介護の仕事について、皆さんはどのようなイメージをお持ちでしょうか。

体力的に「キツい」、排泄物などの処理もあるから「汚い」、感染症などの「危険」もあるため「3K」と言われるようなイメージを持っている方も少なくないと思います。

また、昨今では給与が安いといったイメージも多いのではないでしょうか。

介護の仕事は「3K」と言われることばかりではないのですが、世の中がそういった印象を持っていると、「自分には介護の仕事は絶対にできない!!」と思っている方も多いと思います。

しかし、それは思い込みかもしれません。

介護の仕事をするにあたって、介護福祉士に向いている人には6個の特徴があります。

もしかしたら、あなたにも当てはまるかもしれません。

それでは、その特徴についてご紹介したいと思います。

そして、介護福祉士の資格を活かしてできる仕事もご紹介します。

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介護福祉士の大まかな仕事内容

介護福祉士は国家資格であり、名称独占なので国家資格を取得した者でなければ名乗ることはできません。

仕事の内容は高齢者への身体介護や、生活支援を中心に行います。

介護が必要な方に対して、安心して生活ができるように他職種の方と連携を図って要介護者の介護をします。

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介護福祉士が向いている人の6個の特徴とは?

観察力がある人

介護の仕事は主に介護施設で従事しますが、病院のように常に施設内に医師がいるわけではありません。

看護師と連携して利用者の身体状況の観察と日々の様子を観察、把握が重要となってきます。

高齢者ですので、体調はいつどのような形で急変するか分かりません。

重要なことは、どんなに小さな変化にも気づくことです。

介護士の気づきが利用者を危険な状況から回避したり体調の悪化を防ぐことができるのです。

思いやりのある人

介護の基本は利用者本位のサービス提供です。

利用者がどのような思いを抱いているのか、どうしたいと考えているのかを踏まえた介護をする必要があります。

介護側の都合に合わせた介護では、利用者本位のサービス提供はできません。

相手を思いやる気持ちがないと、利用者にとっては良い介護にはなりません。

利用者は認知症や身体的な疾患を抱えています。

それによって、気持ちが落ち込んでしまっている人も多くいます。

そんな利用者の気持ちに寄り添った介護ができることが最も重要です。

切り替えが早い人

介護の仕事では、様々な状況があります。

そして常に一対一での介護をしているわけではありません。

ですから、様々な感情の利用者に対してその方の気分に合わせた対応をしなければなりません。

また、利用者やその家族からのクレームや厳しい言葉などもあります。

そんな中でいつまでもその気持ちを引きずっていては、仕事になりません。

確かに泣きたい時や落ち込んでしまう時はありますが、利用者の介護は待ってはくれません。

ですから、気持ちの切り替えが必要です。

素早く気持ちを切り替えて、利用者への対応をしなければなりません。

これはどの仕事にも言えることです。

明るい人

どこの職場でもハキハキと明るい人は好印象を持たれます。

介護の仕事も同様です。

介護の仕事は肉体的にも大変なのは事実ですが、だからと言って介護者が疲れた表情では利用者は気持ちの良いものではないでしょう。

気持ちの良い挨拶ができ、誰に対しても明るい笑顔で接することのできる人が向いています。

体力がある人

利用者は身体的に自力で動くことが困難な方も多いです。

そのような状態の利用者をお風呂に入れたり、トイレへ誘導したり、車椅子に移乗させるなどの介助をしますので、体力がある人が向いています。

女性でも軽々とトランスやリフティングができるくらいの力や体力が必要です。

しかし、これは日々の業務を行って行く中で、徐々に身についてきます。

チームワークを大切にできる人

仕事は一人で全てをやっているわけではありません。

チームで働いているという意識を持った協調性のある人が、介護の現場においてはリーダーシップをとって働くことができるでしょう。

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介護福祉士が向いていない人の4個の特徴とは?

せっかちな人

せっかちな人は、どうしても自分のペースで物事を進めてしまう傾向にあります。

しかし、利用者は高齢です。

また身体的な疾患を抱えている人も多いです。

せっかちな人では、その人のペースに合わせた介護ができず、急がせてしまったりイライラしているのが表情や態度に表れることもあり、利用者に負担をかけてしまいがちです。

利用者のスピードに合わせられない人は介護の仕事には向いていません。

説明が下手な人

説明が下手な人は時に誤解をされてしまう傾向にあります。

要点を上手く伝えることができない、伝えたいことが明確ではない人は、説明が下手とされますね。

介護福祉士は家族との関係も大切です。

利用者の状況、身体状況を説明したり、認知症の症状などを伝えなければなりません。

時には、それは家族にとって受け入れがたい内容になることもあります。

そんな時に言葉を選んで、どれだけしっかりと伝えられるかが大切となってくるからです。

自己中心的な人

せっかちな人と少し被ってしまう部分もありますが、自己中心的な人は介護の仕事には向いていません。

自己中心的な人は、自分の感情が優先です。

人のことよりも自分が中心なので、チームワークを乱すことはもちろん、利用者の気持ちを考えることもしないでしょう。

そして、自分が納得がいかないと利用者に対しても怒りを露わにしてしまうこともあるでしょう。

言葉遣いが乱暴である

言葉は時に人を傷つけてしまうこともあります。

思いやりに欠ける言葉や、その言葉を言われたら相手がどう感じるかを考えずに言葉にしてしまう人、乱暴な言葉遣いをする人に対して、利用者は「どうして怒られるのだろう」と疑問に思ったり、「この人は意地悪だ」「怖い」と警戒心や恐怖心を抱いてしまいます。

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介護福祉士の資格を活かせる仕事とは?

