2020年11月2日

農業は未経験でも出来るのでしょうか?

世の中にあるたくさんの職業の中には、専門的な知識を学んでいないと就けないものがあります。

大学や専門学校、あるいは実務経験や資格取得が必須となる職種もありますよね。

では、農業はどうでしょう?まったくの未経験でもできる仕事なのでしょうか?その疑問を、この記事で解消していきましょう。

農業へ就職を未経験だけど挑戦してみたい方はぜひ参考までにご一読ください。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)

農業は未経験でもできるの?

筆者は農業を3年経験したことがあります。

しかも、親は農家ではない、いわゆる非農家出身です。

結論から言えば、未経験でもできます。

なぜ未経験でもできるのか。

それを簡単に解説していきます。

誰でもできる

農業は誰でもできます。

これといった資格はいらないし、実務経験がゼロでも全然構いません。

知識を持っていなくても大丈夫ですし、実家や家系が農家でなくても農業は始められます(現役農家の中には、非農家出身者も多くいます)。

広さに関係なく農地を借りるか買うかをして所有する形になれば、農家として認められることになります。

なので簡単に言えば、農地さえあれば農業をしていることになるのです。

その農地も、農地中間管理機構や地元住民との契約によって取得することが可能で、お金を払えばいいだけでなのです。

何歳からでも始められる

農業には、他の業界に見られる年齢による縛りがありません。

例えばコンピューターグラフィックを扱う職業では、若いうちから大学や専門学校などで専門知識を学び、実務経験を積んでいく人が重宝されます。

逆に、専門知識を持たずにある程度の年齢になった人がコンピューターグラフィック職に就こうと思っても、受け入れる企業からしたら即戦力にはなりません。

ですが、農業にはそういった業界ごとに見られる年齢や経験による就職の難しさがないのです。

それに、定年という概念もないので、60歳を超えてもずっと続けられます。

どんな職業経験者でもできる

農業は、無関係の業種・職種からでも始められます。

業界によっては採用条件の中に「~の経験者を求める」といった文言が見られることがあります。

農業にはそのようなことは求められないケースが多いのです。

後述しますが、前職が農業と無関係の仕事であったとしても、意外と農業に役立つこともありえます。

農業法人に就職する場合

農家としてではなく会社化している農業法人では、少し状況が変わります。

法人によっては、例えば「上限40歳までの人」とか、「農業経験者、実務経験者が必須項目」というところもあるので注意が必要です。

ただ、すべての法人がそうであるわけではなく、「未経験者OK」というところもあるので諦める必要はまったくありません。

農業の仕事にスムーズに就くには?

未経験から農業を始められることが分かったのなら、次は「どうやって農業を始めたらいいの?」と思いますよね。

個人的見解になりますが、経験をもとにスムーズに農業という仕事を始める方法を解説します。

情報収集

まず始めにすべきことは、情報収集です。

情報収集と言っても色々なことを調べる必要があります。

まずは就農しようと考えている地域の情報。

その地域では自治体がどのような農業政策を行っているのか、その地域の特産品や推奨作物はどんなものなのか、気候風土はどんな感じなのかを調べてみましょう。

次に空き農地や住居を探しましょう。

そして、農業研修に関する情報を探してみましょう(個人的に農業研修の受講をおすすめします)。

また、新規就農者向けのセミナーや、自治体の農林課、あるいはインターネットを活用して『農家の実態や農業の現状』を把握しておくと良いです。

未経験者だからこそ、農家や農業の実情をしておく必要があると思います。

農業研修を受講

これは絶対にしなければならないことではありませんが、筆者は受講することをおすすめします。

なぜなら、農業を始めるための事前準備になり得るからです。

農作業を前もって体験し、体を慣らしておくことで、いざ農業を始めた時の大変さやしんどさが軽減するからです。

どんな感じなのかを知っておくことは、イメージのみ先行して現実に打ちのめされることを回避してくれるでしょう。

それに、栽培技術や経営知識の基礎を学ぶこともできるので、知識を持った状態で農業を始められ、仕事をスムーズに運ぶことができます。

もう1つのメリットとして、研修期間中に同期の新規就農者や自治体農林課の職員、または農業改良普及センターの職員や農協の職員と会う機会があるので、就農前に人脈を広げることができます。

