管理栄養士になるためには何が必要なのでしょうか。

管理栄養士の仕事と言われると、何だかとても高度な技術や知識が求められそうなイメージがありますよね。

果たして、本当にそうなのでしょうか?

今回は管理栄養士に向いていない人の特徴から向いていない場合の乗り越える方法までを現役管理栄養士として働く筆者が、徹底的に解説していきたいと思います!

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まずは「管理栄養士」の仕事例をチェック

管理栄養士の仕事とはどんな仕事?

では管理栄養士の仕事とは具体的にどんな仕事なのでしょうか?

簡単に説明していきたいと思います。

献立作成

まず管理栄養士と言えば、献立作成を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?

献立は栄養バランスの整った食事を基本として作成すると同時に年中行事や旬の食材を盛り込み、対象者に飽きられることのないバラエティーに富んだ内容にしなければなりません。

また厨房での調理作業が煩雑になりすぎないよう配慮し、想像力を働かせながら献立作成を行います。

なぜなら、調理作業が煩雑になりすぎると衛生管理が疎かになり、厨房での事故や食中毒の発生などに繋がってしまうからです。

献立の理想と厨房での調理作業の実態の兼ね合いを考えながら献立作成を行うことはなかなか難しく、管理栄養士は日々試行錯誤しながらより良い献立作成ができるよう努力しています。

食材発注・検品

献立に沿って食材の発注を行うことも管理栄養士の仕事です。

場合によっては、納品された食材に不備がないか検品し食材を所定の場所へ保管することも管理栄養士が行います。

管理栄養士は事務作業のイメージが強いかと思いますが、対応食数が多くなればなるほど食材が増えるので、検品し食品をしまう作業は肉体労働で体力勝負の仕事となってきます。

衛生管理・指導

食事に関わる管理栄養士にとって、この業務が一番神経を使う重要な仕事です。

厨房の衛生管理責任者である管理栄養士が対象者に安全な食事が提供できるよう調理職員が衛生的に調理を行うことができているかをチェックし、場合によっては指導していきます。

食事を提供する上で一番怖いのは食中毒です。

万が一食中毒が起きてしまった場合、食事を喫食する方の命に関わることがあります。

そんな最悪な事態が起こることがないよう未然に防ぐことも大切な仕事です。

調理

職場によって様々ですが、管理栄養士自らが調理業務に携わることもそう珍しくはありません。

献立を思っていた通りに実現するべく、円滑なコミュニケーションを図りながら調理職員と協力して業務を行います。

栄養マネジメント(栄養相談・栄養指導)

食事に関する問題を抱えた対象者一人一人に寄り添った栄養指導やマネジメントを行います。

高い理想だけを掲げても実現することが難しい場合が多く、実現できそうな目標を掲げ達成することを回数重ねていくことで食事に関する問題解決に導いていきます。

対象者やご家族などと円滑なコミュニケーションを図り信頼関係を築き上げることでより効果的な栄養指導を行うことができます。

食品の企画や開発、営業等

食品メーカー等の仕事に就くと、管理栄養士は食事の提供に直接関わる仕事だけではなく食品の企画や開発、自社製品の営業に回ることもあります。

管理栄養士が向いてない人の8個の特徴

では管理栄養士が向いていない人とはどのような人なのでしょうか?

現役管理栄養士として働く筆者が思う、管理栄養士として向いていない人の8個の特徴を簡単にまとめてみました。

自分の栄養管理ができない人

これが一番の向いていない特徴であると感じます。

管理栄養士は対象者からの栄養相談を受けたり、栄養指導を行う機会が多くあります。

例えば、見た目が不健康そうな管理栄養士から栄養指導されたところで何も心に響きませんよね…

痩せすぎて顔色が悪い管理栄養士から、健康的な食生活をしましょう!と栄養指導を受けたところで「いや!あなたもね」と対象者から言われてしまいそうですし、見るからに肥満の管理栄養士から健康を維持増進するためにはバランスの整った食生活が大切です!と言われたところで「いや!だからあなたもね」と対象者から言われてしまいそうです。(笑)

その乗り越え方とは?

自分自身が健康的な食生活を送れるよう努力する!

これに尽きるかと思います。

また、自分が食生活改善を実践をして上手くいけば、その経験をもとに対象者により現実的な栄養指導が行えるという強みにもなります。

これを機会に、ぜひご自身の食生活を見直してみて下さい!

料理が得意ではない人

管理栄養士として働く上で料理に対する知識や技能は必要となることが多いです。

料理が得意かそうでないかで、日々の献立作成業務のはかどり方や調理職員への調理指導など大きく変わってくるかと思います。

管理栄養士は一日中食事のことを考える仕事です。

メニューを決めるだけでなく、献立内容が厨房で実際にどんな調理法で、調理にかかる時間や、提供時間に間に合う献立内容なのかなどをイメージし、実現可能な献立を立てていきます。

料理が得意でないと上記業務が難しくなってしまいます。

その乗り越え方とは?

まずは、簡単な料理からで良いのでトライしてみましょう!

自分で作れる料理が増えていくことで料理も自ずと得意になっていくはず。

まずは料理=苦手という意識から変えていきましょう!

食べ物の好き嫌いが多い人

管理栄養士の業務内容には、献立作成が含まれることが多いです。

メニューや食材に偏りなく、レパートリー豊富な献立作成を行うには食べ物の好き嫌いが多いことはプラスには働きません。

プライベートと仕事は割り切っているという人であっても、毎日の業務で献立の味見や検食などをするときに食べ物の好き嫌いが多いと困ることもあるかと思います。(食物アレルギーの場合は、食べ物の好き嫌いではありません。食物アレルギーがある場合は相談しましょう。)

その乗り越え方とは?

