農業辞めたいそう感じた時の乗り越え方をこの記事ではご紹介させていただきます。

皆さんは農業に対してどのようなイメージをお持ちでしょうか。

どんな仕事にも辞めたいと思う瞬間が一度や二度があるのではないでしょうか。

ここでは農家の方が農業をやりたくない理由についてや、その乗り越え方を詳しくお話しさせていただきます。

また、徐々に農家を辞める方向に向かいたい方が知っておくべき情報も紹介していきます!

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農業を辞めたいと感じた8個の理由と乗り越え方とは?

正直にいうと、農業は辞めたくなる瞬間が多いのかもしれません。

特に自然に振り回されることが多いので、気持ちの行き場がありません。

しかし辞めたいと思う瞬間が多い分、人間的に成長できる場面も多く、多少のことでは動じなくなってきます。

良い条件の畑を借りることができない

さあ農業を始めよう!と思っても、耕す土地がなければ農業を始めることができません。

日本では農地を購入するか、借りることで初めて農業として作物を栽培することができます。

近年では耕作放棄地の問題などもメディアに取り上げられているので、一見すぐに見つかりそうな気もします。

しかしそう甘くはありません。

もっと広い土地を借りて様々な作物にチャレンジしたい!と思っても、なかなか条件にあった農地を見つけることが難しいのが現状です。

畑を探して、一年、二年と時間が経つにつれてこのまま畑を借りることができないのではないか?

という不安から辞めたいと思うことも多くあります。

その乗り越え方とは?

自分が農地を探していることを、認知してもらうことから始めます。

どんなに畑を「借りたい借りたい!」と言葉では出しても、土地を所有している人に伝わらなければ始まりません。

自分が借りたいと思う地域の農耕地を散策するのも良いかもしれません。

実際に歩いてみると、意外なところで耕起をしたり、草刈りがしてあって、管理されているけれど農作物が植えられていない畑などが見つかります。

近所に住まわれている方や、市役所などで土地の所有者の方を調べてもらったり、農務事務所に勤めている方に協力を仰ぐなどしてコツコツ触れ回っていると、急に畑を貸してくれる方が現れたということはよく起こります。

諦めずに行動することで知らぬ間に乗り越えることができるでしょう。

金銭的な問題

これは農業に関わらず他の業種でもそうかもしれません。

農業は自然を相手にする仕事であるために様々なリスクがあります。

農業は自分が育てたものを販売することで収入を得ることができます。

収穫までたどり着けなかった場合には、収入を得ることができないということです。

また作物のサイクルによって収入を得ることができる時期が決まっています。

栽培期間が長い作物であれば、栽培している期間は収入がないということになります。

主に果樹であれば早春から仕事が始まり、収穫できるのは夏や秋となります。

育てている作物が一つであれば収穫できる期間は数週間から一ヶ月程度となることも。

だからこそ常に金銭面での不安や苦労は多いかもしれません。

その乗り越え方とは?

近年では万が一のために様々な農業者向けの保険があります。

なかなか手続きが面倒ということから、加入をしない人もいるようですが、入っているか入っていないかの違いだけで、金銭面以外にも精神的にも楽になる部分があるかもしれません。

まずは面倒な気持ちを押さえ、農業関係者が加入できる保険を探してみる。

大事なことです。

収穫に至るまでの期間がながい作物ほど、適切な作業を、適当な時期に農作業をしっかりと積み上げていかなければなりません。

作業の遅れは収入できないことに直結するからです。

こうしたことからもリスクを理解している分、いつでも真剣に仕事に望むことができるようです。

周囲の農家さんからの目

周囲の農家さんはよくも悪くも、他の人の畑の様子や、実際に農作業を行っている様子を見ています。

例えば自分が関わっている畑の管理が行き届いていなくて、雑草が背が高くなるまで放置されていたり、周囲の迷惑になる時間帯に農薬を撒いている、または農薬を撒かないために病害虫が発生してしまった。

そういった情報は「誰が」「どんなことをした」ということで、すぐに周囲に情報が広まってしまいます。

ただ単に情報が広まるだけなら良いのですが、いつの間にか尾ひれがついていくもの。

おかしい!

