大好きなカフェで働くためにバイトの面接を受けるんだけど、どんな事に気を付けたらいいの?
カフェでアルバイトをするには、当然面接を受けなくてはいけません。面接ではどんなことが訊かれるか気になりますよね。
自分のお気に入りのカフェの面接ならなおさら失敗したくないし、合格したい!と思いますよね。
今回は、カフェのアルバイトの面接で訊かれることや受け答えのコツ、服装などの注意点について詳しくお話しします。
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カフェのアルバイト面接でよく訊かれる5つのことは?
カフェのアルバイト面接でよく訊かれることは、「志望動機」「希望のポジション」「あなたの長所と短所」「シフトに入れる曜日」「前職について」がほとんどではないかと思います。
上記のことについて詳しく話していきます。
カフェのアルバイト面接でよく訊かれること1:志望動機
当然ですが、志望動機はほぼ100%訊かれます。
なぜこのお店を希望したのか、なぜこの業界なのかなど質問の内容は様々ですが、面接官としては明確な志望動機を知りたいというよりは受験者の人間性を見ていることもあります。
志望動機が「近いから」とか「よく通るから」と言われただけでは、採用する側の心には響きません。
面接官は受験者の話し方や振る舞いなどから、実際採用した時に周りのスタッフと仲良くできるかどうかを見極めて見ていることが多いです。
合格者の経験談!こんな風に答えました
答え方の例としては、自分の想いを伝えられると良いです。
ポイントとして「お店の雰囲気が好きで何度かお店に来たことがあり、店員さんの接客や働く姿を見て楽しそうだったので働いてみたいと思いました」や、「将来的にカフェの経営を考えているため、このお店の雰囲気やコンセプトを学んでみたいと思いました」など、ポジティブ且つ面接者が一緒に働いてみたいと思える回答がベストと言えます。
カフェのアルバイト面接でよく訊かれること2:希望のポジション
お店にもよりますが、希望のポジションを訊かれることも多いです。
カフェ勤務におけるポジションというのは、ホールとキッチンの二つの業務のことです。
最近主流のセルフサービス形式のカフェなどは、ホール業務のことをカウンターと呼ぶ場合もあります。
もちろん、この質問の際にもただ「ホール希望です」とか「キッチンが良いです」と答えるより、なぜホールが良いのか、なぜキッチンで働きたいのかを明確に話すことが大切です。
合格者の経験談!こんな風に答えました
ホールの場合、「以前のアルバイトでもホールの仕事をしていて接客が好きなのと、お客様に喜んでもらえるのが好きなので、ホールを希望します。また、機会があるならキッチンの仕事も興味があるため、最終的には両方の業務を覚えたいと考えています」と答えました。
キッチンの場合「料理を作るのが好きなのと、このお店のメニューが好きなので作ってみたいと思いました。また、将来的にはカフェの経営をしたいと考えているので機会があれば接客もチャレンジしてみたいです」などチャレンジ精神が旺盛であることをアピールすると好印象です。
カフェのアルバイト面接でよく訊かれること3:「あなたの長所と短所」
この質問は最近減ってきたかもしれませんが、質問するお店もまだあります。
面接官はこの質問で実際に長所や短所を知りたいのではなく、受験者が自分の長所と短所をどのように伝えているかを見ています。
例えば、長所は「笑顔です」短所は「忘れっぽいところです」だけでは、印象が上手く伝わりません。
端的に長所と短所を述べられたところで、面接者への印象も薄いものとなってしまいます。
合格者の経験談!こんな風に答えました
では、どう答えればポイントが高くなるか?
