筆者である私は塾講師をアルバイトとして3年勤めてきましたが、その経験から塾講師のアルバイトはどのような人におすすめできるかを紹介します。

塾講師の仕事

塾講師の仕事は生徒に勉強を教えることであり、生徒が抱える目標に向かって前進できるようサポートすることでもあります。

アルバイトの大まかな仕事内容

アルバイトの主な仕事内容は、授業をすることややテストの採点や添削をすることもそうですが、塾講師には授業以外にも行うべき業務があります。

また、これからアルバイトとして塾講師を志望する人にとっては、社員の業務と違ってどこまでの業務をこなせられれば良いかを知っておく必要があります。

塾講師のアルバイトに向いている人の特徴

では、塾講師に向いている人の特徴を知っておきましょう。

特徴1:教えることに熱意がある人

塾講師として働くには、勉強を教える熱意がとても必要だと思います。

その熱意は生徒にも伝わりやすく、その日の授業が成立するかどうかだけでなく、今後の授業運営にも影響が出る場合があります。

私のアルバイト経験では、授業に対する準備不足や扱う内容が苦手分野などの時に、塾講師の授業に対する姿勢が不十分な様子や熱意の無さが生徒に伝わってしまいます。

熱意のなさなどが生徒に伝わると、授業中に関わらず居眠りをしたりお喋りをしたりして授業が成り立たたなくなります。

特徴2:面倒見の良い人

塾講師は授業を行うのがメインの仕事ですが、授業だけでは内容が理解できない子供が出てきます。

また、授業でのつまずきを積極的に質問に来る生徒だけとは限りません。

分からないことがあってもなかなか言い出せずにいる大人しい生徒の場合、講師が気を配って質問しやすい空気作りや環境を整えることが大切になります。

このように子供のフォローを進んでできる面倒見の良い人が塾講師アルバイトに向いていると思います。

特徴3:我慢強い人

何度教えても同じ箇所でつまずいたり説明を上手く理解できなかったりする生徒が、担当するクラス内から出てくる可能性があります。

言葉を噛み砕いて分かりやすく伝えたり、言葉だけでなく板書を見やすくまとめたりするなど、生徒の理解度に合わせた我慢強い対応が求められます。

また、上記とは別に落ち着きがなかったり宿題をしてこなかったりなど、授業内容とは異なる点で注意が必要になる生徒もいます。

この場合は、生徒の授業に臨む姿勢や態度の問題にもなるので、授業にきちんと臨んでもらえるよう我慢強く矯正していかなければなりません。

特徴4:誠実で正直な人

いつの時代もそうですが、子供には誠実で正直な人を見抜く力も持っています。

塾講師が生徒のことを考えずに一方的に授業を行ったり矛盾の生じるような行動を取ると、生徒は講師に不信感を抱いて信頼関係を築くことが難しくなります。

生徒に嫌われたり不安な気持ちを持たれたりしないように表面上だけで生徒に合わせるのではなく、普段から誠実で正直な人が向いています。

特徴5:子供の目線に立って考えられる人

 

