求人数が多くあるデイサービスの仕事は、とにかく介護職初心者にお勧めです。

その理由と、実際にどういった仕事をするか、デイサービスの仕事内容を順を追って詳しく解説します。

目次

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  1. デイサービスの仕事は大きく4個の役割に分けられる
  2. デイサービスの仕事の役割1:送迎
  3. デイサービスの仕事の役割2:入浴介助
  4. デイサービスの仕事の役割3:レクリエーション
  5. デイサービスの仕事の役割4:体調管理
  6. 送迎の3個の業務
  7. 送迎の業務1:運転ルート、乗車メンバーを決める
  8. 送迎の業務2:送迎、必要時はベッドまで行う
  9. 送迎の業務3:運転、同乗
  10. 入浴介助の5個の業務
  11. 入浴介助の業務1:浴室準備
  12. 入浴介助の業務2:誘導、脱衣
  13. 入浴介助の業務3:洗身介助、浴槽誘導
  14. 入浴介助の業務4:着衣
  15. 入浴介助の業務5:掃除
  16. レクリエーションの3個の業務
  17. レクリエーションの業務1:月間予定
  18. レクリエーションの業務2:物品準備
  19. レクリエーションの業務3:レクリエーションの実施
  20. 体調管理の2個の業務
  21. 体調管理の業務1:血圧、体温測定
  22. 体調管理の業務2:食事、水分量の確認
  23. デイケアとの仕事内容の違い
  24. デイサービスの仕事をするにあたって覚えなければいけないこと
  25. デイサービスの仕事をするにあたって覚えなければいけないこと1:送迎ルート、車の操作
  26. デイサービスの仕事をするにあたって覚えなければいけないこと2:そのデイでの入浴方法
  27. デイサービスの仕事をするにあたって覚えなければいけないこと3:レクリエーション、体操
  28. デイサービスの仕事の良いところ
  29. デイサービスの仕事の良いところ1:働きやすいポイント
  30. デイサービスの仕事の良いところ2:面白いポイント
  31. まとめ

デイサービスの仕事は大きく4個の役割に分けられる

デイサービスの仕事の役割1:送迎

デイサービスは基本的には利用者を家に迎えに行って、帰りは送り届けます。

もし送迎がなく、自分で来所される場合は、送迎分の単価が引かれる仕組みになっています。

車での送迎で、一台に数人が乗り込む事がほとんどで、デイの仕事の中では1,2を争う重要な業務です。

後にも詳しくご説明しますが、介護保険上は現在「ベッド上から送迎算定」となっていますので、必要な人はベッドで寝ている状態から車へ乗り降りさせる事となります。

送迎専門の運転手を雇っているデイも多いです。

デイサービスの仕事の役割2:入浴介助

デイサービスを利用するにあたり、一番多い理由が「家でのお風呂が難しくなった」というもの。

高齢になったり、何らかの事情があり、家での入浴が難しくなった、もしくは不安になったという方には、ケアマネとしてはまずデイの利用を勧めます。

ですので、デイの利用をする方はほとんど入浴をされます。

基本的には毎日入浴業務があり、入浴担当になる頻度も高いです。

ただし、半日リハビリデイではほとんどの所が入浴は実施していません。

デイサービスの仕事の役割3:レクリエーション

デイといえばレクリエーションや行事に力を入れている所がほとんどです。

入浴や食事以外の時間を、いかに楽しく充実して過ごしてもらえるかでデイの集客率は変わります。

こちらも半日リハビリデイではレクはしていませんが、その代わり集団体操などは行われています。

デイサービスの仕事の役割4:体調管理

デイでは必ず利用者の体調の確認を行います。

看護師がいれば看護業務の一環になっている所がほとんどですが、もちろん介護職員も行う業務です。

送迎の3個の業務

送迎の業務1:運転ルート、乗車メンバーを決める

一台の車で数人の利用者を乗せ、効率的に送迎をしなければなりませんので、ルートの確認と乗車する利用者を決定する作業はとても大切です。

家が近い利用者同士を同じ車にするのはもちろん、乗り物酔いをする人は出来るだけ乗っている時間を少なくするであるとか、相性の悪い利用者は違う車にするとか、しっかりと利用者の事を考え、配車を組みます。

