これから介護の仕事に就こうと思っている方や、今はヘルパーの資格を持っていて、もっとスキルアップをして介護の仕事をしたいと考えている方も、介護の仕事を続けて行く中でスキルアップは大切ですよね。

また介護の仕事をするために介護福祉士の資格は今は絶対条件になっている介護事業所も少なくありません。

自身のさらなるスキルアップと介護の仕事の幅を広げるためにも介護福祉士の資格を取得することをおすすめします。

今回は、介護福祉士の勉強法から試験、取得後の就職や転職までをご紹介します。

介護福祉士になるには?

介護福祉士の資格については、皆さんも聞いたことがあると思います。

介護の仕事をしている人や、介護の仕事に就こうと考えている人は一番初めに取得しようと考える資格ですね。

では、介護福祉士になるためにはどうすればいいのかを説明したいと思います。

介護福祉士とは?

介護福祉士は老人介護施設や福祉施設などで、身体的や精神的に生活に支障がある方に対して生活支援や身体介護をします。

食事・入浴・排泄介助などの日常生活の支援を行います。

高齢者であれば、寝たきりの方や認知症がある方の生活を全般に介助を行います。

車椅子への移乗や、歩行の介助を行い、日常生活が安全に送れるように支援をします。

自力での生活が困難な方のために一人一人にあった介助法で行います。

介護福祉士に合格した勉強法 

これから介護の仕事に就きたいと思っている方や、資格はなく介護の仕事をされている方。

スキルアップや給与のアップのために、まず取得しようとする資格が「介護福祉士」だと思います。

介護福祉士の資格は国家資格です。

今回は、介護福祉士の資格取得を考える方に合格するための勉強法を対策をご紹介します。

勉強方①:参考書を読む!

まずは介護福祉士についてよく知る必要があります。

様々な参考書がありますが、大体のものが内容は同じです。

自分自身で読みやすいものを選んだ方がいいですね。

ここでは覚えるというよりは、介護福祉士の試験を受験するにあたって、どんな内容が出るのかを知ると行った感じでいいです。

まずは試験に必要な知識を知るといった感じですね。

勉強方②:とにかく過去問を解く!

介護福祉士の試験には様々な科目があります。

一つ一つを勉強しようと考えると仕事をしながらでは1年で取得しようとすることが難しくなってしまいます。

過去問は過去に出た問題の頻度なども記載してあるので、重要ポイントがわかりやすくなっています。

ですから、問題を解きながら覚えることができます。

科目によっては日常的に使用している用語や、介助方法からわかることが多いのでスムーズに解くことができる科目もあります。

そして、過去問を解きながら自分がどの科目が不得意なのかを再度勉強した方が効率が良いでしょう。

勉強方③:苦手分野の克服!!

一番、大変さを感じるのが介護保険制度などの法律や制度についてだと思います。

日々の業務の中ではあまり関わりを持たない分野であると思います。

苦手分野を徹底的に参考書と過去問を使用して学習します。

これは繰り返し行うことで、知識として身についてきます。

勉強方④:実技試験のための対策!!

実技試験では細かなチェック項目があります。

まずは介護士の質を見るための試験だと考えてください。

基本動作はもちろん、何よりも重要視される項目があります。

それはインフォームドコンセントです。

必ず何をするにも利用者の同意を得ているかどうか、利用者とのコミュニケーションは図れているのかどうかなどです。

日々の業務でも行っていることですが、実務経験が長くなってくると、流れ的に介助をしてしまいがちです。

ですがそれが最もダメなことなのです。

利用者への説明をしたか、同意を得てから、利用者が納得してから行動に移しているかその流れを忘れてはいけません。

これを忘れてしまうとどんなに基本介護動作がしっかりしていても、実技試験の合格はできません。

そのために、日頃から利用者への説明や同意をしっかり得ることを身につけてくださいね。

試験時の秘策!注意点!

介護福祉士の試験はマークシートです。

空欄はないように全て埋めましょう。

ここで最も注意しなくてはならないのが、過去問は最新のものを使用しましょう。

介護保険制度は改定があります。

それによって制度が変わっています。

よく友人から参考書を借りたり、もらったりしてもいいですが、改定していることを知らずに覚えてしまっては不正解となってしまいます。

ですから、改定になった部分は特に注意が必要です。

試験の内容は?

試験内容は筆記試験と実技試験になります。

筆記試験に合格してから実技試験となります。

最近の傾向としては筆記試験に合格しても実技試験で不合格になることがあるそうです。

昔は、筆記試験に合格すると実技試験で落ちるといったことは比較的少ないとのことでしたが、介護福祉士の質の向上のために実技試験も重要視する傾向にありますね。

介護福祉士の合格率は?

介護福祉士の合格基準は総合得点が125点に対し、得点75点以上。

11科目の中で全てで最低1問は正解することが条件となっています。

毎年の総合得点の60%程度を基準にその年の問題の難易度によって補正されるので、毎年合格基準が変わってきますので、80点以上を目指していくと確実でしょう。

合格率とすれば50%〜65%となっています。

決して高いとも言えませんね。

一発合格するための術は?

試験は1年に1度しかありません。

一発で合格したいですよね。

そのためには、やはり少しずつでも学習していくことが重要です。

そして今は「実務経験3年以上」と「実務者研修の受講が必須」となっています。

仕事をしながらでは、自宅での学習は難しいと思います。

ですから、講習できちんと学ぶのが一番の近道になるでしょう。

これまでの実務の中でも、医療に関しては看護師だからといってあまり関心を示していなかったことでも積極的に知識として取り入れるようにするなど、業務中も試験を意識した姿勢が必要です。

介護福祉士の就職先の選び方体験談!