農業研修に関する情報は、各都道府県の農業大学校や自治体農林課、あるいは農業に関連する企業や団体に問い合わせれば得られます。

資金調達

農業を始めた後の生活を左右するのが、この資金調達です。

農業を始める際、特に未経験者は農業用機械や農具などを揃える必要があり、その初期投資額は高額になります。

その上、農業経営が軌道に乗るまでの生活費を工面するお金も必要となります。

そのため、まずはある程度の貯蓄があることが望ましいです。

どんなものを栽培するかによって初期投資額は異なりますが、数百万円以上はある方が良いかと思います。

とは言っても、それも簡単にできることではないですね。

なので、農業次世代人材投資資金や、自治体独自の助成金制度、あるいは金融機関からの融資を活用することもおすすめします。

ただし、これらの制度を受けるのであれば、農業経営の計画を入念に立てる必要があります。

計画

農業をするに当たって重要なのが、経営計画。

年間で何を・どれくらいの面積で栽培するのか、どこに売るのか・販売価格はいくらになるのか。

また、作付スケジュールの作成や、農地全体を有効利用するための計画なども求められます。

そして、数年後に所得をいくら上げるかという目標を立てます。

計画も立てずなあなあでやってしまったら、ろくな農業経営になりません。

どんな農業をしたいのか、『ビジョン』を明確にして計画を立てることが重要です。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)

農業の仕事に就く上での4つの注意点

次に紹介するのは、農業に就く上での注意点です。

未経験だからこそ陥りやすいことを解説していきます。

農業への過度なイメージ

どんな仕事にも言えますが、「悠々自適なスローライフなんだろうな」などといったイメージを持ったまま農業を始めると、現実とのギャップに打ちのめされるかもしれません。

はっきり言いますと、農業は厳しい仕事です。

十分な収入を得られるまでに数年かかりますし、自然が相手なのでこちらの思ったようなスピードで育ちませんし、予定通りに作業が捗らないこともあります。

ましてや台風などの自然災害の影響をかなり受けるので、収入は安定しません。

完全に屋外での仕事なので、夏は暑いし、冬は寒い。

虫や雑草など多くの生き物と接することになるので、虫が嫌いだったり単純作業が苦手な人は大変な思いをすることになります。

情報収集が必要と言った理由はここにあるのです。

無計画

前述したように、入念な計画を立てずなあなあで農業をすると、最悪経営破綻してしまいます。

何をどれくらい栽培し、どこに売り、どれくらいの収入を目標とするのか。

そのための初期投資に必要な金額がいくらであり、生活費を確保できるのか。

不必要な買い物や、現状の経営に見合わない買い物をしてしまうと、あっと言う間に経営資金が減ってしまいます。

また、ろくに作付計画を立てないまま行き当たりばったりな作付けをしてしまうと、農地を遊ばせる期間が生まれてしまい有効に活用できません。

それに、自身の力量に見合わない作付面積も禁物です。

「これくらいいけるだろう」と思いながらたくさんのものを植えて、いざ収穫期に入ると「採り切れない…」という事態に陥ります。

明確なビジョンを持った経営であれば、このような事態は回避できるでしょう。

情報不足

未経験だからこそ、情報収集を徹底しなければなりません。

栽培知識・経営知識の不足は、農業経営で安定した収入を得るまでの道のりを遠ざけます。

それに、農作物の栽培では病気や害虫が付き物です。

それらの発生時に見られる症状や対処法、発生原因が分かっていないと、何をどうしていいか分からないだけでなく、下手をすれば間違った対処をしてしまうことが起こりえます。

