こんにちは。

今回は臨床工学技士の転職についてのお話です。

転職をする際何をしたらいいのか、どんなところに気をつけたらいいのか、転職で後悔しないための選び方を私の体験を踏まえてご紹介させていただきたいと思います。

臨床工学技士への転職で狙い目な職場の特徴とは? 

転職をする際、現在の勤務先と比較して良いところ悪いところを見つけることでしょう。

では、実際どのような転職先が良いのかご紹介させていただきます。

会話がある職場

職場は仲が良すぎてもダメですし、逆に悪すぎてもダメです。

公私の区別がしっかりとついていて、適度な会話と笑顔がある職場が良いのではないでしょうか。

私が見学を行った際、A病院は患者さんから機械的だ言われるくらいの病院で、スタッフの技術はとても素晴らしいのですが、とにかく笑顔がなく業務を淡々と行う病院でした。

自分のスキルアップの場としては最適だったでしょう。

その一方B病院は、スキルこそA病院に劣りますが、真剣な時は真剣、抜くときは抜いて、患者さんや他スタッフとの会話もしっかりとしていました。

会話の内容は仕事の話からゲームの話まで、仕事中とお昼休憩の区別もしっかりしていたため私はB病院を選びました。

コミュニケーションは医療職種にとって大事なスキルの1つです。

なので、病院見学の際はそういった点をしっかりと観察した方が良いと言えます。

ちなみに私が勤めていたC病院では仲が良過ぎて公私が混同していました。

これをいいという人もいますが私は仕事とプライベートの区別をつけたかったためあまり好きではありませんでした。

良いところ悪いところをしっかり話してくれる職場

職場によっては人材が欲しいあまりに、良いところばかり話して悪いところは隠す職場もあります。

病院見学の際、自ら「この病院の良くないところはどこですか?」と聞くのはなかなか勇気がいりますが、まだその病院で働くかも決まっていないため、面接時に聞くよりは良いかと思います。

その質問に対してまじめに答えてくださる病院に対しては私は好印象を受けます。

そこで言葉に詰まるようでは相手側が病院のことをきちんと理解していないか、答えられないくらいの内容なのでしょう。

また、実際職場の中に入ると常にスタッフの悪口を言ったりする方もいると思いますが、これはあまり気にすることではないでしょう。

良い人もいれば悪い人もいますし、大事なのは職場全体の雰囲気です。

このような人材が欲しいと説明してくれる職場

転職をする際、マッチングサービスなどで自分と相手の条件を繋げてくれるようなものがあると良いのですが、残念ながらこの業界には少ないでしょう。

そのため、入職後のミスマッチを防ぐために病院見学や面接の際、自分の意見と相手の意見をしっかりと通しておく必要があります。

中にはどんな人材でもいいからとりあえずうちで働いてくれとおっしゃる病院もありますが、一見好案件と思いきや実は危険です。

そう言った職場はとりあえず大量(4〜5人)採用し、その中で残ったり辞めたりを繰り返しています。

即戦力が欲しいのはわかりますが、できる仕事は任せ、できない仕事は一から丁寧に教えてくれる職場が適切です。

そのため、相手側が具体的にこう言った仕事が出来る方を探している、そのほかの業務もあるが経験がなければ一から教えてくれるといった職場を選ぶべきですし、自分もできることできないことをしっかりと伝えるようにしましょう。