生徒に一つでも多く授業内容を理解させて成績アップに繋げることが、塾の役割の一つになります。

そのためには、常に子供の目線に立って「つまずきやすいポイントはどこか」「どうすれば理解しやすく伝えられるか」を考えることが必要です。

これは授業準備の段階からきちんと授業方法や対策を練って、分かりやすく説明できるようにしておくことです。

特徴6:保護者との信頼関係を築ける人

生徒だけでなく、保護者との関係も大切になります。

例えば、保護者が月謝を支払うことで生徒は通塾でき、また生徒の様子を保護者に定期的に伝えることで、少しずつ信頼関係を築いていくことになります。

ただ、この信頼関係を築いていくためには、塾講師が生徒だけでなく保護者にも積極的にコミュニケーションを働きかけることも重要です。

塾講師のアルバイトに向いていない人のタイプ

塾講師に向いている人の特徴を紹介しましたが、一方で塾講師に向かない人もいます。

私が塾講師に向かないと考えるタイプを紹介します。

特徴1:責任感がない人

仕事に対して責任感を持って臨むことは、塾講師だけに限らずどの分野の職種にも当てはまることだと思います。

業務中にトラブルを起こした時に、当事者として責任を持って解決しようとする姿勢や気持ちが大切になります。

けれども、起こしてしまったトラブルを他人のせいにしたり、解決しようとする努力をしなかったりすると、生徒だけでなく同じ塾講師との関係も悪くなってしまいます。

生徒に真摯に向き合えなかったり、常に責任感を持って業務に当たれなかったりする人は塾講師には向いていません。

タイプ2:気が弱い人

授業中にクラスが騒然となったり授業に必要なものを忘れてきたりなど、授業に臨む姿勢として集中できていない状態になる時も出てきます。

このような状態になる理由は様々ありますが、気が弱く注意や指導をためらうようだと、授業に集中させるだけでなく、生徒をまとめる力量が不足していると見られます。

生徒に注意や指導すべきタイミングできちんと声掛けなどの対応を行うことが求められます。

また対応を求められるのは生徒に対してだけでなく、保護者も同様です。

稀なケースではありますが、私が勤めていた塾では、不条理なクレームを保護者から付けられた講師がいました。

起こった問題が不条理であったとしても、気が弱く毅然とした態度に出られずに初期対応を間違ってしまうと、問題が大きくなる可能性もあります。

特徴3:声が小さい人

声が小さいと自信がないように見られがちですし、生徒にとっては授業で大切な部分を聞き取りづらくストレスになります。

アルバイトと正社員の違い

ここまでは塾講師のアルバイトに不向きな人のタイプを紹介しました。

講師のアルバイトに向き不向きの人分析の次は、アルバイトと正社員で塾講師としてどのような違いがあるかを紹介します。

仕事の量や責任の度合

今、私がアルバイトで勤めている塾では正社員は少なく、その立場も経営側なので、仕事の量と責任の度合いは明らかに違います。

それは私が勤めている塾だけではなく、一般的に正社員の仕事の量や責任の度合いは変わると考えて良いでしょう。

経営側になると、通塾してくる生徒の管理や運営、新規塾生の募集など、授業以外に塾の経営に関しても気を配ることになってきます。

仕事内容

「授業」にこだわったのには理由があります。

正社員には授業以外にしなければならない仕事があるからです。

正社員の仕事も塾によって多少の違いはありますが、

  • ①講師として授業をする
  • ②進路相談など生徒のフォローをする
  • ③塾の運営管理をする

の3点が挙げられます。

①はアルバイトが行うことがほとんどになり、正社員は②や③を業務として臨む塾がほとんどのようです。

それぞれ求められるスキル

では上記の三点の仕事内容別にそれぞれに求められるスキルを見てみましょう。

①講師として授業をする

正社員・アルバイトとも「人にものを教える」というスキルが必要です。

特に正社員は新人アルバイト講師のお手本をなるようなスキルが必要であり、模擬授業等でアルバイト講師に示す場合もあります。

けれども、アルバイト講師であっても、生徒からは一人の塾講師として見られることを常に自覚しなければなりません。

②進路相談など生徒のフォローをする

アルバイト講師が進路相談や三者面談に対応する塾もあるようですが、基本的には正社員の講師が担当します。

志望校の決定や受験に向けてなど、将来を決める重要なポイントでもあるので、生徒や保護者の意図を汲み取りアドバイスするというスキルが必要です。

③塾の運営管理をする

塾の運営は様々ありますが、授業に関することでは、まず授業や担当講師のスケジュールを管理します。

授業以外になると、新規塾生の募集や電話応対もしますし、事務処理を伴う業務もあります。

大手塾になれば事務マニュアルがある場合もありますが、各業務に臨機応変に対応できる能力が必要だと思います。

まとめ

塾の講師はアルバイトでも正社員でも責任やすべき業務が多くある大変な仕事だと再認識できます。

一方で、授業を理解して笑顔を返してくれる子供達に出会うこともできる仕事です。

やりがいを持って、子供と共に目標に向かって頑張る塾講師に興味を持ってもらえると嬉しいです。



塾講師バイト求人についてもっと深堀りした情報を見る

塾講師バイトの時給はどのくらい?私の周りの相場や時給の決まり方を紹介します

この記事に興味を持ってくださったあなたは、恐らく塾講師のアルバイトを始めようかと迷っている方ではないでしょうか。この記事には、塾講師のアルバイトを始めようと考えている方に役立つ情報が沢山あると思います。是非最後まで読んでみてください。今回は誰もが知りたい塾講師のバイトの時給についての内容の記事になっています。塾講師のバイトの給料の相場はどのくらい?塾講師の給与の相場は?基本的に塾講師の時給は、他のアルバイトに比べて高く設定されています。特殊なスキルは必要ありませんが、ある程度の学力が必要になるからです。このことから、学力が低い方には務まらない仕事になっています。塾講師の仕事は誰にでもできる仕事

大阪塾講師バイト求人の募集内容や時給の相場は?おすすめの塾会社や向き不向きややりがいなどを解説!

