編集の仕事は、企画を考え、本や雑誌、Webなどのコンテンツを作ることです。

企画を考え、それが通ったら、ライターやデザイナー、カメラマン、イラストレーターなどに仕事を発注し、予算と期限内に形にまとめ、印刷所に入稿します。

編集者になりたいけれど、大手出版社は採用人数も少なく競争率がとてつもなく高いので狭き門。

ですが、私の場合もそうでしたが、中小の出版社ではアルバイトで入社して経験を積めば、そのまま正社員になれる場合もあります。

私はこんなところで書籍編集のアルバイトをやりました

私はビジネス書やIT関連の書籍を多く扱う出版社で編集のアルバイトをしていました。

出版社で仕事をしたのはこの時が初めてだったので、書籍が作られる工程を間近に見ることができ、とても面白い経験でした。

書籍編集バイトの時給は?

書籍編集のアルバイトの時給は1000円から1300円くらいが相場です。

派遣の場合は1500円以上の案件も多いですが、経験者であることが要件になると思います。

書籍編集バイトでやりがいを感じたこと

まだ出版される前の、著者から納品されたばかりの原稿を読むことができるので、特別な感じを味わうことができました。

また、書籍が出来上がって書店に並んでいるのを見た時はとてもやりがいを感じます。

さらにその書籍がamazonで人気ランキングの上位に入ったり、良いレビューが書かれていたりすると、嬉しい気持ちになったのを覚えています。

書籍編集バイトをやってて良かったこと

本は著者や編集者が単独で作っているわけではなく、多くの人々が関わってきます。

仕事を通して必然的に、色々な業種の人と関わることができるので、それを通じて得たものが大きかったと思います。

著者やイラストレーターなどと直接知り合いになれる

本の原稿を書いてくれる著者や、挿絵を書いてくれるイレストレーターの方など、仕事で何度もやり取りをしているうちに打ち解けて、打ち合わせのあとで飲みに出かけたりしたこともありました。

編集チームと著者が良い関係になれば、本も良い出来になることが多かったです。

トレンドに敏感になれる

私の場合は、IT関係の書籍を作っていた時に、発売前の新しいスマートフォンを見られたり、リリース前のソフトウェアやアプリのデモ版を利用できたりといったことがありました。

他にも、企画を考えたり、取材をしたりしている編集者を手伝ううちに、時代のトレンドや最先端のものの情報が色々入るようになりました。

プレスの招待で公開前のイベントなどを見ることができる

ガイドブックやゲームの攻略本などを作っていると、それに関連するテーマパークやイベントなどで、一般の公開前のプレス向けリリースに招待されることがあります。

バイトの立場でも、正社員の編集者が忙しい時など、代わりに行ったり同行したりすることもありました。

書籍編集バイトで身についたこんなスキル

次に、書籍編集のバイトで身についたと思うスキルを挙げて見たいと思います。

コミュニケーション力

編集者の企画した書籍が世に出るまでには、様々な人の協力があります。

著者はもちろん、本のレイアウトをするデザイナー、表紙の装丁をする人、文章の校正をする人、印刷会社の人など様々で、一緒に仕事をしやすい人もいればそうでない人もいます。

調整が難航しても、スケジュールは守らなければならないので、うまく交渉するコミュニケーション力が磨かれたと思います。

原稿の校正の仕方

大きな出版社では、校正は専門の社員がやるか外注しますが、小規模な出版社ではアルバイト編集員やアシスタントが、目を皿のようにして誤字脱字を探していることもしばしばです。

慣れないうちは見落としも多く、校正記号の書き方も全く知りませんでしたので、役に立てずに悔しい思いをしましたが、その経験は後々まで役に立つものとなりました。

DTPと印刷の知識

DTPとはパソコンのソフトで書籍をレイアウトし、印刷所に入稿するデータを作る作業のことです。

DTPはデザイン会社などに外注する出版社が多いですが、私が働いていた会社では、かなりの割合で社内でDTPまで行っていました。

これは大変な作業ですが、専門のソフトウェアの使い方を習得し、手に職をつけることができました。

書籍編集バイトをやっている中で嬉しかった瞬間

アルバイトは一般的には仕事の範囲が限られていますが、中小規模の出版社は忙しく、常に人手が足りないので、かなり幅広く仕事を任せてもらうことができました。

そのため、社員の人たちと同様に成果を喜ぶことができる機会も多かったと思います。

作成に関わった書籍が書店に並んでいるのを見た時

原稿の校正作業やDTPなど、時間をかけて作業した書籍が書店で平積みにされているのを見ると、達成感を感じることができます。

クレジットに名前が載ったとき

書籍の奥付に、制作に関わった人の名前が入ることがありますが、そこに初めて名前を載せてもらった時は嬉しかったのを覚えています。

著者に感謝してもらえた時

書籍が出来上がったあとで、思い通りの本を作ることができた、と著者の方からお礼をいただいたことがありました。

その時はとても嬉しかったです。

書籍編集バイトはこんな人におすすめです!

編集者になるために、正社員登用や独立を目指している人は、学生でも既卒者でもバイト経験はおすすめです。

いずれは編集者として活躍したい人

編集の仕事をしたいと思っているけれど、中途採用で未経験ではなかなか正社員での採用は難しい、という場合はまずバイトで入社し、仕事を覚えてから正社員の仕事にチャレンジしてみる、という方法もあります。

バイトの採用面接の時に、正社員登用の可能性があるかどうか聞いてみましょう。

好奇心旺盛な人

新しいものに興味を持っていて、これから何が流行するか、人々がどんな情報を求めているか、常にアンテナを張っている人は、その情報力を仕事に直結させられると思います。

文章の読み書きが好きな人

文字で発信するメディアを作るのでなので当然ですが、文章を書いたり読んだりするのが好きでなければ辛いです。

興味がない内容の原稿の校正やリライトを頼まれたとしてもきちんとこなし、正しい日本語で文章が書けることが必要です。

まとめ

最近ではWebメディアが急速に増えてきたので、編集者の仕事の範囲は本や雑誌にとどまらず、範囲を拡大しています。

企画のアイデアを求めているメディアは常に存在しますし、クリエイティブの人材は人手不足です。

バイトから初めて、正社員やフリーランスの編集者になった人もたくさんいますので、編集者になりたい人はぜひチャレンジして欲しいと思います。



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