求人でよく目にする「歯科助手」という仕事。

でも実際、歯科助手ってどういう仕事をしているの?

歯科助手になるために必要なスキルって?

など、さまざまな疑問を解決!

歯科助手の仕事について詳しくご紹介していきます。

また、歯科助手の仕事の探し方や、歯科医院の求人情報のチェックするポイントも一緒に見ていきましょう。

歯科助手になるには?

歯科助手は、求人を探して応募し、採用されれば働くことができます。

必須の資格は特にはありません。

意外に簡単だと思われたのではないでしょうか?

歯科助手にまつわる資格について説明します!

上で「必須の資格はない」と書きましたが、求人情報や資格情報などで「歯科助手の資格」というキーワードを目にすることもあるかと思います。

そこで歯科助手の資格について、詳しく説明します。

歯科助手には資格は必要?

歯科助手は、国家試験を受けなくてもなれる医療系の仕事です。

実際に歯科助手をしている人は、資格を持っていない人の方が多いかもしれません。

しかし、知識をしっかりと身につけてから仕事をしたい人や、歯科助手の仕事をしているうちに知識が豊富になってきたので資格も取りたい。

といった人が取る資格があり、それは国家資格ではなく民間の認定資格になります。

歯科助手の仕事をするのに役立つ資格

歯科助手の資格というものがある以上、歯科助手になるために持っていて損することは何もありません。

向上心があり、もっと知識を身につけたいという人は、資格を取って働くのもおすすめですね。

では、歯科助手の民間の認定資格というのは実際どのようなものがあるのか。

細かく見ていきましょう。

歯科助手資格

公益社団法人日本歯科医師会が認めている資格で、歯科助手の専門学校に通って講習を受けて取る資格のことです。

これは歯科医師の治療をスムーズにアシストするために、歯科助手を育てて仕事に就くことを目的に講習をしているもので、試験などを受けて取る資格ではなく、講習を修了することでもらえる資格になります。

「甲種」と「乙種」の2種類、そして乙種は「乙種第一」と「乙種第二」に分かれており、全部で3種類あります。

種類ごとに内容が分かれており、歯科用語から一般診療の流れ、歯科専門の器具名や治療の流れなど、さまざまなことを教えてくれます。

歯科医療事務管理士

技能認定振興協会(JSMA)が主催の、「歯科医療事務管理士技能認定試験」というものに合格するともらえる資格です。

歯科助手の仕事をする際は、受付業務を兼任することもあります。

その際に役立つのがこちらの資格です。

患者さんのカルテ管理やレセプトの作成など、主に歯科医院の事務的な仕事に役立つものになっています。

歯科助手検定試験

日本歯科助手検定協会が認定する検定試験です。

3級、2級、1級と3種類あり、順番に受けなくてはなりません。

受給資格などは特にないため、試験の日程などを確認して受けるものになります。

認定歯科助手

医療福祉情報実務能力協会が認定する資格です。

民間の通信講座を受講し、4回の課題をクリアすることで取得することができます。

歯科医療事務検定

全国医療技能検定協議会が認定する「歯科医療事務検定試験」に合格すると取れる資格です。

歯科医療事務の検定ということで、受付業務や患者さんのカルテの管理など歯科医院の事務仕事についてや、歯科医師のアシスタントにつき治療がスムーズに行えるようにサポートするための知識、などが問われる試験内容になっています。

1級から3級まであり、それぞれの級によって難しさは異なります。

歯科助手専門秘書検定

日本能力開発推進協会が認定するもので、合格すると「歯科助手専門秘書検定資格」がもらえます。

歯科助手として必要な歯科治療の流れや専門用語、カルテの管理やレセプト作成など、歯科助手として働くためのスキルをつけることができ、協会指定の認定の教育機関などが行っている講習などにおいて、そのカリキュラムを全て修了すると受けられる試験になります。

歯科助手専門員

全国医療福祉教育協会が認定している資格です。

歯科助手が必要なスキルと知識を証明するもので、民間の通信講座を修了すると取得することができます。

このように通信講座などの資格もたくさんあり、歯科助手には様々な種類の資格があることがわかります。

たくさん種類がありますが、歯科用語から受付業務についてまでと範囲が広く、難しさや受験金額もバラバラになります。

たくさんの種類があるからこそ、自分に合った資格を見つけて受験することができるのは良いですよね。

歯科助手に必要なスキルや経験はどんなものがあるの?

