引っ越しバイトがきついと言われる8個の理由とそれを乗り越える方法を経験者が解説!

『引っ越しのバイトは時給は魅力的だけど、きついと聞くから働くのは迷っている。』という人、とても多いのではないでしょうか?

そんな人のために、引っ越しのバイトとはどのような仕事なのか、実際に体験談を交えながら、続ける方法とともにお話したいと思います!

引越バイトのおおまかな仕事内容とは?

引っ越しバイトは、男性は大きな家具や冷蔵庫など重量がある物を運ぶ仕事が多いです。

しかも、忙しい時期は何軒も引っ越し先に行くことが多いので1日に何回も重量級の家具を持つことになります。

女性は梱包(こんぽう)という段ボールに荷物を詰めていく仕事がメインです。

引っ越しによっては、指定の家具に荷物を片付けていくプランもあります。

その場合は引っ越し先で荷物を開封し、指定の場所に荷物の設置を行います。

段ボールの運び入れは男女関係なくすることが多く、皆で協力して運び入れます。

また引っ越しの荷物を運んだ後など、ほうきや掃除機などで簡単に掃除をします。

引っ越しバイトの仕事がきついと言われる8個の理由とは?

給料はいいけれど仕事がキツイと言われる引っ越しバイト。

しかし、実際はどんなところが厳しいのでしょうか?

そこで、具体的な理由をお話ししたいと思います。

荷物が重い

男性の場合は冷蔵庫や洗濯機、重い家具などをメインに運ぶため、かなりの重労働になります。

とくに階段が狭かったり天井が低いところの場合、建物や家具に傷つけないよう慎重に運ばなければなりません。

そのため、気をつけながらの作業には時間がかかり、スタミナが奪われます。

女性が大きな家具を持つことは比較的無いのですが、段ボールに入った荷物の持ち運びは行うため、女性も重労働であることには変わりはありません。

特に小さな段ボールであっても、本がたくさん入っている段ボールなどは本当に重いです。

エレベーターの無い建物はきつい

階数が低い建物はエレベーターが無いことが多いです。

エレベーターが無いので階段を使っての移動になりますが、これがかなり膝と腰にきます!

階段での段ボールの荷物移動は主にリレー方式です。

トラックから引っ越し先の入口までに何人か間隔をあけて待機し、段ボールが回ってきたら次の人に回すといった感じに運んでいきます。

それでも、重い荷物を持って何十回も往復を繰り返すので、かなり疲労します。

それを乗り越えるための方法とは?

重たい物を何回も持つので、力任せに持ってしまうとすぐに体を痛めます。

そのため、体に負担がかかりづらいように持つことが必要です。

家具など重たい物を持つときは腕の力だけでは持たないこと、足を踏ん張ること、腰をやや落として支えやすくすると持ちやすいです。

また荷物を体に近づけて持つと、その分荷物を支えやすくなります。

大きな家具は、2~3人で持つことになります。

その時は、お互いに声を掛け合いながら協力しておこなうことが大事です。

また、重たい物を持てば腰に、階段の上り下りは膝に負担がかかります。

なので、痛みがある時はサポーターの使用や、荷物が運びやすいコツを早めにつかむことが必要になります。

時間がタイト

特に春(2月末から~4月)は引っ越しのシーズンのため、1日に何件も引っ越しの予定が入ります。

なので、手早く行わないと次の現場に間に合わなくなります。

仕事には必ずリーダーがいて、引っ越しの指示をする人がいます。

「次の現場が〇時からなので、〇時までに終わらせるようにします。」「時間迫っているから急いで!」などの声もよく聞かれます。

それを乗り越えるための方法とは?

手際よく、次々と仕事をこなす事が必要です。

ダラダラとのんびり作業をしていたら仕事が進みません。

なにより、他の人に仕事の負担が増えるので、迷惑になってしまいます。

時間を気にしながら、周りの作業状況も見つつ的確にこなしましょう。

ノリが体育会系

気合と根性、そして体力が必要な仕事のため、自然と体育会系の人が集まる職場です。

大きな声での掛け声も多く聞かれます。

文科系の私は最初、体育会系のノリについていけませんでした。

ですが、スッキリとした性格の人が多く、『自分がきちんと頑張らなければ、周りに負担がかかる。』『自分は必要なメンバーの一員』という体育会系特有の責任感の強い気持ちが行動によく出ている方々が多かったので、気持ちよく働くことができました。

それを乗り越えるための方法とは?

