2022年5月17日

東京出版社でおすすめな所をご紹介していきたいと思います。

皆さんの中で東京の出版社で大手企業で働いてみたいと思っている方も多いはず。

出版社は全国でおおよそ3600社ほどあると言われていますが、その内の約80%が東京にあります。

その中でも小さな出版社の求人など様々なものがあり、どの企業が自分に合うのかお悩みの方も多いはず。

今回は、元編集者の私が出版社の中小企業と大手の違いや、求人を選ぶ際の注意点などを詳しくお話しさせていただきます。

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出版社の主な職種とおおまかな仕事内容

出版社に就職すると、どのような職種があるのでしょうか。

ここでは出版社に特有な職種をご紹介します。

制作

制作では「こういう本を出したい」という編集部からの意見を聞き、どのような内容で、部数は何部で、価格はいくらなど、1冊の本ができるまでの全体の設計図を作ります。

読者に喜ばれる本の作成を目指しつつ、予算の範囲に収め採算をとるバランス感覚が必要とされます。

編集

企画をあげ、予算を取り、取材をし、出来上がった記事を読みやすくなるよう編集します。

記事の執筆やレイアウトデザインなどは外注する場合もありますが、小規模な出版社では編集者が自ら行うこともあります。

編集とレイアウトができたら印刷所にデータを入稿します。

校正・校閲

校正とは、原稿の字句の間違いを正し表記の統一を図る仕事です。

校閲とは、字句の間違いを正すのに加え、原稿に書かれている内容の事実関係が正しいかどうかを調べる仕事です。

どちらも目立たない仕事ではありますが、間違った内容の書籍を出版してしまうと世間に誤った情報を真実と受け取らせてしまう恐れがありますので、大変重要な仕事です。

営業

出版社の営業は、書店に対して営業する書店営業、取次店に営業する取次営業、自社の雑誌に載せる広告主を募る広告営業があります。

大手ではこれらのジャンルごとに分かれていますが、中小の会社では1人で全て担うことが多いです。

出版社の仕事で知っておくべきこと

出版社に勤める上で知っておいたほうが良いことは何でしょう。

出版社での仕事のやりがいや魅力・逆に大変なことなどについてお話したいと思います。

出版社の仕事の魅力・やりがい

1冊の本を作るには様々な工程があり、何ヶ月もかかることもあります。

苦労して働き出来上がった書籍を手に取った時に感じる達成感は何にも代え難いものです。

自分が携わった本がベストセラーになったり重版を重ねたりすれば嬉しさもひとしおですが、そこまで行かなかったとしても、読者からのレビューで誰かを感動させたり喜ばせたりできたことが分かると、とてもやりがいを感じます。

また、作家の他にも取材先で各界の著名人に会う機会があったり、プレス向けにテーマパークのイベントや映画を一般の方より先に見られたりといった特典もあります。

出版社の仕事で辛いこと

まずは売れる本や雑誌を作るための企画を考え、それを社内の会議で通すことが大変です。

良いアイディアを思いついたとしても、サイズや単価、他の企画との兼ね合いなどで企画会議でボツにされてしまうこともあります。

また、本も雑誌も作る過程で様々な職種の人々をまとめることになりますが、その中で板挟みの状態になったり、調整が難航したりして辛いことも色々あります。

更に知っておくべきなのは、総じてハードワークだということです。

担当する仕事によっては締め切り前は深夜残業、徹夜、休日出勤となることもあります。

出版社の将来性

1996年をピークに、書籍や雑誌などの出版物の売り上げは下がり続け、近年では特に雑誌の売り上げが大きく下がっています。

インターネット、スマートフォン、タブレット端末の発展によって書籍離れが進んだこと、不況によって広告を控えるメーカーが増えたことなどが原因と言われています。

このような出版不況の中において、出版業界は生き残りを賭けて再編に動き出しています。

今後出版社で働いていくなら、編集者・ライター・デザイナーなど手に職をつけられる専門職でキャリアを積みつつ、紙の書籍以外のデジタルコンテンツなどの新しいジャンルに乗り込んでいく気概も必要になってくるでしょう。

