2020年7月6日

農業は魅力ある仕事である。

農業大学校で2年間勉強して、野菜農家として就農してから3年が経った今、筆者はそう感じています。

農業することになったきっかけは、両親の「故郷で農業をするから手伝って欲しい」と言われたから。

農業大学校に入学するまではと言うと、農業をしたことがなかったし、それほど魅力を感じていませんでした。

それが今や、農業に強い魅力を感じています。

農業への興味関心を持つ人がまだまだ多くはない世の中において、農業はおすすめしたい仕事。

そのおすすめポイント9個を、筆者の視点で紹介していきます。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)

農業のおおまかな仕事内容とは?

野菜農家の仕事内容としては、耕地・栽培・販売・経営があります。

耕地は、トラクターなどで土を耕し、畝を立てたりする作業。

種や苗の植え付けをする前の準備と言えます。

栽培は、農作物のお世話です。

肥料をまき、種まき・水やり・定植、剪定・誘引作業や、病害虫対策、草取り、収穫作業を行います。

販売は、収穫した野菜を箱や袋に詰めて、出荷先となるJAやスーパーなどに出荷する作業です。

そして経営とは、仕事の計画を立てたり、販売先を見つけるための営業活動、売り上げと経費を管理する会計業務を行います。

ざっと説明しましたが、農業ではこのように色々な仕事をしています。

実際に農業で働いてみて、私はこんなことを感じました!

農業未経験者だったので、はじめの頃は「続けられるかな?」と不安でした。

農作業は外での仕事がメインで、夏は暑く冬は寒いというように自然環境下にさらされます。

おまけに体力仕事なので、それに慣れるのも大変でした。

ですが、その大変さを耐え抜きながら徐々に農作業に慣れてくると、大きな変化が起きたことに気づきました。

一番に挙げるのは、性格が変わったこと。

農家は経営者なので、色んな人と関わる機会があります。

JAやスーパーなど販売先となる会社の人たち。

経営や栽培に関する情報を提供してくれる市役所や農業改良普及センターの人たち。

他の農家や、消費者といった人たち。

このような方々に自分から積極的にアプローチをかける必要がありますし、逆に向こうからアプローチをかけてくることもあります。

この経験のおかげで「不安がりで人見知り」の性格が変わり、まだ拙いですが対人コミュニケーションが磨けられています。

また、農業は「脳業」と言われるように、今まで使わなかった頭を使うようになりました。

「手持の畑で、1年間休まず栽培を続けるにはどうすればいいか?」、「○○の作業のあとはどの作業を優先するか?」、「資金繰りはどうする?販売先はどこにする?」と、けっこう頭を使っています。

大変だと思いつつも繰り返していくと、日常生活など農業以外の動きでも同じような発想に結びつくようになりました。

規則正しい生活や、体力仕事が日課で筋力や忍耐力がついたおかげで、以前より健康な体になったという実感があります。

健康的と言えば、自然の中で自分のペースで仕事ができるストレスフリーな生活も良いですね。

そして、自然と共存できるような農業に取り組んでいるおかげで、感性が豊かになったのではないかと思います。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)

農業の仕事がおすすめな9個の理由とは?

