大学生に人気のバイトに塾講師のバイトがあります。

家庭教師と違い、多くの生徒と触れ合う機会が多いため、子供が好きな方や教職を目指している人にオススメのバイトです。

また多くの学生が飲食店でバイトをする中で、飲食店のバイトよりも100〜500円ほど高い時給で雇用されるので、コストパフォーマンスがよく割の良いバイトとして家庭教師のバイトと並び、大学生に大人気です。

そんな人気の塾講師のバイトですが、通常の飲食店と違い辞める時に気をつけなければいけない点がいくつかあります。

円満退社をするためにも、どのような辞め方がベターなのかご紹介していきます。

塾講師の辞め方の3個の注意点

円満退社をするためにも、辞める時に気をつけるポイントをご紹介していきます。

繁忙期を避ける

生徒の学生が長期休暇に入る間、塾はかなり忙しいです。

春期講習・夏期講習・冬季講習が主な繁忙期です。

通常は夜だけの業務がま丸1日いろんな学年やクラスを受け持つことになります。

また、その時期に備えて売り上げを上げるために、塾は間口を広めにして新規生徒の募集にかかります。

そうすると生徒数が多くなると受け持つクラスでの負担もその分大きくなるわけです。

また受験シーズンに辞めてしまうのも避けましょう。

教育方針やカリキュラムが変わってしまうことは受験を控えたとってはストレスになる上、何より生徒のモチベーション下がってしまう恐れがあります。

生徒や親さんが納得できるタイミング

塾講師のアルバイトはお金を頂いている以上、生徒の成績アップに対して義務を追う必要があります。

生徒の親もそれを望んで月謝を払っているわけなので、生徒とその先にいる親のことまでしっかり考えて退職をしましょう。

生徒の親が働いたお金が自分の給料に直結していると考えれば、そのくらいは気を遣いましょう。

業務の引き継ぎ

アルバイトとはいえ、指導方針などがある程度、裁量を任せれているのが塾講師のバイトの良い点でもありますが、辞める時には足枷になってしまう場合もあります。

個別指導にしても手段指導にしても、ある程度何度も授業をしていると生徒にあった指導方法や授業の雰囲気作りなどが自然に見えてくるものです。

純粋に勉強を教えることだけが講師の仕事ではなく、生徒が勉強しやすい環境を整えてあげるのも講師の仕事です。

後任の講師が自分よりだらしない人であったり、反対にスパルタ過ぎると今まで慣れ親しんだ環境の中で勉強してきた生徒にとってはストレスになったり、怠惰になってしまったりします。

自分がどのように指導を行なっていたのか、指導に当たって気をつける点などをしっかりと後任の講師に引き継ぎをしておくべきです。

また中高生は思春期真っ只中です。

それぞれの生徒の性格や特色などもしっかり伝えてあげると後任の講師も授業がしやすいと思います。

塾講師バイトを辞める理由とは?

大変割の良い塾講師のバイトですが、辞めるに当たってどんな理由があるのでしょうか。

学業を優先する場合

基本的に塾講師のバイトをしているのは大学生です。

飲食店と違い、生徒がくる曜日や時間が固定されているため、出勤シフトを自由に組めません。

従って、4年生になるとアルバイトよりも就職活動を優先する必要があったり、理系の学生であれば研究室に配属されると文系の学生では考えられないほど忙しい日々を送ることもあるので、辞めなければならないこともあります。

この理由で本当に辞めてしまう前にできることは?

卒業と同時に辞めてしまうのは避けられないことですが、就職活動や学業で忙しくて辞める必要性が出てきたときは、ダメ元で出勤日を変更してもらうよう頼んでみましょう。

他の講師との予定が合えば、担当する学年やクラスを変えてもらえるかもしれません。

タイミングとしては新学期が始まる前の3月くらいに話をすると引き受けてもらいやすいかもしれません。

大学卒業と就職

大学を卒業すると共に就職するのがほとんどの人が通る道なので、アルバイトを辞める必要性が出てきます。

この理由で本当に辞めてしまう前にできることは?

