カウンセラーの将来性とは?私が考えるこの仕事をずっとやっていたいと思う5個の理由
在宅カウンセラーの求人とはいったいどんな業務をする職業なのか、みなさんはわかりますでしょうか?
ストレス社会の現代では、なかなか気軽に悩みや打ち明けたいことを相談できる人が身近にいなかったり、そういった場所に行くこと自体に抵抗を感じて一人で抱え込んでしまう方も多いかと思います。
今回は、そんな悩みを抱えた方が自宅で気軽に相談できる「在宅カウンセラー」について詳しい業務内容や、おすすめ求人のポイントについてご紹介していきます。
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目次
閉じる在宅カウンセラーにはどんな仕事があるの?
「カウンセラー」という存在は誰しも聞いたことのあるワードですよね。
それでは「在宅カウンセラー」というワードは聞いたことがあるでしょうか?
私の周囲はと言いますと、認知度が低く興味を持たれることが多いです。
「カウンセラー」をしていると言いますと、どうやら「大変そう」とか「誰にでもできるものではない」とか、どこかしら難しい印象を持たれることが多いのですが、職業としてやりがいがあり自分の人間性も活かせる魅力的な仕事だと思います。
今回はカウンセラーの中でも「在宅カウンセラー」についての解説です。
在宅カウンセラーの種類について
在宅カウンセラーには様々なジャンルがあります。
ライフスタイルは人それぞれですので、悩みや打ち明けたいことなど多種多様です。
今回は在宅カウンセラーの中でも需要の多い5種類について解説します。
「心理(メンタル)カウンセラー」
心理カウンセラーと聞きますと何やら近づきにくいようなイメージもまだまだあります。
病院のような精神疾患のある方と向き合うという事より、在宅カウンセラーの場合は日常の悩みや迷いなどを聞き、その方の生きやすさや気づきを一緒に導き出すという流れになります。
資格も臨床心理士というプロフェッショナルな方や、民間の認定資格を受けている方、特に資格を受けていない方でも心理カウンセラーとして活躍されています。
対面する形態も在宅カウンセラーですと、様々で固定電話や携帯電話もしくはメールや通話アプリやネットを使って相談者へ寄り添う仕事です。
「キャリアカウンセラー」
働きたい方や働いている方の相談を受けて、その人のスキルや特性などを活かしたふさわしい仕事に導くカウンセラーです。
こちらも国家技術検定や民間資格を求められる現場もありますが、特に国家資格ということではありませんので、経験や知識を多くお持ちの方はキャリアカウンセラーとして活躍できます。
求人サイトや転職サイトの登録者を、在宅カウンセラーからアドバイスやサポートをメールや電話を使ってするというのが、在宅キャリアカウンセラーの仕事内容です。
「愚痴聞き」
TVなどのメディアでも何度も紹介されていましたので知っている方も多いと思います。
「カウンセリング」というワードは日本でもまだまだ敷居の高いものと感じられていますが、「愚痴聞き」というワードであると近寄りやすいイメージになるようです。
心理カウンセラーへされる相談内容とほぼ同じ内容が多いです。
それでもあくまでも「愚痴聞き」というスタイルですから受け入れるこちら側も少し柔らかいソフトな対応です。
カウンセラーとしての有資格者もいますし無資格の方でも活躍されています。
無資格で始めてもトレーニングしたりより良いサポートが出来るようにやはり後に資格を取得する方が多いです。
こちらも固定電話や携帯電話通話アプリを使って愚痴を聞くという仕事内容になります。
「婚活カウンセラー」
男女の出会いも消極的で諦めている人も多いですが、やはりゴールは結婚と望む人は多く利用者も多い為「婚活カウンセラー」「婚活アドバイザー」も増えています。
婚活カウンセラーになるセミナーを受け、協会に入会し自宅にて起業し、マッチングからコミュニケーションをアドバイスし成婚までの支援をするお仕事です。
結婚という明るい幸せに導くお仕事ですのでとてもやりがいがあります。
基本は自宅で活動しますが場合によっては利用者を集めコミュニケーションセミナーや婚活者同士集える場所をセッティングをしたりサポートします。
「電話相談窓口相談員」
よく「〇〇相談窓口」と言うものを見たことはないでしょうか?
