カウンセラーの仕事は年々需要を増している、将来性のある仕事と言えます。

AIが発達し、機械に仕事を取られると懸念されている現代ですが、カウンセラーの仕事はAIの脅威に脅かされる事はまずありません。

むしろ、時代が進むにつれてネットやメールでのカウンセリングが充実していく世の中では、カウンセラーの仕事は年々需要を増していく仕事と言えるでしょう。

そんなカウンセラーの仕事をずっとやっていきたいと思える魅力とは、一体どんなものでしょうか?

今回は、カウンセラーの将来性とその魅力について詳しくご紹介していきましょう。

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カウンセラーの仕事内容は?

カウンセラーの仕事は、人の悩み相談を受ける相談業務になりますが、近年ではコンサルタント方式のカウンセリングの需要が増えています。

クライアントの悩みを聞くだけでなく、向かうべき方向性を提案し、さらにはコミュニケーションの方法を提案する事も。

そんな人の心を扱うカウンセラー業務は、豊富な人生経験と相手を見抜く観察眼が必要となり、合わせて相手を説得する言葉の技術も必要です。

とてもAIには真似できない仕事な為、将来を通して需要の絶えない仕事と言えるでしょう。

カウンセラーをずっとやっていたいと思う5個の理由

カウンセラーの仕事は一握りの人しか成功出来ません。

しかし、成功できると1時間1万円以上の単価で仕事を受ける事が出来るようになります。

さらにはコストもほとんどかからない為、売り上げのほとんどが利益となります。

リスクが少なく大金を稼げる、夢のある仕事と言えます。

そんな夢のあるカウンセラーの仕事も、良い事ばかりではありません。

リスクが少なくても成功させる為には類稀なる才能が必要ですし、成功するまでは1月のカウンセリング数ゼロなんて事も普通にあります。

ここからは、それでもカウンセラーを続けたいと思える「カウンセラーの魅力」を5つご紹介しましょう。

いつでもどこでも仕事ができる

カウンセラーの仕事に必要なものは言葉だけです。

その言葉は声でも良ければ文字でも良い為、喫茶店でも、公園でも、メールやネットでも、いつでもどこでも仕事が出来ます。

この自由度の高さもカウンセラーの魅力の一つであり、自由だからこそ自分のスタイルで仕事が出来る楽しさもあります。

また、体一つで仕事が出来るという事は、事前のアポがなくても依頼されたその場で仕事が出来るという事。

人に相談したいという気持ちは鮮度の影響を受けやすく、思ったその場で相談したくなるものです。

そのサインをすぐに汲み取れるという事は、思ったその時に人助けができるという事です。

正義感の強い人にとっては、これほどやりがいのある仕事はなかなかないのでしょう。

自分の価値がそのまま反映される

仕事において、自分の実力や頑張りがそのまま給与に反映される事は、最もシンプルにやりがいを感じられる要素とも言えます。

その点カウンセラーの仕事は、自分が請け負った仕事はそのまま自分の給与として反映されますし、実力があればあるだけ、単価そのものを上げる事もできるので、これほど給与反映としてやりがいを感じられる仕事はなかなかないでしょう。

