アルバイトを探そうと考えた時、すぐに思いつくのが飲食店やコンビニなどの接客業、次に浮かぶのが塾講師や家庭教師などの教育関係ではないでしょうか。

接客業も塾講師などの教育関係もどちらも人を相手にするアルバイトです。

特に塾講師は塾生、塾生の親、塾で働く人々と年齢も立場も違う様々な人と係わっています。

また、塾という業界の特殊事情があるので、アルバイトを探すにあたってはそのような事情も押さえておきましょう。

塾講師のアルバイトをお探しの方へ

「塾講師のアルバイトを希望しているけれど、初めてなので不安だ。」だとか「塾講師をしているけれど、今働いている塾は自分にはあわない。」と感じている方もいるかもしれません。

悩みや迷いは様々ですが、塾講師のアルバイトを探す時、役にたつ情報を集めてみました。

業務内容

塾講師の業務内容はどのようなものでしょう。

塾講師なので塾で授業をするのは当然なのですが、授業だけすれば良いと思っていませんか?もちろん授業をする事が一番大切ですが、それだけではありません。

チューター的な役割として、塾生の相談相手をしたり、保護者との面談をしなければならないこともあります。

また、事務的な仕事をするように指示されることもあるようです。

おおまかに言うと

  • 授業
  • チューター的役割
  • 事務業務

ということになります。

授業

3つあるとはいえ、やはり授業がメインです。

授業形式として、集団授業と個別授業があります。

次に授業の進め方ですが、塾の方針よって異なります。

きっちりした詳細なカリキュラムがあって、カリキュラムに沿って授業をしなければならない塾もあれば、詳細なカリキュラムから外れなければ、ある程度自由にして良い塾もあります。

カリキュラムやテキストはあるけれど、全て任せた的な塾もあります。

個別授業のほうが比較的自由に授業することができるようです。

学校の授業の予習・復習

カリキュラムがあるにしろ無いにしろ、もうひとつ気になるのは、塾生の学力レベルです。

塾生のレベルによって授業で教える内容が決まるからです。

具体的には、学校の授業の予習・復習をすることを目標にしている塾生が集まる塾もあれば、有名中学・高校・大学を目指し合格させることを目標にしている、いわゆる進学塾もあります。

当然進学塾は授業内容のレベルが高くなります、

テスト採点

塾通いしていた方ならご存じですが、塾では定期的に試験をします。

入試対策の模擬試験であったり、実力を確認する実力テストであったりと、内容はまちまちです。

そんな試験の解答を採点するという仕事もあります。

採点方法は、○×を判定するだけのもの・添削してコメントを記入するものがあります。

採点手段としてPCを使用することもあり、大手塾には、採点だけというアルバイトがあり、採点担当スタッフとして採用されます。

受験相談

塾生が利用したいと思うシステムに受験相談があります。

合格を目指す塾生に対する受験相談には大きく3課程あると言われています。

  • ①相談して自身の実力を知る。
  • ②自身の志望校を研究する。
  • ③自身のカリキュラムを作って勉強する。

この受験相談の全課程をアルバイトが担当する塾もあります。

ただアルバイトに担当させるには荷が重すぎるとして、①のカウンセリングのみを担当する場合や、②の志望校を一緒に考えたり、③で作成したカリキュラムを元に勉強できるようサポートをすることもあります。

