2023年1月11日

農業の年収ってどれくらいあるの?農業を仕事にしたいと考えている方は今はまだ少ないかもしれません。

しかし近年、遺伝子組み換え作物やゲノム編集食品など、安心安全なのかと疑問を抱くような食べ物も多い中で、近い将来安心安全な作物を自分の手で育てることが当たり前になる日も近いかもしれませんよね。

私たちが生きていく上で欠かせない農業の仕事が人気になる時が来るのではないでしょうか?

人々に安心安全な農作物を届けるためにも、やはり仕事としてお給料は大事ですよね!

今回は農業の仕事をしてみたい!そんな人のために、経験談も交えて年収、給与アップのためにするべき事をお教えいたします。

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農業の給料の相場はどのくらい?

農業を仕事の報酬はいくらもらえるのでしょうか?

ここでは各雇用体系別でおおよその給与を紹介します。

正社員で新卒入社した場合

実際の農業従事者としての新卒の希望者は現状では残念ながらすごく少人数です。

やはり農業というときつくて、あまり儲からないというイメージが先行しているのだと思います。

また最近の自然災害の被害をまともに受けている農業界の現状に不安を感じる人も多いのではないでしょうか。

実際に私の友人は農学部を卒業しましたが、卒業生数100人の中で農業従事者となったのは彼だけでした。

そんな環境だからこそ最近では手厚い待遇を準備している会社もあります。

例えば社宅があったり、規格外の野菜が無料で手に入るなどの待遇です。

初任給は16~20万円前後ですが、全体的に若手不足ということもあり、即戦力としていろいろな仕事に携わることが出来ますよ。

正社員で転職した場合

正社員の転職の給与は農業未経験の場合と経験者の場合で大きく違ってきます。

農業未経験の場合は新卒と同じくらいの給与と考えていいと思います。

雇用主によっては、その給与に年齢や前職の給与を加味する場合もあります。

経験者の場合は、経験年数やできる仕事を考慮して給与が決定されます。

パート・アルバイト

パートやアルバイトの給与は時給800円前後が相場です。

正社員同様、経験者と未経験者で時給は変動します。

出来る仕事を増やして、時給を少しづつ上げてもらうことも可能です。

年収にも響いてくる基本給以外のものは、どうなっているの?

賞与や昇給

賞与、給与は一般的に業績による場合が多いです。

農業は天候の影響を受けやすく、年間売り上げの予測が難しい業種です。

そのために毎年の売り上げに応じて従業員に還元する場合が一般的です。

各種手当

残業手当、家族手当、住宅手当、技術手当、危険手当など各種手当があります。

勤務先によってどんな手当が付くのか確認が必要です。

給与が高い人は何が違うの?

どんな人が農業で稼いでいるのでしょうか?

