家庭教師の時給はどのくらい?私の周りの相場や時給の決まり方についての写真

家庭教師の時給についてをここでこっそりお教えしちゃいます。

家庭教師は、短時間で高収入が得られることで人気のあるアルバイトです。

特に教員を目指している学生にとっては、様々な生徒と関わる機会が多く、教員採用試験の一般教養試験や専門教養試験などの範囲になることもあるので良い経験になります。

今回はそんな家庭教師の時給相場や時給アップの方法を経験をもとにお話しさせていただきますので、求人探しの参考にしていただけたらと思います。

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家庭教師ってどんな仕事?

家庭教師とは、直接生徒の家庭に行って勉強を教える仕事です。

主な業務内容は受験対策、定期テスト対策、学習習慣定着対策、苦手科目克服対策、検定試験対策などです。

成績をアップさせたり、勉強が苦手な生徒にはどのような方法で勉強したら良いのかを教えたり、宿題で分からない問題の解説をしたりします。

不登校の生徒や勉強をやる気がない生徒を担当することも少なくありません。

様々な生徒の気持ちを受け止めて指導をしていくことが大切です。

そのため家庭教師には、学力だけでなく、豊かな人間性やコミュニケーション能力も必要です。

更に受験生には、志望校の情報を提示したり、試験傾向を調べて指導したりする必要があります。

受験生にとって志望校に合格するか否かは大変重要な事項になるため、教師は責任を持って指導していかなくてはなりません。

そのため家庭教師は、学力に加えて熱意と責任も伴う仕事だと言えます。

家庭教師の仕事について詳しく知りたい人は、こちらを参考に

家庭教師の時給の相場はどのくらい?私の周りの相場をご紹介します

家庭教師の時給の相場

家庭教師派遣会社を通した場合の家庭教師の時給相場

会社にもよりますが、時給は1,300円~2,000円スタートのところが多いようです。

担当する生徒の学年によって時給が異なる会社もありますし、学年とは関係なく教師の経験値で時給を決めている会社もあります。

会社からの給与とは別に家庭から交通費が支払われます。

家庭教師派遣会社はネットやメディアで広告を出しているので知名度がありますし、実績や信頼もあります。

すぐに働きたい場合は派遣会社に登録するのが良いでしょう。

直接契約した場合の家庭教師の時給相場

派遣会社への手数料がない分、直接契約は時給が2,000円~3,000円と若干高くなっていることが多いようです。

医学部の学生や偏差値の高い大学の学生の場合は、家庭教師としての実績などをアピールすればもっと時給が高くなることもあるようです。

派遣会社と同様に交通費は別途支払われます。

派遣会社と比較すると知り合いや友人の紹介といった形が多いので、生徒が見つかりにくいというデメリットがあります。

スタート時の給与が高い人は何が違うの?

時給の最低ランクからスタートする人とそうでない人とでは、何がどのように違うのでしょうか。

その違いを説明します。

実績

家庭教師や塾講師などの経験がない人は最低ランクからのスタートになります。

それらの経験がある人はその実績に応じたランクからのスタートになります。

受験生を何人担当して志望校に合格させた、勉強が苦手な生徒の成績をアップさせたなどの実績があると、ランクが高くなりやすいでしょう。

スキル

家庭教師に求められるスキルは、生徒にとって分かりやすい教え方ができることです。

不登校コースがある会社もあります。

不登校コースは、学習定着コースや同じ学年のコースよりも月謝が高く設定されている分、時給も比例して高くなります。

不登校コースでは生徒の心に寄り添い信頼関係を築く必要があるので、教師の人間性やコミュニケーション能力が重視されます。

不登校の生徒を担当する家庭教師は、より一層生徒のことを考え根気強く丁寧に対応できるスキルが必要です。

学歴

家庭教師の会社がどのような会社かによって、必要とされる学歴が違ってきます。

例えば、対象とする生徒の学力が低めな会社では、比較的学歴は重視されません。

一方で、一流大学受験を目指している生徒を中心に指導している会社では、学歴や学力を重視しています。

学力

偏差値が高い大学に在学している、または卒業した方が時給が高くなる傾向にあります。

同じ大学でも偏差値が高い学部の方が時給は高くなりやすいでしょう。

地域にもよりますが、偏差値が65以上の大学だと2,500円、偏差値60~65だと2,400円、偏差値55~60だと2,200円、偏差値50~55だと2,100円、偏差値45~50だと1,800円~2,000円がおおよその相場になっているようです。