先ほどは経験から感じたこと紹介しました。

ここからは、農業をおすすめする理由を紹介します。

あくまで筆者の視点であり、3年間という短い経験がもとになるのですが、ぜひとも参考にしていただければと思います。

健康的な働き方

畑仕事では鍬を振ったり、肥料袋や収穫物などを運ぶので、自然と体力がつきます。

熱い日差しの中、あるいは寒空の下で仕事をするので環境に対応する忍耐力も養われます。

収穫作業は朝早くから始めることが多いので、早寝早起きが習慣に。

夏場に限っては、収穫が無い日も涼しい早朝に畑仕事をした方が効率が良いので、なおさら早起きが習慣化します。

その分夜になると自然と眠たくなり、遅くとも夜の11時には就寝するようになります。

朝早く起き、日中は畑仕事で体を動かしながら時には頭を使い、夜は早く寝るという生活リズムになるので、健康的な体ができてきます。

ただし、働きすぎや体調が悪いのに働くということには注意が必要。

なので、体調管理への気配りもできるようになります。

自分のペースで働ける

野菜の栽培や出荷など忙しい日々を送りますが、それらの仕事を自分のペースに合った内容にすることができます。

毎日収穫するもよし、1日おきに収穫するもよし。

飽き性な人は色んな種類の野菜を栽培すればいいですし、1つのことを追求する人は種類を絞って栽培すればいいです。

休日の取り方も自由にできます。

野菜の成長に合わせることになるので、時期によっては長期休暇は取れないこともあります。

ですが、「午前中は作業して、午後は休もう」とか、「○○の作業を明日中に終わらせて、明後日は一日休もう」といった臨機応変な休みの取り方が可能。

体調が悪い時も、無理のない程度の作業だけをするなり、いっそ休んでしまえばいいでしょう。

また、会社勤めをしていると、上司や部下といった人間関係で悩むことが多々あります。

農業では上下の人間関係がなく、接する人たちとは横のつながり。

ですから、礼儀・礼節はわきまえつつもフラットな関係を気付けるので、気持ちが楽になります。

自分に合ったスタイルの働き方ができる

農業は型にはまったやり方がなく、自分のやりたいスタイルの仕事ができます。

確実に収入を得るために慣行農法(農薬・化学肥料を使用)でいくもよし、環境や人の健康に配慮して有機栽培などの無農薬・無化学肥料をするもよし。

1つの野菜の栽培量が多ければ、JA・市場・大手量販店に出荷すればいいです。

1つの量は少ないけど色んな種類を栽培しているのであれば、直売所や量販店と複数の店舗と契約して振り分けることもできます。

それに、今の時代はインターネットが普及しているので、自社ホームページの作成やSNSを活用して全国に向けて販売することも可能です。

経営規模も自分の力量や方向性に合わせたものにできます。

小さい面積でも、インターネットを活用するなど販売方法を工夫して、十分稼いでいる農家がいます。

逆に、規模を徐々に広げて、それに伴って人を雇っているダイナミックな農家もいます。

このように、色んな栽培・販売・経営方法があるので、それらを自由に組み合わせて自分が理想とする農業を確立することができます。

知識が身につく

野菜を栽培し続けていると、その知識がどんどん培われていきます。

農業研修などを受けたことがあろうがなかろうが、実践的な知識は農業を始めてからの方が多く得られるもの。

さらに、食・経営・機械に関する知識が身につくのです。

食とは、野菜の鮮度やおいしさといった特性や、おいしい食べ方のこと。

消費者は野菜を買うときに鮮度や調理のしやすさを重視する方が多いです。

鮮度や調理法を消費者に伝えるために情報を調べていると、自然と食に関する知識が身につき、いつしか生活面で役だったり、人との会話の中で活きるようになります。

収入や経費といった帳簿管理を含めた経営は、赤字にならないような資金繰りを考えるようになり、同時にエクセルなどのパソコンスキルを習得できます。

販路開拓などの営業活動は、慣れていないうちは大変ですが日々コツコツと学び続ければ、徐々に人との会話が積極的にできるようになります。

それに伴って、「△△は小さいサイズがよく売れる」、「夏場は〇○が市場にあまり出回っていないから、高値で売れる」といった流通面も。

農業用機械では、操作技術はもちろんですが、メンテナンス方法や修理スキルが習得できます。

仮に苦手だとしても専門業者に依頼すればいい話ですし、「この症状が出たら~~に不具合が生じたのかも」といった判断ができるようになるので、それだけでも十分得です。

異業種からも農業を始められる

異業種から農業をはじめると、前職のスキルを活かすことができます。