ある日を境に周囲の農家さんから話しかけられなくなった。

いつも誘っていただいている周囲の農家さんが冷たくなった。

気がついた時には、根も葉もない悪い噂が広まっていたということで、精神的に参ってしまうという方も中にはいらっしゃいます。

その乗り越え方とは?

どんな小さなことでも、周囲から一度指摘されたことはすぐに対処することが大切です。

例えば「草をちゃんと刈りなさい」と言われれば、すぐに草を刈る。

「こうしたほうが良いよ」と言われればとりあえずやってみる。

初めは「なんでこんなことまでいわれなければならないのか」と、心外に感じることもあるかもしれません。

しかし同じ地域で農業を営んでいる人は真剣に農業に取り組んでいます。

言われたことについては、すぐにやってみる気概をみせることで、それがいつのまにか信用として積み上がっていき、反対に良い評判が伝わっていたということもあります。

また周囲の農家さんになんでも相談したり、日常の出来事を気軽に話せる環境を構築することで解消できることがあります。

農村地ではインフルエンサーのように周囲に影響力を持っている、なんだかやけに情報通である人が存在します。

地域の農家さんのなかでの「キーパーソン」を知り、仲良くなることで知らぬ間に悪評が流れていたということは少なくなるはずです。

また普段迷惑をかけてしまっているな。

と思い当たる人や、借りている周囲の関係者の人には常日頃から「迷惑をかけますがお願いします」など、声をかけておくことが大切です。

天候に翻弄される

近年では異常気象に加えて、ゲリラ豪雨という言葉が認知されてきています。

農業をされている方がみんな口を揃えていうのが「ここ最近は、毎年異常気象だよ」と。

日本には四季がありますが、その四季に合わせて種や苗を植えるところから始まり、受粉作業、芽かき、剪定など様々な作業を並行して行っていきます。

例えば味をつけるために人工授粉が必要な作物について、季節外れの雨の日が続いてしまい受粉作業が満足に行うことができずに、実の付きが悪くなってしまったということもあります。

さらに応えるのは、収穫間際の台風や大雨です。

これから収穫を迎えることができる!と、ようやくここまできたという時に限って雨が降ることって往々にしてあるのです。

当然天気予報をみているので、予定を早めて収穫を行うことももちろんありますが、やはり収穫適期より早いために品質が劣ってしまったり、市場に出荷した際に想定の売値を下回ってしまった。ということがあります。

また規模が大きければ大きいほどに、対策を講じることが難しく、全体の数割しか収穫できなかった。

または収穫適期を過ぎてしまったために、商品価値がなくなってしまい廃棄となってしまったということも。

やりきれない気持ちが心を覆います。

その乗り越え方とは?

天候を含めて、自然に対しては人間はどうすることもできません。

ですので長期的な視野で各種天候に左右されない施設を設置することが一つの対策になるかもしれません。

また農作業のピークが被らない作物を組み合わせて多品目を栽培することでリスクを分散できるかもしれません。

しかし人間、気持ちの面で滅入ってしまうこともあるかもしれません。

私も自然相手の仕事である以上、天候に恵まれない年もあることを心に留めておき、天候に合わせて、自らができることをコツコツと実行していく。

できることがなければ、じっと屋内で構えて入れるような心持ちで乗り越えました。

虫害・獣害などの食害

ある日いつもどおり、農作業をするために畑に出向いてみると、なんだか様子が変です。

念のために畑を見回り、おそるおそる作物をチェックしてみると、そこには無残にも食い散らかした跡だけが残っていた。ということも悲しいながら時々ありました。

しっかりと周囲を網で囲んだり、電柵を用いて十分注意を払っていても、やられてしまうときはあっけないものです。

さらに周囲の農家さんに話を聞いてみると「うちもやられちゃった」「多分あっちの山の方からだね」と皆でそのことについて話をしています。

被害にあった後は気が気ではなかったのですが、長年農家をされている人からすると普通の光景らしく。

その後は何事もなかったかのようでした。

その乗り越え方とは?