臨床工学技士への転職方法

私が実際どのような手順で転職をしたのかについて説明させていただきます。

ただ、あくまで私の転職手順であり、この通りに行わなければならないといったものではありません。

転職1年〜6ヶ月前から病院を探す

あらかじめ転職を考えている際はこの時期から病院を探していきます。

ただ、この時期から求人募集をしている病院はなかなかないので、あくまで候補として探します。

この時重要なのは、やりたい業務があるかどうか、職場周辺の環境の確認です。

条件は出てから確認するので、最初はこのようなことを考えて探すと良いでしょう。

また、やりたい業務が今の病院にない場合は、転職後一から勉強する必要があるのでこの時期から少しづつ勉強しておくと楽でしょう。

現在の職場に転職する旨を伝える

転職を考えて実際に行動すると同時に、現在の職場に転職する旨を伝えます。

直前になって伝えてしまうと大変困ったことになるので、前々から伝えておくといいでしょう。

また、転職をする理由もしっかりと伝えておく(この職場が嫌だからだと言いにくいですが)と両者後味が悪くなるということもないと思います。

病院見学を行い、比較をする

実際に求人が出たら病院見学を行います。

これは転職をする際、最も重要なことです。

そして、なるべく複数の職場を見学することをオススメします。

これは、希望の条件から少し離れていても行ってみる価値があります。

どうしても最初から一つと絞ってしまうと、そこにしか集中しなくなり、比較ができないことで良いところばかり見てしまう可能性があります。

複数の病院を見学し、比較をする事で、実際に行きたい病院の良さ悪さがわかるので必ず比較を行ないましょう。

筆記試験、面接を行う

行きたい病院が決まったら試験、面接を行います。

ただ、新卒採用の時と異なり、この試験結果は病院見学の際にもう決まっていると私は思います。

中途採用は新卒と比べて欲しい人材というものがしっかりと決まっているため、その前段階の病院見学の際にお互いの考えがマッチしなかったらそこまでとなります。

そのため、この筆記試験・面接はあくまで通過点に過ぎず大事なのは病院見学だと考えております。

また、採用決定や実際に働くのはいつからなのか、しっかりと確認するようにしましょう。

採用決定、退職の手続き

採用が決定したら、現在の職場の退職手続きを行います。

私の病院では退職手続きは1ヶ月前までに行い、その後の1ヶ月は余った有給休暇を使い、引越しや諸手続きを行いました。

何事も早め早めの行動が大事ですね。

臨床工学技士への転職で準備・勉強しておくべきこと

転職をするにあたり、これを準備した方が転職で有利、勉強にておいた方がいいものなどをご紹介します。

業務内容にあった資格を取る

臨床工学技士は様々な分野で業務を行なっているため、認定資格の種類も豊富です。

透析業務を主とする方は透析技術認定士、循環器を主とする方は不整脈や心・血管カテーテルの認定士、呼吸器を主とする方は呼吸療法認定士など各分野のスペシャリストになるための認定資格が様々にあります。

その中で転職先の業務内容にあった認定資格を取ることは、一つ有利な点として挙げられるでしょう。

職場もこのような人材が欲しいという考えがあると思いますので、認定資格を持っておくことが好印象を与える可能性があります。

私の場合はペースメーカに力を入れたいと思ったので、認定士以外にも心電図検定を受けたりして知識を増やしました。

新しい分野の知識を持つ

転職先の病院に自分の行ったことのない業務がある場合、ある程度その業務についての知識を入れておくと、転職後の業務がスムーズにいきます。

学生の頃と違い、実際に働いているため業務のイメージもしやすく容易に勉強することができるかと思います。

また、普段行なっている業務も、転職すると機械のメーカーや機種が異なる場合があります。

そう行った機械についても少し勉強しておく必要があります。

普段行なっている業務については慣れると自分なりのやり方で行なっている可能性があるため、もう一度初心に返ったつもりで見直しみるといいでしょう。

臨床工学技士の転職で年収を上げるためにやるべきこととは?

