出版社で働きたいなら!知っておいてほしい4個のことと自分に合った出版社の探し方を紹介します
小説や漫画が大好きで文芸やコミック誌の編集者になりたい人。
雑誌記者として流行を生み出したり世論を動かしたりしたい人。
出版社で働きたい人にはそれぞれ強い動機があることでしょう。
出版不況と言われる昨今、出版社の採用人数は軒並み少なく、新卒であっても正社員での入社は狭き門となっています。
転職の場合、大手出版社では中途採用がほとんどありません。
中小の出版社では新卒採用がほぼない代わりに、経験者で即戦力となる人材を募集します。
夢を持って出版社を目指す、特に異業種からの転職希望者にとってはやや厳しい状況と言えますが、そんな出版業界での転職を成功させるためにはどのようなポイントがあるのでしょうか。
目次
閉じる業界内での出版社の転職を成功させるポイント
出版業界での転職と一言で言っても、その職種ですでにキャリアがある場合と未経験の場合では全く状況が違ってくるでしょう。
ここではまず、業界経験者の場合のポイントについて述べます。
1.転職エージェントを活用する
特に大手の出版社では、中途採用は事務系・技術系共に専門職ポジションでの採用がほとんどです。
専門職は非公開求人が多いので、転職エージェントサービスに登録して効率的に転職活動を進めましょう。
自分のキャリアに合った案件を提案してくれますし、スカウトメールを受け取ることもできます。
2.面接に企画書を持ち込んでアピール
本を売るためのフェアや、売れる本や雑誌の企画を作って持ち込み、熱意をアピールしましょう。
編集職であっても営業職であっても、企画を立てて管理・実行する能力は不可欠です。
過去に自分が行った企画や成果をアピールするのも忘れずに。
私の知人にも、5つもの企画を持ち込んで小規模出版社から準大手に転職を果たした人がいます。
3.人脈を活用する
どの業界でも言えることですが、人との繋がりは仕事を得る上でとても大切です。
仕事で関わった著者やデザイナー、カメラマンなどとは個人的繋がりを保ち、人脈を広げるよう心がけましょう。
横の繋がりで仕事が舞い込むこともあります。
4.業界内異業種転職もあり
出版業界の職種は編集や記者だけではありません。
業種にこだわらなければ、業界内の異業種に転職することによって求める待遇を手に入れられる場合もあります。
出版ドットコムやエキスパートスタッフといった出版業界に特化した転職サイトでは、編集だけでなく、書店、印刷、広告、グラフィックデザインなど出版に関連する様々な職種の求人を扱っています。
私が初期の頃に勤めていた小規模出版社では編集者がDTPデザインまで担当したり、職種の垣根が低かったことを覚えています。
異業種からの出版社の転職を成功させるポイント
異業種・未経験からの転職の場合について紹介します。
1.第二新卒・20代なら未経験でも募集あり
仕事の性質上、編集職での未経験・中途採用はほとんどありません。
ただ、卒業後1年〜3年の第2新卒や、場合によっては20代後半くらいまでなら未経験でも編集職で採用の可能性はあります。
30代以降では経験が求められる場合がほとんどです。
編集者を目指すならできるだけ早い内からキャリア形成に着手しましょう。
2.志望先の会社の書籍・雑誌を読んで研究する
もちろん、自分の好きな書籍や雑誌があり、それを発行している出版社を選んで応募することもあるでしょう。
そうでない場合でも、自分が面接を受ける会社の出版物は必ず読んで知見を得ておきましょう。
私が働いていた会社は児童書を多く扱っていたのですが、ある同僚は自分の子供が大好きな絵本の奥付を見て、これを作っている会社の募集があったら必ず応募しようと決めて面接を受けたそうです。
面接ではその気持ちを買われて採用され、希望通り絵本や子供向け雑誌の仕事についています。
3.IT・デジタルに強ければアピールを
インターネットの普及により、書籍も紙媒体からデジタルへの移行が進んでいます。
