カフェバイトは楽！その5個の理由と実は大変な業務とは…！

「お洒落なカフェでアルバイトしたいけど、大変そうだから応募するの辞めようかな」

などと、何をするのか分からないままだと「大変そう」というイメージだけで応募をやめてしまう人も多いのではないでしょうか。

しかし、実はカフェのアルバイトというのは意外と楽だと言われているのをご存知でしょうか。

もちろん、その中でも大変な業務はあります。

それでも、まずは「なぜカフェのアルバイトが楽なのか」という点を知って、一歩を踏み出してみませんか？

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カフェのアルバイトの大まかな仕事内容

最初に大まかな仕事内容から知っていきましょう。

「カフェ」と一口に言っても、細かい部分は店舗やセルフ形式かフルオーダー形式か等によって異なるので、それぞれの違いを見て行きましょう。

自分が働きたいカフェはどちらなのか、どちらの形式が自分により向いていそうか、選ぶ時の基準にしてみてください。

セルフ形式

セルフサービス形式のカフェは、コーヒーチェーン店などに多い形式です。

基本的には、お客様がカウンターに来てオーダーとお会計を済ませて席に移動、帰りも後片付けはお客様自身で行う、というのがセルフ形式カフェの特徴です。

働く側としては動く範囲が狭くなるので、働きやすい形式です。

フルオーダー形式のカフェと違いお客様の滞在時間が短く、回転が速い傾向があります。

キャッシャー

キャッシャーはセルフ形式のカフェにおいて、謂わば「顔」であるレジ担当です。

基本的にはお客様が来店したらカウンターで注文を訊き、キッチンにオーダーを伝え、商品の受け渡しや会計を担います。

一番お客様に接する機会が多いポジションです。

店舗によってはレジだけではなく、注文を訊いてそのまま自分でドリンクを作ったり、食器洗いやトイレ掃除などを担当することもあります。

また、慣れてくれば電話対応をすることもあります。

キッチン

その名の通り、キッチンは軽食やデザート、ドリンクの用意をするポジションです。

最近ではセルフ形式のカフェでも食べ物やデザートが充実しているところも多いですよね。

キャッシャーから伝えられたメニューを作りキャッシャーに渡す、もしくはそのままお客様に渡すというのが基本的な流れになります。

キャッシャーの状況を見つつ、食器洗いやトイレ掃除を行うこともあります。

食材の管理や発注等も基本的にはキッチンスタッフが行います。

フルオーダー形式

個人オーナーの喫茶店や、チェーン店だとしてもメニューにこだわりがあるカフェ、メニューの種類が多いカフェによく見られるのがフルオーダー形式です。

お客様を席まで案内し、席で注文を取り、席まで飲み物や食事を運ぶというスタイルです。

セルフ形式と違い、働く側としては動く範囲が広くなります。

ホール

フルオーダー形式のカフェの「顔」であるホールスタッフは、カフェのメイン業務です。

来店したお客様を案内して注文を訊き、キッチンへ伝えて、出来上がったものをお客様の席まで運ぶというのが大まかな流れです。

全てホールスタッフが動いて、お客様は席に座ったままというのが、セルフ形式との大きな違いです。

キャッシャー業務もホールスタッフが兼任することが多いです。

お客様が食べ終わった食器の片付けや、店内の些細な清掃などもホールスタッフの仕事になることが多く、セルフ形式のキャッシャーと比べると作業の種類が増えます。

意外と見落としがちですが、店舗に電話が掛かってきたときに対応するのもホールスタッフが多いです。

キッチン

セルフ形式のカフェ同様、軽食・デザート・ドリンクを用意するポジションです。

セルフ形式と違うところは、軽食とは言え本格的に調理したり、もう少し作るのが難しいメニューが増えるというところでしょうか。

ただし仕事としてはセルフ形式のカフェと変わらず、ホールスタッフの注文を訊き、メニューを作るという流れです。

基本的には専任で行うことが多いですが、あまりにも忙しくホールスタッフだけでは回らないというときには、キッチンスタッフもホールに出てお客様へ注文の品を運ぶこともあります。