地域

全国展開している会社では、都心部の方が地方よりも100円から300円程度違っているようです。

都心部で展開している会社では、医学部受験コースや東大受験コースなど難関校受験対策をしているところも少なくありません。

そのような会社に応募するためには高い学力が必要ですが、その分時給は高くなります。

派遣会社

時給が1,300円からスタートの会社もありますし、1,800円からスタートの会社もあるなど、金額の下限は会社によって異なります。

各々の会社の下限時給がどのくらいなのかは、ネットや一括登録サイトなどで調べることができます。

勉強が苦手な生徒への指導を中心としている会社よりも、難関校や大学への受験中心にしている会社の方が時給が高い傾向にあります。

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家庭教師の時給の決まり方

家庭教師の時給

家庭教師の時給の決まり方1:経験があるか

家庭教師や塾講師の経験がないよりも、経験がある方が評価されます。

何年生を何人担当したか、担当したのが受験生であれば、志望校に合格させたかなどの具体的な実績をきちんと示せると良いでしょう。

生徒は小学校低学年から高校生までと幅が広いので、どの学年にも対応できるかどうかが評価の対象になります。

また、一人の生徒を何年間か担当し、志望校に合格させたという実績があると、生徒やその家族と信頼関係を築けて責任感があると評価されます。

家庭教師の時給の決まり方2:指導可能な教科がいくつあるか

家庭から指導してほしいと言われる科目は国語と算数・数学、英語が多いですが、苦手科目を克服したいという理由で理科や社会の指導を求められることもあります。

会社によっては指導する教科数で月謝が異なることもあるので、指導できる科目が多い方が時給の高い生徒を担当することもできるようになります。

家庭教師の時給の決まり方3:偏差値が高い大学に在籍している、またはそのような大学の受験生を担当する場合

偏差値の高い大学に在籍していると時給が高くなります。

偏差値の高い大学を目指している受験生を担当する場合も、時給が高くなります。

この場合は、家庭教師にも高い学力が必要とされます。

家庭教師で時給をアップさせるためのコツとは?

時給をアップさせるにはどのようにしたら良いのでしょうか。

その方法を紹介します。

家庭教師で時給をアップさせるためのコツ1:給与相場が今よりも高い会社を探そう

会社によって時給の下限が決まっています。

家庭教師の一括登録サイトなどを利用すると下限が分かりますし、その会社の特徴などを知ることができます。

例えば自分が有名大学に在籍していても、東大や京大の受験生を中心に指導している会社に応募したら、東大や京大に在籍している学生よりも時給が低くなる可能性があります。

自分の学力や経験を評価してくれそうな会社に応募した方が、高い給与相場を期待できます。

家庭教師で時給をアップさせるためのコツ2:生徒の成績を上げよう

生徒の試験があると、試験の結果を会社に報告します。

前回の試験結果と比較して成績が良くなったり、数か月前よりもその単元が分かるようになったりといった結果があると、評価に繋がります。

勉強が苦手とか、勉強の仕方が分からないという生徒は少なくありません。

そのような生徒にも寄り添い、分からないところから丁寧に指導し、少しでも成果を出せるようにしましょう。

家庭教師で時給をアップさせるためのコツ3:家庭教師としての実績を上げよう

家庭教師は何年生を何人担当したか、受験生を何人担当し志望校に合格させたかなどの実績が重要視されます。

生徒は小学校低学年から高校3年生までと幅が広いため、どの学年の生徒にも対応できると良いでしょう。

生徒が思春期であったり反抗期であったりして、思うように指導できないこともありますが、生徒の心に寄り添い必要に応じて家族と情報交換することで、指導がしやすくなることもあります。