それだけではありません。

農業に関わる各団体が企画するセミナーや先進農家への視察会など、自身の経営にとって参考となるかもしれないイベントの情報もあります。

何もせず、受け身のままではなく、自分の足で動いて様々な情報を得ることは、決して無駄なことではありません。

コミュニケーション不足

もう1つ注意した方がいいことは、様々な人とのコミュニケーションです。

地域住民や集落との交流、農業改良普及センターや自治体などとのつながり、他の農家との交流。

これらのつながりを疎かにすると、『閉塞した農業』になってしまいます。

農作業に没頭していると、いつしか閉塞した暮らしになりがちです。

自らの意思で外の世界に出ない限り、自分の家や農地のみが生活空間になるので、必然的に他者との交流が閉ざされてしまいます。

個人的にこれは避けた方がいいと思います。

農業に関係なく、人や社会とのコミュニケーションを欠いてしまうと、いつしか社会から孤立してしまうのではないでしょうか?

災害や予期せぬ病気・事故の時に助けを求められるつながりが無くなるのは、とても恐ろしいことです。

農業の仕事をするために活かせる、今までの経験は?

未経験から農業を始めたとして、前職の経験は役に立たないとは限りません。

むしろ、その経験が農業で活かせる強みになります。

簡単にですが、農業で活かせる経験を紹介します。

製造業

製造業において作業の効率化は重要だと思います。

農作業でも同じで、限られた時間の中でいかに効率よく農作業をするかが求められます。

農作物の生育は自然に任せるのみですが、耕運や畝立てなどの耕作作業においては人間の力量が求められます。

時間内にどうすれば効率よく作業を進められるか。

製造業を経験した人はその思考の土台が備わっているでしょう。

接客業

農業では農作物の栽培だけではなく、いかに売るかといったマネジメントも求められます。

場合によっては自らが消費者と対面して農作物を売るシチュエーションだってありえます。

自身が育てた作物の良さや、美味しい食べ方をPRする。

対人コミュニケーションが備わった接客業は、強みとなるでしょう。

営業

農作物を販売する上で、消費者と対面して売る以外にも、スーパーなどの量販店や飲食店に自ら売り込みに行くこともできます。

いわゆる販路開拓です。

自身が育てた農作物の魅力や、経営の強み(多量少品目、有機栽培など)を取引先にアピールしなければいけません。

お得意先との折衝や、新規開拓を経験する営業職に就いていた人は、その能力を活かすことができます。

また、コミュニティの拡大にも一役買うことでしょう。

経理

農業経営では、収支計算や帳簿・伝票管理・購買管理など、自身が経理業務をすることになります。

お金や数字を扱ってきた経理経験者は、経営に係るお金の管理において大きなメリットとなるでしょう。

農業経営ではワードやエクセル、その他の各種ソフトを有効活用すると、事務・経理作業がスムーズに捗ります。

パソコンを扱う作業なので、本当にメリットのある経験職だと思います。

土木業

単純にですが、外環境での作業に対する耐性が備わっています。

農作業は実は力仕事が結構あり、前述したように夏は暑く、冬は寒いという環境で仕事をすることになります。

なので、同じ屋外作業を経験したことのある土木業経験者は、特に抵抗なく農作業を進めることができると思います。

まとめ

いかがでしたか?

未経験でも農業の仕事に就く方法と注意点、活かせる経験を紹介しました。

未経験のまま、何も知らず、何も勉強せずに農業を始めると、その道のりは長くなります。

「何から手をつければいいのか分からない」と思ったなら、まずは自治体の農林課や新規就農者を支援してくれる機関・団体に相談しに行くと良いでしょう。

そうすれば、そこからさらに多くの情報が得られるはずです。

それらの情報をもとにして、農業に関することをひとつひとつ知っていけば良いのです。

焦りや時期尚早は禁物。

未経験だからこそ、しっかりと準備をしてから農業の道に進むことをおすすめします。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)



関連キーワード


農業求人についてもっと深堀りした情報を見る

農業の悩みでよくある7つのことと対処法

どんな仕事でも言えることですが、その仕事特有の悩みと言うものがありますよね。農業という仕事でも当たり前ですが悩みがあります。農業において、農家はいち経営者となります。経営者なので、農作物の管理から販売、金銭管理もこなさなければならないため、実は悩みの数は多いのです。この記事では、農業におけるよくある悩みごととその対処法を、経験者である筆者の見解をもとに紹介していきます。農業でよくある7つの悩みとその解決法は?では、農業ではどんな悩みがよくあるのでしょうか?また、その悩みはどうしたら解決できるのでしょうか?それらについて解説していきます。病気と害虫農業でまず大きな悩みとなるのが、農作物に被害をも

農業で独立するには?やるべき12個のこととは?

