歯科衛生士は男性でもできる?その理由と、男性ができること、大変だったこととは?
歯科衛生士の面接対策をお考えの方は必見です!
歯科衛生士学校に通っていたり、なんとなく興味を持っていて実際に働いてみようと考えている方がいらっしゃるかもしれませんね。
それでは、採用面接はどのような感じなのでしょうか?
今回は、歯科衛生士の面接の質問でよく聞かれる7個のこと、注意点、求人の確認事項についてなど、知っておくべき内容をまとめました。
歯科衛生士面接時の服装についてや働く前の心構えを、先にこの記事で予習してみてください。
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(正社員希望の人限定)
目次
閉じる歯科衛生士の仕事内容
まずは歯科衛生士の仕事内容が、どのようなものかおさらいしましょう。
働く場所にもよりますが、歯科衛生士の大多数が働いている歯科開業医の場合、「歯科診療補助」「歯科予防処置」「歯科保健指導」を中心に仕事をします。
歯科医の診療アシスタントの仕事や歯石や歯の汚れを取る仕事、歯磨きの仕方などをアドバイスする仕事ですね。
歯科衛生士の採用面接で訊かれる7個のこと
実際に歯科医院で働きたいと思ったら、興味のある歯科医院へアポイントを取り、歯科医院へ出向いて、面接を受けなければいけませんね。
採用面接では、どんなことを訊かれるのでしょうか?
どうしてこの医院で働きたいと思ったのか
まずは基本の質問。
どこの採用面接でも訊かれる可能性の高い質問ですね!
受け答えのコツ
興味を持っていて是非働きたいという意欲をアピールできたら良いですね。
具体的には求人情報や歯科医院のホームページなどを予めチェックして、医院が力を入れている仕事を中心にそのような仕事がやりたくて応募したと伝えるとイメージが良いのではないでしょうか?
例えば予防歯科に力を入れていて患者担当制のクリニックであれば、「予防歯科の仕事が好きだから、是非こちらで働きたいと思いました」ですとか。
インプラントに力を入れているクリニックであれば、 「インプラントに興味があり、勉強したいと思いました」などです。
その歯科医院と全く関係ない業務内容を言ってしまうとイメージが悪くなると思うので、予めどんな歯科医院なのかリサーチしておくと良いでしょう。
どうして歯科衛生士になろうと思ったのか
この質問もされることがあります。
受け答えのコツ
どうしてと言われても、医療系の国家資格で就職に有利だから、手に職をつけようと思って資格を取ろうと思った人も多いとは思います。
ただそのまま言ってしまうと、あまり良いイメージではないかもしれません。
少しアレンジして、「最初は、医療系の国家資格で就職に有利だと思って歯科衛生士になろうと思いましたが、勉強してみて患者様のお口の健康を守ることができる、やりがいのある仕事だと感じています。」などと答えると良いかもしれませんね。
どんな仕事をしたいか
アシスタント業務が好きなのか、スケーリングなどの予防業務なのか、様々な仕事がありますね。
受け答えのコツ
基本的には、面接先の歯科医院がどのような業務に力を入れているのかリサーチしておいて、その業務を中心に話すとイメージが良いですね。
どんなことが得意か?
歯科医院によっては、歯科衛生士が様々な仕事をしていることもあります。
受け答えのコツ
自分の得意なことをアピールしたら良いでしょう。
スケーリングが得意とかTBI(歯磨き指導)が得意など、どんどんアピールしましょう。
また転職の場合は、前職でどのような仕事をしていたのか訊かれるかもしれません。
歯科医院によっては印象(歯型)をとったり、石膏を流したり、TEK(仮歯)を作ったり、レントゲン撮影の準備をしたり様々な業務を行っていたかもしれませんね。
歯科医院によって歯科衛生士にどこまで求めるかはそれぞれなので、柔軟に対応すると伝えると好印象でしょう(不法行為は除いて)。
やったことがなければ素直にそう伝え、これから勉強していきたいと伝えると良いのではないでしょうか。
転職の場合、どうして前職を辞めたのか
転職の場合は必ず訊かれるので、準備しておきましょう。
受け答えのコツ
どうしても前職の悪口を言ってしまいがちだと思います。
しかし、悪口ばかりだと聞いている方も嫌な気持ちになりますし、ネガティブな人間だと判断されてしまうかもしれません。
前向きな回答を準備していくと良いでしょう。
例えば、「前職は常に忙しく、簡単な診療補助や片付けばかりを任される職場だったので、もっと自分のスケーリングのスキルを磨きたく、予防処置に力を入れている職場に転職したいと考えました」などと、前向きに答えると良いかもしれませんね。
休日や勤務時間などについて
歯科医院にもよリますが、交代制で休日をとる場合があります。
歯科医院自体は日曜祝日休診ですが、スタッフは週休2日や週休3日のため、平日に交代で休んだりする場合があります。
出勤時間も交代制の場合もあります。
面接の時に、働き方を向こうから提示されるかもしれません。
受け答えのコツ
他のスタッフとの兼ね合いがあるので、基本的には提示された条件を飲むと好印象ですね。
ただ、もしどうしても都合が悪い場合は、面接の時にしっかりと伝えましょう。
働き始めてから面接時と違う話をすると、相手に迷惑をかけてしまいます。
どうしても自分の希望と合わなければ、諦めて他の求人を探しましょう。
最後になにか質問などありますか?
