広報は女性に向いている?女性の求人は多い?経験者の私が解説します
広報業務に携わりたい場合、どのような企業をどのような判断で狙っていけば良いのか、知識がないとなかなか難しいですよね。
ここでは、すでに広報業務に携わっている方やこれから広報の業務に就いて働きたいと考えている方に向けて、自分に合う会社選びのコツや、詳しい業務内容についてなどをご紹介します。
広報への就職・転職をお考えの方はこの記事を参考に様々な知識を取り入れていただければと思います。
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目次
閉じる広報の採用をしている会社ではどんな求人が募集されているの?
広報の採用をしている会社の求人でどんなことが具体的な業務とされているのか見てみましょう。
プレス・リリースの企画・作成・配信/メディアリレーション/取材依頼などの窓口やスケジュール管理/PR資料の作成/自社Webサイトの更新・運用/社内報の制作/販促ツールの制作ディレクション/各種メディアとの折衝/原稿製作/取材対応ディレクション/文章校正/SNSやネット広告戦略など
企業側では、上記のような業務をする人を広報として募集しているケースが多いようです。
歓迎スキルとして多いのは、ビジネス英語/Web運営の知識/SNSの知識などが多いようです。
最近ではツイッターなども企業がやっていることが多く、担当者は自社の製品についてのつぶやきなどにいち早く反応して、それに対応するなどの業務を行うことで好感度が上がるケースも多いようです。
平均年収については幅が広いですが、大体300万円くらいから、マネージメントクラスになると700万円弱位が相場のようです。
しかし、海外向け広報や海外のCMO(チーフメッセンジャーオフィサー)などになると、1000万円超えの求人も出てきているのが現状です。
広報の大まかな仕事内容
それでは広報の大まかな仕事内容にはどんなものがあるのでしょうか?
広報の業務は前段で調べたように、プレス・リリースの企画・作成・配信/メディアリレーション/取材依頼などマスコミ対応、これらが中心になってくることが多いようです。
また、他事業部の補助的役割としての販促品の制作などを含む企業とそうでない企業があるようです。
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広報を採用している4個の会社のタイプとは?
それでは、広報を採用している会社にはどのようなタイプがあるのかをここでは見ていきたいと思います。
現在はITの発達により情報が非常に入り乱れている状況とも言えます。
企業情報も積極的に企業側から発信するようにしないと、なかなかステークホルダーに届かなくなっているのが現状とも言えるでしょう。
そんな中、企業情報をより積極的に発信したいと考えているのが、企業広報を募集している企業と言えます。
それでは、その企業情報を積極的に発信していきたい会社にはどのような会社があるのでしょう。
新規立ち上げの為の採用
企業の新規立ち上げや、現在まで企業として活動をしてきているが広報セクションがない場合に部門を新規に立ち上げる為の募集があります。
こうした企業の場合は広報の仕事自体に理解が薄い場合がありますが、他の競業企業や時代の流れなどに合わせてそうした部門が必要と感じ立ち上げるケースが多いようです。
部署強化の為の採用
現在の部門では進むグローバル化になかなか追いつけない、日々のSNSやHPなどでの積極的なメッセージングができないと感じる企業に多いのが、部署強化の為の採用と言えるでしょう。
またそうした企業の取締役や社長自らがステークホルダーとのコミュニケーションの重要性が高まってきているのを感じており、社内外広報活動強化の必要性があると認識して採用するケースが多くあります。
そのため広報に求めることが明確化しているなど、広報部門がすでにあることにより業務が整理されている場合が多いです。
企業が業務内容を大きく増やす場合の採用
今まで国内市場向け業務をほぼ中心に展開してきていた企業が、国外マーケットも視野に入れて活動を広げる場合などに国外向けの広報の専任を採用するケースなどがあります。
国内広報のノウハウはあっても海外の場合は言語自体が英語となりますし、進出する国によっては更に違った言語の必要性も出てきます。
また、新たな産業への進出の際にも今までのリレーション以外に新規にパイプづくりなどが必要な場合にも、新たに広報担当を採用するケースは多いようです。
広報業務の拡大
今まで実施していなかった方面に広報業務を拡大する場合にも新たな人材の雇用を行う場合が多いです。
例えば、社内広報や採用広報などがこれに該当します。
今までは採用担当者が採用広報を実施していましたが、公のメッセージを発信する際に多部署からの発信をしてしまうと、ブランディングやメッセージングに違和感が出てきてしまうケースがあります。
採用担当者から手離れして採用広報を広報セクションで行ったりする必要が出てきた、またSNSなどへの発信などが後手にまわっている状況なども企業によってはあまり好ましいケースとは言えませんので、こうした問題を解決する為に広報業務の拡大という意味で採用をする企業もあります。
広報が会社から求められていることとは?