もちろん、自分に実力がなければ、高い単価では需要と供給のバランスが取れません。

それは言い換えれば、給与を上げるのは自分次第という事。

頑張りではなく自分の実力が反映される仕事。

厳しい世界ではありますが、だからこそ、その中で成功を手に出来る喜びはひとしおでしょう。

人の真意を知ることができる

相談を受けるという事は、誰にも言えない本音を仕事を通して聞くという事。

それはつまり、どんな仕事よりも人の本音を聞ける仕事と言えます。

これほど人の内側と関わる仕事は他にないのではないでしょうか。

そして、人の真意を普段から聞くという事は、それだけ社会の裏側も知ることができるという事。

それはつまり、世の中の出来事に誰よりも詳しくなれると言えるのではないでしょうか。

本音というのは大人になればなるほど聞けないもの。

誰も波風を立ててまで本音を伝えようと思わないからです。

そんな中々聞けない大人の本音を、仕事として毎日のように聞いていれば、嫌でも世の中の事に詳しくなっていきます。

10年も続ければ、世渡り上手になれる事間違いなしです。

自分を成長させられる

人の相談に乗るという事は、世間の本音を聞くという事。

「人の振り見て我が振り直せ」と昔から言われていますが、カウンセラーの仕事ほど、これが出来る仕事はないでしょう。

無数の本音を聞いていれば、嫌でも「世の中で何をしたら嫌われるのか」を学ぶ事が出来ます。

自分を成長させる為には、とにかく沢山の人生経験に触れる事が一番です。

その点カウンセラーの仕事は、最も自分を成長させられる仕事と言っても過言ではないでしょう。

無限の可能性がある

インターネットが普及したこの世の中では、言葉を売る仕事というのは、無限の可能性を秘めています。

ブログがヒットすれば一気に有名人になれますし、書籍がヒットすれば一気に億万長者にもなれます。

skypeやLINEで気軽にカウンセリングの仕事も引き受けられますし、大勢が参加する講演会では、2時間で10万以上を稼ぐ事も出来ます。

現代で言葉を売る仕事というのは、まさに無限の可能性を秘めた仕事と言えるのではないでしょうか。

自分の工夫と実力次第で、いくらでも稼げる仕事です。

カウンセラーの最大の魅力はここにあると私は感じています。

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でも、カウンセラーって大変なところも…。

ここまでは、カウンセラーの魅力について話してきましたが、もちろん良いことばかりではありません。

どんな仕事にも我慢しなければいけない事は沢山あります。

ここからは、カウンセラーをしていて大変な事、辛い事についてご紹介しましょう。

友達関係の裏を知ってしまう

お金をもらって相談に乗るという事は、それだけ深刻な悩み相談を聞くという事。

これが初めて出会った人であれば特に問題ないのですが、慣れ親しんだ友人であれば、話は変わってきます。

つまり、今まで知らなかった友達関係の裏の顔を知る事になるという事です。

特にそれが浮気絡みだった時は、扱いが非常に難しいです。

真実を知って最低な人物を特定出来ているにも拘らず、守秘義務があるために自分はそこに関わる事が出来ず、これからも拡大するであろう被害を食い止められない葛藤は、カウンセラーならではでないでしょうか。

