をしても残業代がでない引っ越し会社もたくさんあります。

この点は求人や面接の段階では残業ありという説明となっていても実際は殆どがサービス残業というようなケースも少なくない業界ですので、ネット上でクチコミなどを確認するようにしましょう。

交通費や福利厚生は?

交通費、福利厚生に関しては充実度が低い業界といえます。

交通費の支給がないという引っ越し会社も少なからずあります。

また、福利厚生などは制度自体がないという引っ越し会社も多いです。

入社を検討する上では、こちらも必ず確認するようにしましょう。

経験者が教える、実際に給料がアップしたのはこんなとき

私の経験上、引っ越し業界で仕事をしていて大きく給料がアップした例を記載します。

大型トラックの運転免許を取得した時

一時金として数十万円をもらうことができ、月次の給与も3万円程加算されかなりうれしかったことを覚えています。

このトラックの運転に対する給与へのフィードバックは引っ越し会社によっても大きく差があるところなので、転職する方などは面接時にトラックの運転に対する給与面の評価について必ず確認すべきだと思います。

管理職になった時

この点も引っ越し会社の考え方次第で大きく差がある部分だと思いますが、私が勤めていた引っ越し会社で課長になった時には年収ベースで50万円以上給与が上がりました(但し労働時間や責任も比例して増加しています)。

役職や役割により給与に加算される制度があるかどうかも入社前に確認する方がよいと思います。

まとめ

引っ越し業界は大まかな給与相場観としては300万円~520万円くらいの水準です。

引っ越し業界の平均年収は400万円台だと思います。

普通の水準と言えますが、作業員として働く場合、一定レベルに達すると給与を継続的に引き上げることが難しいです。

また、引っ越し作業員としてずっと働き続けられるかというと、足や腰などを痛めて仕事ができなくなるリスクなどもあります。

引っ越し業界で長く働き、給与をどんどん上げていこうとするのであれば、大手の引っ越し会社で、将来的には管理職として働くことが望ましいです。

体力勝負な仕事というイメージで、一部ブラックなニュースなどもあったりしますが、大手の引っ越し会社を中心に給与や労働時間などの面において改善が進んでいます。

体を動かすことが苦ではなく、入社前に気になる点は確認し、「こんなはずではなかった・・・」ということを防ぐことができればよい仕事です。


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