管理栄養士とはどんな仕事?その仕事内容や役割、なり方など詳しく解説します!
様々な職場で活躍する管理栄養士。
初めに、主な勤務先と仕事内容を簡単にお伝えします。
- 病院での栄養指導業務
- 老人ホームでの献立作成や調理指導
- 学校給食での献立作成や食育指導
- 幼稚園・保育園での調理や、献立作成などの給食業務
- 保健所・保健センターなどでの公務員
- スポーツ関係
- フリーランス
他にも多くの現場で活躍中の「管理栄養士」ですが、幅広く「食」と向き合い正確な情報を提供していることは、勤務先に関わらず共通していることです。
人の役に立ちたいという人にはぴったりの仕事ですが、休暇の取得について気になりますよね。
職場により勤務体制や労働条件は異なってきますが、今回は管理栄養士の一般的な「休み」に注目して見ていきましょう。
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管理栄養士の休みは多いの?
就職活動をする上で、重きを置くのはどこですか?
仕事内容、給与、勤務時間、勤務地など…
気になる点は多々あると思いますが、ここでは「休み」についてご紹介していきます。
それでは、管理栄養士の休みについて雇用形態別に見ていきましょう。
正社員
「正社員」とは、企業に「直接雇用」として採用されていて、労働契約に期間の定めがなく、フルタイムで勤務する管理栄養士のことを指します。
職場にもよりますが、だいたい年間休日日数は105日~110日前後の場合が多いようです。
しかし、求人情報を見ると「年間休日日数120日以上」というのをアピールしている会社もあります。
ちなみに、ここで言う「年間休日日数」というものは企業が定める1年間の休日日数のことで、特別休暇や有給休暇は含まれません。
また例外として挙げられるものは、生徒の休みが関係してくる給食業界で働く場合です。
企業によっては生徒の休み期間に事務仕事や研修等を行うために出勤する場合も多くありますが、給食を提供しない期間を休日として年間休日日数が150日以上ある場合もあります。
育児中で子供と一緒の休みが取得できるのは、子育て中の方には嬉しい環境だと思います。
契約社員
「契約社員」とは、企業に「直接雇用」として採用されていて、非常勤社員・嘱託社員・準社員などと呼ばれる場合もあります。
「正社員」との違いは、雇用期間が定められているという点が大きいでしょう。
雇用期間は企業により異なりますが、正社員として雇用する前に契約社員として採用している企業もあります。
仕事内容や休日については正社員に準ずる場合が多いため、年間休日日数は105日~110日前後の場合が多いと言えるでしょう。
派遣社員
「派遣社員」は、企業に「間接雇用」として採用されていて、雇用関係は人材派遣会社にある場合を指します。
また、給与も人材派遣会社から支給されています。
派遣先から仕事の指揮・命令を受けて、業務に取り組みます。
年間休日日数は契約内容によって違いはあるものの、派遣先に従う場合がほとんどです。
従って、病院や老人ホーム、給食関係など毎日のように食事を提供する現場の場合は、正社員と特に大差はなく105日~110日前後の場合が多いでしょう。
パートタイム労働者
「パートタイム労働者」は、企業に「直接雇用」として採用されていて、短時間での契約が多いことから「短時間労働者」とも呼ばれます。
雇用形態としては、「パート」や「アルバイト」として求人案内に出ているものになります。
パートは主婦層、アルバイトは学生のイメージがありますが、定義としては同じパートタイム労働者となっています。
パートタイム労働者の場合は、契約時に「時間や日数」などの条件を決めているので、年間休日日数は正社員よりは多いものの、職場や個人により違いがあるため一概には言えません。
休日の取り方は?
ここまでは雇用形態別に「年間休日日数」について見てきましたが、今度は「休日の取得」や「連休の取りやすさ」などについて見ていきましょう。
繁忙期や閑散期は?
管理栄養士に限らず、企業によっては、繁忙期や閑散期があるところも多いでしょう。
しかし、365日食事提供をする職場で働く管理栄養士においては、繁忙期や閑散期はほぼないと言って良いでしょう。
あえて挙げるのであれば、学校勤務の管理栄養士にとって夏季休業などの長期休みは閑散期です。
特定保健指導などの栄養指導業務をする管理栄養士にとっては、健康診断の結果が増える6月以降がやや繁忙期であると言えます。
連休は取りやすい?