農業で独立をしたいと検討中の方は必見です。農家を始めるにあたって必要なやるべきことをご存じでしょうか?独立するということは一筋縄ではいきません。そもそも農家をするには知っておくべきことや、注意点、準備することが多くあります。そこでこの記事では、農業で独立を目指す方に向けて筆者の経験をもとに紹介します。ぜひ参考までに最後までご覧ください。農業で独立するのは大変?簡単??農業は、農地を所有または賃借していれば誰でも始められます。書面などの手続き上は簡単で、農地を取得したら完了です。任意ではありますが、自治体に申し出たり、税務署に開業届を出しても構いません。ですが、農業を生業として生活していくのは金

農業は楽しいばかりじゃない。農業を辞めたいと思う8個の理由とその乗り越え方とは?

農業辞めたいそう感じた時の乗り越え方をこの記事ではご紹介させていただきます。皆さんは農業に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。どんな仕事にも辞めたいと思う瞬間が一度や二度があるのではないでしょうか。ここでは農家の方が農業をやりたくない理由についてや、その乗り越え方を詳しくお話しさせていただきます。また、徐々に農家を辞める方向に向かいたい方が知っておくべき情報も紹介していきます!農業を辞めたいと感じた8個の理由と乗り越え方とは?正直にいうと、農業は辞めたくなる瞬間が多いのかもしれません。特に自然に振り回されることが多いので、気持ちの行き場がありません。しかし辞めたいと思う瞬間が多い分、人

農業のやりがいとは?経験者の私が感じる5個のやりがいを感じる瞬間を紹介します

農業のやりがいを感じる時ってどんな瞬間なのでしょうか?「やりがい」というと一見わかっているようでわからない言葉かもしれません。やりがいを感じると農家の楽しさがさらに増し、明日への意欲が湧いてくるはず。働いた分の結果が出ると、さらに新たな農家のやりがいにつながることもあります。ここでは、実際に農業で働いていた私がやりがいを感じた場面を紹介していきたいと思います。農業の大まかな仕事内容について理解しておこう大まかに農業の仕事を説明すると、まずは作物を育てるための土壌を作ります。主には肥料をまいて畑を耕します。そして耕した畑に種をまいたり、苗を植え付けます。その後は成長して出荷を迎えるまでは草刈りと

農業って稼げない?収入についての話を中心に紹介します

農業は稼げない?稼げる?どっちの印象が皆さんはありますか?目標とする農家の年収は、就農5年目で年収300~500万円と言われています。では、実際の収入事情はどうなのか。筆者は野菜農家歴3年で、依然経営が軌道には乗っていません。ここでは、農家の収入は不安定なところもありますが、リアルな事情を私の経験をもとに詳しく紹介します。農家で稼ぐにはどうすればいいのか気になる方はぜひご覧ください。農業のおおまかな仕事内容田畑を耕す・畝を立てるなどの、耕地。種まきから収穫までを行う、栽培。収穫した農作物を出荷して売る、販売。耕地や栽培の計画、販路開拓の営業、収入と支出を管理するなどの、経営。以上4つの仕事がメ

農業がおすすめな理由をご紹介!自分のペースで働ける?!働いて感じたことをお話しします

農業は魅力ある仕事である。農業大学校で2年間勉強して、野菜農家として就農してから3年が経った今、筆者はそう感じています。農業することになったきっかけは、両親の「故郷で農業をするから手伝って欲しい」と言われたから。農業大学校に入学するまではと言うと、農業をしたことがなかったし、それほど魅力を感じていませんでした。それが今や、農業に強い魅力を感じています。農業への興味関心を持つ人がまだまだ多くはない世の中において、農業はおすすめしたい仕事。そのおすすめポイント9個を、筆者の視点で紹介していきます。農業のおおまかな仕事内容とは?野菜農家の仕事内容としては、耕地・栽培・販売・経営があります。耕地は、ト

転職なら農業がおすすめな9個の理由。現役農家が全力で推薦!