体育会系の人はダメな事に対してハッキリと言う人が多いです。

特に目上の人にその傾向が強いため、上下関係が厳しいという声もあります。

引っ越し作業は重量のある物を何回も運ぶ、体を酷使する仕事です。

そのため、大きな怪我もしやすい仕事なのです。

厳しく注意をするのは、作業をスムーズに行うためという意味もありますが、その人自身や他の作業員が怪我をすることを防ぐためでもあります。

理不尽な内容でなければ厳しさを感じてもきちんと注意は聞きましょう。

手が荒れる

梱包する時にビニールのクッション材などを適度な大きさに切って使用するのですが、ビニールの成分に肌が負けてしまい、湿疹が出るくらい手の肌が荒れてしまう事がありました。

私は敏感肌のためになってしまったようです。

予防にはハンドクリーム

梱包は常に手を使用するので、手が荒れやすくなります。

業務終了後や寝る前などにハンドクリームを塗るなどのケアがオススメです。

汚い家での作業もある

引っ越しバイトでは色々な家に行きます。

中にはびっくりするくらい汚い家もありました。

絨毯が見えない、変なニオイがする、コップが油と埃まみれ……。

こういう家の特徴なのか、あきらかに余分な物が多くありました。

二人暮らしなのに、台所からオタマが10個くらい出てきたり、他にも使用できるのか不明な物が数多く出てきたりしました。

しかも作業をしていたら、いつこぼしたかわからない水が絨毯にしみついていて、知らずに踏んでしまったこともありました。(もちろん、濡れた靴下のまま作業は続行しました。)

仕事と割り切るしかありません

このように汚い家に当たることは、結構あります。

仕事と割り切り、我慢するしかありません!

あえて言うなら、ニオイ対策に使い捨てのマスクを1枚くらいポケットに入れておいて使うことでしょうね……。

暖房が入っていない、寒い

引っ越し作業中は暖房を入れないで行う事がほとんどです。

しかも、換気もおこなうために窓も開けます。

真冬にこの状態で梱包作業を行った時は、室内でも本当に寒かったです。

しかし、荷物の運び入れをしている時は体を動かしているので、冬でも熱いときがあります。

冷え性の人は防寒対策をしましょう

男性職員は家具の運び入れがメインなので、体を動かす分、寒さを感じづらいと思います。

しかし、梱包作業がメインの女性は座ってひたすら作業をすることが多いので、余計に寒さを感じやすいです。

冷え性の人は1枚余分に着込むなど防寒対策をしておくといいでしょう。

クレームもある

お客様からのクレームは、その場で直接言われることが多いです。

『荷物を開けたら、物が壊れている。』『家具に傷がついている。』といった内容と様々です。

一番クレームが付きやすいのはズバリ『新築』!

一番クレームが付きやすいのが『新築』です。

私が働いていた時、新築の現場に入るときは車から降りる前に、上の人から「今から行くところは新築だ!皆、気をつけるように!!」と大声で注意を受けました。

なぜなら、新築に傷をつけたら、たとえ小さな傷でもかなりのクレームを言われるからです。

なので、大きな家具や重量級の物を運び入れる時は、家を傷つけないようにかなり慎重に運び入れていました。

「天井にあたる、もっと下、下……右に少し傾けて……ストップ、(壁に)当たるぞー!!」と言った感じの声が飛びかいます。

運ぶ従業員の汗は労働の汗なのか冷汗なのか、もう判断がつかない汗をかきながら、緊張感たっぷりで行います。

しかも、家を傷つけられないように、お客様が見張っていることもありました。

几帳面なお客様はクレームが多い

私が働いていた所は、引っ越し先に荷物を運び、その荷物を出して家具に入れるプランがありました。

段ボールから荷物を出した後はチリやほこりがたつので、終わった後は簡単に掃除機をかけたりするのですが、時々お客様が来てはジーッと見ていき、立ち去るといったことが何回かありました。

『掃除機かけているだけなのに、何か変だったかな?』と不思議に思っていると、後から他の従業員の人達が「お客様が掃除機を壁にガツガツあてるな。」「もっときちんと掃除しろ。」など言われたという話を聞かされたのです。

「何回も見に来るから怖かった。」と皆がいう中、お客様の行動を思い出して青くなったことがあります。

それを乗り越えるための方法とは?

