臨床工学技士の面接で聞かれる6個のことと受け答えのコツ、服装などの注意点とは!?
臨床工学技士として働いている皆さんへ。この記事では、臨床工学技士の転職事情についてお話したいと思います。
臨床工学技士としてさらに向上を目指している方や、今の職場に不満がある方など、転職したい理由は様々だと思いますが、 一体転職を成功させるためにはどんなことが必要なのでしょうか?
転職の際に気を付けるポイント、後悔しないための職場選びをご紹介していきます。
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転職する際にで狙い目な職場の特徴とは?
転職をする際、現在の勤務先と比較して良い点や悪い点を見つけると良いでしょう。
実際どのような転職先が良いのかご紹介します。
会話がある職場
公私の区別がしっかりとついていて、適度な会話と笑顔がある職場が良い職場であると言えます。
スタッフの技術は素晴らしいのに笑顔がなく淡々と業務を行う職場や、仲が良すぎて公私の区別がない職場は好ましくありません。
仕事にはチームワークが必要なので、適度な会話のある職場の方が仕事をしやすいと思います。
良い点や悪い点をしっかり話してくれる職場
職場によっては人材が欲しいあまり、良い点ばかり話して悪い点は隠す職場もあります。
病院見学の際に聞くのは勇気の必要なことですが、角の立たない程度にそれとなく訊いてみるのも良いと思います。
その質問に対して真面目に答えてくれる病院に対しては私は好感を抱きます。
このような人材が欲しいと説明してくれる職場
転職サイトを利用して転職アドバイザに相談すると、直接おすすめの求人を紹介してくれる制度があります。
他には病院見学の際にどのような人材が欲しいかを直接聞く方法もあります。
誰でも良いから採用したいと話す職場は離職率が高いこともあるため、あまりおすすめできません。
病院側が求める業務内容を具体的に説明してくれる方が、入職後の認識の違いも起こる可能性が低くなるでしょう。
転職の一連の流れ
筆者の経験を基に、転職の一連の流れについてご説明します。
あくまでも一例ですので、職場の状況によって対応方法が異なることもあります。
転職6ヶ月〜1年前から病院を探す
予め転職を考えている際は転職の6ヶ月~1年前から病院を探していきます。
この時期は候補となる病院の情報収集に留めておきましょう。
病院ごとに異なる応募条件や待遇を見比べることで、求人を探す際の判断力を養うことができます。
今の病院で携わっていない業務を希望する場合、この時期から少しずつ勉強しておくと転職後楽になるでしょう。
現在の職場に転職する旨を伝える
転職を考えて実際に行動すると同時に、現在の職場に転職する旨を伝えます。
病院から引き留められることも考えられますので、自分の意思を曲げることなくしっかりと伝えましょう。
また、転職をする理由もしっかりと伝えておくと後味が悪くなることもないと思います。
病院見学を行い、比較をする
希望の求人が出たら病院見学を行うことが望ましいです。
そして一つの職場ではなく、複数の職場を見学することをおすすめします。
一つの病院に絞ると良い点しか目に入らず、悪い点が見えなくなる可能性があるためです。
複数の病院を見学し比較をすることで見えてくるものもあるので、必ず比較を行いましょう。
筆記試験、面接を行う
希望の病院が決まったら試験と面接を行います。
中途採用は欲しい人材の条件が決まっているため、互いの考えが合致していたら病院見学の段階で採用の方向に話が進んでいるのではないでしょうか。
そのため、この筆記試験・面接はあくまで通過点に過ぎず、大事なのは病院見学だと考えています。
また、採用決定や実際に働くのはいつからなのか、しっかりと確認するようにしましょう。
採用決定、退職の手続き
採用が決定したら、現在の職場の退職手続きを行います。
筆者の勤める病院では退職手続きは1ヶ月前までに行い、その後の1ヶ月は有給休暇を消化し引越しや諸手続きを行いました。
業務の引継ぎ等が発生する場合は最後まで責任を持って行い、気持ち良く退職できることを心掛けて下さい。
また、白衣や備品等の返却も忘れずに行うようにして下さい。
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転職で準備・勉強しておくこと
転職するにあたり、転職で有利になる方法や勉強しておくと良いことについてご紹介します。
業務内容に合った資格を取る
臨床工学技士は様々な分野で業務を行っているため、認定資格の種類も豊富です。
透析業務の場合は透析技術認定士、循環器の場合は不整脈や心・血管カテーテルの認定士など様々な認定資格があります。
認定資格の有無は給与面にも反映されるので、転職先の業務内容に合った認定資格を取ることは有利な点として挙げられるでしょう。
筆者の場合はペースメーカーに力を入れたいと思ったので、認定士以外にも心電図検定を受けて知識を増やしました。
新しい分野の知識を持つ
転職先の病院に未経験の業務がある場合、ある程度の知識を頭に入れておくと、転職後の業務がスムーズに行えます。
普段行っている業務でも、転職すると機械のメーカーや機種が異なる場合があります。
そういった機械についても少し勉強をしておく必要があります。
普段行っている業務については慣れると自分なりの方法で行っている可能性があるため、もう一度初心に返ったつもりで見直してみると良いでしょう。
転職で年収を上げるためにやるべきこととは?
