広報の仕事はどんな人に向いているかについての写真

広報の仕事に憧れる人が多いようですが、実際にはどんな業務をこなしているのかご存知の方は少ないです。

また企業によって広報のになう仕事も異なっている事が多いようです。

企業の形態に合わせて広報も形を変えるのは当然ですが具体的にはどんな所が異なっているのでしょう?

今回はそんなちょっと謎の側面を持つ広報の仕事内容や詳しい業務、向いている人・向いていない人の特徴、その後のキャリアについてご紹介してまいります。

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広報の仕事ってどんな仕事?

企業の取り組みを自ら「ステークホルダー」に発信する作業こそが、「広報」という仕事だと言えます。

ではこのステークホルダーとは何をさすのでしょうか?

このステークホルダーとは企業を取り巻く人々の事を指します。

  • ユーザーとユーザーになりうる可能性のある人々
  • 関係企業
  • 周辺企業
  • 競合他社
  • マスコミ
  • 政府(関係官庁)
  • 企業地域の人々
  • 社員とその家族

以上の人々などが広報の対象と言えるでしょう。

企業の新製品発売から動向などに渡り、広く社外の人に分かるように会社全体の動きを伝える事が広報の仕事になります。

いわば社長のスポークスマンと言えるでしょうか?

政府で言えば官房長官の仕事が広報の仕事に近いのかと思います。

広報の大まかな仕事内容

広報の仕事内容

広報には幾つかの仕事があります。

ここではそんな広報の仕事をご紹介します。

広報の仕事はその一つ一つがすべてシナジーを持った情報としてステークホルダーに広がって行く事が一番だと思いますが、今回はあえてその仕事を個別に分けて分かりやすく説明したいと思います。

プロダクト広報

広報というところの「プロダクト広報」をイメージする方が多いようです。

製品を売ってその利益を共有するのが企業ですので、製品を宣伝するのは勿論ですが、新商品の売出しのタイミングなどには企業としてその製品発売の発表をします。

これをプレスリリースと呼びます。

これは企業が主体になって発信する情報になりますので、非常に重要かつ真実性の高い内容になります。

この文章を作成するのがプロダクト広報の仕事です。

主にマスコミなどがこの情報をもとにして、記事などを書きメディアに掲載する事が多いので、マスコミがそのまま使えるようにプレスリリースはマスコミ視点(主体が第三者視点)で書かれるべきと言われていますが、最近はインターネットなどに掲載する際に企業発信という事で、「弊社」などの言葉を使う事も多くなったようです。

企業によってそのあたりは異なっている状況です。

プレスリリース作成

プロダクト広報の業務のメインとなるのがプレスリリースの作成です。

プレスリリースには事前、事中、事後のリリースがあります。

基本的には事前に「◯月◯日にこういった新製品を発表します。」というのが普通ですが、最近は企業の動きが早まっている事もあり、事後のリリースになる事が多いようです。

店舗経営をしているような企業の広報業務では、店舗の開店時などにプレスリリースを実施します。

また、そうした業態の場合にはグランドオープンの前にプレオープンなどをして、その時にメディアに実際に来店してもらう時間をつくるなどの業務もまたこうしたプレスリリース業務の一貫になります。

プレスカンファレンスの実施

新製品が市場に与える影響が非常に大きい時や、マーケット(東証やJASDAQなど)に上場している企業の場合、大きな新商品の発表の時にはこうしたプレスカンファレンスというメディアを招いた発表会を実施して、記事を取り上げてもらえるように促進活動をする場合もあります。

こうしたプレスカンファレンスではこの商品が今後社会に及ぼす影響や、今後自社の経営の方向性をどう変えて行くかなどを、記者に説明する事も求められるケースがありますので、製品広報のみではなく、企業広報的側面の知識経験なども必用になってきます。

メディアキャラバンの実施

メディアキャラバンとはメディアを1日もしくは数日かけて回って商品をメディアに届け、そこで、新製品を見てもらう事をメディアキャラバンといいます。

この手法は一般的に化粧品などを展開している企業が行う事が多いです。

しかし、菓子などを展開している企業なども商品を持っていき、実際にメディアに食べてもらう事で、記事化を促進する事もあります。

企業広報

企業の動きや海外並びに国内の市場概況などを発表する事で、現在の企業の立ち位置を理解してもらうのが「企業広報」です。

ユーザーの伸びや今後の展開などもこれに含まれてきます。

アニュアルレポートなどで代用する企業もありますが、企業のパンフレットとして業態を理解してもらうためにこうしたメッセージやコンテンツを製作する企業もあります。

企業ブランディング並びに企業広報戦略の立案

企業広報の仕事の一つには、企業ブランディング並びにそれを維持する為の広報戦略の立案があります。

広報戦略の立案は自分の関わっている業種により異なってきますが、新製品の発表から、CSR(社会貢献)の方法まですべてに自社ブランディング並びに自社の姿勢が貫かれている事が重要です。