そのため出版業界では各社ともビジネスモデルの転換を図っており、異業種の出身でもコンテンツのデジタル化に貢献できる人材を求めています。
具体的には、アプリ開発やWebエンジニアのキャリアを持つ人は重宝され、採用されることが増えています。
4.事務職に応募する
出版社の職種というと編集か営業というイメージがあると思いますが、事務の仕事もあります。
外部からの問い合わせに対応したりデータ入力や資料作成をしたりする仕事で、編集職ほど採用のハードルは高くありません。
未経験で新卒でもないけれどどうしても出版社で働いてみたい、という場合は事務職での採用を目指すという方法もあります。
パート・アルバイト、派遣などでの雇用形態も多く、子育て中で長時間労働が難しい人でも働きやすいでしょう。
5.出版社が無理なら編集プロダクションもあり
編集者として働きたいなら、出版社に限らず、企画・編集を下請けする編集プロダクションに所属し、キャリアを積む方法もあります。
大手の出版社の仕事を下請けすることもあり、仕事としてはやりがいがあるでしょう。
編集プロダクションの入り口は出版社ほど狭くはなく、未経験者でも入れる可能性としては出版社よりはるかに高いです。
ただし小規模な会社が多く、収入や福利厚生といった労働条件はあまり恵まれていない場合も多いようです。
あくまでも修行と捉え、キャリアを積んだらフリーランスの編集者として大手の出版社と仕事をする、というキャリアパスを選ぶ人もいます。
転職するにあたっての必要な心構え
出版社の仕事はドラマや小説によく登場するので華やかなイメージを持っている人も多いと思いますが、想像通りの華やかな仕事をしているのはほんの一握りの人々です。
また、華やかと思われがちな雑誌編集などの仕事も実は激務で、華やかどころかなりふり構わず働いている人が多いのも事実です。
苦労して転職活動をして入った会社で「こんなはずではなかった・・」と後悔しないように、出版業界への転職にあたっての心構えをいくつか挙げたいと思います。
まずは適性があるか自己診断
小説や漫画が好きだから、雑誌が好きだから、と憧れだけで出版業界に入る前に、自分が本当にその仕事に向いているか考えてみましょう。
出版社の仕事の中でも特に編集やライターなどクリエイティブ系の職種で大切なのは、コミュニケーション力です。
これは自分も含め出版社で働いた経験のある多くの人が共通して感じていることです。
一冊の書籍を作り世に出すには、著者、校閲、デザイナー、印刷業者、営業、取次、書店員その他非常に多くの人が関わってきます。
それらの人々をまとめ予算と期日通りに仕事を進めるには、高いコミュニケーション力が必要です。
本や漫画が好きだけれど内向的でチームワークが苦手な人には苦痛になってしまうかもしれません。
雇用形態・年収にこだわらない
最初の方でも述べたように、出版社で編集などのクリエイティブ職における中途正社員の募集は多くありません。
大手の会社ほど中途で入る機会は限られてきます。
経験が浅く実績もあまりない場合は特に、有名な会社名や高い年収ばかりにこだわっていると就職先が見つからないという事態になります。
中小の出版社は中途採用を募集していますが、多くの場合、最初は契約社員やアルバイトとしての採用です。
ある程度経験を積んでから正社員に昇格という場合も多いです。
編集の仕事で出版社に入りたいなら、雇用形態や年収にこだわらず、まずは自分のやりたい仕事ができるかどうかで判断するようにしましょう。
長時間労働を覚悟しましょう
ブラック企業と呼ばれる、長時間労働を強いる会社への社会的な圧力が高まっていますが、出版業界では否応無く長時間労働になるケースがあります。
私が経験した職場では、月刊誌の締め切り前のオフィスはまさに不夜城で、深夜や朝までの労働が普通に行われていました。
学術書や専門書などの書籍を専門とする会社は比較的時間的な拘束が少ないようですが、雑誌の場合は長時間労働になる時期があることを覚悟しておいたほうが良いかもしれません。
出版社の転職で年収を上げるためにやるべきこととは?