食べ物の好き嫌いが多い人の中には、食わず嫌いな食材が多いこともあります。

まずは、食べたことがないけれど避けていた食材を食べてみましょう。

また、苦手な食材でもこの調理方なら食べることができる!という料理を見つけてみましょう。

食べ物の好き嫌いが克服できたなら、管理栄養士として嗜好の偏りがある対象者へ栄養指導を行う場合にも対象者の気持ちに寄り添った指導を行うことができるでしょう。

人への配慮に欠ける人

管理栄養士は基本的に人と接することが多く、人と人の間に挟まれることも多いです。

その中で、円滑なコミュニケーションを取ることが仕事を進める上で重要となります。

人への配慮にが足りないと、人間トラブルが起こりやすくスムーズに仕事を進めることが難しくなってしまいます。

また職員間だけではなく、栄養相談や栄養指導を行うこともあります。

対象者と接する上で配慮が足りないと、対象者との信頼関係を築くことができずに栄養相談や栄養指導の内容が上手く伝わらなくなってしまいます。

その乗り越え方とは?

まずは自分の話を伝えることを優先するのではなく、相手の話を傾聴するよう心がけましょう。

また相手の話を傾聴した上で、自分の意見は述べずに相手の話の中から知り得た情報をもとに相手の心情を理解するよう日頃より努めましょう。

日頃から相手の話を傾聴するくせを付けることで、相手のことが理解できるようになり自然と人への配慮が身についてくると思います。

メンタルが弱い人

管理栄養士として働くには強い責任感と、きとんと意見を述べることができる勇気が必要となってきます。

管理栄養士は食事関係の責任者を任されることも多く、施設に管理栄養士が一人しかいない場合は一人で責任を背負うこととなります。

また、少人数体制であることが多いゆえに、他職種に対して自分の見解をきちんと述べることも必要となってきます。

食事関係のことは良いことも悪いことも管理栄養士が窓口となることが多いです。

また、調理職員の方たちとのコミュニケーションの点で考えても、メンタルが弱いととても苦労するのではないかと思います。

その乗り越え方とは?

メンタルを鍛えましょう!!

メンタルが弱い人は、感受性が高い人や人に対して優しく自分の意見を飲み込んでしまう人などが多いように感じます。

日々生活する中で、今まで我慢していたことに対しても、ちょっと自分の意見を言ってみるだとか相手にきちんと自分の思いを伝えられる努力してみて下さい。

もしかしたら私だけなのかもしれないですが、次の日には失敗したことや嫌な出来事を忘れています。(笑)

全然、次の日に感情を持ち越しません。

いつまでも悩まず早く切り替えることができるようになると、メンタルも強くなっていくのではないかと感じます。

責任感のない人

先ほど少しお話しましたが、管理栄養士は食事関係全体の責任者として扱われることが多く、一人体制で仕事をする職場もあるため、場合によっては一人で責任を担うこともあります。

自分の言動に自信が持てなかったり自分が動かずに人に物事を委ねてさせようとする人だったりすると、管理栄養士は向いていないと感じます。

責任感がないと他職種に迷惑をかけてしまいますし、何より栄養指導を行うことが難しいと思います。

その乗り越え方とは?

自分の言動や業務に責任を持ちましょう。

小さなことからコツコツと。

日々責任感が生まれるよう努力しましょう。

3日坊主(何をしても続かない)な人

管理栄養士は、ある程度継続的に対象者の栄養ケアマネジメントを行っていきます。

定期的に対象者のモニタリングを行い、目標に向かって進めていくという形です。

何をしても続かない人には、対象者を長期的にモニタリングしサポートしていくことは難しい業務内容ではないかと感じます。

その乗り越え方とは?

乗り越え方は、植物でも動物でも良いので毎日観察日記を付けてみて下さい。

小さな変化にも気づき、観察日記に書きとめてください。

小さな気づきが、その後大きな変化をもたらすこともあります。

継続的にモニタリングできるようになれば、それは管理栄養士の業務にも必ず役に立ちます。

パソコン作業が苦手な人

管理栄養士として仕事をするには、パソコン作業が必須です。

献立作成も、食材発注作業も、食数の管理も、計画書やモニタリング書なども、全てパソコンで行います。

働いていて一日たりともパソコンを扱わなかったことはないです。

パソコン作業が苦手な人にとって、管理栄養士として働くことは苦痛に感じるかもしれません。

その乗り越え方とは?

まずはパソコンに触れてみることから始めましょう。

身近にパソコン作業が得意な人がいるのであれば、教えてもらうのも良いかもしれません。

探してみるとパソコン教室なども数多くあります。

少し触っただけで分かった気になるのではなく、正しい使い方を学ぶことが必要です。

パソコン作業に慣れてしまうと、文字を書いたり手計算をしたりするより作業の効率化を図ることができ、書類もデータ化して整理しやすいので手放せなくなります。

それでなくても管理栄養士は一日の業務内容が多いため、パソコンは使えないと仕事が終わりません。

求人にも必ずと言って良いほど条件に「パソコン作業が可能な方」と載せてあります。

何とか基本的なパソコン操作ができるくらいの技能は習得しましょう。

技能を習得するとパソコン作業も楽しいですよ。

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まとめ

今回は、管理栄養士が向いてない人の8個の特徴と向いていない場合の乗り越える方法を紹介しました。

いかがでしたか?

どの特徴も、努力次第で改善できそうな内容であったと思います。

管理栄養士は、とても高度な技術や知識が求められそうなイメージを持たれていた方は、「えっ?こんなことで良いの?」と拍子抜けしたかもしれません。

そうです。

なりたいと思えば、特別なことは何も必要ありません。

管理栄養士は誰でもなれる職業であるということです!

この記事を読んで管理栄養士のイメージが少しでも変わることを祈っています。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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