ですので、企業広報の仕事では常に自社の製品やサービスなどと社会との接点を探し続ける事が重要になってきます。

それを明文化し、社外、社内においても理解されやすくする事、その真意がロゴや企業カラーにも反映されている事、そうした部分をきちっと見る事が、広報の仕事になって来ます。

時にはブランディングのレギュレーションの管理(社内制作物の色やロゴの使い方など)を広報でする事もあります。

中長期計画からの事業計画の作成

企業の姿勢の明文化が広報の仕事の一つであると上記で書きましたが、これに伴い中長期計画などからわかる今後の事業計画などの明文化もまた企業広報の一つの仕事に含まれて来ます。

企業によって担うセクションは異なるようでこうしたものを経営企画室やIR室などで作るケースもありますが、広報で作成する事もあります。

より説得力のある資料を作成する為には自社の事業の自画自賛に終わらず、客観的なデーターに基づく説得力のあるニーズを伝えて行く事が非常に重要になります。

こうゆう環境に変化していく未来があるので、当社の製品やサービスはこのように今後変化していきます。

というような事について数値などを交えつつも、「中学生にもわかる」ように説明する能力が求められます。

難しい事を難しい言葉を羅列して伝える事は簡単ですが広報に最も求められるのは、難しい事を分かりやすく簡単に伝える事です。

世論とは分かりやすい事に依る性質があります。

メディアも分かりやすさを求めますので、こうした分かりやすく企業の事業計画を説明する事は、広報にとっては非常に大切な役割のひとつと言えるでしょう。

記者懇談会・記者説明会の実施

企業内広報の仕事の一つに経営層の声、特に社長の声をメディアに届けるというものがあると前段でも書きました。

これについててっとり早いのは、経営陣とメディアを直に会わせてしまうという方法です。

直接経営の意向やこれからの動向などをどのような取締役がどのセクションの責任を持って行っているのかを理解いただき、興味のある役員や社長に直に経営方針について聞いてもらえば、広報が代役を行うよりももっと強いインパクトを持って企業の方向性がメディアに伝わる事になります。

こうした活動の為に記者を呼んだ懇親会などを開催するのも広報のミッションの一つになります。

このミッションは色々な方法があり、一般紙と言われる紙媒体を中心にテレビメディアなどに声掛けする場合、もしくはスモールセミナーとして、小規模なメディアをターゲットにして、濃く深い話をそのメンバーで共有する場合などがあります。

伝えていきたいメッセージに合わせて会を組むのが一つの方法になりますが、大規模な懇談会の場合には、講演など自社の事業にとってマッチするような知識人や有名人などに講演を依頼するなどの仕掛けを使う場合もあります。

今時流に乗っている有名人や知識人による、企業が活動している分野における見解などが見聞き出来る場面を作る事で、メディアの気持ちを強く引きつける事が出来る場合があります。

CSR広報

CSRという取り組みは企業が利益追従だけではなく、社会に対して行っている社会貢献の事を指します。

例えば利益の内の何%かを植林などに還元する、スポーツの振興に協賛する、などの活動の事です。

こうした活動を伝えて行くのも広報の仕事になります。

例えば貴方の会社がある海外の有名サッカーチームの協賛などをしている場合には、そのサッカーチームがどのように活動しているか、どんな事を地元に還元したか、ボランティアの様子やニュースなどを日本国内にいるステークホルダーに伝えていく活動などがこのCSR広報に当たります。

インターナル広報

インターナル広報はまさにインターナル、「社員とその家族」に向けて発信される情報です。

社内報であったり、部署間のレポートであったり、共有イントラネット上であったりと発信の方法は様々で、企業によって決まった形があまり無いのが、この広報になります。

企業の社員に向けて取り組んでいるコンプライアンスや福利厚生の施策、社内委員会や社内クラブの活動や社長からのメッセージなどを伝える事により、企業が今どっちに向いて進もうとしているのかなどを社員とその家族に伝え、安心して業務に専念出来るようにする仕事になります。

