私はデイサービスで合計で4年ほど勤めていた経験があります。

合計というのは認知症専門のデイサービスと一般型のデイサービスの2か所で勤務経験があるからです。

今回はデイサービスで働くことで得られるメリットについて書いていこうと思います。

デイサービスの仕事の概要とは

デイサービスは朝、利用者様の自宅へお迎えに行きます。

施設では基本的に入浴・食事・レクリエーション・排泄を行います。

施設に入所するほどではないけど、自宅でずっと一人で生活するには少し問題があるというような方が利用されています。

ですが、昨今は施設への入所がなかなか出来ない状況(高齢者の人数が多すぎて)ですので介護度がかなり重い利用者様も利用されています。

一見すると「この人がどうやって自宅で生活出来るんだ」というような方もいらっしゃいます。

家族様の苦労はかなりのものだと思われます。

デイサービスの利用者様は介護度の軽い方から重い方までいらっしゃいますのでそれぞれに合った介護をする必要があります。

夕方には利用者様の自宅へお送りするというのがデイサービスでの一日の流れになります。

自宅へお送りしたあと施設に戻り、記録を書いたり、自分の委員会の仕事をしたり、行事が近い場合はそれについての準備をしたりしています。

介護の仕事全般に言えますが、思っている以上に事務仕事が多いと思います。

デイサービスで働く3個のメリットについて

ここではデイサービスで働くメリットについて書いていきます。

私自身、介護の仕事のスタートがデイサービスでしたが、実感していることでもありますので参考にしていただければと思います。

介護職としての前に社会人として勉強になる

デイサービスという部署は介護の仕事の中でトップクラスに家族様と関わることが多いと言えます。

介護のイメージはお年寄り相手のお仕事というものだと思いますが、家族様との関りは多いものでデイサービスの場合は特に多いです。

毎日の送迎の時にほとんどの利用者様は自宅に家族の誰かがいるという状況です。

家族様が利用者様の配偶者ということもあり同じく高齢者というパターンもありますが、利用者様の子供というケースが多いです。

家族様との関りというのは一般の社会人として接する必要が出てきます。

利用者様と接する時と同じような口調で話しかけているようでは非常識です。

社会人としてのマナーも学ぶことが出来るのは大きなメリットです。

行事・レクリエーションの司会という経験が出来る

おそらくどこのデイサービスもそうだと思うのですが毎日レクリエーションがあり、それを当番制にして職員が順番に担当しています。

デイサービスに配属になると「私(僕)にレクリエーションなんて無理だよ」なんて話をよく聞きますが、デイサービス経験者からするとそれは場数を踏めば何とかなるものです。

レクリエーションの司会というのは内容によって不得意というのはありますが、ある程度は出来るようになるものです。

私は現在、介護老人保健施設の入所の方で働いています。

行事の時などに司会をしているのを見ますが、それがデイサービスの経験のない人の場合は司会があまり上手くないということが多いです。

デイサービスで司会の経験を数多くしていると違和感なくスムーズに物事が進みます。

司会というのは元々得意という人もいるとは思いますが、場数を踏んでいるというのは強みになります。

他部署に異動になったあと行事の司会を任されても何とかなりますのでメリットだと思います。

介護技術も学べる

デイサービスは元気な利用者ばかりで介護技術はあまり使わないというイメージを持たれている方もいると思います。

最初に書きましたが、最近は施設入所の順番がなかなか回ってこないというのもありデイサービスにも介護度が重い方も多くいらっしゃいます。

私が勤務した認知症専門のデイサービスでは、ほぼ寝たきりというような方も数名いらっしゃいました。

寝たきりの方への食事介助や入浴介助というのは今後、入所の方へ異動になったとしてもデイサービスでの経験が生きるものとなります。

デイサービスでも介護技術は幅広く学ぶことが出来ます。

デイサービスの仕事はこんな人におすすめ!

デイサービスの仕事が向いている人を考えてみようと思います。

夜勤が出来ない人

デイサービスは夜勤がありません。

家族がいるから夜勤が出来ない。

体調面の問題で夜勤が出来ない・・・など色々な理由がありますが、夜勤がないということでデイサービスを希望する方も多くいます。

さらに言うと早出・遅出というものもなく毎日出勤時間が同じと言うことでパートさんの人数も多いです。

変則勤務への対応が難しいという方におススメできます。

賑やかに介護の仕事をしたい人

入所施設の介護職となると利用者様の介護度が平均して重くなります。

元気に歩いて○○へ行って・・・ということを久しくしていない方ばかりです。

一方デイサービスは元気な利用者様もいらっしゃいますので「おばあさん、昨日ね○○へ行ってきたんだけど・・・」というような方もいらっしゃいます。

入所施設の方が静かな方が多いので、デイサービスの方が賑やかな雰囲気になることが一般的です。

大勢の前で元気よく仕事をしたいという人にもおススメできると思います。

まとめ

今回はデイサービスで働くことのメリットについて書いてきました。

文中にもありますが、私が介護の仕事をスタートさせたのは「認知症専門のデイサービス」です。

そこでの様々な経験が介護士としての礎を築いていると言っても過言ではありません。

これは介護の仕事の最初にデイサービスだったからそう思えているという見方もありますが、デイサービスでしか得られない経験もあります。

多くの利用者様の前に出て司会をしたり、毎日のように多くの家族様と接したりというのがデイサービスならではの経験と言えると思います。

特に司会の経験は有ると無いとでは雲泥の差です。

デイサービスで司会の経験を数多くしている人がそうでない人の司会を見ると実感できると思います。

夜勤がなく、利用者様の介護度が軽いというイメージがあり同じ介護の仕事であるにもかかわらず、簡単な仕事(部署)と思われる事も実体験としてありますし、デイサービス職員あるあるとして話をすることもあります。

ですが、デイサービスは簡単なんてことはないですし、勉強になり介護の仕事を長くすることを考えた上でも非常に良い経験になります。


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