広報担当が会社から求められているのはどんなことでしょうか?
具体的に前段で色々調べてみた職務を中心に見ていきたいと思います。
プレス・リリースの企画・作成・配信
広報が会社から求められているのは、まずはプレス・リリースの記事の作成と言えるかもしれません。
自社の商品を分かりやすくメディアやインフルエンサーに伝え、それを記事として扱ってもらうことにより第三者目線で広く商品を知ってもらう活動です。
現在ではインフルエンサーにも多くの一般の人が増えてきました。
個人のブロガーでも、商品に関係があるような記事を書いている人でフォロワーさんが何十万人といる人に関しては、インフルエンサーとみなして良いと思います。
そうした人にプレス・リリースを届けて記事を書いてもらう、具体的な商品を渡して使ってもらうことで記事を書いてもらうなどの活動も行います。
また周辺産業紙・誌については、一度アポをとって必ず会って挨拶をしてから、プレス・リリースなどを発信することをオススメします。
メディアリレーション
以前はプレス・リリースを配信した後にメディアの方々に掲載の有無や予定などをヒアリングするなどということがよくありました。
しかし、配信したプレス・リリースを取り扱うかどうかの判断はメディアにあります。
これを忘れてはいけません。
しかも現代では広報業務が広く知れ渡り、多くの企業で広報活動を実施するようになりました。
企業ごとに自分のところで配信したプレスについて問い合わせをしていては、記者も自分の仕事の時間が取れなくなってしまいます。
そうしたことから、プレス・リリース後の掲載確認の電話などは最近ではあまりされなくなってきています。
しかし、掲載後に見本誌などを送ってくれる丁寧な記者の方などには、一度名刺交換をしたいなどの問い合わせをして、挨拶に行くなどして顔を合わせて自社の紹介などを含め顔見知りになっておくことで、今後の広報活動が円滑に進む可能性があります。
こうした活動全般を含めてメディアリレーションと呼びます。
お世話になっているメディアには年末の挨拶などにカレンダーを持って行くのも良いでしょう。
取材依頼などの窓口やスケジュール管理
企業の業績がうなぎのぼりだったり、時流に乗って発表した製品が非常に評価された場合などに、記者の方から取材依頼が来ることがあります。
こうした場合には、自社の商品やサービスをメディアが取り上げてくれることが決定している場合がほとんどです。
今まで継続して配信していたプレス・リリースを見ていたメディア側が、自身のメディアでこの商品やこの会社を取り扱いたいという思いがあって連絡をしてきているということになります。
ですので、ほぼ100%の確率で(勿論、最悪…というケースもありますが)掲載が決まっていますので、どんな情報を相手が欲しているのか、何を提供すれば良いのかなどを事前に的確に判断して、取材の申し込みを受けるようにします。
メディアは動きが早いので、希望取材日もその週の内に…など早い対応を余儀なくされるケースが多いのですが、できるだけセッティングし、相手に合わせて相応しい社内の語り手をマッチングできることが重要なミッションになります。
自社Webサイトの更新・運用
自社から発信するメッセージは、基本的に広報が担う情報と言えるでしょう。
業態によっても変化しますが、基本的にはオフィシャルメッセージは広報の業務です。
ですので、今や企業の「顔」とも言える存在になったHPの運営や、メッセージを発信する情報を統括するのも広報の重要な仕事になります。
こうしたサイトをリニューアルし時流に合わせたデザインにするなど、業態をより強く表現するような見栄えにするのも、広報の業務の一つと言えるでしょう。
広報の職種で転職するために身につけるべきこととは?