これはもう仕方のないことですので、できる限りのことをしっかりやって気持ちよく辞めましょう。

卒業旅行の計画や、卒業前から短期留学や実家に帰省するなど、様々な卒業前の都合もあるでしょう。

その辺りの予定を含めて早い段階で運営側への相談をしておくことをお薦めします。

給料

時給が高くて割の良いアルバイトですが、苦学生にとっては案外ベストなバイトではありません。

基本的に塾に来る層で一番多い中学生は、晩御飯を食べて19:00くらいから授業がスタートしますが、22:00くらいで授業が終了します。

親が塾の送り迎えをするケースも多いですが、自転車や徒歩などで通う生徒は夜遅くに徘徊すると補導対象に当たります。

つまり1日で働ける時間が少ないということです。

時給¥1,200だったとしても3時間勤務で¥3,600の稼ぎというところです。

仮に居酒屋でアルバイトをしていたとして、時給¥900で5時間働いたとすれば¥4,500で、労働時間を苦と思わなければ日給は塾のアルバイトよりも良いわけです。

この理由で本当に辞めてしまう前にできることは?

時給のアップをお願いしてみましょう。

もちろん、自分が見ている生徒の成績アップが結果として現れていればというのが前提ではあります。

また、中学生を教えるよりも高度な知識が必要ですが、高校生を指導するというのも視野にいれて見ましょう。

中学生を教えるよりも時給が良いケースがほとんどです。

シフトを土日に集中させて1日中バイトをするというのも日給をあげる一つの方法です。

そうすれば、平日は掛け持ちで他のバイトをすることもできます。

生徒の成績が上がらない

これは筆者自身の経験ですが、それだけ教えても生徒の成績が上がらず、生徒とその親に罪悪感を感じてしまうことがあります。

この理由で本当に辞めてしまう前にできることは?

勉強というものは結局のところ本人のやる気次第だと思います。

純粋に勉強を教えるのではなく、時には生徒の他愛もない話をしたり、悩み事を聞いたり、勉強そのものではなく勉強の仕方を教えてあげたり、生徒の学習意欲をあげることに務めましょう。

指導方法の合致だけではなく、生徒とのコミュニケーションは非常に大切です。

思春期にいる生徒は先生との信頼関係ができていないと、先生に反発するかのごとく、その教科が嫌いになってしまったりして学習意欲がなくなってしまいます。

筆者も生徒から学校の先生の悪口を山ほど聞かされました。

知識不足を感じる

中学生を指導していると、自分が忘れてしまったことなども出て来るのが正直なところです。

また国の教育方針が変わり、ゆとり教育を受けてきた筆者にとっては、今の子供たちの方が難しい内容を学んでいたりして、時には自分が学ばなかったことさえ教えなければなりません。

そんな時、このまま自分が教えて良いものだろうかと悩んだこともありました。

この理由で本当に辞めてしまう前にできることは?

自分の知識が足りなことは恥ずかしいことですが、素直に受け入れて勉強しましょう。

授業の前に予習をして、どんなことをポイントに教えるか考えてから授業に臨めば大丈夫です。

案外、勉強し直してみると教養がつきますし、自分の大学の勉強の基礎に活きて来たりして一石二鳥です。

また生徒から聞かれたことに対して、分からなかった場合は素直に「わからない」と認め、解説書があれば解説書をみるのも良いですし、反対に「先生も次回までの宿題にして良いかな?」と茶目っ気を効かせるのも一つの方法です。

自分に合った塾講師バイトの見つけ方

勤務日

先ほどご紹介した通り、接客業と違いある程度出勤する曜日や時間が決まっています。

大学での自分の時間割とうまく折り合いをつけれそうな塾で働くのが良いでしょう。

また大学の授業は教授の都合などで休校になった際に、他の1〜4限の授業と干渉しないよう、特例で5限に振替の授業が入ったりします。

大学から塾までの移動時間が30分くらいかかってしまうとアウトです。

その際に、代わりに他の講師を充ててもらうなどして、学業が優先できるかどうかというのも面接などで聞いておいたほうが良いかと思います。

自分が教えたい教科に特化できるか

例えば、理科が嫌いで苦手なのに教えなければいけないと言われたらモチベーションが上がりませんよね?