歯科助手という仕事は、歯科医師の治療をサポートするアシスタント業務だけではありません。

患者さんと実際に接したり、受付兼任の職場なら事務仕事もこなすことになります。

必要なスキルや経験にはどんなものがあるのでしょうか。

順番に見ていきましょう。

コミュニケーション能力

歯科医師や歯科衛生士など院内のスタッフだけでなく、患者さんとも関わることが多いので、人と接している時間がとても長い仕事になります。

医師に対しては、指示されて動くことが多く、患者さんに対しては、こちらから誘導してあげるというように、相手によって対応が違います。

患者さんは高齢者の方も多いため、歯の治療についてだけでなく、世間話など日常的な会話をすることもあり、様々な相手に対するコミュニケーション能力が必要になってきます。

歯についての知識

実際に患者さんの歯を治療することはできませんが、歯科医師の治療のアシスタントに入る為、歯についての知識は必要になります。

ご自身が歯の治療をされたときの経験などがあれば、思い出したりしてみると良いかもしれません。

ただし、名称や治療の流れ、治療に使う器具の名前などは先輩スタッフが教えてくれたり研修があるところもあり、働くうちに覚えることができるのでそこまで心配はいりません。

臨機応変に対応できる機転

歯科医師に指示された物を持ってくる、器具を渡すというのが歯科助手のアシスタントの仕事ですが、患者さんの口腔内の状況により指示された物だけでは治療できない場合や、治療の流れががらりと変わることもよくあります。

そんな時も慌てず冷静に機転を利かして対応できると、医師も患者さんも安心して治療に専念することができますよね。

ただ、今は臨機応変が苦手な人でも、アシスタントに入っているうちに知識がつき、だんだんと臨機応変に対応できるようになり、常に周りに気を配り状況をよく見て行動することができるようになってきます。

経験を積めばスキルになるということですね。

受付・会計・事務職のスキル

歯科医院によっては医師のアシスタント業だけでなく受付や会計など事務職も兼任で任されるとこもあります。

元々事務スキルがある人は今までの経験を活かせるポイントですね。

歯科助手の仕事の探し方、おすすめ6個

実際に歯科助手で働いてみたい!でもどうやって働けばいいの?

という人に歯科助手の仕事の探し方や自分にあった職場を探すおすすめポイントをご紹介していきます。

ハローワークの紹介を受ける

仕事を探している人が訪れるハローワーク。

そんなハローワークには求人情報がたくさんあります。

自分でパソコンを使って探すこともでき、自分が希望する条件を絞って検索することもできます。

また職員の方に希望の条件を伝えればおすすめの職場を紹介してもらうこともできます。

ハローワークに出ている求人情報は内容が細かく載っていることが多く、職員の人に疑問に思ったところを伝えれば教えてくれることもあり自分に合った職場を探しやすいところだと思います。

仕事探しを始めたらまずはハローワークに行ってみるのもおすすめですね。

インターネットの求人サイト

パソコンやスマートフォンから気軽に見れる求人サイト。

歯科助手、勤務地などとキーワードを入力し検索するとたくさんの求人が出てくるかと思います。

歯科助手はわりと求人の多い職業なので、自分が希望するキーワードを細かく入力し検索するとより自分に合った条件の職場が出てくると思うので細かく検索するのがおすすめです。