依存による相談やDV相談や未成年向けの相談など小さなカードやポスターで相談できますと紹介されている事も見受けられます。
市町村のオフィスで対応している窓口もあれば命に関わる相談で24時間対応している相談窓口と言うこともあり民間へ委託しているケースもあり、それを在宅にて相談を受けているカウンセラーもいます。
ほとんどの方が有資格者であり相談のプロフェッショナルです。
コール数の頻度は毎日高いと聞いています。
誰にでも直ぐに始められる職業とは言えませんが、誰しも経験を積み重ねてプロフェッショナルになるという事も踏まえて、有資格者のカウンセラーであれば携わることができます。
こちらは電話を使ってのお仕事になります。
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在宅カウンセラー求人でよくある募集内容とは?
「自宅の自分のリラックスできるスペースでカウンセラーとして活躍しませんか?」
「空いた時間を誰かの為に活かしませんか?」などこんな感じで在宅カウンセラーの求人募集があります。
カウンセラーとしての資格をお持ちの方はもちろん 無資格でも人のために出来る事が好きという方であれば興味のある求人ですね。
私もこの記事を書くために改めてリサーチしたところ在宅業なのでネット求人募集が多かったです。
上から多い順に
- 「在宅心理(メンタル)カウンセラー」
- 「婚活カウンセラー」
- 「愚痴聞き」
- 「キャリアカウンセラー」
と求人募集がありました。
キャリアカウンセラーも根強い人気職ですので離職率も低く求人もレアだと思います。
先ほどのトピックで紹介した「電話相談窓口相談員」は検索してもあまりヒットしないかもしれません。
それには理由があってほとんど口利きでカウンセラーの〇〇先生の教え子さんだったりカウンセラー仲間だったり、ほぼ身内で成り立っている可能性があります。
ですので求人があったときはかなりレアで魅力的です。
職種
在宅カウンセラーでも顧客のデータをまとめたり入金の管理をしたり事務的な募集もあります。
カウンセラーさんはできるだけお話に集中したいものですから事務作業をする方も必要です。
利用する人でも「今回のカウンセラーとは話が弾まなかった」「違う方と次は話してみたい」とか利用するにあたっての相談もあります。
在宅カウンセラーの募集詳細をくまなく見ていきますと事務の募集もあります。
事務のお仕事をしながらカウンセラーとしての流れを掴むのも良いでしょう。
給与相場
時給に換算しますと800円から5000円とかなりの差があります。
有資格者の場合ですとスタートから高時給となることが多いです。
今回在宅カウンセラーの紹介をした5種類でお話しますと、キャリアカウンセラー < 愚痴聞き < 心理カウンセラー < 相談員 < 婚活カウンセラーと収入額が順に高い事になります。
かといって深夜稼働や指名なども関わってきますので一概には言えません。
空いた時間に稼働する学生や主婦でも月額20万円~30万円の収入がある方もいますし、年収300万~400万と臨床心理士に負けない収入を得ている人もいます。
勤務時間や休日、残業
基本勤務時間は選ぶことができます。
週に2~3日であったり週6日稼働であったり、個人の生活スタイルに合わせることができます。
副業として一日に数時間稼働する方もいます。
残業という概念はありません。
稼働スケジュールに合わせ相談される方をちょっと言葉が悪いのですがあてがう事になります。
指名があるとその相談される方に合わせる事にもなります。
会社やグループにて異なりますが月単位や週単位でスケジュールの予定を組みます。
スケジュールを組んで待機時間がありますから稼働が全くない場合の保障もある会社もあります。
リピーターである相談者から急な予約が入る場合もあります。
時間に余裕がある方が望ましいと思われます。
福利厚生
委託事業で個人事業主扱いになります。
特に有給休暇や保険などもありません。
信頼度や指名数や稼働実績の評価が高ければ手当として発生します。
会社やグループによってはバースデー稼働手当があったりします。
求められる人物像
人と接する事が好きな方が一番だと考えられます。
自己中心な話をするのではなく相談者中心の場を作り聞く気持ちが高い方が望ましいです。
相談者の話の内容は悩みや迷いなどが多くいかに共感できて寄り添えるかがポイントです。
共感できるからといって一緒に落ち込むような飲み込まれてしまうタイプの方には不向きかと思います。
マイナスをプラスに変えられるような思考があり平常心を保てる方がカウンセラー向きです。
在宅カウンセラーのおすすめ求人のポイント
稼働が多い会社であるか
せっかく仕事をしようとしているわけですからほどよくこなして行きたいものです。
最初に待機時間保証がある事を魅力としている会社は不安定さがあると考えられます。
稼働している気配もないのに待機時間の保障はどこから来るのでしょうか?