社内報の企画作成

社内広報の業務は社内報を中心に活動が行われます。

社内報といっても現在においてはデジタルのものから紙のものまでさまざまなものがあります。

中には社内報とは思えない手法で社員に発信されているケースもあるかもしれません。

こうした企業内のセクション毎の情報を社員に向けて発信する作業が社内広報の仕事の一つになります。

この社内報の企画を作成する仕事も社内広報の重要な業務になります。

一年を通じてシナリオをつくり年間でどのようなメッセージを総括的に社員やその家族に届けていきたいのか、などを関係セクションと協議しつつ方向性やイメージを作って行きます。

勿論経営層や社長の声を社員に届けて行く訳ですから、経営方針などの知識も必要になります。

また、社内で新たに着手するような新しいニュースなども掲載していく必要がありますので、そうしたバランスを考えつつ作成される事が好ましいといえます。

また社外での企業活動を取材に行くなどのケースもあります。

そうした企画をバランス良く立て必用経費を見積もり外注などに依頼するなどの業務もこの社内広報の仕事になります。

社内報の為の取材、文章作成

年間の企画を立てたところで、その企画にそった取材及び文章の作成が社内広報の業務となります。

年間に何回発行するかにもよりますが、決算期の社内の状況や営業利益などの伸びなどに合わせ、社内部活のイベント取材やコンプライアンス委員会からのお知らせ、人事採用からのお知らせ、社内福利厚生に関するお知らせなどを伝えて行くのも社内広報の重要な業務となります。

これらはすべて他セクションとの打ち合わせや交渉などを必要としますので、そうしたネゴシエイションや、情報を引き出すアンテナを社内外に常に張っておく必用も出て来ます。

社員啓蒙の為のイベント企画作成

社員に対して急に理解を必用とする事案が出て来た時に、社内広報として実施するのが、この社員啓蒙の為のイベントなどです。

これは社員教育担当などが兼ねるケースもありますが、社内広報が実施するケースもあります。

有名な例では日産にゴーン氏が社長として迎え入れられた時に、すべての現場の社員と一緒にランチミーティングを実施したという事がありました。

日産程の大きな企業とその社員の家族はそれだけで膨大な人数になります。

そうした人たちを味方につけなければ企業として回って行く事はとても難しくなります。

社長の人となりを身近に社員が感じ、その社長がどのように考え、企業をどのように導いて行きたいと思っているのかを直に聞く事が出来るというのは社員にとっては非常に安心して業務に専念する為の心構えが出来る場面でもあります。

そうした社長と社員(ステークホルダー)とが親密に話し合える場面を作り出すのもまた社内広報の業務の一つと言えるでしょう。

危機管理広報

企業が問題を起こす、または自社企業に関係する人物や他企業などが問題を起こした場合、それに対応する方法やレポートラインを明確化し、有事に備える広報体制を築き上げる事並びにその実行がこの危機管理広報と言えます。

良くテレビなどで問題を起こした企業がマスコミに囲まれて頭を下げている映像が流れる事がありますが、ああいった対応を行う事は企業として非常に重要な事になります。

企業は日頃から「起こりうる問題」に目を向けるように組織的に対策する他、実際に問題が発生した場合にはどのようにその伝達が行われ、経営層の判断がいち早く行われるような緊急体制を引けるかが重要になります。

また社員も歩いている姿などを撮影され、顔を隠して逃げるように走って行ったりする事がありますが、インタビューを受けるという事は明確に問題を起こしている企業の社員であるという肩書を背負って映像に映し出されている訳です。

ですから企業のイメージをそこなわないためにも相応の態度で、コメント出来ない時はそれを伝えられるようにトレーニングする事も広報の仕事になります。

こうした有事の際には最も企業の透明性が問われ、はっきりと間違いをおこなったと分かっている場合にはそれに対してふさわしい対応を行う事により、企業の信用度はより向上します。

また調査中の案件に関しても調査中である事、どのように調査しているのか、いつその結果が分かるのかなどをコミットする事が重要になります。

その他

その他にも、広報の仕事として、発行したプレスリリースの掲載促進やメディアとの関係構築、並びに業界情報や競合他社の情報を速やかに経営層へ伝達するなどの業務も含まれます。