年収を上げるということは、それに見合った仕事の成果を出さなければならないということです。
まずは今いる会社で実績を作り、実力を上げて転職に臨みましょう。
売れる本を作る
これが最も大切なことかもしれません。
自分が携わった本が重版を重ねたりベストセラーになったりすれば、その実績をアピールしてより条件の良い会社に採用される可能性が高くなります。
ベストセラーを出している出版社を探す
単純な話ですが、本が売れているということは利益を出しているということです。
ベストセラーを出している出版社や話題の本を出している出版社を探し、求人を出していないか確認しましょう。
役職アップの交渉をする
今までの実績を具体的にアピールし、役職に就けるよう交渉してみましょう。
売れる本を書いてくれそうな著名人などの知り合いを作る
先ほど、転職を成功させるポイントの一つとして人脈を挙げましたが、誰に本を書かせることができるかということは大きなアピールポイントとなります。
もし今の仕事で、話題になりそうな内容の本を書ける著名人や、そういった人物を紹介してくれそうな人と知り合うチャンスがあるなら、その繋がりを大切にしましょう。
出版社で人気な職種とその理由
出版社ではどのような職種の人々が働いているのでしょうか。
そしてその魅力とは何でしょうか。
編集者
出版社の中心となる職種。
企画から売り出しまで、出版物の全工程に関わります。
人気な理由
書籍や雑誌などの出版物は何千部・何万部と印刷され、多くの人々に読まれます。
そういった意味で、出版物を作る編集者のやりがいとは多かれ少なかれ世の中に影響を与えることができる、ということではないでしょうか。
営業・販売
出版取次会社や書店に対して、自社の出版物の営業を行います。
書店でのフェアやイベントを提案したりもします。
広告営業は、自社の雑誌に載せる広告主を集めるべく営業を行います。
人気な理由
出版社と書店の間を繋ぐ橋渡し役。
売り上げに直結する仕事という意味でやりがいがあります。
校正・校閲
校正は印刷物の誤字・脱字、文法の間違いなどを見つけ、正す仕事です。
校閲は文章が正しく事実通りに書いてあるかをチェックする仕事です。
大手の出版社には社内に専門の人材がいますが、中小の出版社では専門の会社やフリーの人材に外注する場合もあります。
人気な理由
2016年に宮本あや子さんの小説「校閲ガール」原作のドラマが放映され、一挙にその地名度が広がった「校閲」。
目立つ仕事ではありませんが、正しく信ぴょう性のある文章を出さなければ世の中の人々に誤った情報を与えてしまうので、とても大切な仕事です。
エディトリアルデザイン・DTPデザイン
書籍や雑誌のレイアウトやデザインをする仕事。
社内にデザイン部門がある会社もありますが、デザイン制作会社に外注することも多いです。
人気な理由
グラフィックデザイナーの中でも書籍や雑誌のデザインに特化した仕事をするので、専門性の高い仕事です。
DTPデザインはその膨大な仕事量の割には給与は高い方とは言えませんが、表紙などを担当するデザイナーは実力もあり給与も高くなります。
転職に狙い目な会社3つの特徴
出版社が中途採用を募集する時というのは、主にスタッフが辞めた時の欠員補充と新規部署の立ち上げなどで業務拡大した時です。
欠員補充や業務拡大が特定の時期に起きるわけではないので、いつ中途採用の募集があっても対応できるように常にリサーチしておくと良いですね。
では、求人情報が出た時に、どのような会社が狙い目と言えるでしょうか。
1.残業代がでる会社
出版社は裁量労働制を取っている会社が多く、残業代が出ないところが多いです。
つまり、仕事さえ終わればいつ帰っても良いけれど、終わらなければいつまでも帰れないということです。
当然、仕事が増えれば増えるほど労働時間に対する賃金は低くなります。
一定時間を終えた分は残業代が支払われる会社は非常に狙い目です。
2.自宅作業・持ち帰り作業が可能な会社
裁量労働制であったとしても、仕事を自宅に持ち帰ってできる会社は狙い目と言えます。
持ち帰り作業を禁じている会社だと、仕事が終わるまでは会社にいなければなりません。
しかし自宅作業が可能であれば、例えば子供の保育園や学童のお迎えの時間に間に合うように退社し、夜に自宅で仕事の続きをするといったことが可能です。
私の勤めていた会社は裁量労働制でしたが自宅作業が可能で、子供が熱を出した時などは自宅作業をすることができたので大変助かりました。
3.完全週休2日制を規定している会社
「完全週休2日制(土、日)、祝日」といったような形で休日を規定している会社は狙い目です。
ただの週休2日ではなく、完全週休2日制かどうか注意しましょう。
また、繁忙期で止むを得ず休日出勤した際には代休がもらえるのかも確認しましょう。
まとめ
さて、出版業界において上手に転職するためのポイントや注意点についてまとめてきましたが、参考になりましたでしょうか。
電子化の流れの中で、出版業界は今、変革の時にあります。
そのような意味では、次世代のコンテンツを開拓したいという熱意のある転職者にとっては挑戦しがいのある業界と言えるかもしれません。
紙媒体の出版物にこだわらず新しい読み物メディアを作れる気概のある人々が、今後の出版社に期待される人材となるでしょう。
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