転職をする際気にすることの一つとして「お給料」があります。

今よりお給料をアップするためにやるべきことをご紹介したいと思います。

給料についての交渉を行う

これは面接時の時なのですが、お給料についての話を面接官としました。

中途採用の場合、経験年数によってお給料が変わりますが、その交渉を行いました。

私の場合は、以前勤めていた職場よりも多い額面を提示してもらったため、納得し同意しましたが、中にはお給料が下がってしまう可能性があります。

自分を低く見積もられているため、納得できない場合は自分の強みをあげて交渉を行うといいでしょう。

地道に努力して1つ結果を出す

転職をした際、職場からはこの人がどれだけ仕事が出来るのかまだわからない状態です。

ですから、何か一つ転職先で結果を残せば周りの方が評価してくださり、年収アップに繋がるかもしれません。

勿論、新しいことを覚えるのも大切ですが、何か一つ自分の武器(私だったら透析の穿刺とペースメーカのプログラマ操作に自信がありました)をもって、転職先で活かせるといいでしょう。

夜勤や当直が多い病院を選ぶ

規模の大きな病院になるほど夜勤や当直体制がとられ、その分お給料が上がります。

また、クリニックなどの透析施設でも、場所によっては長時間透析やオーナーナイト透析を行なっている施設もあるため、肉体的にハードな面もありますが、年収をあげたい場合こういった病院に転職するのも一つの方法です。

自分にあった臨床工学技士の求人の選び方や注意点

転職をする際は選び方に慎重になる必要があります。

求人を選ぶ際の注意点や選び方について紹介したいと思います。

自分のやりたい業務にあった病院を選ぶ

例えば現在の病院で透析業務のみだったが循環器の業務に興味を持っている場合、循環器の業務がある病院を選ぶ必要があります。

またその中でも、固定で業務を行っている場合とローテーションで業務を行っている場合があるため、病院見学の際にしっかりと聞いておく必要があります。

看護師さんなどは割合転職をよく行なっているイメージがありますが、臨床工学技士の場合、中途の求人は透析業務のみが多いです。

ですから、むやみに転職を繰り返すことはかえってマイナスになる可能性があります。

自分のやりたい業務はなんなのか、本当にこの先その業務で満足できるのか、やっていけるのかもうう一度よく考えて転職を行うようにしましょう。

技士会のホームページより病院のホームページを見る

これは私の意見なのですが、臨床工学技士会の求人情報はあまり参考にするべきでないと考えております。

理由は、臨床工学技士会に載せる求人にはあらかじめ掲載してもらうためのお金が発生しており、それだけ求人が集まらないかあまり良くない病院である可能性があります。

もちろん中には良い病院もありますが、私の友達が辞めた矢先にその病院の求人が掲載されたものもあるため、私はあまりオススメしません。

また、掲載される病院の数はまちまちで、必ずしも自分の条件にあった病院が掲載されるとは限りません。

ですから、まず、自分のやりたい業務や場所を絞り、それにあった病院を一から探していきます。

その病院に求人がなければそこから範囲を広げていくという探し方が、地道で大変ですが確実な方法だと思います。

条件やその場所が本当にいいのかもう一度考える

一つ目にも述べましたが、臨床工学技士の転職はそう何回も繰り返すことはマイナスになってしまいます。

ですから、転職先の条件をもう一度よく吟味した方が良いでしょう。

また、病院見学や面接で自分の意見をしっかりと伝えることで相手側にも自分のことをわかってもらいやすく、入職後のギャップが相互で少なくなるでしょう。

転職をする際に考える条件いくつもあります。

業務内容、給料、手当、夜勤や当直の有無、職場の環境、病院の規模、同職種の人数、立地、駅周辺の治安など…。

私が初め入職した場所は職場環境が良い代わりに立地が悪く、駅から車で20分以上かかる場所にありました。

ですから、転職をする際、職場環境はある程度しょうがないものとして駅から近く住みやすい場所を選ぶようにしました。

全ての条件を満たすような病院はなかなかないでしょうから、許容できるものとこれだけは譲れないものを自分の中で考えて選ぶと良いでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

他の業界の転職と比べて、臨床工学技士の転職は比較的簡単であると思います。

ですが、どこでもいいというわけでなく、慎重に注意して病院選びを行うことで後悔なく仕事ができるでしょう。


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