医療事務の魅力を徹底紹介！あなたも医療事務として働いてみませんか？

医療事務の魅力についてここでは詳しくご紹介していきたいと思います。

そもそも医療事務とは、病院やクリニックなどで事務処理を担当することです。

最近は女性におすすめの職業として、小さな子どもを持つ主婦に人気があります。

今回は医療事務に興味がある方に向けて、具体的にどのような点がおすすめなのかや、医療事務の仕事内容について説明します。

この職業を目指している方はぜひ最後までご覧いただけたらと思います。

医療事務の主な仕事内容とは？

医療事務の仕事内容は、主に三つに分けられます。

一つ目は受付業務です。

受付業務では、来院した患者さんから保険証を預かりカルテを作成します。

また症状の聞き取りをしたり、必要に応じて患者さんのサポートも行います。

電話応対や来客の対応なども受付業務の仕事です。

そのため受付業務は病院の顔とも言われ、接客スキルも必要とされます。

二つ目は会計業務です。

会計業務では、病院が患者さんに対して行った診療行為を診療報酬に基づき算定します。

その算定金額を、患者さんの負担割合に応じて請求します。

最近は会計業務をコンピューターで行う病院が増えています。

しかし、最終的に確認するのは人間です。

そのため、診療報酬の知識が必要になります。

診療報酬は二年に一回改訂があるため、会計業務を行う際には注意しましょう。

三つ目はレセプト業務です。

レセプト業務とは、会計業務で患者さんから徴収した自己負担分の差額を保険者に請求する業務のことです。

病院の経営に関わるため、医療事務の仕事の中で最も大切な業務と言えます。

その他にも院内の清掃や、備品の発注などの雑務もあります。

医療事務の魅力とはどんなところ？

では、医療事務の魅力とはどんなところなのでしょうか。

以前、私は医療事務として働いていました。

その時の経験を基に、世間一般で言われているものから、個人的に感じたことまで幅広く解説していきたいと思います。

未経験であってもスキルを身につけやすい

医療事務の仕事は、診療報酬やレセプト業務など未経験では分かりにくい業務もあります。

専門的な知識が必要となるため、未経験者より経験者の方が有利になるでしょう。

しかし、未経験でも諦める必要はありません。

医療事務のスキルを身につけるためのスクールは、公的なものから一般企業が主催するものまで幅広く開催されています。

スクールは昼間だけの講座もあれば、夜間だけの講座、休日のみの講座、通信教育など様々な形態があります。

そのため、自分のライフスタイルに合わせてスクールを選ぶことが可能です。

個人的におすすめするのは、ハローワークなどが主催する公共職業訓練です。

求職者支援訓練は本人や世帯の収入にもよりますが、条件を満たせば月に10万円程度の給付金を得ながら勉強することができます。

また失業保険を受給している人に関しては、受給開始日が早まったり受給期間が延長されたりといったメリットもあります。

本来ならば受講料がかかるのですが、無料で手当を受けながら勉強できるため、失業保険の受給資格がある人は是非利用してほしいと思います。

求人が多い

地域にもよりますが、医療事務は比較的求人が多い仕事です。

就職先も、総合病院から地域のクリニックまで幅広くあります。

総合病院のメリットは、業務が細分化していて担当の仕事がはっきりしている、スタッフの人数が多いため合わない人がいても気にならない、比較的福利厚生が充実している、スキルアップにより昇給の可能性があるなどといったことがあります。

デメリットとしては、仕事量が多い、診療科が多く幅広い知識が必要とされる、担当業務によっては残業が多いなどがあるでしょう。

地域のクリニックは総合病院と違い、内科や小児科など単科であることが多いです。

そのためスタッフの人数も少なく、アットホームな雰囲気の中で仕事ができるといったメリットがあります。

総合病院と比べても比較的残業が少なく、未経験者でも仕事が覚えやすいでしょう。

また診療時間が長いクリニックでは、午前と午後の診療の間に中休みと呼ばれる休憩時間があります。

クリニックによっては2時間ほど中休みがあるため、外出して用事を済ませたりできることもメリットの一つです。

デメリットとしては、スタッフの人数が少ないため人間関係の良し悪しに影響されやすい、受付・会計・レセプト業務といった医療事務の仕事をいくつも兼務しなければならない、院内清掃やその他雑務まで業務が多く忙しい、などがあります。

総合病院も地域のクリニックも、それぞれにメリット・デメリットがあります。

医療事務は、自分のライフスタイルや特性に合わせて就職先を選べることも魅力です。

転職しやすい

医療事務の仕事は求人が多いだけでなく、転職しやすい職業でもあります。

同じ診療科だけでなく別の診療科に転職した場合でも、基本的な仕事内容は同じです。

そのため、医療事務の経験がある場合は仕事がしやすいでしょう。

特に女性は結婚、妊娠、出産などによって、仕事を辞めざるを得ない場合があります。

しかし、独身時代に医療事務の経験を積んでおけば、ライフスタイルに合わせて復職することも可能です。

また、病院は都市部から地方まであるため、基本的には日本全国どこに行っても働くことができます。

そのようなスキルを身につけているということは、自分の大きな自信となるでしょう。

働き方を選べる

医療事務の働き方は、大きく分けて正社員、パート・アルバイト、派遣社員の三つがあります。

独身の場合や子育てが一段落している場合は正社員、プライベートを大切にしたい場合や小さな子どもがいる場合はパート・アルバイト、期間限定で働きたい場合は派遣社員というように、自分のライフスタイルに合わせて働き方を選ぶことができます。