ここからは私自身が介護福祉士として特養で勤務した体験についてお話しをしたいと思います。

私自身は介護の専門学校へは行かずに、20歳の時に施設へ就職をして実務経験3年を経て介護福祉士を取得しました。

どのような基準で選んだ?

まずは、私自身が全くの介護経験もない状態での就職でした。

法人運営ということもあり、先週制度や福利厚生もしっかりしていること。

そして介護福祉士取得のための知識と技術を基本からしっかりと学べることを基準としました。

何よりも給与や賞与に面で待遇がいいということがポイントとなりましたね。

特養施設は、有料などと比べて、夜勤などでもスタッフが多いので経験がなくてもゆっくりと学ぶことができる体制があります。

働いてみて実際どうだった?

初めの頃は確かに覚える覚えることがたくさんでした。

利用者の名前や、身体的な特徴、介助の仕方や、業務内容。

全てを覚えることに追われていました。

しかし、特養では経験できることや、学ぶことが多く、今の私のほとんどの知識やスキルは特養で培われています。

利用者の人数が多いことで、多様な認知症や身体状況の方への対応ができ、医療的な知識も自然と身についてきます。

施設外への研修や資格の取得など様々な面で勉強をさせていただき、とてもやりがいのある仕事でした。

職場探しで妥協したポイントは?

妥協という面では、人それぞれによって違いはあるとは思います。

給与面での譲れない部分や、休日など。

その時の状況で変化はしてきますね。

子供がいる方であれば、休みなどの面で介護の仕事は、日曜や祝日は関係ないですので妥協のポイントになるかもしれませんね。

私自身も、休みの部分では妥協しました。

就職先を決めるときに一番大切なことって?

まずは、介護施設の実績をしっかりと知ることです。

今は特に介護施設が増えています。

その中でもやはりお金儲けのみで施設を運営している民間企業も少なくありません。

ですから、介護の本質とずれている部分があれば、あなたの目指している介護はできないかもしれません。

実際、介護現場は忙しいです。

利用者にどれだけ安心して生活をしてもらえるかを考えたいのに、お金儲けばかりに走ってしまっている施設ではいい介護は提供できません。

現実それが今の介護現場の現状です。

高齢者虐待などもその大きな原因です。

利用者のための職員研修がきちんとなされていないのでこのような悲しい現実が起こってしまうのです。

ですから、施設が面向きの方針ではなく、社会福祉をしてどのような取り組みをしているのか、どのようなことに重点を置いているのかを知ることが必要だと思います。

介護福祉士になってよかったエピソード3つ

資格があることで自信が持てる!

資格がないときは、どこか自分に自信がなかったのです。

学校も卒業していないし、専門的な知識もないままに仕事をしていました。

施設のなかだけのことしか知らないので、これで本当にいいのかな?とどこか不安があったのですが、きちんと勉強をして資格を取ったことでこれまで自分が学んできたことが間違っていなかったのだと思えることができました。

私たち介護する側が、不安を持っていると家族はより不安に思ってしまいます。

そうすることで、築くことの出る信頼関係も築くことができなくなってしまいます。

家族とのコミュニケーションでも自信を持って伝えることができると家族との距離は近くなって、「担当してくれてありがとう」という暖かい言葉をいただけました。

さらなる挑戦ができる!

スタッフとして勤務していましたが、介護福祉士になって経験を重ねることで相談員などの仕事もできます。

相談員はこれまでの業務とは違い入居の相談や受け入れなども行います。

そうすることで、在宅でのリアルな介護現場の状況を理解することができます。

これは介護をしている人にとって重要な情報です。

施設の中だけで働いていては見えない高齢者の現状を見ることができます。

この経験を通して、これからの介護の現場について深く考えることがきました。

それは介護福祉士としての新たなステップアップになりました。

何よりも高齢者からの感謝の言葉がうれしい

毎日の介護業務は決して楽なものではありません。

でも介護福祉士として働いていて一番嬉しいのが高齢者からの言葉です。

私の顔見ると「今日来てくれてよかった」と笑顔で言ってくれるのです。

そんなときはどんな疲れも吹き飛んでしまいます。

施設では認知症の方がほとんどです。

認知症だからと言っても何もわからないわけではありません。

名前は覚えていなくても、顔は覚えてくれます。

いつも一緒にいると自分の子どもや孫のように、話しかけてくれます。

優しい言葉をかけてくれます。

そんなときはこの仕事をしていてよかったと一番感じるときですね。

まとめ

今は介護福祉士になりたいと思う人が減少しています。

慢性的な介護現場の人手不足が深刻な問題です。

この記事を読んでくださっている方は、介護福祉士を目指している方だと思います。

今後、介護福祉士は貴重な存在になってくることでしょう。

若い世代がまず福祉の専門学校への進学をしないため、新たに介護福祉士が増えることはなくなってしまってしまっています。

仕事をしながらの試験は確かに大変でした。

仕事で疲れてしまっているのに勉強となるとなかなか進まないのもです。

しかし、いつもの現場でしっかりとやっていることを発揮できれば、試験合格は夢ではありません。

毎日の業務をただこなすだけではなく、この業務を行っている意味や、利用者とのコミュニケーションの意味、様々なことを考えながら、疑問に思ったら質問をしたり、調べるなどしていれば必然的に知識は身についてきます。

これまでの自分の経験や周りに教わったことを忘れずに自信を持って試験に挑んでください。

介護福祉士になることでさらなる一歩が踏み出すことができると思います。

これまでは考えもしなかったことを考えたり、さらにスキルアップを目指してケアマネを取得したいと考えるようになるかもしれません。

介護福祉士を目指している皆さんが合格できるように祈っています。

私の経験が少しでも皆さんのお役に立てるとうれしいです。


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