経理を担当したことがあるなら、収支計算や帳簿管理といった資金繰りの面で能力を発揮できます。

営業を担当したことがあるなら、販路開拓のときの交渉、販売先とのやり取りといった対人コミュニケーションが活かされます。

企画などマネジメント経験者であれば、流通や流行に関する知識を活かし、より多く売れる方法を見つけられます。

製造業出身の人なら、効率的な作業の進め方、集中力、肉体労働で強みを活かせます。

機械メーカーに携わっていたなら、自分でメンテナンスや修理ができるので、そこでの経費削減も有利です。

農業は様々な仕事が集まっているので、前職で培った強みがどこかで必ず活かされます。

栽培の知識は農業研修を受けたり、書籍を通じて学ぶことができますし、実際は就農してから大いに身についていくので大丈夫です。

それに、業種によっては40代を超えたら就職が難しいものがありますが、農業では年齢は関係ありません。

何歳からでも始めることができ、何歳になっても続けられます。

食糧が自給自足できる

野菜を収穫すると、中には「外品」と呼ばれる売りに出せないものが出てきます。

虫食いがあったり、小さすぎ・大きすぎであったり、傷んでいるものをそう呼んでいます。

極端な言い方になりますが、腐っていない(明らかに食べられない)限りは十分食べられます。

傷んでいる部分・虫食いの部分を取り除けばそれでOK。

栽培している規模によりますが、外品の出る量は家族3人の1~2日分になるので、十分な食糧を調達できることになります。

農業は自給自足も兼ねているので、食費の節約にかなり貢献します。

漬物にしたり、冷凍保存を活用すれば、長期保存による備蓄だって可能です。

「食」を担う仕事

農業は、人が生きるために無くてはならない仕事です。

この国の「食」の根幹を担い、人々の健康と未来を支えています。

同時に、この国の食文化や伝統を受け継ぐ役割も担っています。

単に野菜を販売するだけでなく、おいしい食べ方、野菜が育ち食卓に届くまでの過程、野菜のルーツ、食の大切さを伝えることができます。

筆者の場合は自然農法(無農薬・無化学肥料)で栽培しています。

その栽培方法で育った野菜のおいしさや、なぜ無農薬・無化学肥料の方が健康にとって望ましいのかを伝えたいという想いがあります。

それは一重に、自分自身がその良さや良い変化を体験したからです。

野菜を販売する行為のみにとらわれず、情報発信・情報共有をすることでも人々の食卓を支えることにつながるのでないしょうか。

奥が深い世界

野菜を育てることは、ワンパターン作業では決してありません。

「こうするのが一般的」という栽培マニュアルはありますが、あくまで標準的な情報に過ぎません。

平地と山間部、温暖地と寒冷地といった違いや、土壌の質によって野菜の生育は変わりますし育つ・育たないが決まります。

水やりや肥料をあげるタイミングも、天候状況や野菜の生育過程によって変える必要があり、自然と観察力が養われます。

また、農業では「土を育てる」ことも重要。

虫などの小動物が多く、草が多く生えるところは微生物が活発です。

微生物が活発ということは、自然界の循環が成り立っているということ。

微生物、そして循環こそが健全な土を育て、さらに野菜を健全に育てると言われています。

つまり野菜は、多種多様な生き物や自然環境によって育つもの。

植物の生育は様々な要素が組み合わさって成り立っているからこそ、奥が深いのです。

自然と共存する働き方

朝日を拝み、沈む夕日に一日の終わりを感じ、空を見上げてホッと一息つき、木々や草花に癒される。

自然に囲まれているので、心が穏やかになり、感性が豊かになります。

自然界では、害虫や雑草と呼ばれ忌み嫌われている生き物は意味があって存在しているとされています。

一説では、野菜の主な栄養である窒素が過剰になると、アブラムシと呼ばれる害虫が発生すると言われています。

雑草も、土が痩せている所には背の高いイネ科の草が生え、肥沃になるとマメ科の様な横に広がる草が生えるとも。

害虫は野菜のコンディションを知らせ、雑草は土をほぐして肥沃にするために存在する。

それまで効率や結果だけしか見てこなかった生き方をしていたので、「目の前の出来事には意味があるのかもしれない」と考えるようになりました。

それに、「人間にとって邪魔だから」という考えだけで農薬や除草剤を乱用すると、身の回りの環境に負荷をかけてしまう恐れがあります。

自然にいちばん近い仕事である農業だからこそ、環境のことを考え、自然との共存を目指せます。

それは結果的に、人々の未来を守ることにつばがると思います。

まとめ

いかがでしたか?