自分の友人がその被害に遭いそうな流れがあった時、もしくは既に付き合ってしまっている状況の時が一番辛いです。

目の前で幸せそうにしてる友人。

でもそのパートナーは裏で何人もの人達と浮気を重ねてきた常習犯。

気付かせてあげたい、でも守秘義務があるから何も出来ない。

その葛藤はカウンセラーを続けていく上で一番辛い要素かもしれません。

失敗すれば人間関係にヒビが

カウンセラーの仕事は、非常に責任の重い仕事です。

なんせ相手の人生を左右する程の悩みを聞くわけですから。

そんな責任の重い相談を受けている中で、アドバイスに失敗すると、クライアントを良くない方向へ誘導してしまう事も稀にあります。

当事者双方から話を聞くのが理想ではありますが、それが出来ない以上、片方からの話で方向性を誘導するしかありません。

しかし、そんな不完全な状況での誘導は、思わぬ結果をもたらす事があります。

例えば、クライアントから聞いていた話と実際の状況が違う時がまさにそれです。

事実と違えば正しい誘導先も変わってくる為、クライアントから聞いている話が現実とズレていれば、誘導先を間違えてしまうことは十分に考えられます。

その為カウンセラーは、あくまでも意見を伝える立場を超えないよう努めますが、それでも的外れな意見を伝えた事で、結果的にクライアントに恨まれる事は珍しくありません。

占いが外れて激高されるのと似ていますね。

これが自分の人間関係の中で発生するのも一番と言っていいほど辛いです。

とはいえ、自分の人間関係の中の問題であれば、対象者も既に知っている人物の為、アドバイスを外す事はほとんどありません。

ですが、自分も知らなかった事実も沢山ある為、その点に関しては、友達関係であっても的確にアドバイスする事は難しい時があります。

カウンセラーの仕事は、自分の友達関係で請け負った時が最もリスクの高い仕事とも言えるでしょう。

秘密を抱えすぎてた時の気配り

秘密を抱えるという事は、その分だけ気配りを求められるという事。

「あの人はあの人がNG、だから組み合わせないようにしなきゃ」とイベントや人の集まりに招待する時には気を配らなければなりません。

これが一般のクライアントであれば問題ありませんが、自分のテリトリーでそれが起こるのが辛いところ。

守秘義務がある為、口を滑らせないように気をつけるのも、ストレスがかかります。

沢山情報を持てば、どの情報が誰の情報か紐付けが出来なくなってくるのも、悩みの種です。

友達が気軽に相談出来なくなる

私がカウンセラーを始めて一番変化を感じたのがこれです。

とにかく友達からの相談が激減します。

カウンセリング料は決して安くない為、それは仕方ない現象とも言えますが、こちらとしては「親しい友達であれば気軽に相談してくれても良い」と思う部分はあっても、相手が気を使ってそうはなりません。

大人として相手がマナーを守ってこちらに接してくれている証拠でもありますが、その辺りの距離感の取り方は、非常に難しくなるでしょう。

しかし、これはカウンセラーをする上での宿命みたいなもの。

これを受け入れられないようなら、カウンセラーは続けられないのもまた事実です。

カウンセラーの将来性とは?

最後に、カウンセラーの仕事の将来性についてお話します。

冒頭でも少しお話しましたが、今はどんどんAIに仕事を取られていく時代です。

工場の仕事はもちろん、近年ではコールセンターの仕事さえ、AIに仕事が取られるんじゃないかと懸念されている時代です。

そんな現代の世の中で、果たしてカウンセラーの仕事はどんな将来性があるのでしょうか?

いくつかの要素を上げて詳しくご紹介していきましょう。

人の悩みはなくならない

いつの時代も人の悩みはなくなる事はありません。

もしなくなるとしたら、それは人から心がなくなる時代が訪れた時でしょう。

人に心がある限り、カウンセラーの仕事はなくなりません。

その点を考えると、カウンセラーの仕事は生涯を通して続けていける仕事ではないでしょうか?

自分が世間から余程の事をしてバッシングを受けない限り、カウンセラー生命が絶たれる事はないと思います。

そう考えると、カウンセラーの仕事はどの時代でも生き残れる、将来性のある仕事と言えます。

機械には真似できない温かさ

将来性の話で、特に現在、一番危惧されているのはこの話題でしょう。

しかし、どんなにAIが発達したとしても、人の心を忠実に再現する事は不可能だと私は感じています。

例えどんなに膨大な人間のデータを注入したとしても、人の心ほど不確定要素の多いものはない為、それに対応しきれるロボットは生み出せないと思います。

また、話し方の柔らかさだったり、相手の表情や声色を感じ取る事で得られる情報もある為、その感覚は同じ人間でないと感じ取れないでしょう。

味覚や感覚が機械には再現出来ないのと同じです。

その点を考えると、機械に仕事を取られる心配はない為、時代が進んだとしても、心配する必要性はないと言えます。

人の価値がそのまま報酬

カウンセラーの報酬は、自分の実力や人間性がそのまま報酬に影響します。

時代の変化で相場は多少変化する事はあっても、無形商品の為、物価というものが存在しません。

その為、基本的にカウンセラーの報酬単価は、時代に左右される事は少ないでしょう。

自分の価値をそのまま維持出来れば良いのです。

周りに認められる、世間に認められる自分を維持出来れば、時代に左右されず食べていける仕事だと私は感じています。

まとめ

いかがでしたか?

カウンセラーの仕事は誰にでもなれる仕事ではない代わりに、成功出来れば生涯を通して続けていける仕事だという事が伝わったかと思います。

人の心を扱う以上、この仕事が時代から淘汰されることはありません。

もちろん悩みのない世の中が理想ではありますが、その時代は残念ながら訪れる事はないでしょう。

しかし、だからこそ我々カウンセラーは相談者にとっての居場所であり、駆け込み寺となる事が出来ます。

これからも多くの悩み苦しむ人を救えるよう、カウンセラーの仕事が広まる事を願っています。

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