医療事務の仕事をするにあたって、向き不向きは多少なりとも関係してくると思います。

仕事のスキルというより性格上の話になりますが、向かない人にとっては大変だと感じることもあるでしょう。

おおざっぱな性格の人などは、業務をするにあたってミスが増える可能性があるかもししれません。

しかし、自らの努力次第で改善することは充分可能であると思います。

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医療事務はどんな仕事?

医療事務の主な仕事としては、レセプト業務の他にもカルテ出しやカルテのデータ入力・管理、会計処理や、患者さんへの対応の、その他雑務などがあります。

沢山の仕事がありますが、繰り返し日々の業務を行うことで問題なくこなせるようになるでしょう。

しかし、慣れてくるとは言え、気を緩めると思わぬ事態を招く恐れもあります。

医療事務のミスによって、患者さんの治療方針に影響が出る場合もあるので注意が必要です。

医療事務の大まかな仕事内容

大まかな仕事としては「医療事務はどんな仕事?」で記載した内容になりますが、レセプト業務など毎日ではなく月に1度の業務もあります。

基本的に医療事務の仕事は多岐にわたっています。

先生や看護師、患者さんからも依頼される場合があるので、人によっては大変だと感じることも多いでしょう。

仕事上の役割とは?

医療事務の仕事上の役割は、先生や看護師のアシスタント業務と考えると分かり易いかもしれません。

治療行為そのものに携わることはありませんが、処置の準備、輸血や採血の手配などを行います。

医療事務はアシスタント業務の他に、会計処理や窓口業務等で患者さんと接することが多いです。

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医療事務の仕事はどんな人に向いている?

医療事務は、マメで物事を注意深く観察できる人が向いていると言えるでしょう。

様々な業務をこなさなければならず大変ですが、仕事を雑にしてしまうと後の人に迷惑がかかる可能性があります。

いくらキャリアを積んだ人でも、医療事務の仕事を完璧にこなすというのは非常に難しいと思います。

仕事に対する向き不向きは性格も関係してくるので、向いていないと感じる人には大変な業務かもしれません。

几帳面な人

几帳面な人は仕事が丁寧なので、使用した物をきちんと戻したり整理整頓をしてくれます。

ただ、少々おおざっぱなな性格だと思う人は、業務を行う上で気をつけた方が良いかもしれません。

なぜなら、使用した物を元の場所へ戻さなかったことによって、最悪の場合、重要書類や個人情報を入れているデータの紛失等が起こる可能性もあるからです。

これは過去に実際あった話です。

幸い受付事務所の中にあり事なきを得ましたが、紛失者はみんなから厳重注意を受けていました。

几帳面な人ほど物や書類などの管理をきちんとしてくれるので、一緒に仕事していても安心できます。

ただ、その性格故に少々細かいことまで注意されることがあるかもしれません。

迅速で的確に仕事をこなせる人

仕事はただ早いだけならば誰にでもできます。

しかし迅速且つ的確に仕事をこなせるという人は、やはり少ないものです。

業務をこなすことで迅速にできるようになってきますが、的確に仕事をこなすためには慣れと判断力が必要になります。

しかし、慣れてくると油断をしてしまい、思わぬミスに繋がることもあります。

そのため、他人と比べて特段迅速ではなくとも、的確に仕事をこなせる人は重宝されます。

ただ的確でも時間がかかりすぎると患者さんに迷惑がかかってしまうので、あまり時間をかけられない場合もあります。

基本的に医療事務という仕事は、時間との戦いになることも多いです。

機転が利く人

臨機応変に対応ができる人は、どこの職場でも通用するでしょう。

機転が利く人はなぜ医療事務に向いているのかというと、日々の業務においてとっさの判断を迫られるケースが多いからです。

これは私自身が実際に体験した話です。

そこでは患者さんを見送った後、きちんと帰られたのかを監視カメラで確認しなければいけませんでした。

働いていた場所が透析施設だったのですが、透析というのは処置前よりも処置後にしんどくなることが多いからです。

血液を正常にするために循環させるのですが、それが原因で体調を崩してしまったり血圧が安定できずにその場で上がってしまうという人も少なくありません。

若い方だけではなくお年寄りも多かったので、自力では歩く事ができずに、透析後に車イスで帰宅されるという患者さんもいました。

上記のような心配があるため帰宅されるまで監視カメラでチェックしなければならず、患者さんに異常が確認された場合はすぐに様子を見に行っていました。

転倒してしまったり、気持ちが悪くて動けないという方もいたので、機転を利かせて患者さんに対応しなければならないということも多かったです。

一般の診療所・クリニックはそんな人ばかりではないと思いますが、透析施設では患者さんの対応に一番機転を利かせないと生死に関わる可能性があるので慎重に判断していました。

機転が利かないと、場合によっては看護師や医師から怒られてしまうこともあります。

調べることが好きな人

医療事務という仕事は本当に覚えなければいけないことばかりです。

そのため、調べることや覚えることが苦手だという人は、不向きかもしれません。

必ずしも毎日同じ業務ばかりではありませんし、患者さんによっては薬の変更などもあるので使用量を調べたり、別の病院を紹介するためにパソコンで検索するなどしなければなりません。