それでは、広報の職種で転職する為に必要なのはどんなことでしょう?
どんなスキルがあると広報職への転職に役立つでしょうか?
ここではそれを見ていきたいと思います。
基本的なPCのスキル
広報で必要なスキルの一つに基本的なPCのスキルがあります。
基本的なPCのスキルと言ってもブラインドタッチができることは勿論ですが、マイクロソフト・オフィス関係のソフトが扱えることは必須です。
またアドビ社のフォトショップやイラストレーターなどが扱えれば、自分で取材した記事を外部委託せずとも、内製で広報誌やニュースレターなどにできます。
基本的に無料の画像加工に使えるツールなどに普段から慣れ親しんでおくことで、広報の業務が非常にやりやすくなります。
動画・画像編集のスキル
現在では、動画などのスキルも広報に必要なスキルとされるようになりました。
社長のメッセージなどを動画でデジタルデータ化し社内で放映する、動画をHP上にアップし広くステークスホルターに向けて生の声を発信していくなど、今や極めて効果的な広報手段です。
そうした制作物を制作する際に自分で動画などを撮影できるスキルがあると、作業は一段と楽になります。
また外注に依頼をする際にも、コスト的な面や作業フローなどがなんとなく理解できているだけでも業務に役立ってきます。
Webサイト運用のスキル
広報では現在自社のHPにニュースレターやプレス・リリースなどを掲載することが多くなりました。
今やHPが企業の「顔」とも言われる時代です。
企業の顔であるHPに掲載する文章は公的な文章となり、これは「広報」の管轄と言えます。
ですので、自社のHPの運営もまた広報の業務となってきます。
こうしたスキルを持っていることにより、広報業務を円滑に進めることが可能になります。
SNS運用のスキル
SNSをやったことがあるでしょうか?
今や日常的にSNSの話題を耳にしない日はなくなりました。
それほど多くの人がSNSを使い自分の情報や自分たちの意見を発信している時代です。
勿論企業にとってもこれは恰好の情報発信の場と言えます。
しかし、SNSに理解がないとそれぞれのSNSで独特のカルチャーを持つコミュニティの中に入っていくのは時に難しい面があります。
普段からアンテナを高く持ちSNSを利用していることによって、自分が企業SNSの発信元となった時に発信が容易になることがあると言えるでしょう。
英語力
今の時代はIT化が進み、国の境も曖昧になってきました。
また企業もどんどんと市場を求め海外に進出している時代です。
同様に海外から日本という市場もしくはアジア市場を目指して、インフラの比較的整った国にアジアの統括部などを設置する企業も増えてきています。
そうした影響から海外向け広報を必要とする企業が増えています。
海外向け広報には勿論英語力が必要になってきますので、英語力と広報スキル両方を持っていると転職にはとても有利であると言えるでしょう。
広報の募集で良い求人を探すための方法
それでは広報の募集で良い求人を探す為の方法とはどんなことでしょうか?
良い求人とはどんなものを指すのでしょう?
広報の良い求人を探すためのコツを、ここでは探っていきたいと思います。
広報の求人を探す時は「広報」「求人」で普通に検索するのが最も良いと思います。
そして、その求人の詳細を見て自分のスキルと合わせて応募するのが一番の近道です。
しかし、広報職は人気職でもありますので、狭き門だと思って下さい。
かと言って、広報職が初心者にとって難しい仕事かと言えば、慣例などはありますが、そうしたことさえ弁えていれば大変難しい仕事というわけでもありません。
ですから、できるだけ沢山の企業と接点を作るという意味で、相手の求めるスキルと自分の持つスキルが合致するのであれば、一社二社ではなくどんどん応募すべきだと言えるでしょう。
まとめ
ここまで広報職への転職についての情報を見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
広報の業務はIT化が進みグローバル化する現代において、多岐にわたり且つ独特の仕事でもあります。
こうした広報の本質を理解し広報業務に就くことで、あなたが少しでも自身の力を発揮できることを望んでやみません。
是非この記事を参考に、あなたの未来を掴みとっていただければと思います。
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