転職する際には業務内容も大切ですが、給与面も気になるのではないでしょうか。
給与アップのためにできる方法をご紹介します。
給料についての交渉を行う
筆者が面接の時の話ですが、給料についての話がありました。
中途採用の場合経験年数によって給料が変わるため、その交渉を行いました。
以前の職場よりも多い額面を提示してもらえたため納得し同意しましたが、場合によっては給料が下がる可能性があります。
納得できない場合は自分の強みをアピールして交渉を行うと良いでしょう。
地道に努力して結果を出す
転職してすぐの頃は、どれだけ仕事ができるのかまだ分からない状態です。
そのため、何か一つ結果を残せば周りからも評価されるようになるため、年収アップに繋がるかもしれません。
新しいことを覚えるのも大切ですが、機器に関する知識や操作方法など他の人には負けない面があると、転職先でも活かすことができアピールに繋がるでしょう。
夜勤や当直が多い病院を選ぶ
規模の大きな病院になるほど夜勤や当直体制がとられているため、その分手当が支給されます。
クリニックなどの透析施設でも、場所によっては長時間透析や夜間透析を行っている施設もあるため肉体的にハードな面もありますが、このような病院に転職するのも一つの方法です。
自分に合った臨床工学技士の求人の選び方や注意点
転職をする際は選び方に慎重になる必要があります。
求人を選ぶ際の注意点や選び方についてご紹介します。
自分のやりたい業務に合った病院を選ぶ
例えば透析業務のみを行っている病院で循環器の分野に興味を持っている場合、循環器の業務がある病院を選ぶ必要があります。
またその中でも固定で業務を行っている場合とローテーションで業務を行っている場合があるため、病院見学の際に確認しておく必要があります。
自分のやりたい業務は何か、本当にこの先その業務で満足できるのか、やっていけるのかをよく考えて選ぶようにしましょう。
求人サイトを利用する
求人検索は様々な方法を使って行うことができます。
臨床工学技士会の求人情報や転職したい病院のホームページを利用する方法もありますが、求人サイトを利用する方が手軽で便利です。
その中でも医療従事者専用のサイトは臨床工学技士や臨床検査技師などのコメディカルに特化しているため、求人の掲載数が充実しています。
事前に自分の求める業務内容や待遇などを決めておくと、検索の時間を短縮することができます。
サイトによって掲載される求人の数が異なるため、複数のサイトを登録すると良いでしょう。
年末や年度末など時期によっても掲載数が異なるので、定期的にチェックすることを心掛けて下さい。
選んだ条件や場所についてもう一度考える
転職は自分の人生を左右するため、転職先の条件についてはじっくりと考える必要があります。
転職後に後悔すると不必要な転職を繰り返すことになり、マイナスになってしまいます。
そのため求人を検索する際には提示されている条件を比較・検討して、どの求人に絞るかを決める必要があります。
筆者の場合ですと、初めに入職した病院では職場環境は良かったのですが通勤時間の長さが悩みだったため、転職の際には通勤時間よりも職場環境の優先度を上げて求人を探すようにしました。
100%自分の希望が叶う求人はないと思うので、妥協できる部分は妥協することも求められます。
希望条件に固執するとせっかくのチャンスを逃すことにもなるので、優先事項を選択し自分なりの着地点を決めることも大切です。
まとめ
ここまで臨床工学技士の転職についてご紹介しました。
他の業界の転職と比べて、臨床工学技士は比較的転職しやすいと思います。
後悔しないためにも職場選びは慎重に行い、複数の病院を比較し決めるようにして下さい。
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