またIT化が進んで来ていますので、HP運営や各SNSへの情報発信や社内イベントの取材なども含まれてきます。

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IRとの仕事内容の違い

広報の業務は色々な企業の他セクションの業務と重なる事が多い仕事でもあります。

特にIR(インベスターリレーション)と広報は並び話される事が多い仕事であるとも言えます。

IRとは文字通り投資家向け広報活動と言えるでしょう。

この場合情報を求めているのは投資家であり、投資家に影響力のあるアナリストであるケースがほとんどです。

日本の優良企業に目をつけて海外からアクセスしてくる投資家もいます。

そうした人々に対応するのがIRの業務になります。

本来であれば広報(ブランディング維持)の下にIRセクションが入る事が筋と言えるのですが、株主の対応というのは企業の資金調達に直接関わってくる重要なリレーションシップとなりますので、IRセクションが事業計画や経営計画などに沿ってブランディングを維持しているケースなども多く見られます。

またIRセクションはその特性から経営企画室直下に入る事が多い事並びに、金商法などの法律にも詳しくないとこなせない仕事である場合が多い事もあり、どうしても法務や経営企画室などと蜜にリレーションシップを維持しながら情報を発信していく事が求められます。

広報のステークスホルターは360度ですが、IRのステークホルダーは株主並びに自社株主になりうる投資家すべてと言えるでしょう。

勿論その中には自社社員も含まれて来ますので、広報とIRは両輪の車のように連動しつつ動く事が重要になります。

また、IRに知らせずに株価に影響が強い発表などをしてしまい、株式市場を混乱に陥れるなどの問題が起きてしまったりすると、上場廃止などの措置を受ける場合もありますので、上場企業の広報は常にIRにも目を光らせ、自社のIRセクションと綿密な連絡を取りつつ実施していく必要があると言えるでしょう。

広報の仕事はどんな人に向いている?

一時は「キラキラ」広報などとも言われ、美人秘書のような風貌の広報がもてはやされた時代もありました。

しかしそうした広報のあり方は一時のブームとして取り上げられる事もありますが、それだけでは多岐に渡る広報の仕事はつとまりません。

また人前で話をするだけの仕事でもありません。

それでは果たして広報という仕事はどんな人が向いているのでしょうか?

そのあたりのところをざっくりとご紹介したいと思います。

コツコツと真面目な人

実は広報は地味な仕事とも言えます。

データーをこつこつと積み上げるなどの作業が発生する事も多くあります。

また、IR(インベスターリレーション)なども広報が担っている場合には企業の売上などに関する数値を取り扱う事もあります。

また広報による発表は上場企業にとってはその企業の株価に影響が出てくる事もありますので、数値の取扱や文章の内容、並びに作文については企業を代表するものとなります。

こうした仕事を遂行するには、実直でまじめでこつこつと実務を積み上げられる人が実は向いています。

地味な作業でも嫌がらずにこなせる人が向いている仕事では無いでしょうか?

企画が得意で孤独に強い人

企画が得意で孤独に強い人

実務が得意でかつ、コツコツと業務を積み上げるのが広報業務の一側面ではありますが、広報企画を立ち上げる事も広報としては非常に重要な仕事になります。

企画を立てる事が得意であり、かつ遂行する事が出来る我慢強さを持っている人が広報には向いていると言えます。

また、広報という仕事は社員でありながら、企業の中に入ってしまう事なく社外と社内のちょうど間に立ち位置を置くくらいのスタンスがベストだと言われます。

基本的に広報が発信する情報は「中学生でも分かるもの」と言われています。

素晴らしく複雑な技術や高度な機能などを有する商品でも、それを難しい言葉や現場で流通するような企業内流通用語などをもちいてマスコミに説明をしようとしてもそれは難しい事です。

また人は分かりやすいものに引かれる習性がありますので、難しい事をわかりやすく説明しつつ商品の上位性を明確に伝える事のできる文章作成能力が必要となります。

また、常に社外の情報にもアンテナを立てて時流を見据える事が出来る事も重要です。

情報を一方的に発信するだけではなく、社会と会社をつなぐ役割もまた広報の仕事です。

企業を客観的に見れる人物が広報業務には向いていると言えます。

コミュニケーション能力の高い人

広報職は前段でも書いて来ましたが、社内の各セクションとリレーションを取りながら、進めて行く業務がほとんどといっても過言ではありません。

また社外の人ともリレーションをとって行くのが仕事となります。

ですから、コミュニケーション能力の高い人がこの仕事に向いていると言えるでしょう。

電話を取るのが苦手ですというようなタイプの人には広報は向いていません。

情報アンテナの高い人

広報ネタを作る為には時流に合った表現が必要になります。

今どういったものがブームで、だから当社のあり方や製品が受け入れられる時代であるという事について客観性を持って伝える事が必要になります。

社内にばかり意識が向いているとこの外の情報や時流に乗らない独りよがりな情報発信になってしまいます。

ですから、広報職を目指す人は常にアンテナを立てて、今の時代にどのように自社や自社の製品がある事によるメリットが見出されるのかなどを、冷静に分析出来る人が向いていると言えるでしょう。

