全ての仕事においてやりがいを感じるかどうか、それはとても大切な事です。

どの仕事の中でも一番やりがいを感じるとすれば、やはり接客業において他にないでしょう。

接客業は対人相手にあるため、感想やクレームを直接言ってもらう事が出来ます。

対人相手の仕事の中でも最もやりがいを感じる仕事は、医療職以外にないですね。

医療事務のやりがいとはどんなものなのか?

実体験を元にお伝えしていきましょう。

医療事務の大まかな仕事内容について理解しておこう

医療事務の仕事は患者・薬剤や資材の業者の対応、カルテ入力、レセプト業務、医師や看護師のサポート、病院内の環境整備になります。

医師や看護師のサポートというのはちょっとイメージがつきにくい方もいるかもしれませんが、クラークに若干似ているかもしれませんね。

よく求人などで病院のクラークを募集というのがあるのですが、そもそもクラークとは何だ?というのをご存知ない方もいるでしょう。

クラークというのは看護助手とは違い、診断書などの書類を作成補助する仕事です。

一般的にはカルテを出す人というイメージを持っている方も多いようですが間違ってはいません。

病棟クラークの場合はもっと細かい部分をしますが、医療事務の場合は医師や看護師の指示の元で普段飲んでいる薬リストを作成したりします。

内科や耳鼻咽喉科などそれぞれの科によってやる事は同じではないですが、大体共通する部分はこんな所でしょうか。

医療事務の仕事のやりがいってどんなもの?

医療事務のやりがいとはどんなものかと申しますと、来院される患者に奉仕出来ているという感覚を直に感じられる事でしょうか。

どの科でも常連の患者というのはいます。

大体常連の患者というのは年配者が多く自分よりも病院に長くいるため、内情は知っている方も多いです。

その為最初は患者さんから初心者扱いされますが、3ヶ月ほど経過すると自然に常連や大体定期的に来院される患者さんの顔も名前も覚えてきます。

反対に患者も自分達の顔を覚えてくれるのです。

フレンドリーで明るい患者であれば、ありがとうという風に感謝の言葉を頂く事が出来ます!