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おすすめの東京の出版社はこちら

売り手市場と言われている昨今の就職市場ですが、それに当てはまらないのが出版社です。

誰もが名を知る大手出版社は、新卒であっても非常に狭き門ですが、中途採用となれば尚更です。

中小の出版社は数多く働き方も専門分野も非常に多様なので、どのような観点から選ぶかによっておすすめ企業は変わってきます。

ここでは、あえて収入や社員待遇の良さという観点から、最大手3社と、中堅出版社の中から働きやすさの上で評判の高い2社をピックアップしてみたいと思います。

大手編1.講談社

講談社の特徴

業界最大手の老舗出版社。

特定の分野に偏らず、多岐にわたる分野で人気作を生み出しています。

近年ではデジタル化にも力を入れており、コンテンツの海外への展開を目指しています。

新卒・正社員での就職の倍率は300倍とも言われており、かなりの難関です。

講談社の働きやすさや待遇は?

正確な数字は公開されていませんが、口コミによれば20代後半でも年収1000万円台に達すると言われています。

福利厚生は、家賃の4割が会社負担になるなど資金面での支援が充実している他、育休制度、育児中の休暇制度・勤務制度も利用できます。

有給消化率も高く、男女の差なくキャリアアップができる風土ですが、年功序列が重視される傾向があるようです。

大手編2.小学館

小学館の特徴

絵本や図鑑、辞書など、特に子供向けの市場でシェアを伸ばしてきた会社ですが、週刊誌、ファッション誌、コミック誌などを幅広く発行する総合出版社です。

「ドラえもん」「ポケットモンスター」などキャラクタービジネスに力を入れていることで有名です。

小学館の働きやすさや待遇は?

年収は公式には非公開ですが、平均年収は1000万円台と言われています。

各種福利厚生が整っていることに加え、社員研修が充実していることが特徴です。

社内で様々なセミナーがある他、社外での研修・教育などをを受講する際に会社が費用の一部を負担する自己研修支援制度があります。

大手編3.集英社

集英社の特徴とは?

特に「週刊少年ジャンプ」に代表される漫画が主力部門で、エンターテイメント性の高いコンテンツを発信しています。

漫画のデジタル配信のみならず動画の配信も手がけ、デジタルコンテンツへの需要を取り込むことで書籍の売り上げ減少分の利益を補っています。

集英社の働きやすさや待遇は?

上記2社と比べて、自由で遊び心に富んだ人々が多いと言われる集英社。

年収はやはり正確な統計はありませんが平均700万円〜と推定されます。

各種福利厚生の充実に加え、集英社に特徴的なのは仕事と育児を両立しやすい環境と制度です。

ここ数年では、育児休業取得率・育休後の女性社員の復帰率が100%を達成するなど、女性にとっても働きやすい環境と言えます。

中堅編1.福音館書店

福音館書店の特徴とは?

福音館書店はもともとキリスト教関係の書籍を扱う書店として始まりましたが、現在では主に絵本や児童書を中心に発行しています。

「うさこちゃん」シリーズや「ぐりとぐら」など、誰もが子供の頃に一度は目にしたことがあるようなロングセラーの絵本を多く扱っています。

福音館書店の働きやすさや待遇は?

福音館書店は年間売上高がおおよそ60億円あまり、従業員数約130名の中規模出版会社ですが、平均年収が1200万円台と言われており、上記の最大手3社と同等かそれ以上です。

名作と言われる絵本や児童書は需要の変動が少ない上、学校や図書館といった販路も安定した売り上げをもたらす要因と言われています。

ただ、少子化が進行する今後は、経営戦略の見直しを迫られる時が来るかもしれません。

社員待遇など詳しい情報はあまりありませんが、自分の経験上、雑誌以外の児童書の仕事はそれほど残業を強いる性質のものではありません。

残業が少なめで給与待遇も良いとなれば、就職の倍率が超高倍率なのも納得です。

中堅編2.医学書院

医学書院の特徴とは?

一般の人には聞き慣れない名前の出版社だと思いますが、医学書を専門に扱う出版社です。

従業員数約220名、売上高は約120億円前後と、出版社の中では準大手と言える規模です。

医学書という需要の変動が少ない分野に特化していることで手堅い経営基盤を築いているという点では、先ほど挙げた福音館書店と共通点があります。

医学書院の働きやすさや待遇は?