これも自然の中で農業をさせていただいているということで、多少の食害については目を瞑れるようになっていきました。

見方によってはそもそも動物が食べているのは美味しいことと、害のないことの表れとも言えます。

またこの機会にもっと生態系について見識を深めたり、狩猟免許についての勉強を始めることで、良い学びのきっかけをもらえたということにもつながりました。

もちろん対策を練らなければ、害が広がる一方ですので、自分ができる最大限の対策をしますが、その対策にばかり力を入れていては、他のことがおろそかになってしまいます。

まずはできることをコツコツと。

施設の倒壊

作物の種類や、栽培方法によって施設を利用する場合があります。

代表的な例としてはビニールハウスがあります。

ビニールハウスを利用することで、気温の低い冬の時期でも季節を早めて野菜を栽培することができたり、雨や霜、虫害から作物を守ることもできるので、農薬の使用量を減らしたり、そもそも使用しないで栽培することできます。

一般の人でも認知度の高いだけあって、多くの農家さんが利用しています。

日常の風雨はもちろんのこと、多少の悪天候ではビクともしません。

しかし年に数度ある台風や、大雪の際には雪の重みなどによって損壊・全壊になってしまう場合もあります。

メリットがある一方で、とてもコストがかかっているので一度壊れてしまうと、再度立て直すことができない農家さんもいるのが現状です。

中には廃業される方もいるようです。

その乗り越え方とは?

施設を設置する際には、立地の面から天候のリスクなど、その土地に起きた自然災害など過去の情報を調べることで設置後のリスクを回避することにつながるかもしれません。

または、何か災害によって作物に損害が出た時に補償が出やすい地域とそうでない地域があるのでそうした面も見ておくといいでしょう。

また初期投資は小さく、急に拡大しないこともリスク軽減につながります。

希望する人材が集まらない

農業をやっていく中で、徐々に規模が拡大していく段階が訪れることがあります。

例えばそれは「この畑をやってくれませんか」と良い条件の畑を貸してくれる人が現れたり、果樹などでは畑に植えた苗が成熟を迎えることで、農作業が増えたりすることがあります。

そうしたときにはとても嬉しい気持ちになり、「是非とも貸してください!」となるところなのですが、現実を考えてみると問題に突き当たることがあります。

それは「人手と時間が現状では足りない」ということです。

そうしたときに単純に「求人を出せばいいのに」と人を雇うことを考えるのですが、実際のところはなかなか人を採用することができない。

もしくは希望の人材が集まらないということです。

地域のよって差はあると思いますが、農村部では高齢化が進んでいると同時に、畑のある場所が僻地であったりするとより難しい現状があります。

また求人希望の方がいらっしゃったとしても素人である方がほとんどで、時間に追われている部分にさらに農作業の方法を教えなければならない部分もあるために、採用の面ではとても苦労します。

その乗り越え方とは?

急に人手が必要になった時に、すぐに人が集まるほど都合はよくありません。

ですので事前に周囲の農家さんと接点を持ち、その農家さんが大変な時に自らが率先してヘルプに回るなどして、逆に人手が欲しい時に助けてもらえるような環境を構築しておくこともできます。

また、常に作業の効率化を意識して農作業に臨みます。

機械化できるものはする。

できなくても素人の方でも作業をしやすいような仕組みを構築し、大変な作業を減らすことで、採用した方の定着率につながることも期待できます。

自分の自由に農業ができない

新しく農業を始めた人や、他の地域から移住してきた方は夢と希望を抱えて自らが選んだ土地で農業を始めます。

しかししばらくその地で農業を営んでいると、周囲からこんな声が聞こえてきます。

「そのやり方よりこうした方がいい」「そのやり方はダメだよ」と特に求めていないのにアドバイスをしてくる農家さんもいらっしゃいます。

そういったアドバイスをいただくときに、たまたま作物の状況がよくなかったりすると、そのまま自分のやり方を続ければ良いのに、やり方を変えてしまって、その結果さらに状況が悪くなってしまったということもあります。

うまく付き合いができる方は良いのですが、それが鬱陶しく感じてしまったり、面倒に感じてしまい負担に感じる方もいるようです。

その乗り越え方とは?

農業を始めたばかりの時や、なかなか成果が出ない時にはどうしても周囲のアドバイスを盲信してしまいがちですが、場合によっては状況が悪化してしまう場合があります。

周囲の農家さんは確かに経験も豊かで、役に立つアドバイスもあるかもしれません。

しかし同じ地域といっても、日照時間、土壌の性質、作物の樹齢など、全く同じ環境ということはまずありえません。

畑が近くても土壌の性質が全く違っていたということが、往々にしてあります。

まずはアドバイス通りに実践することも良いですが、成果が現れなかったり、なかなか状況が改善しないようであれば、実践する期限を一度区切って、新たな栽培方法を試したり、さらなる情報収集に努めることで状況が改善することもあります。

いろいろ試したけれど、やっぱり辞めたい!辞める前にやっておきたいこととは?