みんなが同じ利用時間であればいいのですが、家が近くても一人は長い時間、一人は短い時間の利用となると送迎の手間が増えます。

複数の利用時間を設けているデイでは、利用の開始の段階で「この地域の人ならこの時間利用して下さい」だとか、空き状況を尋ねた時に「この曜日であればその方の近くにいる利用者がいるので、その日でお願いします」という提案をしたりします。

空きがあっても利用者を断る理由のほとんどがこの送迎の兼ね合いです。

それほど重要なポイントであるといえます。

送迎の業務2:送迎、必要時はベッドまで行う

介護保険上、デイの送迎に関してはベッド上から始まるとされています。

つまり、寝たきりの人がベッドで待っていれば、その方を車イスに移乗させる所からお迎えは始まり、ベッドに寝かせて帰る所までを行います。

とはいえ、この業務を行ってくれるかどうかは各デイによって様々で、玄関の外で待っていて下さい、マンション等であれば下の車を乗る所まで来て待っていて下さい、と言われる所もあります。

法的にはそれはベッドまでお願いしますと言えるのですが、実際どこまで行うかは各デイによって様々で、上記の理由で指示を出された場合は、送り出しにヘルパーを利用するとか、もしくは希望通りの送迎をしてくれるデイを探す事になります。

送迎の業務3:運転、同乗

もちろんですが、車の運転は必須です。

通常規模のデイであれば、ほとんどの所が送迎専門職員がいますが、小規模デイでは一般職員も送迎を行います。

運転手の他、大きな車であればもう一人が乗り込み、車の誘導や車内の確認、乗り降りの介助を行う事があります。

入浴介助の5個の業務

入浴介助の業務1:浴室準備

お湯を溜めたり浴室を温めたり、バスタオルを用意したり、物品の管理を行ったり、朝一番の業務として浴室の準備を行います。

特に温度設定やお湯張りは早めに行わなければなりません。

入浴介助の業務2:誘導、脱衣

浴室に利用者を誘導し、服を脱いでもらいます。

必要な人には介助を行います。

この時にはきちんと浴後の着替えを準備しておく必要があります。

入浴介助の業務3:洗身介助、浴槽誘導

デイによっては、脱衣所介助の「外介助」、浴室内介助の「内介助」に分かれています。

浴室内での介助を行う場合は半そで、短パンに着替えて万全の体制で臨まないとびしょびしょに濡れてしまいます。

浴室内は気を抜くと重大な事故につながるので、細心の注意を払わなくてはなりません。

洗身介助は、出来るところは自分で洗ってもらい、届かない所は介助を行います。

体を洗い終わったらいよいよ浴槽誘導です。

ここでは、たとえ普段自立されている方でもきちんと介助をしておかないと、滑って転倒の危険性があります。

利用者によってはリフト浴(座位浴)の機会を利用したり、ストレッチャーで入浴してもらう事もあります。

高齢者は長湯の方もいらっしゃいますが、湯あたりする恐れがあるので、ある程度の所で上がってもらいます。

入浴介助の業務4:着衣

しっかりと体を拭いてから服を着て頂きます。

介助が必要な人はもちろん、意外と体が濡れていると服が着にくかったりしますので、背中のシャツを下ろすなどの介助は自立している方でも希望される事があります。

この着衣時は、湯あたりや血圧変動で非常に急変の多い時間です。

何かあればすぐに横になってもらうなどの対処を行いましょう。

浴後はしっかりと水分を取ってもらう事も大切です。

軟膏の塗布や湿布貼付等ある方には処置を行います。

最後はしっかりドライヤーをかけ、髪を乾かし終了です。

入浴介助の業務5:掃除

最後に必要であれば掃除をして終了です。

この時忘れ物が無いかしっかり確認を行いましょう。

デイでのトラブルで一番多いのが紛失物で、それも入浴時に起きる事が多いです。

レクリエーションの3個の業務

レクリエーションの業務1:月間予定

ほとんどのデイは一ヶ月のレクリエーション、行事予定を作成し、利用者に交付します。

曜日毎に利用者が違いますので、公平に行事を楽しめるように工夫している所が多いですが、中には第何週の何曜日に大きな行事をすると決めていて、その日は臨時利用希望の方は来てもらう、としている所もあります。