ケアマネジャー

介護福祉士のキャリアアップとして選択肢の一つでもあるケアマネジャー。

現場での介護福祉士として経験は充分に活かすことができる仕事です。

在宅生活の利用者へのサービスの提供から施設入所までの支援を行うこの仕事は、やはり現場経験や多くの利用者や家族との関わりを持ってきた介護福祉士が一番の適任だと思います。

その方の特徴をつかんだ上での介護サービスの提供を考え、施設全体の特徴を把握して利用者に情報提供できるのは、介護福祉士ならではと思います。

福祉用具の販売・レンタル

介護福祉士はリハビリなども行います。

身体状況が変化することに合わせて、体調に合わせて介護をしたりリハビリをします。

ですから、身体状況に合わせて今はどのような介護用品を使用すれば安楽に生活が送れるのか、歩行が楽なのか、また介助者が楽になるのかを見越した提案ができるでしょう。

豊富な介護経験があるため、在宅で介護する家族の気持ちを理解し寄り添うことができるのも介護福祉士の強みでしょう。

看護助手

病院の勤務になります。

看護師の助手として医師や看護師の指示に従って、高齢者の身体介護を中心に行います。

介護施設とは違って治療優先の介護となりますが、身体介護は介護福祉士にとっては得意分野です。

何より医師や看護師が常駐していることで、施設より安心感があります。

民間の相談事業所

在宅介護をされている方は多くの悩みを一人で抱えてしまっています。

民間の相談事業所はそのような方の悩みを聞き、介護をしていく上での相談に乗り、アドバイスをします。

介護経験が豊富であれば、家族や要介護者の状況に合わせた的確なアドバイスができるでしょう。

これから介護福祉士の仕事を始めるには、どうしたらいい?

では、これから介護福祉士として働くためにはどのようにしたら良いのでしょうか。

介護福祉士として仕事を始めるための方法をいくつか紹介します。

介護福祉士の資格はある?ない?

介護福祉士は国家資格です。

介護福祉士として働くためには、きちんと資格を取得しなくてはなりません。

資格を持っていない人は、介護助手として介護福祉士の受験資格を取得するための経験と研修を修了しましょう。

介護福祉士の仕事で就職するために

まずは働きたい施設や事業所を決めましょう。

そして介護福祉士の資格を持っている人を募集している施設を探しましょう。

資格不問であるところよりも資格保有者を求めているところの方がスキルのあるスタッフは多いはずです。

今は介護福祉士の人材確保にどこも苦戦しています。

施設などでも多く募集はありますので、あなたが求める条件に合うところを探しましょう。

必要なスキルや経験は?

介護施設は、どこも即戦力を求めています。

ですから必要なスキルとするならば、基本的な介護技術や知識があれば経験は豊富にあった方が良いでしょうが、あまり経験がなくても大丈夫だと思います。

新しい施設に就職すればその施設のやり方がありますので、経験があってもまた最初から覚えることになりますから、さほど気にすることはないでしょう。

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介護福祉士のやりがいはコレ!

利用者が元気になる!!

利用者が元気になっていく姿を目の当たりにできることは介護者にとってとても嬉しいことです。

高齢者ですので、それが長くは続かないことかもしれません。

しかし、入所した時には歩くことができなかった利用者が歩行器を使用して歩けるようになったとか、ご飯を食べることができなかった利用者が元気にご飯を食べるようになったなどの姿を見られることは喜ばしいことです。

身体的な面に限らず、精神的な部分でも同様です。

塞ぎ込んでいた利用者に笑顔が増えて笑いかけてくれるようになったり、沢山話してくれるようになった時などは感慨深いものです。

名前を覚えてもらえた

施設には認知症の利用者が多くいます。

記憶が曖昧になってしまっている方が殆どです。

ですが、そんな中で担当の利用者が自分の名前を覚えてくれた時は本当に嬉しかったです。

新しいことを記憶できなくなってしまうのが認知症です。

しかし、そんな中で名前を覚えて呼んでくれたことが本当に介護をしていて良かったと感じる瞬間でした。

自分次第でスキルアップはできる

介護福祉士の資格を取得し、経験を積んでいくとできることは増えていきます。

生活相談員、管理者、ケアマネジャーになるといった選択肢があります。

ですから、自分次第で介護業界でどんどんスキルアップはできると思います。

私自身も生活相談員や管理者を経験しましたが、どれもこれまでの介護福祉士の仕事とは違った経験ができ、勉強になりました。

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まとめ

介護業界は今、これまでにない危機を迎えていると思います。

人材不足はもちろん、介護士の質の低下の問題。

また経験豊富な人が離職してしまうため、家族は施設への不安を感じています。

また、高齢者が施設で亡くなってしまう悲しい事件や介護士による虐待の報道。

これでは、家族も安心して施設へ大事な家族を預けることはできません。

家族は今、介護施設に対して疑いの目を向けているのが現状でしょう。

悲しいですが、これが現実でもあるのです。

免許を持たないドライバーに運転を任せられないように、介護の仕事をするにも正しい知識と技術を持っているという証明として、介護福祉士の資格は強みになります。

併せて、介護福祉士に相応しい人柄であることも求められています。

今回は、介護福祉士に向いている人の特徴について紹介しました。

自分はこの仕事に向いていないのではと感じてしまう瞬間は誰でもどの仕事でもあります。

ですが、そこを直していく努力をすることが大事なのです。

本当に介護福祉士の仕事をしたいと思っている人でも、いくつかこの特徴に当てはまらないと感じた方もいるでしょう。

そう感じたのであれば、そこを改善する努力をすれば、あなたも立派な介護福祉士として働くことができます。

完璧な人はいないのですから。

これから介護の道に進もうと思っている人は、介護の仕事を選択して資格を取るために努力しようとしているのですから、あなたは本当に介護がしたいと思っているはずです。

その心を忘れずに、介護福祉士として頑張っていきましょう。

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