日本では年功序列制度があり、勤続年数に応じて給与が上がっていく場合が多いですが農業でもそうでしょうか。

ここではどんな要因で給与が上がっていくのか考えてみます。

スキルや資格

スキルが高い人は給与は高いです。

具体的には一日の流れを考えて段取りをしっかりと立てて仕事ができる人です。

その際に自分の能力をしっかりと理解していて無理な計画をたてていない人が有能かと思います。

資格に関しては、持っていると給与査定に有利になります。

特に農業関連の資格は各種機械の免許など、仕事に直結するものが多いので積極的にとりましょう。

勤務先によっては資格取得のための費用を出してくれるところもあります。

資格取得によって仕事の幅が広くなりできる仕事が増えますよ。

役職

役職が付くと責任も大きくなります。

農業では作業員が大型の機械に乗ったり危険な作業が多いです。

農業の上司は周りをよく見て、危険がないように仕事を先導していく役割があります。

全体の仕事を理解して、安全に毎日が終われるよう監督できる人に役職が付く場合が多いです。

勤続年数

勤続年数が長いとできる仕事が増え、熟度も増します。

作業が早くなると余裕ができ自分の仕事だけでなく、全体の仕事の進み具合にも目が行くようになります。

人によって速さは違いますが、一般的に勤続年数によって給与は上がっていくと言えます。

地域、生産物

地域によって給与の相場は違います。

また生産物によっても給与相場は変わります。

一概にいくらとは言い切れませんが、一般的には産地化が進んでいて、地域の特産物としてブランド化されている生産物の農家は給与相場も高いと言えるでしょう。

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農業の給料の決まり方

月給

経験内容、経験年数、取得資格を総合して給与を決定します。

前職が全くの畑違いの仕事でも、マネージメント経験や、その他資格があるとその点も考慮します。

また新卒の場合は学校で農業を学んできた場合は給与に反映されます。

農業だから特別な給与の決まり方があるわけではありません。

ただ自然相手の仕事なので忍耐のある人は評価が高くなる傾向があると思います。

時間外手当などの福利厚生

繁忙期には時間外勤務がしばしばあります。

一般的に作物は毎日収穫します。

天候によって毎日の収穫量が変動し、急に収穫量が多い日もあります。

そのため不定期に残業が発生するんです。

予測することはなかなか難しく、天候を注意深く観察してどんな時でも対応できるようにしておきたいですね。

残業代は法律に則ってしっかりと計算され支払われるので安心してください。

また農業特有の福利厚生といえば規格外の生産物をもらえる点です。

規格外といえど鮮度に関しては抜群なので魅力的な福利厚生と言えますね。

農業で給料をあげるためにやるべきこと

農業での給与がどのように決まるか説明してきましたが、具体的にどのように行動するといいのでしょうか。

ここではそんな給与アップの秘策を紹介します。

今の勤務先でできること

スキルアップや資格取得を図る

毎日こつこつ丁寧に仕事に向き合うことがスキルアップの秘訣です。

農業の作業自体は繰り返しが基本になります。

同じ作業でもどうしたら綺麗にできるかなど、自分なりに考えて仕事に取り組みましょう。

全体の仕事を通してできるようになることが当初の目標です。

最終的には全体の作業を段取りして、効率よく進めることが出来るようになると良いです。

同時に積極的に資格の取得を目指しましょう。

前述しましたが、資格取得することで仕事の幅が広がります。

できる仕事が増えるので仕事も楽しくなりますよ。

また評価もされるので給与アップにもつながる可能性が高いです。

給料アップの交渉をしてみる

農業はきっちりとした規定をもって給与査定することが難しい業種です。

実際に真面目に仕事をしていても天候や、自然災害などで予想外の仕事が増えたりします。

そんな時にも柔軟に対応できる対応力などは定規で測れるものではありません。

きっちり対応でき、会社に貢献出来ているつもりでもなかなか評価されないものです。

そんな時は、給与について交渉してみましょう。

繁忙期や予想外の対応時には、実際のところ全体に目を向けられている上司はなかなかいません。

自分からアピールしても問題はありません。

評価してもらうことで、また次の仕事のやる気にもなるので自己アピールして評価してもらいましょう!