まずは、『作業は丁寧におこなう。』ことです。

梱包する時も、割れ物は『少し大袈裟かな?』と思うくらいクッション材でくるんだり、段ボールの中の物が壊れないように、乱暴には置かないようにするなど気をつけましょう。

また、家具や家を傷つけないように常に気をつける必要があります。

お客様は、業者の人は引っ越しのプロとして見ています。

そこに『バイトだから仕方がない。』という言い訳は通用しません。

なので、細心の注意を払って仕事にあたるようにしましょう。

また、物を壊してしまったことや、傷をつけたことを隠してしまうと後からクレームがきたり、自分の責任を他の人が取らなければならないことになってしまいます。

なにより、バイト先の会社の信用が落ちることになります。

なので、トラブルを起こした際は、隠さずにきちんと報告しましょう。

破損などのトラブルについては、バイト先の会社が賠償、または保険に入っていることが多いです。

キツい時もあるけど、引っ越しバイトがおすすめの理由

報酬が良い

仕事はキツイけれど、他のバイトよりも報酬がいいです。

特に男性は重労働な分、女性よりも時給がいいです。

バイト先によっては日払いの所もあるので、すぐにまとまったお金がほしい人にはありがたかったりします。

引っ越しバイトの時給は、こちらの記事を参考に!

体を鍛えられる

階段の上り下りも多く、常に重労働なので自然と体は鍛えられます。

なので、引っ越し業者の男性は余分な脂肪が無く、マッチョが多いです!

女性従業員も常に重たい段ボール運びなどを行うためか太っている人がいず、比較的引き締まっている人が多かったです。

しかし、重労働なので慣れないうちは体を痛めたりすることが多いです。

体が資本の仕事なので、腰痛などの健康管理には気をつけましょう。

チームプレイを学べる

皆で協力しなければ終わらない仕事なので、『自分がしっかり仕事をしなければならない。』という責任感が自然と培われます。

自分が必要とされている実感が持てる仕事であり、また周囲の協力無しには完結できない仕事なので、協力しあう喜びもひとしおです。

シフトを組みやすい

どうしても私用で休みが欲しいときは、希望を出すとシフトを合わせて組んでくれることが多いです。

体力に自信のある人はダブルワークも可能です。

お客様からお礼を言われると嬉しい

引っ越しにはお客様の不安がつきものです。

「あんな大きな家具、本当に入るのかな?」「新築の家に傷がつかないだろうか?」など、引っ越し中にお客様は口走ってしまうくらい不安を抱えています。

そのため安全に仕事が終わったときは、安心したように喜んでくれる方が多いです。

そういうお客様をみると『頑張ってよかった。』と思います。

引っ越しのコツがわかる

バイトをした経験から、自分が引っ越すときの荷造りが凄く早くなりました。

梱包もうまくできるようになったため、大事な割れ物も破損なく包むことができるようになりました。

また、家具を入れるコツも知ることができたため、引っ越しにはすごく役に立ちました。

ちなみに、大きすぎる家具は家に入れる時にすごく大変だったりするので、家具を購入する時は必ず家の入口からスムーズに入る大きさか、家具の寸法をチェックしてから購入するようになりました。

まとめ

引っ越しのバイトは重労働な上に、梱包や家具の持ち運びも気をつけて行わなければいけないので、体力も神経も使う仕事でした。

文科系の私には体力的にとても厳しかった仕事でしたが、それでも続けられたのは周囲が体育会系のスッキリとした性格の人が多く、職場の雰囲気が良かったことと、体を目一杯動かすのはとても気持ちがよかったからだと思います。

体力に自信があり、根性がある人は是非お勧めの仕事です!


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