その他年配者であれば、一人前になったという風にもお褒めの言葉を頂けたのが本当に嬉しかったですね。

経験者の私が医療事務の仕事でやりがいを感じた瞬間

医療事務としてのやりがいはいくつかあります。

知識を増やせる事、患者とのコミュニケーション、ルーティンワークの中で見えてくるものですね。

仕事は大変ですが、やりがいは確実に感じてくるでしょう。

やっていて損はない仕事です。

患者から感謝の言葉

やはり一番やりがいを感じたのは、患者から感謝の言葉をもらえた時ですね。

何より嬉しかったです。

基本的に仕事をしていて感謝をされる事はそんなにありません。

出来て当たり前であるという感覚の方が強いでしょう。

事務員として当然の事をしているだけなのですが、患者から感謝の言葉をもらった時、頑張って良かったなと心底感じましたね。

患者に認められた時

患者の方が通院歴が長いため、事務員やスタッフよりも内情を知っている患者の方が多かったりします。

そのため患者の方が何かしら分かったり、スタッフよりも先に答えてくれるという事が結構あるんですよ。

患者に認められるというのは、褒められる以上に難易度が高いです。

そもそも認められるとはどういう事かと申しますと、以前いた優秀なスタッフが退職された後、未熟なスタッフばかりが残ってしまったという事だったります。

私が入職して3ヶ月くらいで、長年いた先輩が辞めてしまいました。

残ったのは私も含めて医療事務経験のない人間ばかりで、気難しい患者への対応が難しかった記憶があります。

ある患者からいつもと対応が違うと言われた時、ちゃんとしろというクレームを付けられてしまいました。

前にいたスタッフだったらそんな事はなかったのにと文句まで言われ、全員気分が悪かったです。

しかし私たちは私たちなりに患者の治療がスムーズにいくように配慮し、その患者にも色んなやり方で対処していきました。

1年後くらいして慣れたころ、そのクレームを付けられた患者からあんた達のお陰で安心できると認めてもらった時が本当に嬉しくてみんなで喜びましたね。

色んな知識が増えた

医療事務となると色んな知識を増やせます。

どういう知識かと申しますと、治療行為や検査など医療事務としての知識はもちろん、コミュニケーション能力の技術も自然と学ぶ事になるのです。

サブリーダーからある事を言われました。

検査などの知識に関しては何がどういうものがあるか、知っておいて損はない。

どういう数値で何が何の名前か知っておくと、いざという時あなたやあなたの家族の危険も察知する事が出来るからと教わりました。

実際クリニックで行っていた血液検査などは、一般的なものが多かったです。

貧血やカリウムなどの数値を調べるなどの検査をよくしていました。

重要なのは血液検査などをしたことによって、その人は風邪やどういう症状が考えられるかというのを学ぶ事が出来たと思います。

コミュニケーション

やりがいを最も感じたのはやはりコミュニケーションでしょうか。

医療事務というよりも、医療関係の仕事は基本的にコミュニケーション能力が不可欠となります。

私は過去に何度か自分のコミュニケーション能力の低さで、患者への対応を失敗した事がありました。

実際に患者だけではなく、初期の頃は医療事務のチームの中で私がみんなの輪を乱していると言われた事もあるほどです。

自分だけが良かったらという考えをしてしまっていた事もあり、何度か上司から注意を受けました。

コミュニケーション能力を上げるように、何度か講習に行かせてもらった事もあったほどですね。

今現在は他の人とも気楽に喋れるようになり、誰とでもコミュニケーションをとれるようになったと思います。

チームプレイ

仲間と一緒に仕事をすると感じるのは、医療関係において他にないでしょう。

医療関係の仕事は、どれもチームプレイが必要となります。

よくドラマでやっているような、個人プレイをする人間はいません。

医療関係の場合、足の引っ張り合いは患者の命や体調に関わってしまうので、誰もそんな事をする人がいないのです。

もしいたとしたらそれはその人のモラルが低い証拠になります。

チームプレイで仕事をする場面がとても多いため、誰かの役に立ったりする事がたくさんあるのです。

基本的に全員共通する仕事ばかりなので、協力しないととてもできないものもあります。

チームで仕事をするのは確かに大変なのですが、上手く行った時はやりがいを感じましたね。

仕事をしているのだという実感

当たり前のことかもしれませんが、仕事をしているという実感を一番得やすいと言っても良いかもしれません。

仕事をしていない訳ではないのですが、上手く行けたら仕事が出来たという実感を感じやすいです。

大体医療の仕事は毎日平穏に終わる事はありません。

途中で何かしらの緊急事態が起こる時が多いです。

最初は慣れていないと慌ててしまう事もたくさんあるのですが、ある程度対応できるようになると、何とかこなせるようになったという気持ちになります。

緊急事態に関してですが、治療を受けている患者が急遽入院したりその手続きなどをするなど、突然仕事が舞い込む事がありました。

そのため今やっている仕事を中断して最優先させるという事もあり、急ぎの仕事はケアレスミスを誘発しがちでもあったため、ミスしないように細心の注意を払うようにしていたほどです。