それは自分の長所と短所がどのようにお店に貢献できるのか、具体的に付け加えて回答することです。
例えば長所の場合、「長所は笑顔です。周りから笑顔を見ていると明るくなるとか落ち着くと言われるので、お店の雰囲気を明るくするようなムードメーカーや来店されたお客様にくつろいでいただけるような長所を活かせる店員になりたいです」と具体的に回答します。
短所の場合は、「短所は忘れっぽいところです。そのため、日頃からメモやノートを取り、重要なことは特に忘れないように記録しています。このお店で働く機会を頂けたら、同じようにメモやノートを取り、お客様や他のスタッフの皆さんに迷惑にならないように努めます」と、短所を活かして自分をアピールすることで良い印象を持たせることができます。
カフェのアルバイト面接でよく訊かれること4:「シフトに入れる曜日」
シフトに入れる曜日は、採用側にとってかなり重要事項です。
募集要項に「週1〜OK」や「昼間だけでもOK」と掲載していても、応募してくるのは意外と平日を希望する人がほとんどです。
飲食店の場合、平日より土日祝日が混雑する傾向にあるため「土日祝日を希望します」という人はあまりいません。
そのため、シフトに入れる曜日が週末である場合は、合格率がかなり上がります。
合格者の経験談!こんな風に答えました
シフトの希望は必ず訊かれます。
「こう答えなければいけない」ということはないのですが、「土日祝日を中心にシフトに入れたら良いなと考えています」と週末のシフト希望ができると、合格に大きく近付くことができます。
カフェのアルバイト面接でよく訊かれること5:「前職について」
前にどこかのアルバイト経験がある場合は、面接者から「なぜ前職を辞めたのか?」や「前職ではどんな業務をしていたのか?」、「前職で学んだことは何か?」などを訊かれるケースが多いです。
ここでのポイントは、前職で何を習得し、それこれから希望している仕事にどう繋がるかをアピールすることです。
また、辞めた理由について「人間関係が嫌になりました」や「そのお店が嫌いになりました」などのマイナスな発言は避けた方が良いです。
「学業が忙しくて前職のお店で希望している時間にシフトに入れなくなったためです」や「親(家族)の転勤に伴う引越しで前の職場で働くことが難しくなったためです」など、できることなら、やむを得ない理由を話すようにしましょう。
合格者の経験談!こんな風に答えました
ここでのポイントとしては、「前職でホールスタッフとして働いていました。忙しい時間帯での勤務が多かったのでレジをミスすることなく打ったり、効率良く注文を取り、商品を提供することを常に意識していました」と学んだ業務内容を挙げることで、どのようなことを学んできたのかが面接者に伝わりやすくなります。
面接当日の心構えや注意点とは?
無事面接の機会を頂けたら、次のポイントは面接当日の心構えや注意点です。
注意するポイントは「言葉遣い」「時間厳守」「身だしなみ」「ハキハキとした受け答え」「自己アピール」です。
面接当日の心構えや注意点1:言葉遣い
言葉遣いは、変にかしこまって話す必要はありませんが、カジュアルすぎる話し方はマイナスポイントになるので注意が必要です。
例えば、「そうっす」や「ていうか〜」、「自分は〜」など普段何気なく使っている言葉は癖として出てしまいがちですが、あくまでも面接なのでこのような言葉遣いは避けるべきです。
面接当日の心構えや注意点2:時間厳守
面接の機会を頂いていて遅刻をするのは言語道断です。
基本的には、少なくとも面接時間の5分前にはお店に到着するようにしましょう。
午後4時から面接の時間を頂いたとしたら、午後4時ちょうどから面接がスタートするという意味なので、時間ぴったりの到着もマイナスイメージになってしまいます。
ただし、面接者も仕事をしながら面接をこなすため、あまり早く行くと逆に迷惑になりかねません。
そのため、10分から5分前くらいがベストです。
また、電車が遅延して面接時間に間に合いそうにない場合は早めに電話でお店に連絡しましょう。
面接当日の心構えや注意点3:身だしなみ
カフェを始め、飲食店は清潔さや身だしなみは大切です。
そのため、面接に際してぼさぼさの髪や糸がほつれた服などはご法度ですし、軽装すぎるのもよくありません。
男性の場合は襟付きシャツとジーパンかチノパン、女性の場合は短すぎないスカートやパンツ姿がおすすめです。
もちろんジーンズといってもダメージジーンズは印象良くないのでおすすめしません。
面接当日の心構えや注意点4:はきはきとした受け答え
ホールスタッフを希望する場合は特に、はきはきと答えることが大切です。
面接に到着してスタッフに面接に来た旨を伝えるときも、しっかりと相手の目を見てはっきりと用件を伝えて下さい。
下を向いてもごもご話していては暗い印象を与えてしまいます。
そして、何より聞き取りにくい可能性があるので、最初からマイナスな印象になってしまいます。
ポイントは、顔を上げて相手の目を見てしっかり話すことです。
ただ大声を出せば良いというわけではないので注意して下さい。
面接当日の心構えや注意点5:自己アピール
面接中に過度に自己アピールをする必要はありません。
それでも、事前に準備していたことでどうしても伝えたいことは伝えるべきです。
終わってからあれを言えば良かったとか、こうしておけば良かったとならないためにも、準備した最低限の自己アピールは伝えるようにしましょう。
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こんな人は受かりやすい!合格するための受け答えのコツとは?