進路指導

受験相談と同様に進路指導を実施している塾があります。

受験相談もそうですが、進路指導も責任重大なので、アルバイトは指導というより、サポート側にまわることが多いようです。

進路や勉強方法に関して、ご自身の経験を話したり、塾生が目指す学校に合格した友人の話をしたりすることでサポートします。

運営関係

塾によっては事務員を雇っていないこともあります、そんな場合は塾講師が事務的な仕事をする必要があります。

電話応対やコピーなどの事務的な仕事や塾生募集のチラシ配りなどを指示されることもあります。

とてもレアなケースですが、同じ塾で永くアルバイトをしていると、リーダー的存在になり、スケジュール調整を任されることもあるようです。

塾を選ぶときの種類

少子化と言われて久しいですが、塾は少子化に伴って減少するどころか、増えているのではないでしょうか。

特に受験シーズンになると、CMをよく目にします。

ここでは、沢山ある塾について考えてみます。

良いところ・悪いところという判断ではなく、ご自身の実力も含めて、ニーズに一番あっているところを選ぶことができるための参考にしてみてください。

受験対策の進学塾

受験対策の進学塾は受験する学校のレベルによりクラス分けされている場合が多いです。

受験という目的があるので、塾生も保護者も結果を求めます。

有名中学・高校受験対策塾では、どちらかというと塾講師を本職としている方が多いのではないでしょうか。

それでも、地元の公立高校の受験対策の塾の場合などはアルバイトの講師が担当しているようです。

テストや学校授業対策の学習塾・補習塾

受験対策の進学塾とは反対に圧倒的に、アルバイト講師が担当している塾が多いです。

また、塾生の学力にあわせ、理解しているかどうか確かめながら授業をすすめていく必要があります。

予備校

予備校も受験対策の進学塾と同様に、受験する大学のレベルによりクラス分けされています。

当然、合格という目的があるので、塾生も保護者も結果を求めます。

なので、塾講師を本職としている方が多いようです。

もちろんアルバイトの講師が担当していま場合もありますが、受験経験があり、合格した方が採用されるようです。

集団授業

複数名の塾生に対して講師がひとりで授業をするタイプです。

学校での授業をイメージしてください。

この授業は計画的にすすめることができるよう、事前準備が必要です。

塾によって授業の時間はまちまちですが、例えば45分のコマなら講義内容と時間配分を着実に準備しておかなければ失敗してしまいます。

加えて、複数名が同時に授業をうけるので、複数名の塾生の理解度に気を配る必要があります。

出来ない塾生にペースをあわせると事前準備どおり出来ないので、プロの塾講師にとってもなかなか難しいと言われています。

個別授業

個別授業は塾講師ひとりに対し、塾生が一人もしくは二人で行われるタイプです。

塾生ひとりひとりの理解度にあわせて進めていくことになり、その塾生が理解できるまで教えなければならないので、根気が必要になることもあります。

自習室利用

自習室を塾生のために確保、提供している塾があります。

学校や図書館の自習室は閉館時間が決まっていますが、塾の自習室なら遅い時間まで利用することができます。

その自習室の受付やサポートスタッフを塾講師が兼任する塾もあります。

求人の選び方

塾の種類がわかったので、何を基準にして求人を選ぶかを考えてみましょう。

塾のスタイルが性格と合うかどうか

塾のスタイがご自身の価値観と合うかどうかというのは、とても重要な要素です。

いくら給与面などの条件が良くても、塾生や保護者との関係が良好でも、塾のスタイルに共感が持てなければ、アルバイトとして仕事を続けることは難しいと思います。

では、スタイルはどのように確認すれば良いのでしょうか。

面接でいきなり聞くことなど出来ないので、HPなどの塾生募集の現状をみたりするのも良い方法です。

求人募集のなかにも、塾のスタイルが色濃く出る場合がありますので、注意してみてください。

自身の知識と学力が合うかどうか

ご自身の知識が、塾生が求めているものを上回るかどうかも気になる点です。

もちろん、採用する塾側にも選択権があるので、採用されたらベストを尽くすと言う気持ちで良いのではないでしょうか。

それでも、やっぱり自信が無いという場合、研修制度のしっかりしている塾を選んだり、チューターや自習室のサポートスタッフからスタートするという方法もあります。

チューター等の時給は講師と比較すると低くなりますが、塾での塾講師の仕事を身近に見たり聞いたりできるので、現状を知ることができます。

給与

やっぱり気になるのは給与です。

地域差もありますが、集団授業の塾講師の時給は1.500円から6.000円、個別授業の塾講師の時給は1.200円から3.000円くらいと言われています。

どちらも時給に大きな差があります。

この時給の違いは地域差以外に4つあるとされています。

①担当する学年

小学生 → 中学生 → 高校生の順に教える内容が難しくなるため差が生じます。

②教える内容のレベル

同じ小学生・中学生・高校生でも受験目的か学校の授業対策かで教える内容が異なります。

受験合格を目指す授業はそれだけ難しく、時給も高額になります。

③塾生の人数

人数が多くなればそれだけ授業の難易度は上がります。

④塾講師の経験

未経験と経験者を比較するとやはり経験者のほうが優遇されるようです。

また、講師自身が難関大学の受験経験があれば、時給があがる塾もあるという話を聞いたことがあります。

塾講師ではありませんが、チューターや自習室のサポートスタッフの時給は900円から1.200円ぐらいのようです。

交通費に関して、上限額が決まっている場合もあるので、募集内容はきっちりみてください。

勤務時間や残業について

1コマ90分というのが平均的な授業時間と言われています。

授業の開始時間よりも30分から一時間前に出勤して準備をしなければならない塾もあります。

同時に授業終了後、報告書を作成しなければならない塾もあるので、勤務時間は注意する必要があります。

注意する必要があるというのは、1コマ□□円のアルバイトの場合です。

1コマ以外の拘束時間の契約がなければ全てサービス勤務になるからです。

研修制度

カリキュラムが決まっていてそれに沿って授業をする場合でも、マニュアルがあれば安心ですよね。

マニュアルは塾講師だけのためではなく、塾にとっても授業のレベルを均一にするため必要なアイテムです。

同じことが、研修ついても言えます。

ただし、研修期間中は授業を担当しないので、ほとんどの塾で、時給が低くなります。

それでも、研修をうけることで安心して授業に取り組めるので不安なくアルバイト出来ると思います。

反対に研修制度が無い塾の場合はぶっつけ本番です。

どちらかというと個別授業に多いのではないでしょうか。

いきなり本番というのは塾生に申し訳ない気もしますが、きっちり教えて、塾生が理解してくれれば良いので、そう思って取り組んでみてはいかがでしょうか。

教える教科や業務内容

できれば得意な教科を教えたいですよね。

「一教科からOK」という塾もあります。

塾生対象の家庭教師

「塾生対象の家庭教師」をしているという現役大学生に取材をしました。

ご自身が通っていた塾の講師の仕事をしていたところ、塾から●●さんの家庭教師をしてくれないかとの打診があったそうです。

●●さんは取材した大学生と同じ大学を目指しているとのこと。

なんとしても現役で大学合格したいとのことです。塾の授業だけでは不安なので、塾に家庭教師の依頼をしたそうです。

塾からカリキュラムや演習問題を指定があり、塾生の自宅で教えているとのこと。

交通費を含めてアルバイト代金は塾から支給されているそうです。


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