春はお花見、秋は敬老会や運動会、冬はクリスマス会や新年会と、季節を感じられるように工夫されています。

レクリエーションの業務2:物品準備

レクで何かするとなれば少なからず物の準備が必要です。

手作業をするならその道具、手作りおやつなら材料、風船バレーをするにも風船が必要ですし、限られた予算内で物品を取りそろえ、用意しておきます。

レクリエーションの業務3:レクリエーションの実施

レクの時間はとにかく楽しく行わないと、しらけた雰囲気になったり、それこそ居眠りしてしまう人も現れてしまいます。

職員が盛り上げ、皆に楽しんでもらえるように、何より自分自身が楽しまなければなりません。

行事の司会等行うと、声が枯れてしまう事もしばしば。

初めは恥ずかしいと思うかもしれないですが、必ず慣れますので大丈夫です。

体調管理の2個の業務

体調管理の業務1:血圧、体温測定

デイサービスでは必ず上記の測定を行い、体調に変わりは無いか確認します。

特に入浴をされる方はこの数値がおかしいと入浴を中止したり清拭に変えるなどの判断を行わなければなりません。

血圧、体温はカルテに記載し、利用者ノートがあればそれにも記載、持ち帰って家族が把握できるようにします。

自宅で訪問介護や訪問看護を利用している人はこの数値を確認される事もありますので、大切な記録です。

体調管理の業務2:食事、水分量の確認

同じく、デイの食事をどれくらい食べたか、水分をどれくらい飲んだかも必ず記録し、カルテ、ノートに記載します。

問題のない方なら良いのですが、普段から食事や水分が取れていないような方は、意識して介助や声かけを行い、しっかりと摂取するよう促します。

デイケアとの仕事内容の違い

同じような施設として、デイケアというものがあります。

老人保健施設や病院、クリニックに併設している事が多い医療系の通所施設です。

デイケアはPTやOTなどリハビリ専門職が常在していて、リハビリに特化しているのが特徴で、制度的には医療系サービスに位置づけられます。

内容は大きく変わりは無いのですが、利用目的がリハビリですので、入浴に力を入れておらず全員は入れなかったり、レクにも力を入れていなかったりします。

ただ、特色はおのおのデイケアによって違いますので、デイサービスと同じように入浴やレクを重視している所もあります。

デイサービスの仕事をするにあたって覚えなければいけないこと

デイサービスの仕事をするにあたって覚えなければいけないこと1:送迎ルート、車の操作

送迎ルートの把握はデイ職員にとっては最も重要です。

これによって利用者の獲得や逆にお断りするが出たり、利用時間を決める事もあり得ます。

近くに住む人を同じ曜日に同じ時間利用してもらう事によって、デイの回転率は格段に上がりますので、重要なポイントです。

また、多少なりとも介護が必要な人が乗り込むわけですから、どういった順番で足を出して座るとか、車の乗り降りの介助方法を学ばなくてはいけません。

車イスごと乗り込むリフト車であれば、もちろんその操作方法を覚える必要があります。

デイサービスの仕事をするにあたって覚えなければいけないこと2:そのデイでの入浴方法

一口に入浴といっても、デイによってお風呂場は様々。

個浴といって、普通の家の様なお風呂に一人づつ入る場合、大浴場にいっぺんに入浴する所、リフト浴やストレッチャー浴がある所と、色々なタイプがあります。

もちろんシャワーの使い方や物品の補充方法、果ては掃除の仕方まで違いますので、そのデイにあった入浴方法を覚えなくてはいけません。

デイサービスの仕事をするにあたって覚えなければいけないこと3:レクリエーション、体操

繰り返しになりますが、デイでのレクは大変重要な業務です。

しかしながら毎日レクをしていると、どうしてもネタ切れになってきます。

いつも情報を収集し、新しいレクや体操を仕入れる必要があります。