実は合格する人には共通しているところがいくつかあります。
全てを網羅していなくても、どれかの要素があることで合格率も高まると言えます。
特に「身だしなみがしっかりしている人」「コミュニケーション能力が高い人」「一生懸命な人」「時間厳守な人」「マナーがしっかりしている人」が合格する人に共通しているポイントです。
合格するための受け答えのコツ1:身だしなみがしっかりしている人
面接側は身だしなみをチェックしているので、清潔感のある服装や身だしなみはポイントが高いです。
おしゃれといっても万人受けするものとそうでないものがあるので、個性を全面に出すのではなくあくまでも清潔な印象を与える身だしなみがベストです。
合格するための受け答えのコツ2:コミュニケーション能力が高い人
カフェのホールのアルバイトでは特に、接客を行う上でコミュニケーションが欠かせません。
コミュニケーション能力が高く人あたりの良い人は、面接側として採用したい人材です。
しかし、コミュニケーション能力が高いというのは、ただよく喋るというわけではありません。
あくまでも相手の質問に対してきちんと受け答えができているか、相手の話にしっかり耳を傾けて理解しているかどうかがポイントになります。
合格するための受け答えのコツ3:一生懸命な人
雇用側として一緒に仕事をする上で、一生懸命な人は印象が良いです。
不器用であったとしても一生懸命何かをする姿勢や話す姿勢は評価が悪くはなりません。
自己アピールの際、自分の長所や短所の話など一生懸命伝えようと熱意を持って話す人は、多少言葉遣いが間違ってしまったとしてもプラスに働きます。
合格するための受け答えのコツ4:時間厳守な人
面接時間に遅れてくる人は、シフトにも遅れて来ます。
遅刻することはかなり印象が悪くなるので、時間をしっかりと守れる人は印象がアップします。
もちろん、何かの事故や不都合が生じて当日に面接時間に間に合わず時間を変更してもらわないといけない場合は、判明した時点で速やかに電話連絡しましょう。
メールで済ませてしまうと、印象が悪いどころかそのまま不採用になる可能性が高いので注意して下さい。
合格するための受け答えのコツ5:マナーがしっかりしている人
面接に挑むに際して、もちろん守るべきマナーがあります。
例えば、面接担当者が後からやって来た場合、一度席を立って挨拶をするのはマナーが良いとされています。
他にも面接のお店に到着した際、「お忙しいところ恐れ入ります。本日〇〇時から面接のお約束を頂いている〇〇と申します。店長の〇〇様いらっしゃいますか?」と伝えるのがベストです。
「お忙しいところ恐れ入ります」という一言が相手に好感を与えます。
また、「店長さんいらっしゃいますか?」という人もいますが、「店長さん」だとカジュアルすぎるので人によっては印象がよくありません。
客としてではなく面接を受ける側として来た場合には「店長さん」ではなく「店長の〇〇様」の方がベターです。
このようなちょっとしたマナーを意識できるだけでも印象が良くなります。
まとめ
カフェのアルバイトの面接では、清潔感、身だしなみやコミュニケーションスキル、表情がチェックされます。
笑顔で面接を受け答えできたらポイントは高いですし、逆にいくら清潔感がある服装をしていてもボソボソと話していては受かるのは難しくなります。
働きたいと思うお店でせっかく面接の機会を頂けらのなら、身だしなみや清潔感に注意して笑顔ではきはきと答えられるように準備していきましょう。
そうすることで採用される確率はぐっと上がります。
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