経験者という立場から、農業をおすすめする理由を9つ紹介しました。

個人的な見解を書かせていただいたので、参考の1つとしてください。

農業は仕事に慣れるまでが大変ですし、稼げるようになるには道のりが長いことは否めません。

ですが、誠意を持って取り組み続ければ、大変な道のりはいずれ終わるはずです。

その道のりでは、仕事としてのスキルをたくさん習得できますし、感性が豊かになるなど人間性の向上も望めます。

仕事・暮らしの2つを含めた「生き方」として、農業という仕事をおすすめします。

自分には「どんな仕事」が向いているか、診断するにはこちら →
(正社員希望の人限定)



関連キーワード


農業求人についてもっと深堀りした情報を見る

農業の悩みでよくある7つのことと対処法

どんな仕事でも言えることですが、その仕事特有の悩みと言うものがありますよね。農業という仕事でも当たり前ですが悩みがあります。農業において、農家はいち経営者となります。経営者なので、農作物の管理から販売、金銭管理もこなさなければならないため、実は悩みの数は多いのです。この記事では、農業におけるよくある悩みごととその対処法を、経験者である筆者の見解をもとに紹介していきます。農業でよくある7つの悩みとその解決法は?では、農業ではどんな悩みがよくあるのでしょうか?また、その悩みはどうしたら解決できるのでしょうか?それらについて解説していきます。病気と害虫農業でまず大きな悩みとなるのが、農作物に被害をも

農業は未経験でも出来る?未経験でもスムーズに仕事に就く方法をご紹介します

農業は未経験でも出来るのでしょうか?世の中にあるたくさんの職業の中には、専門的な知識を学んでいないと就けないものがあります。大学や専門学校、あるいは実務経験や資格取得が必須となる職種もありますよね。では、農業はどうでしょう?まったくの未経験でもできる仕事なのでしょうか?その疑問を、この記事で解消していきましょう。農業へ就職を未経験だけど挑戦してみたい方はぜひ参考までにご一読ください。農業は未経験でもできるの?筆者は農業を3年経験したことがあります。しかも、親は農家ではない、いわゆる非農家出身です。結論から言えば、未経験でもできます。なぜ未経験でもできるのか。それを簡単に解説していきます。誰でも

農業で独立するには?やるべき12個のこととは?

農業で独立をしたいと検討中の方は必見です。農家を始めるにあたって必要なやるべきことをご存じでしょうか?独立するということは一筋縄ではいきません。そもそも農家をするには知っておくべきことや、注意点、準備することが多くあります。そこでこの記事では、農業で独立を目指す方に向けて筆者の経験をもとに紹介します。ぜひ参考までに最後までご覧ください。農業で独立するのは大変?簡単??農業は、農地を所有または賃借していれば誰でも始められます。書面などの手続き上は簡単で、農地を取得したら完了です。任意ではありますが、自治体に申し出たり、税務署に開業届を出しても構いません。ですが、農業を生業として生活していくのは金

農業は楽しいばかりじゃない。農業を辞めたいと思う8個の理由とその乗り越え方とは?

農業辞めたいそう感じた時の乗り越え方をこの記事ではご紹介させていただきます。皆さんは農業に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。どんな仕事にも辞めたいと思う瞬間が一度や二度があるのではないでしょうか。ここでは農家の方が農業をやりたくない理由についてや、その乗り越え方を詳しくお話しさせていただきます。また、徐々に農家を辞める方向に向かいたい方が知っておくべき情報も紹介していきます!農業を辞めたいと感じた8個の理由と乗り越え方とは?正直にいうと、農業は辞めたくなる瞬間が多いのかもしれません。特に自然に振り回されることが多いので、気持ちの行き場がありません。しかし辞めたいと思う瞬間が多い分、人

農業のやりがいとは?経験者の私が感じる5個のやりがいを感じる瞬間を紹介します

農業のやりがいを感じる時ってどんな瞬間なのでしょうか?「やりがい」というと一見わかっているようでわからない言葉かもしれません。やりがいを感じると農家の楽しさがさらに増し、明日への意欲が湧いてくるはず。働いた分の結果が出ると、さらに新たな農家のやりがいにつながることもあります。ここでは、実際に農業で働いていた私がやりがいを感じた場面を紹介していきたいと思います。農業の大まかな仕事内容について理解しておこう大まかに農業の仕事を説明すると、まずは作物を育てるための土壌を作ります。主には肥料をまいて畑を耕します。そして耕した畑に種をまいたり、苗を植え付けます。その後は成長して出荷を迎えるまでは草刈りと