この記事を見ている人は転職を考えている人、もしくは農業に興味がある人だと思います。私は現役の農家として働いていますが、農業は長くやるほど面白さが増していく職業です。毎年毎年天候によって生産物の生育も違ってきますし、土の出来で思いがけず豊作になったりと、予想できないことが起こることが農業の醍醐味とも言えます。安定感がないと言われるとそれまでですが、それでも日本の食を支える一人として安定して生産できる技術を身に着けるために毎年努力しています。今回はそんな農業について、お勧めな点を農家の視点から紹介していきたいと思います。農業のおおまかな仕事内容農業を大きく分別すると作物を生産する分野と、生産に付随

農業で働く5個のメリットややりがい。これから就職や転職を考えたい人に向けて!

農業のメリットにはどんなことがあるのかを説明します。皆さんは農業で働く人ってどんな想像をしますか?泥だらけだったり、年配が方が多いイメージがあるかもしれません。でも実際はそんなことはありません!今回は転職を考えている人に、農業法人に就職するメリットについてお話させていただきます。農業に就職してみたい方は必見です!農業とはどんな仕事?私たちは毎日食事を欠かさず口にします。その食事の食材を生産する仕事が農業です。ここでは農業がどんな内容の仕事か簡単に説明します。農業の仕事簡単に説明すると、農業の仕事は食材を生産して、販売する仕事です。他にも最近では、生産物を加工して農家レストランや加工品として販売

農業の転職でおすすめな農家の2個の特徴とおすすめの農作物の種類

農業の仕事は他業種からの転職や、農業従事者などの同業者からの転職が多いです。どんな仕事でも転職となると勇気がいりますね。給与が下がる可能性もあります。今の会社の地位が無くなって、また一からのスタートになります。しかし色々悩んでいても答えが分からなくなると思います。農業は他業種と比べると、天候に左右されやすいなど特殊な業種ですが、お勧めのポイントも沢山あります。今回は農業の転職でお勧めの農家の特徴、おすすめの農作物について紹介します。農業はどんな仕事?食事は素材があって初めて料理として食卓に並びます。材料が新鮮であると食事もおいしいものになります。そんな材料、食材を栽培や飼育して、食材として生産

農業がブラックだなと感じた8個の瞬間と、それでもこの仕事は楽しいと思う6個の理由

農業がブラックな職業と思っている方は少ないはず。皆さんは農業と言われるとどのような印象を持たれますか?この記事を読んでいる人は、きっと農業に興味がある人だと思います。どんな仕事にもブラックだなーと感じる瞬間はあると思いますが、農業の場合はどうなのかをお話しさせていただきます。また、農家はブラックと感じても、それに勝る面白さが農業の世界にはあります。そんな点も今回は紹介したいと思います。農業はどんな仕事?普段何気なく口にしている食材を、生産する仕事が農業です。日本の場合は、食に関して輸入に頼る部分が多いですが、スーパーに並ぶ野菜や果物などの生産地を見てみると、必ず国内で生産された物があるはずです

住み込み農業求人にはどんな種類があるの?募集内容や求人の探し方・選び方教えます!

住み込み農業に興味のある方は必見です。リゾートバイトで最近注目されているのが、農業求人の住み込みです。いろんな求人が出ていますが、住み込みのバイトがどのようなものか不安に感じたりする人も多いと思います。今回は住み込みの農業のバイトがどのようなものかを説明します。皆さんが感じる不安などの解消に、少しでも役立てるとうれしいです。農業のおおまかな仕事内容おおまかな仕事内容簡単に農業を説明すると、皆さんが口にする野菜や肉、果物など食物全般を生産販売する仕事になります。食材全般の生産販売に加えて、最近では農家が自社製品としてその生産物を加工したりして販売する第6次産業も活発になってきています。第6次産業