辞めるまでにいろいろ考えました。

やってみました。

それでも辞めたい。

そんな時にもう一度見直してほしいこと。

これだけはやっておきたいことをまとめました。

金銭面が問題なら

もしも自分で農業を継続できなかった場合には雇用されて農業をすることもできます。

地域ごとにある農業法人などを調べ、自分が栽培したい品目があればアプローチしても良いかもしれません。

栽培がうまくできなかった人でも、実際には経験不足なだけで雇用されて勤めて技術を磨いていくうちに、自信となって、自分で再度チャレンジをする選択をされる方もいれば、現在の農場でさらにステップアップできることもあります。

まずは続けてみる。

これも選択肢の一つです。

農業に至る経歴を確認してみる

自分が農業をするに至るまでにどのような経歴を追ってきているかを確認しましょう。

もともと農家出身で企業で働いたことのない方の場合は他の業種へ就職活動するときに年齢の面でつまづいてしまう方がいらっしゃるかもしれません。

または、一度会社員を辞めて農業にチャレンジしているようであれば、一時的に農業から離れるのか、それとも農業はもうやらないと決めるのか。

しっかりと自分のいる立ち位置を考えてから選択をしましょう。

周囲の人に相談をしましたか

行政やJAの中には、相談に乗ってくれる方がたくさんいます。

自分が辞めたいと思った理由を素直に相談することで、抱えている問題を解決するための方法や人を紹介してくれるかもしれません。

やはり農村地にとって農業をしてくれる人材は貴重なものです。

まずは相談できる人がいないかを確認する。

周囲の農家さんで相談できる人がいなくても、自分と関わりをもっている人の先にあなたを助けてくれる、支えてくれる人がいるかもしれません。

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農業を辞めた後にはどんな仕事がおすすめ?

やはり農業に関わっていたことから、その経験を生かせる仕事に就くことがおすすめです。

青果関係の仕事へ

農業を経験しているので、実際に農家さんの苦労を嫌というほど知っています。

身近なところではスーパーマーケットの青果コーナーを担当することもいいですし、または青果市場の仲買人や仕入れ担当になって、直接農家さんから野菜や果物を買い付ける仕事も良いかもしれません。

自分が苦労した分、関わる農家さんにもっと儲けてもらいたい、もっとこの農家さんの野菜を皆に食べてもらいたいという気持ちもあるので真摯に仕事に向き合うことができます。

食品会社・飲食店関係

地元の農家さんとのつながりから、栽培している作物を仕入れるルートが知らぬ間に構築されていることがあります。

その人脈を利用して農産物の販売を手掛けたり、加工をして販売することができるでしょう。

しかし、急に自分で始めるのは大変な労力なのも事実です。

各地域ごとに地の作物を仕入れ、加工してお客様に提供している会社があります。

また食品会社の中には、自社畑を持っている会社も増えてきました。

直接農作業をしなくても新たな関わり方ができるかもしれません。

道の駅で働く

都市圏からアクセスしやすい道の駅や農産物売り場は、週末になると多くの人が新鮮な作物を購入するために訪れます。

一度農業をした人は、その地に密着して生活をしてきたので、農業から離れてもその土地に愛着を感じる人が少なくないようです。

愛着をもったその土地で生きていきたい!

その地域を盛り上げたい!

そんな気持ちがある方にはぴったりとハマる仕事だと思います。

まとめ

農業を辞めたいと思う時をかいつまんで書いてみました。

この記事を読んで、農業について大変だと思う人もいるかもしれません。

その逆にこれくらいだったら大変じゃないよと思う人もいるでしょう。

大変大変と言いますが、農業を生業にしている方がたくさんいます。

毎年のように新しく農業の分野に進まれる方もいます。

大変では語り尽くせない、不思議な魅力があるのが農業の世界とも言えます。

少しでも農業の世界に興味や関心を持ってくれる人が増えることを祈っています。

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