予習などもしないといけませんし。

人に教えるということは想像をしているより難しいです。

小・中学生はピュアな分、独特な目線で質問をしてきますから、それに答えようと思うと、学校で得た知識がさらにブラッシュアップされている必要があります。

自分が得意でこれなら自信を持って教えられるという教科を優先的に担当させてもらえる環境の方がアルバイトをしてても楽しいです。

個別指導か集団授業か

塾と聞くと、集団授業のイメージですが、最近では個別指導の塾も増えてきています。

ほぼ生徒は自習状態で勉強してわからない点を講師が教えるというスタイルです。

筆者は両方経験し、どちらも良し悪しがありますが、自分のスタイルにあった方を選べるとやりやすいですね。

個人的には集団授業をすることをお勧めします。

集団の授業をしながらも自習している生徒の質問に個別で答えるなど集団も個別もどちらも経験できるからです。

募集する生徒のレベルに制限があるか

塾の中には良い高校や大学への進学実績を作って集客につなげるため、あまりにも勉強ができない子はお断りをするというところがあります。

非情なことであるように感じますが、頭の良い集団に頭が悪い子が入っても落ちこぼれのラベルを貼られて勉強する意欲を失ってしまうため、ある種合理的なシステムとも言える部分もあります。

また講師の目線から見ても、生徒のレベルにばらつきがあると個別指導なら問題はないものの、集団授業だと授業の組み立てが非常に難しくなってしまいます。

純粋に子供が好きでやりがいを感じたいということであれば、生徒の募集が広い間口の塾に行って、成績を急激に上げられるように努めるのも良いと思いますし、純粋に仕事と割り切って楽にお金を稼ぎたいということであれば、ある程度のレベルに達している生徒の割合が多い塾でバイトをするのが良いでしょう。

迷惑がかからない辞めるタイミングとは?

9月初旬〜中旬

9月という具体的な数字を出しましたが、これはなぜでしょうか。

一つは、大学の後期が始まって授業と勤務日が合わないという理由で辞めやすいという点です。

もう一つは、小学生から高校生までこの時期は運動会や文化祭など学校行事に意識が向いている時期だからです。

練習などで塾に来ても疲れてウトウトしてしまったり、学校行事にばかり気が行っていて学習のモチベーションが低くなって来るので、生徒への迷惑を最小限に抑えることができます。

先述した通り、生徒の長期休暇の最終やその直前や、受験シーズンは、塾側の人員配置の問題と生徒のモチベーションの観点から避けましょう。

受験が終わった直後

小学6年生、中高3年生の受験が恐らく3月の中旬ごろに終わるはずです。

それが終わると塾は春期講習のために準備をしていくわけですが、生徒の受験が終わった後〜春期講習が始まる前なら辞めるのはありかなと思います。

もちろん急に辞めるのではなく、必ず事前に運営側と相談をしてから辞めましょう。

この時期に関しても、自身の学業も新年度を迎えるので辞める理由は何であれ、「来年は忙しくなりそうで」という理由が通用しやすいと思います。

まとめ

塾のバイトを辞める時の注意点についてご紹介しましたが、皆さんいかがでしたでしょうか。

筆者の話になってはしまいますが、実は大学生の頃、塾のバイトをしていたことがあります。

大学を中退し、海外留学をするという理由で辞めたのですが、特段、大学進学を目指している高校生に大学を中退したという話はネガティブだと感じ、そのことには触れずに最後の授業の際にお別れを告げました。

私が担当していたのは下は中学1年生、上は高校3年生と、年は3〜8歳程度しか離れていない生徒でしたが、我が子のように可愛かったので突然姿を消してしまったことを後悔しています。

辞めた時期は確か冬季講習に入る前くらいだった気がします。

もちろん事前に運営側には相談をしていたので、極力迷惑をかけることなく辞めたつもりではいました。

皆さんも筆者のようにならないためにも、上手く辞める方法を見つけてください。


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