思い切って転職する

給与アップするために転職する話はよく耳にします。

農業という大きなくくりの中でもいろんな業種が存在します。

生産物が違うだけで仕事内容も大きく違います。

しかし前職が農業からの転職は非常に有利です。

経験も評価されますし、即戦力として転職先でも活躍できる可能性が高いですよ。

転職先の選び方1:規模の大きな農業法人を選ぶ

大規模な農業法人また、会社はその分仕事もたくさんあり、福利厚生も充実している可能性が高いです。

私の友人は、大企業が経営する農園部門に引き抜かれて農園長として就職しました。

この例は結果として給与アップした成功例です。

転職先の選び方2:業種を変える

生産物を変えてみるのもひとつの手です。

生産物によって作業内容は大きく違う場合もありますが、基本はよく似ています。

生産物に真摯に向き合うことが出来るかどうかが重要なポイントです。

しっかり向き合えるようで給与アップが望めるようであるなら転職も一つですね。

ただ転職する場合は、農業は業界で何らかの結びつきがあり、意外に狭い世界なので前職場で後腐れがないようにしましょう。

転職先の選び方3:独立する

そもそも人に雇われるのではなく自分でマネージメントして経営したいという人は独立をお勧めします。

会社や組織で働いていると必ず何らかの分業体制の中で仕事をすることになります。

そんな中で全体を把握してみたい。

全体を通して仕事の精度を上げたい、などの気持ちがわいてきた時はまず上司に相談しましょう。

全体の仕事をマスターできるようにいろんな作業に配置してもらい、自分の将来計画も含めて正直に相談するすることをお勧めします。

独立を目指して仕事に向かうと意識も変わりますよ。

また独立する際は初期費用が掛かるので、借り入れや補助金などの調査も必要です。

そのようなことも踏まえ最終的に給与アップできるような農園を築き上げることができると良いですね。

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給料をアップさせるための求人の選び方

農業求人も時期によってはたくさんあり、どのように選べばいいのかわからない場合があります。

またよく似た求人が並んでいて、どう違うのかわからない場合もあります。

給与をアップさせるために求人を見ていても、そんな時はどうするといいのでしょうか。

ここでは給与アップのための求人の選び方について紹介します。

給与相場が今よりも高いところを探そう

一般的に経営が安定しているところは、給与も高い傾向があります。

また短期のアルバイトなどは多少高めの給与設定になっている場合が多いです。

賞与や昇給制度をチェック

求人募集の際には賞与、昇給についての記載が必ずあります。

記載されていなかったり、見たけどわからない場合は、直接確認することをお勧めします。

昇給制度がしっかりとしていると将来の人生設計も立てやすいですね。

賞与に関しては毎年の業績による場合が多いです。

残業代はちゃんと出る?

求人募集媒体によっては残業代の記載がない場合があります。

その場合は就業する前に必ず確認しましょう。

基本的に必ず残業代は支給されます。

残業は極力少ないにこしたことはないのですが、月に数回の残業代も積算すると大きな金額になります。

基本的には残業は少ない業界ですが、繁忙期などは残業代で給与が多少アップする場合があります。

交通費や福利厚生は?

交通費は雇用主の規定に従って支払われます。

実際に面接で具体的な額について確認することをお勧めします。

また福利厚生について、農業で充実しているものは住宅手当です。

格安で社宅を用意していたりする会社が多いです。

農業の仕事は体が汚れる場合が多いので、仕事場から近所に家があると安心です。

また規格外の生産物をもらうことが出来ることも福利厚生の一つです。

経験者優遇・資格保持者優遇を探す

農業では経験者を優遇する場合が多いです。

未経験の場合、一から指導しなくてはいけないので費用も手間もかかります。

経験者優遇の記載がなくても、積極的に自分の農業経験をアピールしてください。

きっと高評価してもらえます。

資格保持者優遇に関しても同様です。

資格があるだけで仕事の幅が広がるので、面接ではその資格でどのような仕事をしてきたかアピールしてください。

経験者が教える、実際に給料がアップしたのはこんなとき

人それぞれいろんなタイミングで給与アップしてきています。

実体験からどんな時に給与アップしたかを紹介します。

資格取得後

一般的な給与アップのタイミングは資格取得後です。

資格取得することでできる仕事が増えるからです。

私の友人は大型特殊免許、フォークリフト免許を取得した後に月5000円給与アップしました。

大型特殊免許は農業をやっていく上では必ず取得を目指したい免許の一つです。

トラクターなどの大型車のオペレーターとして活躍できます。

フォークリフトも大規模農家ではよく使います。

基本的に仕事で使う頻度が高い機械の免許取得ほど、給与アップの評価につながると言えます。

リーダー手当

全体の仕事を俯瞰できるようなると、職場によってはリーダーとして仕事をする場合があります。

リーダは数人の長として仕事がスムーズに行えるように段取りして仕事を進める立場の人です。

私の友人の経験なので具体的にいくら給与アップしたかはわかりませんが、リーダーになった後に給与アップしたそうです。

独立して軌道に乗ってきたとき

独立して軌道に乗るまでは大変ですが、軌道に乗った後は雇われていた頃より給与アップしました。

独立後はすべての仕事を体一つでしなくてはいけないので多忙です。

実際のところ自分の段取りミスで残業もいっぱいあります。

配達などで夜になっても仕事をしているときもあります。

しかし非常に多忙ですが充実した毎日を送れています。

雇用形態ごとに違いは出てくる?

雇用形態で違いはあります。

正社員は固定給に福利厚生がついてきます。

毎月安定した固定給の環境内で実力をつけたり資格をとって給与アップを目指します。

アルバイトは時給制が一般的です。

時給制なので働いた時間の分だけ給与アップします。

安定はしていませんが、実力次第では高時給も期待できます。

独立して個人農家としては働く場合は出荷した分だけ給与アップします。

人それぞれ合う合わないもあります。

自分に合った雇用形態を見つけてその中で給与アップを目指すことをお勧めします。

まとめ

今回は農業の給与について説明してきました。

マイナーな仕事なので、他業種のように情報も少ないので、今回の記事が少しでも役に立つと幸いです。

また給与相場については地域、生産物で本当に大きく違います。

興味のある方、転職したい方、アルバイトしてみたい方は直接求人募集先に問い合わせてみる事をお勧めします。



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