農業って稼げない?収入についての話を中心に紹介します

農業は稼げない?稼げる?どっちの印象が皆さんはありますか?目標とする農家の年収は、就農5年目で年収300~500万円と言われています。では、実際の収入事情はどうなのか。筆者は野菜農家歴3年で、依然経営が軌道には乗っていません。ここでは、農家の収入は不安定なところもありますが、リアルな事情を私の経験をもとに詳しく紹介します。農家で稼ぐにはどうすればいいのか気になる方はぜひご覧ください。農業のおおまかな仕事内容田畑を耕す・畝を立てるなどの、耕地。種まきから収穫までを行う、栽培。収穫した農作物を出荷して売る、販売。耕地や栽培の計画、販路開拓の営業、収入と支出を管理するなどの、経営。以上4つの仕事がメ

転職なら農業がおすすめな9個の理由。現役農家が全力で推薦!

この記事を見ている人は転職を考えている人、もしくは農業に興味がある人だと思います。私は現役の農家として働いていますが、農業は長くやるほど面白さが増していく職業です。毎年毎年天候によって生産物の生育も違ってきますし、土の出来で思いがけず豊作になったりと、予想できないことが起こることが農業の醍醐味とも言えます。安定感がないと言われるとそれまでですが、それでも日本の食を支える一人として安定して生産できる技術を身に着けるために毎年努力しています。今回はそんな農業について、お勧めな点を農家の視点から紹介していきたいと思います。農業のおおまかな仕事内容農業を大きく分別すると作物を生産する分野と、生産に付随

農業で働く5個のメリットややりがい。これから就職や転職を考えたい人に向けて!

農業のメリットにはどんなことがあるのかを説明します。皆さんは農業で働く人ってどんな想像をしますか?泥だらけだったり、年配が方が多いイメージがあるかもしれません。でも実際はそんなことはありません!今回は転職を考えている人に、農業法人に就職するメリットについてお話させていただきます。農業に就職してみたい方は必見です!農業とはどんな仕事?私たちは毎日食事を欠かさず口にします。その食事の食材を生産する仕事が農業です。ここでは農業がどんな内容の仕事か簡単に説明します。農業の仕事簡単に説明すると、農業の仕事は食材を生産して、販売する仕事です。他にも最近では、生産物を加工して農家レストランや加工品として販売

農業の転職でおすすめな農家の2個の特徴とおすすめの農作物の種類

農業の仕事は他業種からの転職や、農業従事者などの同業者からの転職が多いです。どんな仕事でも転職となると勇気がいりますね。給与が下がる可能性もあります。今の会社の地位が無くなって、また一からのスタートになります。しかし色々悩んでいても答えが分からなくなると思います。農業は他業種と比べると、天候に左右されやすいなど特殊な業種ですが、お勧めのポイントも沢山あります。今回は農業の転職でお勧めの農家の特徴、おすすめの農作物について紹介します。農業はどんな仕事?食事は素材があって初めて料理として食卓に並びます。材料が新鮮であると食事もおいしいものになります。そんな材料、食材を栽培や飼育して、食材として生産

農業がブラックだなと感じた8個の瞬間と、それでもこの仕事は楽しいと思う6個の理由

農業がブラックな職業と思っている方は少ないはず。皆さんは農業と言われるとどのような印象を持たれますか?この記事を読んでいる人は、きっと農業に興味がある人だと思います。どんな仕事にもブラックだなーと感じる瞬間はあると思いますが、農業の場合はどうなのかをお話しさせていただきます。また、農家はブラックと感じても、それに勝る面白さが農業の世界にはあります。そんな点も今回は紹介したいと思います。農業はどんな仕事?普段何気なく口にしている食材を、生産する仕事が農業です。日本の場合は、食に関して輸入に頼る部分が多いですが、スーパーに並ぶ野菜や果物などの生産地を見てみると、必ず国内で生産された物があるはずです

住み込み農業求人にはどんな種類があるの?募集内容や求人の探し方・選び方教えます!