面接の最後なので、話したことが印象に残りやすいです。
受け答えのコツ
確認したいことがあれば、質問しましょう。
特になければ、「一生懸命頑張りますので、よろしくお願いいたします」など、前向きにアピールすると良いでしょう。
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歯科衛生士の採用面接での注意点
採用面接で、どんなことに注意したら良いのでしょうか?
服装
まずは基本の服装ですね。
新卒の場合は、リクルートスーツが無難でしょう。
面接に最適な身だしなみですね。
ただ、再就職などでスーツがない、リクルートスーツは年齢的に似合わないという場合もあるかもしれません。
シャツにジャケットなどを羽織り、社会人として常識がありそうなイメージの服を着ていくのが良いでしょう。
ジーンズなどはやめましょう。
また、医療関係の仕事ですので清潔第一です。
靴が汚かったりシャツが汚かったりすると、マイナスイメージを持たれてしまいます。
綺麗に手入れをした服や靴が良いでしょう。
また、面接時に歯科医院内を見学することがあるかもしれません。
予め電話での確認が必要となりますが、白衣や院内シューズを着用して院内を見学することが可能な場合もあります。
その場合は、白衣や院内シューズを持参すると良いでしょう。
髪
髪の色は、カラーリングしていてあまりにも明るいと社会人としてマイナスイメージを持たれる場合もあるので、黒か暗めの茶色が無難でしょう。
ただ、歯科医院によっては脱色しているスタッフが多いところもあるかもしれません。
個人歯科医院は、様々な所があります。
歯科医院によっては、明るい色の髪の毛のスタッフが多くて真っ黒だと逆に浮いてしまう場合もあるかもしれません。
予めホームページなどを見て、先生やスタッフの雰囲気を確認できれば良いですね。
ホームページがないなどどんな歯科医院なのか分からない場合は、黒や暗めの茶色の髪色が無難ではないでしょうか。
また、髪の色よりも重要なのは髪型です。
基本的に医療現場では清潔第一なので、しっかりとまとめた髪型が好まれます。
特に前髪が顔にかかっていると仕事の邪魔です。
仕事中に髪の毛を触っては不衛生で、診療にも悪影響です。
前髪やサイドはピンで留めて、後ろ髪が長い人はしっかりとまとめると良いでしょう。
面接の時から医療人としての基本姿勢ができていると高評価です。
爪
基本的に歯科では、診療前に手や爪の間を爪ブラシなど使ってよく洗い、医療用の手袋をはめて仕事をします。
爪が長いと間に汚れが入って不衛生ですし、手袋にもすぐに穴が空きます。
患者様のお口を直接触る仕事なので、医療用手袋は必須です。
これは患者様を守るためでもありますし、自分自身を感染症から守るためでもあります。
患者様によっては、自分が感染症に罹っているとは知らずに歯科治療を受けにくる人もいます。
常に手袋をして、仕事をしなければいけません。
ネイルアートなどは落とし、爪は短く切って、よく洗った清潔な状態で面接に行くと、すぐに仕事ができる人だと評価されるでしょう。
メイク
基本的に医療現場では清潔感のあるナチュラルメイクが好まれます。
老若男女に受けが良いナチュラル(またはナチュラル風)メイクで、小奇麗な感じで身だしなみを整えると良いでしょう。
ただ、歯科医院によっては化粧の濃いスタッフが多いところもあるかもしれません。
予めホームページなどで確認できれば良いですね。
歯を磨く
歯科関係者は普段から人の歯をよく見ています。
意識していなくても自然と目が口元にいってしまうのです。
職業病と言えるかもしれません。
歯が汚いとそれだけで歯科衛生士失格と見られる可能性があるので、歯を綺麗に磨いてから面接に望みましょう。
時間を守る
時間を守るのは社会人として基本常識ですね。
一般的に歯科医院では、院長先生が面接を行うことが多いです。
忙しい診療の合間の時間を利用して面接を行うことが大部分です。
少しでも時間に遅れてしまうと大変な迷惑をかけますし、それだけで採用したくなくなるのではないでしょうか。
時間は必ず守りましょう。