塾講師の仕事に興味がある人、是非やってみたいと思う人に少しでもプラスになる情報を提供したいと思います。今回は大阪の塾講師のバイト求人について分かりやすく簡単に説明します。この記事を読んで、少しでも学習塾の仕事のイメージが明確になれば幸いです。大阪の塾講師求人の仕事塾講師のメインとなる業務は、塾に来た子供に勉強を教えて、問題を解けるようにフォローをすることです。塾の指導形態に多少の違いはありますが、基本的に塾講師の仕事が大きく異なることはありません。ここで言う塾の指導形態とは、集団指導、個別指導、グループ指導などを指します。大阪塾講師バイト求人の大まかな仕事内容基本的な仕事は主要五教科(英語・数


塾講師バイト求人に関するコラム

塾講師のバイト面接で聞かれる4個のことと受け答えのコツ、服装などの注意点とは!?

塾講師のアルバイトは時給も高く、大学生からはかなり人気のバイトになっています。では、実際に塾講師のアルバイトはどんな仕事なのか、詳細をご存知でしょうか?アルバイトの面接はどんなことを訊かれるのか、また採用に必要な学力テストはあるのか、また、塾講師のアルバイトの求人情報で確認しておかなければならないことや知っておくべきことなどを実際の経験に基づいて書いてみました。今から塾講師のアルバイトを始めてみたいと思っている人は、ぜひ一度読んでみてください。塾講師バイトの仕事内容塾講師アルバイトの仕事内容は、個別指導と集団指導で異なる部分がありますが、仕事内容としては大きく3つが挙げられます。教える内容の予

塾講師バイトのやりがいとは?経験者の私が感じる4個のやりがいを感じる瞬間を紹介します

ある学習塾の調査データによると、学習塾は全国に49,000校あり、これは全国の小中学校の校数よりも多いそうです。また、中学校3年生の通塾割合は6割を超えるということで、半分以上の人が通っているのが塾です。学校は、一斉授業がほとんどで個々へのレベル別対応はなかなかしてもらえないのが現状ですので、塾で学校の授業を補填するという人も少なくありません。「学童保育型」の塾では、学習だけでなく、遊びをプログラムに入れていることや、英会話、サイエンス、読書など特徴を打ち出した塾も増えてきています。また、大学生のアルバイト先として人気がある職種に、塾講師があります。将来、教員を目指す人が塾で「先生」を経験した

塾講師バイト辞め方の3個の注意点。辞める理由の整理、自分にあった塾講師バイトの見つけ方、迷惑がかからない辞めるタイミングなど

大学生に人気のアルバイトの一つに、塾講師があります。家庭教師と違い、多くの生徒と触れ合う機会が多いため、子供が好きな方や教職を目指している方におすすめのアルバイトです。また多くの学生が飲食店でアルバイトをする中で、100円〜500円ほど高い時給で雇用されるので、コストパフォーマンスが良いアルバイトとして家庭教師と並び大学生に人気です。そんな人気のアルバイトの一つである塾講師ですが、塾講師以外のアルバイトと違い、辞める時に気をつけなければいけない点がいくつかあります。円満退社をするためにも、どのような辞め方が良いのか紹介していきます。塾講師の辞め方の3個の注意点円満退社をするためにも、辞める時に

塾講師バイトを辞める時の理由とその伝え方は?経験者が当時のやり方、反省、こうすれば良かったを解説

家庭教師や進学塾講師などの「教育関連サービス」のアルバイトは、他職種に比べて高単価(高時給)でありシフトの融通も利きやすい、といった理由から人気があります。今回はその中でも塾講師のアルバイトに絞って、仕事の特徴を紹介していきます。とは言え、今回のテーマはこの仕事を「辞めたい」と思ったときにどのようにすれば良いのか、というものです。そのため、現在すでに塾講師としてアルバイトの仕事をしていて、もう辞めようかなと感じている方に特に有益な情報を提供していきます。メリットが多くありとても魅力的な職場なので、「辞めない」という選択もおすすめですが、まずは以下の内容を確認して、実際に辞める場合にはどのような

塾講師バイトの給料はどのくらい?私の周りの相場や給料の決まり方を紹介します

大学生に人気のアルバイトである塾講師。家庭教師のアルバイトと肩を並べる高待遇バイトとして、コストパフォーマンスが良いことで人気のアルバイトの一つです。多くの大学生が飲食店などでアルバイトをする中で、塾講師のアルバイトをするメリットはやりがいと給料の高さだと思います。今回は塾講師のアルバイトの給料についてご紹介します。塾講師バイトの給料の相場はどのくらい?塾講師アルバイトの給与事情について見てみましょう。相場を知っておくことで、求人の選別をしやすくなります。給与の相場は?塾講師のアルバイトの時給は約1,200円程度が相場です。飲食店の時給相場は900円程なので、金額面で比べるとかなり待遇が良いこ