農業のアルバイトの時給ややりがいは?現役自営業農家が、農家でのバイトをおすすめしたい理由も解説

農業のアルバイト事情をご紹介させていただきます。皆さんは農業のアルバイトをしたことがありますか?ネット社会の中で農業アルバイトと聞いてピンと来ない人が大半だと思います。しかしこの記事を見ている人は多少でも農業に興味がある人だと思います。今回は農業アルバイトの時給やお勧めの点について説明します。実際に知られていない農業バイトの本音について具体的に紹介したいと思います。農業アルバイトの時給は?農業アルバイトは初心者のスタートで時給800円前後が一般的です。経験年数や資格・免許の所持状況で時給は変動します。また繁忙期は時給が少しアップすることがあります。農業アルバイトでやりがいを感じたこと私は農業を

農業の年収はどれくらい?相場感や給料を上げるための転職術を教えます

農業の年収ってどれくらいあるの?農業を仕事にしたいと考えている方は今はまだ少ないかもしれません。しかし近年、遺伝子組み換え作物やゲノム編集食品など、安心安全なのかと疑問を抱くような食べ物も多い中で、近い将来安心安全な作物を自分の手で育てることが当たり前になる日も近いかもしれませんよね。私たちが生きていく上で欠かせない農業の仕事が人気になる時が来るのではないでしょうか?人々に安心安全な農作物を届けるためにも、やはり仕事としてお給料は大事ですよね!今回は農業の仕事をしてみたい!そんな人のために、経験談も交えて年収、給与アップのためにするべき事をお教えいたします。農業の給料の相場はどのくらい?農業を

農業に転職するためにやるべき3個のことや注意点、上手な転職方法や狙い目の転職先の特徴とは?

農業に転職するための注意点や詳しい方法などを今回は説明していきます。私自身、他業種から農業の仕事に転職した経験を活かして、この記事で具体例を出してご紹介させていただければと思います。転職への心構えや、年収アップを狙う方法、自分に合う農家の求人の選び方など、とにかく興味のある方には必見な内容ばかりです。ぜひ農業への転職を成功させて、よりあなたの日々の暮らしが少しでも前進しますと幸いです。農業への転職で注意したほうが良い4個のこと農業は自然に囲まれた余裕のある生活というイメージはありませんか?田舎暮らしやアウトドアブームがあると必ずと言っていいほど農業ブームも起こります。確かに田舎暮らしやアウトド

農業バイト求人の時給や募集内容、おすすめ求人の5個の特徴を自営農家の私が教えます!

農業をバイトで出来るってご存知でしたか?将来的に農業の世界で働きたい人は必見です。今回は農家求人のアルバイトでの業務についてをざっくりとわかりやすく説明していきたいと思います。ただ作物や生き物を育てるだけじゃない、農業の本音の部分を今回は詳しくご紹介させていただきますので、興味がある方はぜひ農業をバイトで体験してみてください。求人探しのポイントや注意点もお伝えさせていただきますのでぜひ最後までご覧ください。農業はどんな仕事?農業は衣食住の食全般を担う大切な仕事です。食全般と一言で言ってしまうとわかりやすいですが、実際の内容は多岐にわたり、とても一言で言い表すことができないのがこの仕事の特徴でも

農業の仕事内容とは?13個の作業内容や向き不向き、メリットについて解説します

農業仕事は、「重労働で少ない収入」って思っている方いませんか?実はそんなことないんです!私はこんなに素晴らしい職業はないと思っています。私たち家族は脱サラして、北海道で農業を始めました。そこで今回は私が経験した中から、具体的な農業の仕事内容や転職をお考えの方に向けた農業で働く手順についても説明したいと思います。農業は楽しいものだと皆さんが少しでも感じていただけたら幸いです。農業はどんな仕事なのでしょうか?天候に左右されますが、自分の持っている知識や経営能力を問われる仕事です。農業の大まかな仕事内容とは?ハウス野菜を例に挙げると、春先にハウス周囲の除雪、ハウスのビニール張り、種まき、鉢上げ(双葉