難しい事を簡単に説明するのが上手な人

広報の情報は「中学生にも分かるように」伝えるのが基本だとお伝えしました。

しかし、多様化しグローバル化する現代社会の中で、複雑に絡みあう事を簡単に分かりやすく伝えるのはなかなか難しい事でもあります。

こうした事を得意な人は広報に向いているといえるでしょう。

例え話が上手で、利き手の創造力を掻き立てイメージさせられるような言葉を使う事が出来る人は広報に向いています。

逆に言葉にこだわりすぎてしまい、難しい事をより難解に伝えてしまうようなタイプの人は広報には向いていないかもしれません。

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広報の仕事が向いていない人ってどんな人?

ここまで広報の仕事が向いている人を簡単にご紹介してきましたが、それでは逆に広報の仕事に向いていないタイプの人はどんな人でしょうか?

コミュニケーションスキルがあまりない人

コツコツと画面に向かって創造的なプログラムを描く事は得意ですが、コミュニケーションスキルがあまりない人というタイプの人がいます。

また細かい作業等に没頭して、難しい造形を作り上げる事ができる人も世の中にはいます。

しかし、広報の業務は一言で言えば「信頼の醸成・企業価値の創造と向上」です。

企業がすべての人に信頼してもらい、その信頼度が高まる事が広報の業務の成果と言えるでしょう。

また、信頼の醸成により市場からの反応が良くなる事で商品への信頼も高まりますし、株価にも影響が出てきます。

広報はこうした情報の良いサイクルを作り上げて行く仕事でもあります。

それを作り上げて行く為には社外のステークホルダーと良い関係を常に築き上げ続ける事が必要になります。

ですので、人に対して距離を取りがちな人などは広報には向かないと言えます。

飽きやすい人

広報業務は企業のおおやけのニュースを公開する仕事になります。

ですので、広報担当者には情報に対して細心の注意を払う事が要求されます、

広報の作成した事業計画や企業ビジョンを社長がプレゼンテーションする事もあります。

そうした時、ひとつの数字の間違いやひとつの言葉の間違いで、企業が恥を書くことになります。

そうした間違いをおかす企業を社会は信用してくれません。

またその数値の間違いが株式市場に影響を強く与える可能性もあります。

そうした間違いをチェック出来ない体制を追求される事もあります。

広報は企業を背負っていると言えるでしょう。

ですから、飽きやすいタイプの人は向きません。

また客観的視点を持てない人にも向いていない業務と言えるでしょう。

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広報の仕事に活かせる経験

広報の仕事が企業内において特殊な業務である事は今までの説明でご理解いただけたと思います。

それでは広報の業務に活かせる経験にはどんなものがあるでしょうか?

以下にご紹介したいと思います。

撮影・画像加工業務

広報の業務は情報を伝達する業務です。

情報とは文章だけでも数値だけでもありません。

時に画像などを入れる事により効果的な理解を相手にもたらす事を可能にする事もあります。

その為広報業務を行う人に画像加工などの能力があると企業は大変助かります。

Photoshopなどの画像加工のソフトが使える事により業務工数を減らし経費を押さえる事も可能になりますし、業務を内製する事でノウハウが企業内に蓄積されます。

また、自分が作業を理解していれば、外部のスタッフを使う際にもどういった事を要望出来るかなどが分かります。

Microsoft Officeが使える

Microsoftのソフトは広報業務をする人は使える事が実はマストであったりします。

EXCELを使って売上の中長期計画をグラフにして見せたり、それをPower Pointに張り付けて、プレゼン資料化したり、自社にとって有益な情報などを画像化してそれを情報に取り込んだりするのにもこれらのソフトが使える事は非常に大切な事と言えます。

カスタマーサービスや接客業務

広報では基本的にステークホルダーへの対応は企業の名前を背負って行う事になります。

電話でもメールでもチャットでもそれはすべて一緒です。

時にはメディアの方との会食や飲み会などを通じての情報交換などもありますが、こうした時に必ず必要になるのが、美しい対応と親しみやすい言葉といえます。

そうした能力は高く評価されますので、カスタマーサービスや接客業務などで言葉遣いや美しい所作などを訓練されている方は、非常に業務に有効な経験と言えると思います。

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広報として働くメリットとは?