家庭教師で時給をアップさせるためのコツ4:受験生を担当しよう

家庭教師派遣会社には学習習慣定着コースや学校補習コース、受験コースなどがあり、生徒が必要なコースを選べるようになっています。

受験コースは他のコースよりも月謝が高く設定されているので、このコースを申し込んでいる生徒を担当した場合、時給が高くなります。

受験は生徒にとって人生の大きな試練でもありますし、合否によって生徒の人生が大きく左右されることにもなりかねません。

生徒が志望校に合格しなかったからと言って、家庭教師が責任を負うようなことはありませんが、家庭教師として受験生を担当するにはそれなりの気構えや情報収集が必要です。

受験コースの中でも、医学部や難関国公立大学、難関私立大学受験コースは、通常の受験コースよりも月謝が高く設定されています。

これらのコースを申し込んでいる生徒を担当すると、時給が高くなります。

また、そのような生徒を指導したということで実績が高く評価され、以後もそのような生徒を指導してほしいと会社側から依頼されるようになります。

家庭教師で時給をアップさせるためのコツ5:柔軟に対応して評価を上げよう

会社によっては家庭教師を派遣するだけでなく、進学塾の経営もしているところがあります。

塾講師が人手不足の場合、まれに塾講師の手伝いを頼まれることがあります。

特に予定がない時には、手伝いをすることでその塾から評価されるチャンスになります。

柔軟に対応して評価されるチャンスを活かしましょう。

経験者が教える、実際に時給がアップしたのはこんなとき

実際に時給がアップしたとき1:時期やタイミング

春は生徒にとって進級の時期です。

アルバイトをしている学生にとっても、進級や就職の時期になります。

進級をきっかけに家庭教師を依頼する家庭が多くなる一方、家庭教師をしていた学生が進級や就職を期に辞めるケースが出てきます。

つまり、家庭教師を続けている学生にとっては、春は担当する生徒が増えることになるので、時給がアップしやすい時期となります。

実際に時給がアップしたとき2:指導時間や指導内容によって経験値が増えた時

指導回数が増えると経験値も増えていきます。

私の場合、週2〜3回のペースで1年間家庭教師をして経験値が上がりましたので、時給が200円程度ですが、上がりました。

指導回数と継続年数が増えれば、僅かながらも時給が上がります。

実際に時給がアップしたとき3:夏期講習や冬期講習などのコースを申し込んだ生徒を担当した時

普段家庭教師を依頼していない家庭でも、夏期や冬期、春期など学校が長期休業になる時期だけ家庭教師を依頼するというケースも少なくありません。

そのような時期は家庭教師の需要が増えるので、月謝を高く設定しているようです。

そのため、これらのコースに申し込んだ生徒を担当した時に、普段よりも時給が良くなりました。

実際に時給がアップしたとき4:受験生を担当した時

受験生になると、受験対策コースに変更することがあります。

受験対策コースは学習定着コースや定期テスト対策コースなどと比べて月謝が高くなるようです。

受験生担当は他の生徒担当に比べて時給が高くなっていました。

実際に時給がアップしたとき5:小学生の兄弟を同時に指導した時

小学校低学年と高学年の兄弟を同時に指導したことがあります。

複数の生徒を同時に指導した場合、マンツーマン指導よりも時給が300円高くなっていました。

会社によると、同時に複数の生徒を指導する際は指導内容の予習復習も倍になるという理由だそうです。

複数指導では、一人に課題を出して問題を解いている間にもう一人に分からない箇所の解説をするという方法をとっていました。

兄弟がいる家庭で家庭教師を依頼する場合、この同時指導を申し込むことが多いようです。

まとめ

少子化が進む中で、子どもの教育にお金をかける家庭が増えてきました。

進学塾や家庭教師を派遣する会社が増え、各会社の特色が多様化しているので、家庭としてはニーズに合った会社を見つけやすくなっています。

それが家庭教師の需要が増えることにも繋がっており、今後は更にサービスが充実した家庭教師派遣会社が増えてくると予想されます。

家庭教師が担当する生徒は一人一人違います。

家庭教師が高い学力を持っていても、生徒にとって分かりやすい指導をしなければ成績は上がりません。

生徒に合った指導方法を工夫していくのも家庭教師の仕事です。

また、勉強が苦手な生徒に対しては、どのようにしたら勉強が楽しいと思えるようになるかを考えることも必要です。

家庭教師は短時間で高収入の仕事ですが、学力だけなく、生徒に柔軟に対応し根気強く向き合う能力や、責任感、人間性、コミュニケーション能力が必要とされる職業です。

これらの能力をフルに活かして、経験を積み、高収入を得られるようにしましょう。

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