住み込み農業に興味のある方は必見です。リゾートバイトで最近注目されているのが、農業求人の住み込みです。いろんな求人が出ていますが、住み込みのバイトがどのようなものか不安に感じたりする人も多いと思います。今回は住み込みの農業のバイトがどのようなものかを説明します。皆さんが感じる不安などの解消に、少しでも役立てるとうれしいです。農業のおおまかな仕事内容おおまかな仕事内容簡単に農業を説明すると、皆さんが口にする野菜や肉、果物など食物全般を生産販売する仕事になります。食材全般の生産販売に加えて、最近では農家が自社製品としてその生産物を加工したりして販売する第6次産業も活発になってきています。第6次産業

農業のアルバイトの時給ややりがいは?現役自営業農家が、農家でのバイトをおすすめしたい理由も解説

農業のアルバイト事情をご紹介させていただきます。皆さんは農業のアルバイトをしたことがありますか?ネット社会の中で農業アルバイトと聞いてピンと来ない人が大半だと思います。しかしこの記事を見ている人は多少でも農業に興味がある人だと思います。今回は農業アルバイトの時給やお勧めの点について説明します。実際に知られていない農業バイトの本音について具体的に紹介したいと思います。農業アルバイトの時給は?農業アルバイトは初心者のスタートで時給800円前後が一般的です。経験年数や資格・免許の所持状況で時給は変動します。また繁忙期は時給が少しアップすることがあります。農業アルバイトでやりがいを感じたこと私は農業を

農業の年収はどれくらい?相場感や給料を上げるための転職術を教えます

農業の年収ってどれくらいあるの?農業を仕事にしたいと考えている方は今はまだ少ないかもしれません。しかし近年、遺伝子組み換え作物やゲノム編集食品など、安心安全なのかと疑問を抱くような食べ物も多い中で、近い将来安心安全な作物を自分の手で育てることが当たり前になる日も近いかもしれませんよね。私たちが生きていく上で欠かせない農業の仕事が人気になる時が来るのではないでしょうか?人々に安心安全な農作物を届けるためにも、やはり仕事としてお給料は大事ですよね!今回は農業の仕事をしてみたい!そんな人のために、経験談も交えて年収、給与アップのためにするべき事をお教えいたします。農業の給料の相場はどのくらい?農業を

農業に転職するためにやるべき3個のことや注意点、上手な転職方法や狙い目の転職先の特徴とは?

農業に転職するための注意点や詳しい方法などを今回は説明していきます。私自身、他業種から農業の仕事に転職した経験を活かして、この記事で具体例を出してご紹介させていただければと思います。転職への心構えや、年収アップを狙う方法、自分に合う農家の求人の選び方など、とにかく興味のある方には必見な内容ばかりです。ぜひ農業への転職を成功させて、よりあなたの日々の暮らしが少しでも前進しますと幸いです。農業への転職で注意したほうが良い4個のこと農業は自然に囲まれた余裕のある生活というイメージはありませんか?田舎暮らしやアウトドアブームがあると必ずと言っていいほど農業ブームも起こります。確かに田舎暮らしやアウトド

農業バイト求人の時給や募集内容、おすすめ求人の5個の特徴を自営農家の私が教えます!

農業をバイトで出来るってご存知でしたか?将来的に農業の世界で働きたい人は必見です。今回は農家求人のアルバイトでの業務についてをざっくりとわかりやすく説明していきたいと思います。ただ作物や生き物を育てるだけじゃない、農業の本音の部分を今回は詳しくご紹介させていただきますので、興味がある方はぜひ農業をバイトで体験してみてください。求人探しのポイントや注意点もお伝えさせていただきますのでぜひ最後までご覧ください。農業はどんな仕事?農業は衣食住の食全般を担う大切な仕事です。食全般と一言で言ってしまうとわかりやすいですが、実際の内容は多岐にわたり、とても一言で言い表すことができないのがこの仕事の特徴でも

農業の仕事内容とは?13個の作業内容や向き不向き、メリットについて解説します

農業仕事は、「重労働で少ない収入」って思っている方いませんか?実はそんなことないんです!私はこんなに素晴らしい職業はないと思っています。私たち家族は脱サラして、北海道で農業を始めました。そこで今回は私が経験した中から、具体的な農業の仕事内容や転職をお考えの方に向けた農業で働く手順についても説明したいと思います。農業は楽しいものだと皆さんが少しでも感じていただけたら幸いです。農業はどんな仕事なのでしょうか?天候に左右されますが、自分の持っている知識や経営能力を問われる仕事です。農業の大まかな仕事内容とは?ハウス野菜を例に挙げると、春先にハウス周囲の除雪、ハウスのビニール張り、種まき、鉢上げ(双葉