時々エプロン姿の人が食事を運んでいるのを見かけますよね。

また、ホールスタッフが忙しいときには、キッチンスタッフが電話対応することもあります。

食器洗い

セルフ形式のカフェと違い、フルオーダー形式のカフェでは食器洗いのポジションが専任でいることもあります。

特に場所によってはひっきりなしにお客様の来店があり、キッチンスタッフの兼任だけでは回らない場合に多いです。

そのため、店舗によってはキッチンスタッフが兼任することもあります。

完全に裏方の仕事で手荒れに悩むこともある大変なポジションですが、食器がないと料理を提供できません。

作業として遅らせることのできない重要な役目であり、縁の下の力持ち的なポジションです。

カフェのアルバイトが楽だと言われる5個の理由

大変だと言われることが多いカフェのアルバイトも、実は楽な部分も多いのが特徴です。

働くときに重要なポイントにおいて「楽」だと思えるので、ぜひ参考にしてみてください。

時間の融通が利きやすい

学生、フリーター、主婦等、様々な人がアルバイトをしているカフェでは、時間の融通が利きやすいのが楽なポイントです。

短時間勤務がOKだったり、日中だけ、夕方以降だけだったりと自分の都合に合わせてシフトが組めるところが多いですね。

その中で「平日はあまり入れないけど、土日なら入れる」という方は特に優遇される傾向にあります。

長くアルバイトを続けていくことで職場内での信頼関係も結ばれているので、「今週は予定があるから土日でも休みたい」といった希望が通るようになることもあります。

店舗にもよりますが、基本的には融通が利くところが多いです。

セルフのカフェなら後片付けまでお客様でやってくれる

前述の通り、チェーン店のセルフカフェの場合には、お客様をご案内する、注文を取りに行く、食器を片付けるといった業務が省かれます。

お客様は来店するとそのままカウンターで注文をして商品を席までお客様自身で持っていき、帰るときに食器を片付けてくれるというシステムだからです。

フルサービスのカフェよりは格段に仕事量が減るので、楽に働けるポイントです。

また、セルフカフェではフルサービスカフェより店舗が小さいことも多いので、掃除等も楽になります。

髪型や服装などがある程度許容される

店舗によりますが、カフェのアルバイトは余程の明るい色の髪やヒゲの伸ばし方が不潔でなければ、ある程度までは身なりの自由が許されるところが多いです。

もちろん清潔感は必要になるので、ネイル等は多くの場合禁止になるでしょう。

髪型や髪色についてはそこまでうるさく言われないのが「楽」と言われる理由です。

服装については店舗により違いますが、制服貸出や決まった服装になっているところが多く、早番でアルバイト終わりに出掛けるというときでも自分の好きな格好ができるのもポイントです。