職場により大きく異なってきます。
学校給食の場合は、提供する対象である生徒の長期休みを企業として休みとしている場合は、連休を取得することは可能です。
しかし、学校給食の場合も長期休みの間を企業としての休みとしていなければ、他のスタッフと順番に取得するなどの工夫をする必要があります。
また、他の職場では管理栄養士の配置人数が少ないことや、毎日の食事提供を考えると、連休を取得することは難しいでしょう。
実際、病院や老人ホームでは管理栄養士1人体制のところも珍しくなく、休みを希望する日に栄養指導・セミナー・会議などが重なると代わりがいないので、連休を取ることは難しいのが現状です。
ただし、大学病院など管理栄養士の配置が多い現場においては、仕事に支障がないよう工夫すれば連休も決して取得できないわけではありません。
休日は取得しやすい?
先ほど、連休の取得は難しい職場が多いと述べましたが、連休でなければ仕事をしっかりと調整した上での休日申請は問題ないでしょう。
しかし、365日食事を提供する現場において人員不足で自身も調理業務に入るなど仕事量が増えている場合は、休日の取得にも影響が出てくることもあります。
フリーランスの管理栄養士として活躍している場合は、仕事の納期などクライアントとの調整は必要になりますが、自由がきく場合もあり休みも取得しやすいこともあります。
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有給や休みの取り方で気を付けること
働く上で、権利とも言える「有給」や「休み」ですが、取り方について気を付けるべきことはあるのでしょうか?
好きな時に好きなだけ取得したいのが本音ですが、仕事は一人でしているわけではないので、いくら権利と言えど好きな時に好きなだけ取得することは難しいのが現状です。
法律では年次有給休暇は従業員がきちんと申請していれば無条件で与えられる休みとなっていますが、同僚との協力が大切な職場だからこそ、いつ取得すれば良いのか悩んでしまう人は少なくありません。
ここからは、有給・休みの取るタイミングや、日数、他の人のシフトとの兼ね合いなどについて見ていきましょう。
タイミング
業務に支障が出ない様に気を付けて取得することが望ましいでしょう。
病院勤務の管理栄養士であれば、栄養指導依頼のない日・会議やセミナーのない日・行事食のない日などがタイミングとしては良いと思います。
老人ホームの管理栄養士も、栄養指導依頼のない日・イベントのない日・厨房スタッフの人員が潤っている日などが挙げられます。
学校給食の場合は、基本的には生徒に食事を提供しない日に休むと、周りにも迷惑がかかりづらいでしょう。
他にも、保健所や保健センターなら、地域のための栄養セミナーや監査チェックの日などをなるべく外すなど、職場の特色に合わせて業務に支障がでないよう、気を付けて取得している人が大半です。
日数
年次有給休暇の日数は企業が従業員に必ず与えなければならない休暇として、労働基準法第39条により定められています。
有給を取得するには、
- 「入社をしてから6ヶ月以上継続勤務していること」
- 「全労働日の8割以上出勤していること」
が条件として挙げられます。
気になる日数ですが、継続勤務年数が6ヶ月で10日間付与されます。
その後は1年継続勤続年数が増えるごとに1日追加されて付与されます。
例として、1年6ヶ月の場合は11日分付与されるということになります。
年次有給休暇は最大で20日間となっており、年次有給休暇は2年間で時効となります。
それに対し、「週の労働日数が4日以下かつ、週の労働時間が30時間未満」の労働者であるパートタイム労働者の場合は、勤務日数によって付与される日数が違ってきます。
例として、半年勤務した場合を次に記します。
- 週の労働日数が1日かつ、年間所定労働日数が48~72日の場合、6ヵ月で1日のみ付与、その1年後の2日付与
- 週の労働日数が2日かつ、年間所定労働日数が73~120日の場合、3日付与、その1年後に4日付与
- 週の労働日数が3日かつ、年間所定労働日数が121~168日の場合、5日付与、その1年後に6日付与
- 週の労働日数が4日かつ、年間所定労働日数が169~216日の場合、7日付与、その1年後に8日付与
と定められています。
勤務日数や時間により差が出ますので、就職活動をする際はぜひ参考にしてみてください。
上司や同僚と相談して休みを取る
どの職場においても、同僚との協力によって仕事は回っています。
一度に何人もの人が有給休暇を取得してしまうと食事の提供が遅れてしまうなど、満足してもらえるサービス提供ができなくなってしまいます。
そのため有給や連休などの休みは、他の人とずらして取ることが多くなります。
管理栄養士の休みは他業種と比較してみるとどうなの?