状況が変わった場合には正社員からパート・アルバイトへ、派遣社員から正社員へなど、雇用形態を変えることができるのも大きな魅力です。

福利厚生が充実している

医療事務の仕事は勤務先が病院やクリニックのため、日曜日や祝日の他、年末年始やお盆が休日のところも多いです。

また、残業手当や通勤手当などが支給されたり、社会保険や厚生年金に加入しているなど、福利厚生が充実しています。

そのため旅行に行ったり趣味を楽しむなどプライベートの時間も確保しやすいです。

プライベートの時間を充実させることでストレスが発散され、また仕事に対するモチベーションが上がるという良い循環が生まれます。

公私ともに満足感を得るためには、福利厚生の充実は欠かせないポイントの一つでしょう。

子育て中の女性が多く協力し合える

医療事務の仕事は、女性がライフスタイルに合わせて働くことが可能です。

そのため、小さな子どもを育てながら働いているスタッフが多いです。

子どもの急な体調不良で休むことがあっても、子育て中のスタッフが多ければ、お互いにフォローし合うことができます。

診療科によっては出勤前に子どもを受診させたり、病児保育を併設している場合は預けることができるなどのメリットもあります。

周囲からの協力や理解が得られやすいため、子育て中であっても仕事を続けやすい環境にあると言えるでしょう。

ただし同じ学区のスタッフが多い場合は、授業参観やPTAなどの学校行事が重なることもあるため、調整が必要です。

年齢を重ねても続けやすい

医療事務の仕事は特別な体力を必要としないため、年齢を重ねても長く続けることができます。

むしろ、経験を積むことで専門知識やスキルが身につき、昇給するなどメリットが多くなります。

しかし、長時間のパソコン作業などで同じ姿勢が続くため、目の疲れや足のむくみ、肩こりなどを感じることも多いでしょう。

体の不調を感じた時は、悪化しないように早めに対処することが大切です。

制服があるため朝の時短に繋がる

これは私が医療事務をしていて感じた魅力です。

病院によって異なりますが、医療事務には白衣やスーツのようなものなど、基本的に制服があります。

私は私服勤務の場合、毎日の洋服選びに悩むタイプです。

そのため、制服があることで必要以上に悩むことなく出勤できました。

朝の忙しい時間を節約できるという点では、子育て中の方には大きなメリットとなのではないでしょうか。

医療の知識が身につく

医療事務は病院で働くため、自然と医療の知識が身につきます。

医師や看護師のような専門的な知識ではありませんが、日常生活を送る上では役立つことも多いでしょう。

また、病院を受診した際にもらう明細も、内容をきちんと確認することができます。

薬についての知識も身につくため、ドラッグストアなどで薬を選ぶ際にも役立ちます。

スキルアップできる

医療事務には、診療報酬請求事務能力認定試験、医療事務管理士、医療事務技能審査試験などの資格試験があります。

もっと勉強してスキルを高めたいのであれば、資格を取得してスキルアップすることも可能です。

病院によっては、資格を取得するなどスキルアップすることで資格手当が加算される場合もあるでしょう。

注意しなければならないのは、自分に必要な資格、仕事に役立つ資格を取得しなければ意味がないということです。

主催している団体が異なるだけで同じような内容の資格や検定があります。

きちんと調べをしてから勉強することが大切です。

対人スキルが身につく

受付業務や会計業務などは、老若男女様々な患者さんに対応しなければなりません。

医療事務の仕事は事務作業だけではありません。

患者さんが快適に過ごすことができるように、気を配るのも大切な仕事です。

体が不自由な患者さんがいたらサポートする、症状が重い患者さんは横になれる場所に案内するなど、状況によって臨機応変な対応が求められます。

慣れない内は戸惑うこともありますが、経験を重ねるごとに少しずつ自分なりの気配りができるようになります。

身につけた対人スキルは、今後違う職業に転職することがあっても役に立ちます。

医療事務を経験することで、人としても大きく成長することができるでしょう。

医療事務の仕事に興味がある方へお伝えしたいこと

医療事務の仕事に興味がある方へ、二つお伝えしたいことがあります。

一つ目は、仕事もプライベートも充実できる職業だということです。

医療事務は専門的な知識が必要な仕事ですが、給料は平均より少ない傾向にあります。

そのため、男性よりも女性が多い職業です。

しかしこれまで説明してきたように、福利厚生が充実している職場が多く、仕事もプライベートも充実させたいという人にとってはピッタリでしょう。

二つ目は自分に合った病院を選んでほしいということです。

職場の雰囲気は医療機関によって異なります。

アットホームな雰囲気の職場もあれば、テキパキとした雰囲気の職場もあります。

また、女性が多いことや他の職種のスタッフも働いていることから、人間関係のトラブルも多いようです。

実際に働いてみれば分からないことも多いですが、就職活動の際にはホームページや口コミをチェックするなど、情報収集を行うことも大事です。

自分の性格やライフスタイルに合った職場だと長く続けることができますが、そうでなければ苦しくなってしまう可能性があります。

まとめ

今回は医療事務の仕事に興味がある方へ、詳しい業務内容や魅力について解説しました。

医療事務の仕事は、女性にとって働きやすく長く続けていける職業です。

経験があれば、転職や再就職しやすいというのも魅力の一つでしょう。

あなたも医療事務として働いてみませんか？