神経はかなり使いますが、ミスなく上手く行けた時は仕事が出来たという実感を得やすいですね。

医療事務の仕事でやりがいを感じるために私がやったこと

医療事務の仕事は基本的にルーティーン作業ばかりですが、その中でも工夫をして自分や他のメンバーがやりやすいように仕事をしていました。

誰かが嫌がるような仕事を積極的に引き受けるようにしたり、色んな事にチャレンジしてみた事もあります。

自分が頑張れば頑張るほど、成果が出やすくなる仕事でもあったため、努力はしようと思いましたね。

成果というのはどういう事かと申しますと、毎年3月に査定があったのでその時に前年度の仕事について上から色々言われます。

講習に参加

コミュニケーション能力を上げる為に、初期はコミュニケーションの講習に参加させてもらいました。

講習費などはクリニック側が必要経費だと判断すれば、負担してくれるので行っていましたね。

私自身はコミュニケーションに関してでしたが、他のメンバーも参加していましたよ。

他のメンバーの場合は医療事務に関しての講習や、電子カルテに関しての講習に行っていました。

全員一緒ではなく各自が参加して行ったり、業務命令で参加したものもあります。

結構自主的な参加をしていました。

講習に関してですが、クリニックに送られてくるFAXやチラシなどを見て各個人参加したいと思ったら上と掛け合う感じでしたね。

知識を増やす

仕事のやりがいを増やすというのもありますが、まず医療事務として最低限の知識がないと話になりません。

私は透析内科で働いていましたので、透析の事をパソコンなどで調べたりしていました。

透析の構造を理解していないと、訳が分からないという方もいましたからね。

その他にも社会保険や国民健康保険なども調べたりしていました。

治療費というのは社会保険や国民健康保険などによって、診療代の金額が大幅に変わります。

基本的には透析を受けている方は障害者扱いとなるため、医療費が軽減されるのです。

ただし働いている方や所得によって大きく変化するので、気を付けないと患者に余分な金額を払わせてしまう事となります。

これは結構難易度が高いので、ある程度知識を付けないとどうしようもなりません。

言い方を工夫

コミュニケーションの一環ではあるのですが、各患者に対して同じ対応をする事は出来ません。

言い方を気を付けないとカチンとくる患者もたくさんいました。

クレームを付けられた患者もいますし、一方的に切れてくる方も、嫌みを言ってくる患者もいましたね。

言い方をある程度工夫する事によって、患者を誘導する術を身に付けるようにしました。

身に付けるまでは何度も凹みましたし、悩んだものです。

どういう風に言い方を工夫したかと申しますと、断定しないようにしました。

結構断定した言い方をしてしまうと、この前言い切ったじゃないかと言われてしまう事もありましたので、その予定とか自分たちもそういう風に聞いているという感じで言うように心がけていましたよ。

曖昧というよりも途中で変わる可能性があるという風に、患者に認識してもらう事が大切でしたからね。

仕事は何通りでも工夫しがいがある

基本的に同じルーティーン作業ではあるのですが、要領の良い方の場合は仕事が早くすいすい終わらせてしまう方もたくさんいました。

要領の悪い方は定時でも居残りをするほどでしたね。

仕事は何通りでも工夫のしがいがあり、いくつか自分のやりやすいようにしていた事があります。

もちろん仕事が慣れて来た頃に何度か試したのですが、何度か試行錯誤はしました。

失敗してしまった事もあり、上司からも注意された事もあるほどです。

上司のやり方を盗みなさいというセリフはよくある話ですが、それは見える位置にいないとわかりにくい部分もあったので、直に見る事ができませんでした。

最初自分のためだけに仕事を有利にするようにしていたのですが、他のメンバーの事も考えるようになれると、他のメンバーも仕事をしやすいように意識しましたね。

各個人の性格に合わせてやっていくのも中々面白いですよ。

まとめ

何にやりがいを感じるか、何個かは他者から言われて初めて気が付くケースもあるものです。

やりがいを感じれば感じるほど、頑張ろうと努力しますからね。

医療事務の場合は、患者の命を直接握っている訳ではないのですが、自分の仕事が上手く行けば行くほど面白くなってくるものなのですよ。

仕事のやり方を変えてみたり、同じやり方では通用しない事が本当に理解できます。

代わりの利く仕事でもあるのですが、誰でもできる仕事とは言えません。

喫茶店などただ言われた事をこなせる仕事を選ぶ方は誰でもいますが、やろうという気がなければ中々できない仕事でもあります。

やればやるほど知識が付いてきますし、無駄な事などないのです。


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