採用人数は新卒で毎年1名〜5名とこれもまた狭き門ですが、求人や口コミからの統計によると平均的な年収は900万円〜1100万円と高め、年収は年功序列で勤続年数と共に上がります。

リクナビの調べによると、平均勤続年数15年以上、有給消化率、育児・介護制度利用率共に50%以上。

入社3年後の定着率は90%以上とのことなので、働きやすさはかなりのレベルであることが推測できます。

働く側から考える、大手の出版社と中小規模の出版社のメリットとデメリット

冒頭において、日本には約3,600社の出版社があると言いましたが、そのうち1000億円規模の利益をあげているのは上位3社のみで、100億円以上の売り上げをあげる企業が30社ほど。

この上位30社、全体の0.8%ほどの会社の売り上げが、出版社全体の売り上げの40%以上を占めると言われています。

出版業界では数少ない大企業と、その他大多数の中小出版社の間に大きなが格差があるということが分かります。

だからと言って中小の出版社には良い点がない、というわけではありません。

独自の理念を持って特徴的な本や雑誌を作っている会社は多くあり、その理念に自分の考えが合致すれば、とてもやりがいを持って働けるでしょう。

では具体的に、少数の大手出版社とその他中小の出版社におけるメリットとデメリットとは何でしょう。

大手出版社

大手の出版社で働くことのメリットは、まず給与が安定しており、他業種の同年代と比べても比較的高収入が見込めることが挙げられます。

扱っている書籍も多いので、様々な経験を積むことができます。

福利厚生も充実しており、産休・育休制度も整っているので出産後も働き続ける女性が多いです。

デメリットとしては、会社の規模が大きいので、採用されても自分がやりたい仕事ができる部署に配属されるとは限らない、ということがあります。

また、出版業界全てに共通することですが、編集などのクリエイティブ職はやはり残業時間が長くなる傾向があります。

中小規模の出版社

中小と言っても、割と有名な雑誌を出しているような中堅の出版社から従業員数10人未満の零細な出版社まで様々です。

そのメリットも一概には言えませんが、規模が小さいほど自分の自由な裁量で働ける範囲が広いということが挙げられます。

給与は大手に比べれば低いですが、頑張ればその評価が給与に反映される場合もあります。

デメリットとしてはやはり裁量労働制の会社が多く、実労働時間に応じた残業代が支払われないため不当な長時間労働に陥る危険があるということが言えます。

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経験者が解説!東京の出版社の求人を選ぶ上での注意点とは?

最後に、自分が出版社勤務・出版業界での転職を経験した中で、会社を選ぶときにこんなことを注意した方が良いと思う点をまとめてみたいと思います。

新卒なら大手を狙おう

先ほどおすすめの出版社の項目で挙げたような、安定感があり収入も高い大手の出版社は、新卒の採用を逃すとなかなか採用されるチャンスはありません。

今大学生か第2新卒の立場であるなら、迷わず大手の出版社にチャレンジしてみましょう。

女性なら、女性向け雑誌を出版している会社

女性向けの雑誌を作っている会社はやはり女性社員の比率が高く、役職に就く女性も多いです。

子育てをしながら仕事を続けている女性が多いと、お互いフォローし合う環境が自然に定着し、出産・育児などライフステージの変化があっても仕事を続けやすくなります。

自分のやりたい分野と出版社の得意分野が合っているか

最大手の総合出版社以外は、それぞれ得意とする出版物のジャンルがあります。

出版社の名前や年収だけで選ぶのではなく、自分の持つ知識や経験が活かせそうなジャンルの書籍を出している出版社を探しましょう。

まとめ

ここでは、出版社での仕事内容ややりがい、働きやすいと言われている会社の特徴などをまとめてみました。

スマートフォンの普及でコンテンツのデジタル化が進み、紙の本の需要が落ち続けている現在、出版社は様々な手法で生き残りを賭けた事業改革を進めています。

上に挙げた企業の他にも、KADOKAWAや学研ホールディングスなど高い収益を挙げている有名企業はありますが、これらの企業は出版の他に、教育やエンターテイメントなど様々な事業も行っており、純粋な意味での「出版社」とは言えません。

出版専業でトップに立つ講談社・集英社・小学館もデジタルコンテンツやキャラクタービジネスなど紙媒体以外の分野にシェアを伸ばしつつあります。

変化の時であるこの業界でこれから仕事をしようと思うなら、安定を望む人はあまり向いていないかも知れません。

リスクを恐れず、面白いコンテンツを作るために挑戦していってほしいと思います。



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