新聞の折り込みチラシ

休日などに新聞などと一緒にポストに入っている折り込みチラシにも求人情報が載っており歯科医院の求人も載っていることがあるので、チラシが入っていた際は目を通して仕事を探しましょう。

アルバイトやパートで探している人はチラシもチェックするのがおすすめです。

街の無料求人情報冊子

スーパーやコンビニ、駅などに置かれている無料の求人情報冊子。

正社員専用の冊子もありアルバイトやパートメインの冊子、また勤務地によって見やすく分かれており探しやすいので外出した際にもらってきてチェックするのも良いですね。

こちらは1週間ごとに内容が変わったりするので常に新しい冊子をチェックすることが大事です。

歯科医院のホームページ

通いやすい場所や雰囲気の良さそうな歯科医院と気になる医院があればその歯科医院のホームページを見てみるのもおすすめです。

求人情報を出すのにはお金がかかるため人を募集しているけどチラシなどには載っていない場合もあります。

ですがホームページには記載されていることも多いため、一度チェックしてみるもの良いですね。

かかりつけの歯科医院

意外とおすすめなのがかかりつけの歯科医院で働くこと。

求人情報だけで職場を探すと実際の歯科医院の雰囲気などがわからず入ってみて自分に合わなかったという場合もあります。

自分や家族のかかりつけ歯科医院であれば事前に医院の雰囲気や院長先生、歯科衛生士などのスタッフの雰囲気も分かるので自分に合っていそうな歯科医院であれば、その歯科医院の求人を探してみたり受付などで聞いてみるのもありですね。

仕事の探し方はさまざまですが、自分に合った時間帯や勤務地、雰囲気など条件の良い職場で働くことができれば良いですよね。

歯科助手の求人は医療職の中ではわりとたくさん出ていると思うので、いろいろなツールを使い自分に合った歯科医院を見つけましょう。

歯科助手の就職先を探す際は、求人情報のココをチェック!

歯科助手の求人情報はたくさん見るけど、どうやって歯科医院を選べばいいのかわからない。

そんな人にもわかりやすいようにチェックポイントを見ていきましょう。

雇用形態

正社員、アルバイト、パートなどまずは自分がどれで働くのか、自分のライフスタイルに合わせてしっかりと決めましょう。

正社員を希望していてもアルバイトからという場合もあるので、しっかりと面接の際歯科医院に確認することも大事です。

勤務地

駅から近い、通いやすいなど、毎日通う職場だからこそ勤務地は重要ポイントです。

コンビニよりもたくさんあるといわれている歯科医院。

自分の通いやすい場所にある歯科医院を探すことができれば、通勤も楽になりますね。

勤務時間・診療時間

自分が希望している勤務時間が歯科医院の診療時間と同じだから条件にピッタリ、と思うのは良くないかもしれません。

診療時間とは歯科医院が開院して患者さんの治療が始まる時間です。

なのでスタッフはこの時間より早く出勤して準備をしなければなりません。

もちろん終わりも同じです。

診療時間が終わって患者さんが帰ってから片付けをすることになるので、閉院よりも遅く帰ることになります。

時短勤務やパートなど、勤務時間を固定して働くという契約なら良いですが、フルタイムで働く場合は特に、診療時間と勤務時間は違うということを頭に入れて求人情報をチェックしてくださいね。

残業時間・休日

患者さんがいなければ、歯科医師のアシスタントに入って残業ということはないですが、患者さんが帰ってからもすることはたくさんあります。

片付けや清掃、消毒や次の日の準備など様々なことをしなければならないので、残業がある歯科医院も少なくありません。

患者さんがこない限り休日出勤ということはなかなかないですが、カルテの管理やレセプトの作成などの事務的仕事を休日にしている、という歯科医院もあります。

残業時間や休日は求人情報をチェックし、面接の際に細かく尋ねるのも良いでしょう。

仕事内容

歯科助手といっても、歯科医院によって仕事内容は違ってきます。

器具の洗浄、医師のアシスタントなど基本は同じようなことですが、医院によっては受付業務を兼任しているところもあるので、自分ができそうな仕事内容で探すのも良いですね。

歯科助手の仕事内容は、こちらの記事を参考に!