ここまで、管理栄養士の休みの日数について触れてきましたが、世間一般的にはどうなのでしょうか?
他の職種と比較してみましょう。
年間休日日数について
管理栄養士の年間休日日数は105日~110日と先に述べましたが、この日数は他の業種と比べてどうなのでしょうか?
業界や社員の規模によっても違いはありますが、今回は厚生労働省による平成29年就労条件総合調査の結果を元に見ていきましょう。
ここでは年間休日日数の多い業界順からランキングにしています。
結果はどうなっているのでしょうか?
- 1位 金融業、保険業 121.2日
- 2位 情報通信業 121.1日
- 3位 学術研究、研究、専門、技術サービス業 118.8日
- 4位 電気、ガス、熱供給、水道業 117.0日
- 5位 教育、学習支援業 113.8日
となっています。
管理栄養士の職場として多い「医療、福祉」は8位となっており、110.8日となっています。
この調査によると、年間休日日数の平均日数は108.3日となっており、管理栄養士の年間休日日数はほぼ平均的であると言えるでしょう。
他業種に比べ、有給休暇は取得しやすいのか?
企業によっても違うため一概には言えませんが、就労条件総合調査にて有給取得率の高い企業にはある決まりがありました。
それは、従業員1,000人以上と従業員数が多い企業ほど、有給の取得率が高くなっているということです。
業界別に見ると、管理栄養士としての職場として多いと挙げた「医療、福祉」は、平成24年だと46.1%の取得率であり、これも他の業種と比べると平均的であることが分かりました。
よって、管理栄養士の年間休日日数や有給休暇は、勤務先により差はあるものの平均的な日数であると言えます。
管理栄養士として実際勤めていた人の声
いくら年間休日日数や有給休暇の日数を数字で見ても、就職してみるまでは本当のところは分かりません。
ここでは、ほんの一例ではありますが、実際勤めていた人の声を書きたいと思います。
病院勤務の管理栄養士の場合
患者数150床ほどの総合病院に勤めていました。
休みは月に8日~9日で、夏季休暇や冬期休暇として厨房スタッフと時期を相談しながら休んでいました。
管理栄養士は一人だったため、どうしても外せない案件のある日には休めなかったりと、思うように休みを取得することは困難でした。
特別養護老人ホーム勤務の管理栄養士の場合
利用者数60名ほどの施設に勤めていました。
休みは月に9日ほどで、有給休暇の取得も厨房スタッフと調整したり献立内容を工夫し、調理方法や仕込みの人員を減らしても満足のいくサービスが提供できるよう工夫しながら積極的に取得していました。
管理栄養士は一人でしたが、栄養指導の件数が病院ほど多くなかったので有給も取得できたのだと思います。
市役所で働く管理栄養士の場合
計画を立て仕事を進め、休みが取れる様調整しています。
ただ、休日出勤も結構あるので有給としての消化は多くありません。
個人事務所に勤務の管理栄養士の場合
料理本作成のアシスト、献立作成、栄養計算などが仕事内容でした。
少ないスタッフで回していたため、年間休日日数こそ取れるものの有給休暇は特別な事情がない限りは言い出しにくく、取得は困難でした。
まとめ
管理栄養士の「休み」についてご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
年間休日日数や年次有給休暇などは、雇用形態や勤務日数などにより変わってくることがご理解頂けたかと思います。
また、法律上だけの問題ではなく、現場での実情も考慮しながら休みを取得する必要があることもご理解して頂けると嬉しく思います。
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