デイサービスのパート求人でよくある募集内容やパートならではのメリットを紹介します

数ある介護職の中でも、デイサービスの仕事はパートの募集が多く、また働いている人もパートがほとんどというところが多いようです。

ではいったい、デイサービスのパートはどんな仕事をするのでしょうか？他の介護職と仕事内容は違うのでしょうか？

正社員との勤務内容の違いから、パートで勤務するメリットまでご紹介したいと思います。

パートの仕事を探している方は、是非この記事を読んでデイサービスの仕事を探してみてはいかがでしょうか？

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デイサービスのパートでよくある仕事内容とは？

デイサービスには、いわゆる全日デイ（通常規模、小規模）と、半日リハビリデイ（小規模）に分かれます。

後者は高齢者のジムのようなもので、入浴や食事はありません。

ですので、一般的な全日デイでの仕事内容をご説明します。

入浴介助

デイサービスには、家での入浴が難しくなり、お風呂目的で来られる方が多くいます。

基本的には毎日入浴業務があり、重要な仕事のひとつです。

デイによっては入浴専門パートを雇っているところもあるほどですので、フロア担当にならない限りは入浴の介助があると思っていてよいでしょう。

デイには通常規模と小規模（地域密着型）がありますが、小規模は家のお風呂のような個浴がほとんどです。

通常規模は大浴場のところが多く、車イスでも入れるリフト浴や、施設によっては寝たまま入れるストレッチャー浴があるところも。

どちらにしても介助しやすいような環境が整えられていますので、訪問介護に比べるとそう難しくはありません。

施設とは違い自分ですべての動作ができる人も利用されますが、やはりそれなりに介助が必要な人がほとんどです。

脱衣場では更衣介助、浴室内では、洗身、洗髪介助を行います。

必要時には浴槽内での介助も発生します。

ですので全身ずぶぬれになることが多く、基本的には半そで短パンに着替え入浴介助にのぞみます。

入浴時は全身状態を観察することができますので、あざ等ないかの確認も行い、あれば看護師や相談員に報告しましょう。

レクリエーション

デイサービスの最大の特徴はこのレクリエーションです。

ここでいかに明るく楽しくレクを盛り上げられるかが求められます。

レクが苦手な人は普通のデイで働くのは難しいので、半日リハビリデイのようなところを選びましょう。

昔はお年寄りがお遊戯するようだといってレクに対する印象は悪かったのですが、今はずいぶん違います。

マージャンやカラオケ、将棋や手作業など、趣味を尊重するとことも多いですし、集団レクにしてもかなりレベルが上がっています。

季節ごとに運動会やクリスマス会、お花見等イベントも行いますし、職員が練習した芸を披露するところも多いです。

デイは楽しみに行くところですので、職員にもおもてなし精神が求められます。

書道や手芸等の特技があればそれも立派なスキルになります。

送迎業務

ほとんどのデイでは、送迎は正職員と送迎専門パートで行っています。

送迎専門の人は５０代から６０代の男性が多いです。

朝だけ、夕方だけの勤務であったり、送迎以外には洗車や雑用を行ったりします。

他のパート職員が送迎にでる場合は、運転ではなく乗務スタッフとして同乗し、利用者を車に乗せたりします。

車に乗らないパートは待機し、フロアや浴室の準備をします。

デイサービスのパートでよくある募集内容（どんな施設・場所でデイサービスを募集しているか）とは？

先の仕事内容でも書きましたが、デイサービスには大きく分けて朝から夕方までの全日と、午前午後に分かれる半日があります。

半日のほうはほとんどがリハビリだけのデイサービスです。

募集内容にも少し違いが見られます。

デイサービスセンター（全日）

パートの募集はだいたいが９時から１７時頃までです。

デイサービス内に利用者がいる時間がだいたい９時前から１７時前までですので、場所によってはその前後の８時半から１８時頃までのところもあります。

週二日や三日という勤務体系は可能ですが、デイの人員配置上、時短勤務は難しいところが多いでしょう。

時給は無資格で最低賃金あたりとそう高くはないですが、初任者研修や介護福祉士等、資格があれば上乗せされるところがほとんどです。

逆に言えば無資格でも充分働けますし、週何日かの勤務が可能ですので、働きやすい職場です。

休むと必ず代わりがいる訪問介護に比べ、デイサービスは複数の職員で働きますから、急な休み等も相談しやすく、子供のいる主婦で扶養内での働きをされている方が多くおられます。

半日リハビリデイ

こちらは文字通り、午前の部、午後の部に分かれて利用者が来ますので、どちらかだけでの勤務を希望することも可能です。

時給は全日デイと変わりません。

食事、入浴、レクがなく、元気な方が多く利用されるデイですので、介助量も少ないです。

主にマシンへの誘導やお茶だし等を行います。

正社員やパートなどでの勤務内容の違いとは？

デイサービスは比較的正社員とパートの仕事内容がはっきり区別されています。

責任のある仕事をパートが受け持つことはほとんどありません。

正社員の仕事内容

デイサービスの正社員は給料が安く残業が多いイメージがありますが、昨今は加算も多くつくようになりましたので一概にそうもいえなくなりました。

しかしながらパートが多い職場ですので、正社員だけの仕事の負担は大きいです。

まずほとんどが送迎業務は必須です。

年間のレクリエーションを決めたりそのための準備をしたり、記録や書類作成も発生します。

デイは飽和状態ですので、営業に出ることも。

生活相談員であれば、面談や担当者会議、請求業務も発生します。

もちろん現場の仕事も行います。

パートの仕事内容

正社員と違い書類作成や運転の仕事は少ないのですが、入浴やレクリエーション、食事やトイレの介助など、現場でしっかりと利用者と向き合い過ごします。

逆に言えば事務仕事がない分、デイサービスの現場の仕事はパートで回っている部分も多々あります。

レクリエーションや行事など、意見を出せる部分も少なくありません。

パートで勤務するメリットをご紹介！

デイサービスは施設の特色上、終わりの時間がきっちりと決まっていますので、パートが残業をすることはほとんどありません。

また、延長をしているデイサービス以外は夕方には終わりますので、比較的働きやすい時間帯のみの募集となります。

扶養範囲内で働くことも可能ですし、逆に毎日のフルタイムも募集が多いです。

無資格者でも働くことができますし募集も多いですので、まったくの未経験でも大丈夫です。

デイサービスはたくさんあり飽和状態ですので、正社員ですと売り上げを気にしなければならず、営業にでることもたびたびあります。

しかしながらパートですとそういった業務はありません。

純粋に仕事を楽しむことができます。

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デイサービスのパートを検討されている皆様へ

介護職のなかでもデイサービスのパートの時給は安いかもしれません。

しかしながら無資格でも未経験でも、それこそ小さいお子さんがいても無理なく働ける介護職はデイサービスが一番です。

介護技術よりもコミュニケーションスキルが大きく求められますので、人と話すこと、行事でみんなと盛り上がることが好き、歌が好きというのも充分な長所としてアピールできます。

デイサービスは利用者が楽しむためにくるところ。

一緒に楽しめる方はぜひデイサービスで働いていただきたく思います。