診療科目

歯科医院といっても歯科にはいろいろな科目があります。

小児歯科や矯正歯科など、ひとつの科目に特化して営業している医院もあれば、何科目かあるところもあります。

例えば子供が嫌いなのに小児歯科で働くのはきついですよね。

また矯正歯科は虫歯などの治療よりも、歯並びを治したりする歯科矯正がメインになります。

細かいですが診療科目もチェックしておくと、働きやすい職場に出会いやすくなります。

給料・昇給・賞与

歯科助手は未経験でも始められる仕事なので、給料がとても良いわけではありません。

ですが、昇給や賞与があったり知識や技術、資格があれば手当てがつくこともあります。

給料だけで職場を決めるわけではありませんが、ある程度自分の希望する給料が貰えるところで働くことができれば、仕事への意欲もアップしますよね。

医師やスタッフの人数・構成

歯科医院によっては歯科医師が数人いたり、歯科衛生士や歯科助手などスタッフがたくさんいるところもあります。

反対に歯科医師とスタッフが一人ずつの、こじんまりとした歯科医院もあります。

大人数の方が働きやすい、少人数の方が気が楽など、自分にあったスタッフ構成の歯科医院を探すのも大切です。

歯科助手の求人というとたくさんあるイメージですが、チェックするポイントを押さえておくと、より自分に合った職場に出会えるかと思います。

歯科助手の転職事情

資格がなくても働ける歯科助手は、求人も多く探しやすい仕事です。

結婚や出産などで一度辞めてしまっても、知識や技術があれば探しやすく、採用してもらいやすい職業でもあります。

また歯科医院は全国にある為、引っ越しなどで仕事を辞めることになっても、新しい引っ越し先で歯科医院を探して再就職しやすい仕事だと思います。

経験者が語る!できる歯科助手はこんな人

未経験でもなれる歯科助手だから、誰でもできるんじゃない?と思われがちですが、歯科助手の中でもできる人は本当にすごいです。

歯科医師や医院のスタッフも認める「できる歯科助手」とはどんな人なのか、ご紹介していきます。

コミュニケーション能力が高い人

歯科医師や患者さんなど、立場の違う人と接する機会が多い歯科助手。

医師から指示を受け対応したり、患者さんの誘導や日常会話など人と接することが多いため、コミュニケーション能力が高い人は医師からも患者さんからも好印象に。

挨拶をしっかりする、ハキハキと受け答えができるなども重要なポイントです。

気配りができる人

患者さんにとっては歯科医院のスタッフの一員です。

治療はできなくても患者さんの細かな手助けをしたり、ゆっくりと誘導するなど優しく対応できれば評判も良くなります。

向上心がある人

歯の名称や器具種類、治療の流れや薬品の種類など、覚えなければならないことはたくさんあります。

向上心を持って働くことで知識を吸収し、わからないことは先生や先輩に自分から聞くことができる人は、周りからの評価も高くなり後輩からも頼りにされる存在になるでしょう。

歯科助手の仕事に興味がある方へ

歯科助手は資格を必ず取らなければいけない仕事ではありませんが、あれば有利になる仕事です。

いろいろな資格をご紹介しましたので、資格を取って知識をつけたい方や就職活動を有利にしたい方にはおすすめです。

また、アシスタント業だけじゃないのが歯科助手の仕事。

いろいろなスキルが身につき自分のものになるので、転職や復職もしやすく特に女性にはおすすめできる仕事かと思います。

ここまでに紹介した、歯科助手の仕事の探し方や求人情報のチェックポイントを押さえておけば、自分に合った働きやすい職場に出会う可能性も高くなるかと思います。

よりよい職場に就けるように就職活動を頑張ってくださいね。


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