時間ギリギリに走っていくのも、息を切らして汗を掻きながらの面接ではイメージが悪くなりますね。
時間に余裕を持って面接へ行きましょう。
ハキハキと笑顔で話す
歯科衛生士は周りのスタッフや患者様とコミュニケーションを取る仕事です。
面接の時、話し方はよく見られるかと思います。
挨拶をしっかりして、相手によく聞こえるようにハキハキと分かりやすく話すと良いですね。
相手の顔を見て、笑顔で話すとイメージが良いでしょう。
相手の話を聞く姿勢も見られていると思うので、話を聞く時にも気を抜かずに、相手を見ながら頷いたり相づちを打つと良いでしょう。
やる気を見せる
この医院でぜひ働きたいというやる気を見せると良いですね。
歯科医師が、一緒に働きたいな、他のスタッフとも上手くやっていけそうだなと思えるような素直で明るい人は採用されやすいでしょう。
歯科衛生士の求人情報や面接時の確認事項6個
主に待遇面をよく確認しましょう。
ただ面接の最初から給料や待遇のことばかりを質問しては、お金のことしか考えていない人だとイメージが悪くなるかもしれません。
だからと言って確認しないまま仕事を始めてしまうと、後からは訊きづらくなってしまうものです。
まずは一通り相手の質問に答えて、仕事内容などを充分に話して落ち着いた後に、「待遇についてお伺いしても宜しいでしょうか?」と切り出すのがベターです。
給料
求人情報に書いてあるかもしれませんが、求人情報をプリント(または切り抜き)して見ながら確認しても良いかもしれません。
内訳も訊いておきましょう。
昇給はあるのかも重要ですね。
勤務時間、残業代、休日
具体的に、現状スタッフが何時に出勤して何時に退社しているのか。
残業代は出るのか、出る場合は何分単位で計算か。
休日は何曜日が休みか、祝日は休みか、祝日休みの週は週何日休みになるのか、長期休暇はいつなのかなど確認しましょう。
ボーナス
ボーナスは出るのか。
出る場合は一年に何回、何ヶ月分出るのか。
勤務開始後何ヶ月経つと出るのかなど、確認しましょう。
保険
社会保険か、国民健康保険か、国保の場合は補助は出るのかなど。
セミナー、勉強会、社員旅行等
セミナーの補助金を出してくれたり、勉強会など積極的に行っている歯科医院もあります。
出戻りスタッフはいるか
結婚や出産などで一度辞めた後にまた仕事を始めたいわゆる出戻りスタッフはいるのか訊いてみましょう。
もしいる場合は、比較的働きやすく人間関係も良好な、職場環境の良い歯科医院かと思われます。
歯科衛生士の仕事を始めるにあたって知っておきたいこと
歯科衛生士の仕事を始めるにあたって、どのようなことを知っておいたら良いのでしょうか?
歯科衛生士の資格を持っていれば、即戦力だとみなされるでしょう
歯科衛生士の学校に3年以上通って実習もこなして国家試験に合格して資格を取っているわけですから、即戦力になると思われているでしょう。
医療人として、任された仕事は責任を持って行う気持ちを持ちましょう。
求人面接を受ける前に、見学をすることもできます
基本的に、歯科衛生士に働いてもらいたいと考えている歯科医院は沢山あります。
面接に行くと、すぐに働いてほしいと言われるかもしれません。
それなのに、面接後にこちらから断ってしまうと失礼にあたることがあります。
ですから迷っている場合は、面接ではなくまずは見学をしたいと電話で伝えても良いでしょう。
見学をすると、院内の衛生状態ですとかスタッフがお互いに丁寧な言葉で話しているかなど、少しは把握できるでしょう。
見学をして印象が良ければ、面接に望んでも良いかもしれません。
ただ、見学時の態度が悪いと歯科医院側からお断りされる可能性もあるので、見学と言えども身を引き締めて望みましょう。
まとめ
歯科衛生士の面接で訊かれることと受け答えのコツ、服装などの注意点についてまとめてみました。
いかがでしたでしょうか?
基本的な身だしなみに気をつけてやる気をアピールすれば、きっと上手くいくと思いますよ!
頑張ってください。
この記事が、少しでもお役に立つようでしたら幸いです。
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