そして、レセプト業務時にはやり方が先月と違って変更されていることもあるため、間違いがないようにきちんと理解する必要があります。

患者さんやその他のスタッフにも対応をしなければいけないので、自分がきちんと理解しておかないと説明ができないからです。

調べるのが苦手な人は自分自身で理解していないため、聞かれてもキチンと説明ができずに臨機応変な対応もできません。

患者さんの立場になった場合、様々なことを理解している医療事務員は心強いと思います。

数字が好きな人

会計業務に限らず、毎日数字を見るので苦手な人はしんどいと思います。

治療費の計算ももちろんですが、私の場合は透析内科ということもあり、患者さんの透析前と透析後の体重測定をしなくてはいけませんでした。

透析患者さんの体重管理は今後の治療方針にも関係してくるので、誤差が多すぎると治療に影響が出てきます。

衣類などの風体の差や車イスに乗ったまま測定する場合もあるので、体重計が狂ってしまうと計算ミスになりかねません。

それらを踏まえて体重の計算をしなければならなかったので、本当に大変でした。

計算が続くと頭が混乱してくるので、数字が苦手な人はきついかもしれません。

小さなミスに気づける人

小さなミスに気づける人は重要視されます。

医療事務の仕事は、基本的に誰かにダブルチェックを行ってもらうことが多いです。

自分一人では間違ってしまっている可能性もあるので、ダブルチェックを依頼しなければいけません。

特に採血のスピッツや用紙の記入漏れ確認はとても多く、ダブルチェックによってミスを防ぐことができます。

小さなミスが思いがけず大きなミスに繋がることも沢山あります。

医療事務側だけの小さなミスならまだ良いのですが、それに気がつかないまま患者さんや看護師、医師にまでも関わってしまい大事故になってしまうケースも存在します。

急いでいる状況だと見落としや漢字間違いなどをしてしまうことも多いのですが、時にはダブルチェックを頼めず自分一人で行わないといけない場面もあるでしょう。

特に焦っている状態だと冷静な判断ができなかったり、視野が狭まってしまうこともあり間違いを見つけることができません。

私は比較的小さなミスに気づく方ですが、やはり焦ってしまうことも多かったです。

焦っている状態だと、確認をしても間違いに気がつけず、怒られてしまうこともありました。

明るい人

医療関係では人の生死を毎日取り扱うため、どの部所も基本的にはピリピリしています。

それ故スタッフとのコミュニケーションを思うように取ることができず、空気が重くなりしんどいという人も少なくありません。

私が医療事務をしていた時、ムードメーカーのようなポジションにいました。

そのため、業務の合間や一息ついた時にはいつも笑いが絶えない状態でした。

私が辞めても特に何も変わらないだろうと思っていたのですが、その後に後輩からあの頃は場が和んで楽しかった、今はみんなピリピリしてしまって苦しいと教えてもらったことがあります。

そこで初めてムードメーカーの存在は大切なんだなと思いました。

前向きな性格

医療関係で働くということは、人間の生死を扱うことへの関わりを持つと思って下さい。

それ故に現場ではピリピリすることも多く、単純なミスが思いがけず失敗に繋がることもあります。

そのため、失敗から落ち込んでしまう人もよくいます。

しかしここで重要なのは、それをいつまでも気にしないということです。

いつまでも気にや病んでしまうと、また同じようなミスをしてしまう可能性があります。

これは失敗を引きずるなという意味であり、やってしまったことをその場で終わりにして良いという意味ではありません。

それよりも次どうすれば同じようなミスをしないかを考える人ほど成功します。

失敗してしまうと素直に自分のミスを認められなくなる時もありますが、前向きに改善しようと思う気持ちがあれば大丈夫です。

失敗により怒られるをこともありますが、謙虚に受け止めてミスを繰り返さないことが大事です。

何でもやろうとする意欲のある人

初めてのことは誰でも物怖じしてしまうものです。

自分では上手くいかないと思い、誰かに頼んでやってもらうという人もいると思います。

しかし医療事務の場合、とっさの判断を求められてしまうことも多いので、例え自分ができないと思っても周りの人に聞いたりして様々なことに挑戦してみましょう。

何でもやろうとする意欲のある人ほど、周りから応援してもらえます。

ただし、何でも仕事を引き受けるのではなく、自分のキャパシティを理解しておかないと疲れが溜まりやすくなってしまいます。

自分の仕事を終わらせてから引き受けるように心がけると良いと思います。

私自身がよく率先して行動する方だったのですが、色々と引き受けすぎたためにしんどい目にあったのです。

できる範囲で行いましょう。

気が利く人

医療事務の業務はチームプレーで行うことが多いです。

そのため自分一人ができてもダメなのです。

何故かと言うと、仕事上のミスに繋がりやすいからです。

例えば書類を作成した時などに自分だけでチェックして提出すると、ミスが発見されることがあります。

一人称視点だと失敗することが多いのです。

特に焦っていると冷静な判断ができにくくなってしまうので、周りからの助けもいらないと思ってしまいます。

人は誰かの力を借りることは迷惑なのではないかと、自分で勝手な思い込みをしてしまう傾向があります。

特に新人などはそのような傾向があるため、助けを求められずしんどい思いをしてしまった人も少なくありません。

誰かが困っている時に手を差し伸べられる環境を作れる人がいれば、スタッフ全員の仕事はとてもスムーズに捗るでしょう。

私はよく、自分の仕事に区切りがついたら、他の人達に手伝えることはないか聞いています。

自分の業務とは関係がないことでも、手伝えることがあればスタッフも助かると思うからです。

医療事務全体で同じ業務をするわけではないので、それぞれバラバラで仕事をすることも多くあります。

明日までにしなくてはいけないことや準備、先生や患者さんからの依頼など重要度は様々です。

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まとめ

医療事務の仕事に向き不向きはあると思います。

向いてない人はやはり精神的に余裕がなくなってしまいます。

業務をする中で自分に自信がなくなってしまうこともあるかもしれません。

気になった方は一度チェックしてみた方が良いでしょう。

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