デイサービスの仕事の良いところ

デイサービスの仕事の良いところ1:働きやすいポイント

デイは、未経験者や無資格者でも充分に活躍でき、働きやすさはピカイチです。

その理由をご説明いたします。

勤務時間が決まっている

デイサービスで一番働きやすいポイントがこれでしょう。

利用時間が法的に決まっており、夕方には利用者は帰りますので、その後雑用や事務仕事があるにしても、利用者がいない分集中して行う事が出来ます。

一部のデイでは延長サービスやお泊りサービスを提供しているのでこの限りではありませんが、それでもほとんどの利用者は夕方にはサービスが終了しますので、施設のように一日中忙しいという事はありません。

年中無休のデイもありますが、土日休みのデイも少なくないので、そういったデイで働けば決まった休日が確保できます。

他の介護職は定休日が無い事も多いので、確実に休める日があるというのはとても大きなポイントになります。

介護量が少ない

規模にもよりますが、デイに来られる方のほとんどは在宅生活を送られていますので、超重度の介護量の方というのはあまりいません。

介護が必要な方でも、デイは職員一人になる事は無いので、必ず誰かと協力して介護を行う事が出来ます。

休んでも人が回る

デイで働く職員は子持ちの主婦が多いのですが、その理由は先に挙げた勤務時間が決まっている事と、この休みやすさにあります。

よほどの小規模デイ以外は、職員がいつも複数人出勤しているので、一人休んだ位で仕事が回らないという事はありません。

介護職はたくさんありますが、休んでも何とかなる仕事というのはデイ位しかないでしょう。

子供が急に熱を出して休みます、という事が多い働くお母さんには、一番人気の職種です。

自分にあったデイが選べる

レクはどうしても嫌だという人なら半日リハビリデイ、逆ににぎやかな事が好きなら行事に力を入れている所、しっかり稼ぎたいのであれば延長や泊りをしているデイ等、自分の性格や状況によって合うデイを選ぶ事ができます。

始めにしっかりと自分にあった所を選べばストレスが少ないので、条件をまとめてから仕事を探しましょう。

デイサービスの仕事の良いところ2:面白いポイント

デイはとても魅力のある介護職です。

そのポイントを二つお話します。

レクリエーション

レクの仕事が始めから得意な人はほとんどいませんし、毎日レクをするのが嫌だからデイでは働かない、という人もいます。

でも、やっていくうちに必ず慣れます。

コツは唯一つ、自分がとことん楽しむ事。

職員が楽しんでいれば利用者が笑って下さり、利用者が笑えば職員はもっと楽しくなります。

介護職の中でも一番のサービス業がデイサービスです。

笑いが一番多いのもデイ。

楽しむために利用する介護サービスですので、おもてなししながら自分も楽しむ事が出来ます。

ゆっくり話をする事ができる

これもデイならでは。

時間に追われる仕事ではないので、利用者の隣に座ってゆっくり話を聞く事ができます。

というよりも、これも大切な仕事です。

年を重ねた方のお話はじっくり聞けば本当に面白くて、勉強になります。

普段話し相手がいない方はとても嬉しそうにお話して下さるので、笑顔で傾聴する事も大切な介護業務です。

それが認められる余裕があるのはデイサービスだけでしょう。

デイサービスのやりがいやおすすめポイントは、こちらの記事を参考に!

まとめ

様々なデイの業務を説明させて頂きましたが、必ず他の職員がいて、整った環境で働くデイサービスの仕事は、とにかく未経験者や無資格者にお勧め。

介護技術よりも、人柄が求められる世界です。

本当に楽しい職場ですので、介護職を目指される方は一度は働いてみて欲しいなと思っています。


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