役割分担が分かれている

セルフ形式とフルサービス形式のどちらにおいても、基本的には役割分担がはっきりと分かれていることが多いのも楽なポイントです。

個人経営のカフェや長年勤めている場合などは兼任というのが多いかもしれませんが、チェーンの大きいカフェでは分かれていることが多いです。

様々な仕事を覚えつつも、仕事中は自分の担当に没頭できます。

また、役割分担が別れていなくても余程来客数の多いところでなければ、一人一人の負担は割と少ないです。

ピークの時間帯が限られている

カフェというのは、混む時間帯が限られているのもポイントです。

通常の飲食店であれば、ランチやディナーを過ぎてもそこまでお客様の波が途切れることはありません。

カフェの場合は、基本的にランチや15時頃を除くと暇な時間も意外と多くなります。

場所や店舗にもよりますが、平日は特に夜19時頃～閉店までは利用する方も比較的少ないです。

翌日の仕込みや閉店作業もありますが、慣れればそれらの作業にさほど時間は掛かりません。

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カフェのアルバイトの実は大変な業務

楽な部分も多いカフェのアルバイトですが、やはり大変な部分もあります。

「楽なんだ」と軽い気持ちで行くと、そうではない状況に置かれたときに辛くなる可能性もあるので、大変な部分も知っておきましょう。

特にカフェのアルバイトは精神よりも体力的に大変だということが多いので、注意が必要です。

体力勝負

接客業は基本的にそうですが、仕事中はほぼ立ち仕事です。

慣れればまだ良いですが、始めたばかりの頃は足が痛くなって帰り道や帰宅後に辛い思いをすることもあります。

また、立ちっぱなしだと腰が痛くなることも多いので、健康な身体の持ち主であった方が良いでしょう。

その他にも、足りなくなったドリンクや資材を倉庫から取ってきて補充をすることもあり、力がある方が一度に多く運べます。

立ち仕事では足腰に負担がかかり、運搬作業では腕に負担がかかるという点は理解しておきましょう。

覚えることが多い

これは店舗にもよりますが、難しい名前のメニューも多いです。

最近のカフェではそれがオシャレなポイントで購買意欲を誘うものでもありますが、カタカナの長い名前のメニューを覚えるのはそれだけで大変ですよね。

マニュアルがしっかりしていると、基礎を覚えるまでは精一杯いっぱいになる可能性もあります。

他にも、店舗によってはホールスタッフからキッチンスタッフへ伝える際に略語を使うところもあります。

その場合は、正式メニューに加えて略語を覚える必要があります。

慣れてしまえば大したことではないですが、覚えるまではなかなか大変です。

食器洗いは手が荒れる

肌が弱い人だけではなく、毎日の作業となると水や洗剤を使った食器洗いは手が荒れます。

キッチンで調理をする場合も同じことが言えます。

使い捨ての手袋やゴム手袋等があれば良いですが、基本的にはないところが殆どでしょう。

例え食洗機のある店舗でも、食洗機に入れる前は大まかに汚れを落とすので水を使うのは避けられません。

特に女性はハンドクリームが手放せない職業かもしれません。

カフェのアルバイトはこんな人におすすめです！

「カフェでアルバイトをしてみたいけど、自分に合うか分からない」という方も多いでしょう。

向き不向きというのは、実際にやってみないと分からないものでもあります。

特に接客業であるカフェのアルバイトは向いている・向いていないがはっきり分かれる職種でもあります。

応募の前にどんな人におすすめなのか、ポイントを紹介します。

コミュニケーションが上手く取れる人

言うまでもなく、カフェのアルバイトは接客業です。

お客様とのコミュニケーションが上手く取れる人は向いているでしょう。

常連客が来るようなカフェでは世間話をすることもあります。

カフェのアルバイトではコミュニケーションが上手く取れることは必須と言っても過言ではないでしょう。

また、お客様だけではなくアルバイト仲間同士の連携が必要な場面がいくつもあります。

仲間とのコミュニケーションが上手く取れることも重要なポイントになってきます。

感情が表に出ない人

働いている中では、楽しいことだけではなくお客様からのクレームが入ることももちろんあります。

その対応時に動揺や不安などの感情が表に出にくい人は、冷静に対応ができるので向いていると言えます。

感情が表に出てしまうとクレーム対応時などは火に油を注ぐこととなり、お客様を不快な気持ちにさせてしまいます。

接客業ですから、いくら疲れていてもそのような疲れた顔をすることも良くありません。

基本的にはお客様が声を掛けやすい表情や動きをキープできることがベストです。

応用力や気遣いがある人

常にマニュアル通りにいかないのがカフェのアルバイトです。

想定外のことが起こったときに、慌てず落ち着いて応用力を働かせて動ける人は、カフェのアルバイトに向いています。

長く働いている内に「この時間はここが忙しくなる」などの一日のスケジュール感覚が分かってきます。

そのときにヘルプに入ってあげたりすると、仲間同士の絆も深まりますよね。

スタッフ間だけではなく、お客様が何か困っている様子などを察して声掛けすることも大事です。

コーヒーや紅茶が好きな人

コーヒーや紅茶が嫌いで、カフェのアルバイトに応募する人はあまりいないかもしれませんが、好きであるに越したことはありません。

基本的に、カフェ店内はコーヒーの香りでいっぱいになることも多いです。

また、働いているカフェで出しているコーヒーの味の違い、紅茶の茶葉の違いなど、自分で味わってこそお客様に合った適切なご案内ができるからです。

新メニューができたときなども、まずは従業員が試食・試飲をして、お客様に提供するという流れもあります。

まとめ

カフェのアルバイトの楽な点、大変な点をまとめてみましたが、いかがでしたか。

お洒落なカフェで働くと、それだけで楽しい気分になれますよね。

大変ではない仕事はありませんが、その中で楽な点も多いカフェのアルバイトは、社会においてほとんどの職種で必要となるコミュニケーションスキルも磨かれます。

楽でスキルも身につけられるカフェのアルバイト、迷っているならぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

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