経営の近くで戦略全体を把握出来るダイナミズム

経営の近くにいて全社の情報を把握している為、自分の属する会社がどちらの方向に向かって動いていくのか、またどんな事に貢献しているのか、経営課題は何なのかなどが理解できるので、環境としては非常に面白いです。

全社内他部署と仲良くなれる

戦略などの把握が必須ですので、他部署の情報なども自分から取りに行く必要性があり、多くの部署と関わりながら仕事をします。

なかなかそうゆう業務はありませんので、全社にラインが出来ますし、出来ないと仕事になりません。

広報の仕事のおすすめポイントとは?

それでは次に広報の仕事のおすすめのポイントをご紹介します。

広報の業務は会社が広報に求めるもの並びに企業の形態に依存しますので、多少幅がありますが、おおむね色々な情報を収集しながら、それをアウトプットしていくという醍醐味に溢れた仕事といえます。

珍しい仕事内容

広報の業務は全社情報の把握は勿論の事、マスコミなどに出入りし、懇親会を実施したりなど、仕事が多岐に渡ります。

また、付き合う方々もお客様から社員まですべてがステークホルダーとなりますので、多くの方とお仕事したり、情報交換したりする事が出来ます。

広報業務のステークホルダーは360度に存在します。

すべての人が対象です。

しかし、広報の仕事は企業の形態や組織上の職務分掌に左右されるのも現実です。

しかし、言い換えれば能力や企画次第では色々な事が実現出来る仕事といえます。

広報の仕事のその後のキャリアについて

経営企画室や社長室・IR・社内教育担当など

広報の仕事は社内でどの程度広報業務に重点を置くかを経営層がどう決めているかによりますが経営企画室や社長室付きなどのキャリアや、IRなどの業務に関わる事が出来る他、インターナル広報により、社員教育などの仕事に関わる事もありますので、そういった方向へもキャリア展開が出来る仕事だと思います。

他の仕事にもこの経験を活かせる?

広報の経験は他の仕事にも充分活かせると思います。

社員一人一人が広報マインドを持ち、帰属する企業の代表だという気持ちを持つ事で企業のイメージはガラリと変わります。

他の仕事に就いても広報時代に培ったその気持を持つ事を忘れずにいる事は、会社員として非常に意識の高い社員とみなされ周囲にも評価される事になると思います。

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まとめ

以上広報の業務についてまとめてみましたが、どうでしたでしょうか?

広報の業務は企業の黒子的役割であり、社長のスポークスマンであり、経営陣の代理でもあります。

多くの人たちと関わりながら、ブレのないブランドを維持していく為には本質を見抜き、嘘をつかない人である事も要求されます。

広報業務を通して自分自身もブランディングされて行きますし、早い段階から企業の仕組みや制度に精通する事も可能です。

未経験者がいきなり広報の業務につくのはとてもむずかしい事ですが、広報を通じて人間的にも社会的にも成長していける仕事と言えるでしょう。

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広報業務に携わりたい場合どのような企業をどのような判断で狙って行けば良いのか、なかなか難しい場合があります。ここではすでに広報業務に携わっている方や、今から広報業務に携わりたいと考えている方が、どのような基準で次の企業を選べば良いのかについて簡単にお伝えしていきたいと思います。広報の採用をしている会社ではどんな求人が募集されているの?それではここで広報の採用をしている会社の求人でどんな事が具体的な業務とされているのかについて見てみましょう。プレス・リリースの企画・作成・配信/メディアリレーション/取材依頼などの窓口やスケジュール管理/PR資料の作成/自社Webサイトの更新・運用/社内報の制作/

広報の転職を成功させるために!狙い目な会社の5個の特徴と上手に転職するための2個の注意点

広報はスペシャリストと言える仕事でもあり、広く見聞が必要とされる仕事でもあります。そんな広報への転職はどのように行うのが一番良いと言えるのでしょうか?また、広報の転職で気をつけるべき点や狙い目の企業の特長は?円滑に転職するためにはどのような所に気を付けていけば良いのでしょう?広報の仕事は多岐に渡る事が多いのですが、その割に仕事は孤独な事が多いです。自社の広報をしている場合でも製品広報をしている場合でもそうです。広報で重要視される事の1つに差別化があります。同業他社の製品よりも自社の製品のここは優れているが、ここは正直劣っている。などの情報は常にアンテナを立てて見張っておく事が必要とされる業務で