そう考えると納得出来ると思います。
給料が明確であるか
相談者側も見れるHPから求人を募集しているケースも多くありますのでお給料をすぐに知らせている会社はほとんどありません。
ですが求人募集のフォームから質問してみて下さい。
その時に無資格者や有資格者、未経験者、経験者、夜間手当であるなど明確に教えてくれる会社は信頼度が高いと言えます。
仕事する側にとっては肝心なところでもありますね。
稼働スケジュールはどう組まれるのか
在宅カウンセラーで仕事することになりますからうまくスケジュール管理したいものです。
どの位の頻度でお仕事ができるのか固定休や希望休をもらえるのかなど事前に教えてくれる会社の方が働きやすいです。
在宅カウンセラーの仕事についてよくある疑問
本当に在宅でカウンセラーとして成立できるのか疑問に思った事が私もありました。
在宅カウンセラー仲間も同様で在宅カウンセラーとして成立できるまでの疑問をあげてみました。
実際に仕事はあるの?
自分からのアピールが多い方が仕事の周りが良くなります。
自分からアクションを会社側に起こさないと仕事量は乏しいです。
明日はお休み予定でしたが予定がなくなりましたので10:00から稼働可能です、などと伝えることが重要になります。
給料はしっかり入るの?
仕事した日は必ず作業日報をメールで送る事になりますので、それに対してのレスポンスがあります。
例
- 相談者Aさん 11:00~12:00 1200円
- 相談者Bさん 13:30~15:20 2400円 実稼働時間3時間 3600円
次回のお仕事は〇月〇日10:00から余裕をスタンバイして下さいなど
リピーターさんはつくの?
あらかじめ得意分野のようなマッチングを会社側がしますから割とリピートしてくれる利用者さんが多いです。
例:毎回人が変わると利用者側も話しにくい、また初めから話すことになるとか不安にさせてしまう事になるので、利用者側から「他の人に変えて欲しい」と要望がない以上同じカウンセラーが寄り添うようになっています。
休みたいけどどうしよう?
重い内容も多く他人事と思える事ばかりではありません。
カウンセラーの気持ちに余裕がないと良いカウンセリングもできません。
そこはカウンセリング業界ですので会社側も無理を押し付けません。
予約がある時は急な休みは避けなければありませんがそんな休みの要望にもしっかり対応してくれます。
お子さんが居る方も同様どうしても・・・という時の休みは対応してくれます。
仕事をする最適な環境とは?
自宅で仕事をするわけですが生活音など気をつけなければなりません。
しっかり仕事ができるデスクと周辺機器を使いやすくする、メモを取りやすくする、ネット環境を良くするなど利用者をお迎えできる環境にします。
まとめ
- 在宅カウンセラーと自宅で仕事ができる
- 在宅カウンセラーの種類も心理カウンセラーの他にキャリアカウンセラーや婚活カウンセラーなどある
- 愚痴聞きというソフトなカウンセリングもある
- 在宅カウンセラーの募集はネット求人が多い
- 在宅カウンセラーは福利厚生は手厚くなく委託事業で個人事業主扱いになります。
- 自宅で働く側もリラックスしたスペースでお仕事ができる
- 自宅で高時給で高収入を得ることができる
- 資格は基本あった方が良いが人の気持ちに寄り添う事が出来る人ならカウンセラーになれる
- 給料などHPでは定かではない会社が多いが質問に対して明確に答えてくれる会社が信頼度が高い
- 在宅業ではあるが報・連・相をしっかりする事と仕事に適した環境を作る
以上 在宅カウンセラーについて解説してみました。
参考になれば幸いです。
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